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キャンプのチームビルディング効果とは?おすすめのゲーム・研修10選も紹介

目次
チームビルディングを磨く方法には、座学や体験型の研修を行ったり、社内の状況を分析して施策を打ち立てたりするなど、たくさんの方法があります。そんな中、今回提案するのはキャンプ場でのチームビルディングです。一部の企業で行われており、効果が出ているケースもあります。
とはいえ、キャンプ場でどのような研修をすべきかわからない人もいるでしょう。そんなときにおすすめなのが「ゲーム」です。研修にゲームを取り入れると盛り上がって、研修の効果が出やすくなるかもしれません。
そこで今回は、キャンプ場でのチームビルディングの効果を解説しつつ、おすすめのゲームを10種類紹介します。
チームビルディングはキャンプでもできる
チームビルディングは、屋内だけではなく屋外でも可能です。実際に経験した人のなかには「気分転換になった」「普段とは違う研修スタイルで楽しかった」など、ポジティブな感想も見られます。
社内とは違う雰囲気が生まれるのも、キャンプ場でチームビルディングを行うメリットだといえるでしょう。
キャンプでチームビルディングを実施するメリット・効果
ここからは、キャンプでチームビルディングを実施するメリットや効果を見てみましょう。
低予算でできる
テントと食材・調理用具を用意すればいいだけなので、比較的低予算でできます。スーパーやディスカウントストアなどで食材を調達すればコストを抑えられるので、キャンプ場へ行く前に買っておきましょう。
準備できない場合は、キャンプ用品や食材などを一式揃えているキャンプ場を使うと楽です。自分たちで買い出しに行ったときと比べて割高になるかもしれませんが、キャンプ場へ持っていく荷物が減らせるため、たくさん荷物を運べない人におすすめです。
場所によってはデリバリーで食材やキャンプ用品を持ってきてくれるサービスもあるので、利用するといいでしょう。
気分転換になる
キャンプは屋外で行うため、気分転換になります。たとえば日頃ビル群を眺めながら仕事をしている人の場合、木々が茂っているキャンプ場へ行けば、仕事時と違う景色が見られる分、気分転換になる可能性が高いです。
気分転換となって、ストレスが減ったり精神的に満たされたりした状態になれば、それがプライベート・仕事の充実度を上げるきっかけになって、QOL(生活の質)の向上に繋がるかもしれません。
チームの団結力アップに繋がる
メンバーたちとキャンプで一緒に過ごして信頼関係を築ければ、チームの団結力アップにも繋がります。団結力が上がって従業員同士の意思疎通がスムーズに進めば、社内の業務効率アップが期待できるでしょう。
またメンバー同士が仲良くなれば、部署内のコミュニケーションが活発になったり、働きやすい環境になったりするので、会社の士気を上げることにも繋がります。
環境意識のアップ
屋外で過ごせば、環境意識のアップが期待できます。各従業員の環境意識が上がれば、環境保全に関する取り組みやボランティア活動へ参加する社員が増えます。
この取り組みによって社員がさまざまなスキルを身につけて仕事で役立ててもらえるようになれば、会社にとって有益になるのは言うまでもありません。
新しいアイデアの創出
職場と違う場所で過ごすため、新しいアイデアの創出が期待できます。
普段とは違う景色を眺めることで、新たなアイデアが次々と生まれるかもしれません。マンネリ化していて新しいアイデアが生まれにくくなっている企業にも、キャンプでのチームビルディングはおすすめです。
キャンプで行えるチームビルディング10選
ここからは、キャンプ場で行えるチームビルディング向けのゲーム・研修を10紹介します。
チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-
「チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-」は、チームビルディングの研修として役立ちます。
戦い方の種類は、相手チームを全滅させる「全滅戦」。相手チームの大将を打ち取ったチームが勝利となる「大将戦」。最後の一人になるまでゲームが終わらない「バトルロワイアル」の3種類です。
チーム戦の場合はメンバー同士での作戦会議があるため、チームビルディングを鍛えることに繋がります。腕には「命」と呼ばれる磁石を身に着け、それが落ちると退場です。これは相手に落とされるだけではなく、味方チームに斬られたり自分で落としたりした場合でも退場となります。
戦うときのフォーメーションはいくつもあるので、相手チームのことを考えながら戦略を立てることが大事です。
気になった方は、ぜひ一度お問い合わせください。
チャンバラ合戦の資料ダウンロードはこちらエブリバディ・アップ
「エブリバディ・アップ」は参加者全員が手を繋いだ状態で、立ち上がるゲームです。参加者同士が呼吸を合わせながら立つことがポイントになります。ルールの流れは、以下のとおりです。
- 参加者全員で円陣を組む
- 両隣にいる人と足が触れた状態にする
- 全員が立ち上がったらミッション成功
お互いに声を掛け合ったり、他人の動きに合わせたりしなければいけないため、チームビルディングに必要な要素が盛り込まれています。最初は立ち上がれなくても、何度も行っているうちに参加者同士の呼吸が合ってきて、立てるようになるでしょう。
ブラインドテント
「ブラインドテント」では、リーダー(指示役の人)以外が目隠しをした状態で、テントを設営します。リーダーの声のみを頼りにテントを建てるため、目隠しされている人はしっかりと聞いておく必要があります。
