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新人研修で英語研修が重要な理由とは?おすすめの研修方法をご紹介

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グローバル化が進むビジネス社会において、英語は重要なスキルであるため、新人研修の際に英語研修を導入する企業も増加しています。
しかし、新人研修に英語研修を取り入れる重要性に疑問を持つ方や、どのような研修をすべきかわからない方も多いかもしれません。
英語力の高い社員を育成することは、会社の発展に大きく影響するため、重要性をしっかり理解したいところです。そこで今回は、新人研修で英語研修を行う重要性や、おすすめの研修方法についてご紹介します。
新人研修に英語を取り入れる重要性
昨今のビジネスシーンでは、英語で対応する場面が増えています。そのため、新入社員には入社後の早い段階から英語を学ばせ、今後の社会の変化に対応できるように導くことが重要です。
外務省領事局政策課がまとめた「海外在留邦人数調査統計」によると、平成29年10月1日時点で海外進出している企業数は過去最多の75,531件。海外へ市場を広げる日本企業は年々増えており、海外進出の遅れは貴重なビジネスチャンスを逃すことを意味します。
会社の未来を見据えるのであれば、現在は英語を業務で使っていなくても、今後のグローバル化を予想して英語研修を早々に取り入れるのがベターといえるでしょう。
新人研修で英語研修を行うメリット
まだ担当の部署や業務が決まっていない新入社員に対して、英語研修を行うメリットとは何なのでしょうか。ここでは、新人研修に英語研修を取り入れるメリットについて解説します。
一斉に研修が実施できる
新入社員へ英語研修を行う一つ目のメリットは、同じ場所に全員を集めて、同じ内容の講座を一斉に実施できる点です。
担当する業務をまだ持っていないことが多い新入社員は、長期間の研修であっても、全員のスケジュール調整をしやすいのがポイントです。
すでに業務に就いている場合、研修だからといって一斉に持ち場を離れるのは難しいですし、特に長期間の研修であれば業務への支障も大きくなるため、スケジュール調整ができた順に個別で対応しなくてはなりません。
研修を個別で実施する場合には、回数が増えるごとにコストがかさみますし、研修の担当者が持ち場を離れたりする必要があります。このような事情を考えると、英語研修の実施は入社直後の時期が最適です。
モチベーションの向上が期待できる
仕事に対する熱意と向上心がもっとも強い入社直後の時期に新人研修を行えば、モチベーションの向上がより期待できるでしょう。
最近まで学生だった新入社員は、学ぶことに抵抗が少ないため研修を受け入れやすく、さらにキャリアアップへの熱意も強いため、モチベーションが高い傾向にあります。また、同期と同じ講座を受けることにより張り合いも出て、より一層学習意欲が高まるでしょう。
やる気に満ちあふれている入社したての時期に、英語研修を実施することで知識の吸収も早まります。
新人研修で英語研修を行うデメリット
新入社員への英語研修は、メリットばかりではありません。ここからは、反対に新人研修で英語研修を行う際のデメリットについて解説します。
研修内容が決めにくい
新入社員は、配属先の部署や担当業務が決まっていないため、どのような研修内容にすべきか決めるのが難しいです。新人研修を受けたものの、実際の業務とまったく関係のない内容では、その後の成長に繋がりません。
研修内容と業務内容のミスマッチを防ぐのであれば、基礎的な英語力を学習する研修にとどめた方が無難でしょう。
また、研修担当者はある程度英語を理解している必要がありますので、社内に英語研修を担当できる人材がいないのであれば、社外から講師を呼ばなければなりません。講師を外注する場合には、自社の課題や業務内容を理解してもらう必要があり、研修内容のすり合わせに時間がかかる上、外注費用も考慮しなければなりませんので注意しましょう。
受講者のレベル分けが必要
レベルに合わない研修は、モチベーションの低下に繋がるため、新入社員の英語力が一定ではない場合、レベル分けをする必要があります。研修前に英語力のチェックテストを実施して、レベル分けの事前準備を行いましょう。
ただし、テストの作成や試験スケジュールの立案など、研修前の準備が負担になるケースもありますし、研修を受ける人数が多くなれば、必然的に準備時間も増加するので注意してください。
英語研修を予定しているのであれば、入社時点で英語のレベルを自己申告してもらうか、事前にTOEICや英語検定を受けてもらうなどの対策も良い方法です。
新人研修で行う英語研修のポイント
新人研修で行う英語研修では、研修時間と研修内容が重要です。ここでは、新人研修で英語研修を行う際に重要な2つのポイントについて解説します。
研修時間の目安は35~40時間
ビジネス英語の基本を学ぶための研修は、35から40時間が目安となっており、基礎からしっかりと学ぶためには、ある程度まとまった期間に集中して学ぶ必要があります。たとえば、1日7時間の英語研修を5日間行えば35時間になるため、英語研修の期間としては問題ありません。
他の研修や業務の都合で、英語研修に十分な時間を確保できない場合には、研修内容を学習方法やモチベーション向上のみに絞るなどして、時間を短縮しましょう。
また、英語研修で習った内容を参考に自主学習を課すのも一つの方法です。自