一方、リーダーはメンバーにわかりやすく指示をしなければいけません。誰に何をしてもらうかハッキリ伝えないと場が乱れてしまい、収拾がつかなくなるおそれがあります。そのため、指示をするときは「〇〇さん、××をしてください」と明確に指示することが大切です。
サバイバルウィーク
「サバイバルウィーク」は、コンパスや地図などを基にゴールを目指す研修です。スマホのマップ機能で見ながら目的地を目指すことはできないので、コンパスの使い方や地図の見方に慣れていない人には難しいかもしれません。
道中には、メンバーたちとチャレンジするミッションが用意されていたり、状況を判断する場面が多くあったりするので、チームビルディングを磨くのにピッタリです。
ロゲイニングカード
「ロゲイニングカード」は、カードを使った研修で3~4名のチームを組んで行います。チームワークのほかに、タイムマネジメント力や戦略立案力も試すことができ、チームビルディングに必要なノウハウを活かせるのでおすすめです。
ゲームの流れは以下のとおりです。
- 各チームにお題が書かれているカードをバインダーに入れて渡す
- チームで屋外を回り、お題が書かれているものを発見したらカードと一緒に映るよう写真を撮る(撮影が完了したカードは裏返しにする)
- 制限時間が終わるまでに、指定された場所に戻る(制限時間を過ぎると減点)
- 制限時間内にできるだけ多くの画像を撮影したチームの勝利
勝負のカギは、効率的にルートを回れるかです。遠回りをしたりダラダラしながら回ったりすると、制限時間内に撮影できる枚数が減ります。狭い範囲で複数の写真を撮影できる場所を見つけられれば、その分移動時間が縮まります。
キャンプ場での開催が難しければ、近隣の街中を回る手もあります。街の散策を兼ねて行うと気分転換になるかもしれません。
アウトドアクッキング
アウトドアクッキングは屋外での料理研修です。各メンバーが役割を分担しながら調理する様子はチームで仕事をするときと似ています。
アウトドアクッキングをするときは、料理できる環境が整っている場所を選びましょう。たとえばキャンプ場に水がなかった場合、水を持参しなければなりません。また鍋やフライパンを置いて調理できない場合は、卓上コンロを持っていく必要があります。
会場でのトラブルを防ぐ意味でも、会場の下見・チェックは忘れずに行いましょう。
森と湖の楽園
「森と湖の楽園」は、アウトドアのなかでさまざまなミッションを達成していく研修を提供する施設です。2日間にわたり実施され、企業だけではなく自治体の研修として利用された実績もあります。自然の中でさまざまなプログラムを体験できるので、都会の喧騒を忘れて研修を行いたい企業におすすめです。研修の流れは以下のとおりです。
1日目
・アイスブレイク
・チームでのアクティビティ
・バーベキュー
・たき火
2日目
・チームでのアクティビティ
・研修の振り返り
会場には宿泊施設やキャンプ場が完備されているので、団体での寝泊りが可能です。
SDGsを意識したキャンプ研修
チームビルディングと同時に、SDGsを意識したキャンプ研修もあります。SDGsとは2015年9月に国連で採択されたもので、17個の目標が設定されています。2030年までに達成することを目標にしており、日本でも官民問わずSDGsの目標を達成するための取り組みが行われています。
なおSDGsを意識したキャンプ研修を行うときは、さまざまな場所にSDGsを意識させる仕組みを作りましょう。たとえばキャンプ用品の中に、ソーラー電池関連のグッズやリサイクル素材でできた製品を使うイメージです。
この場合SDGsに関連するものになるので、話の流れとしてSDGsについて考える雰囲気に持っていきやすくなります。ビジネスとして捉えるだけではなく、地球の今後を考える意味でもSDGsを意識することは大切です。
宝探し研修
「宝探し研修」とは、宝探しに研修の要素を足したプログラムです。ミッションや謎解きが出題されるので、それを解きながら宝を探します。企業の研修としてはもちろん、パーティーやオフ会などでも活用されているようです。
宝探し研修には屋内型・屋外型・リモート版の3種類があり、実施場所に合わせて使い分けられます。研修キットのみで実施できる研修もあるので、準備に時間を割きたくない企業にもおすすめです。
アウトワード・バウンド
「アウトワード・バウンド」は1940年代にイギリスで誕生した研修で、これまで30ヵ国以上の国々で開催されてきました。日本で行われるアウトワード・バウンドでは、責任力や好奇心、思いやりの心など、5つの心を育むことを意識しながら研修が行われます。
チームビルディングを磨く研修やコミュニケーションを活性化させる研修、チャレンジ精神を育てる研修など、さまざまなものがあるので用途に合わせて選択しましょう。
屋外での研修が多く、日頃経験できないことを行えるので、マンネリ化した状況から脱したい人にもピッタリです。
まとめ
「研修=堅苦しいもの」というイメージを持つ人もいるようですが、楽しみながら参加できる研修はたくさんあります。キャンプのプログラムにゲームを盛り込めば、社内で行う研修とは違う雰囲気となり、楽しめる参加者が増えるかもしれません。
参加者同士で楽しめる研修を提供し、よく話せる間柄になれば、チームビルディングの向上に繋がります。ぜひキャンプを活用して、社内の雰囲気が良くなるようなゲームや研修を実施してみてください。
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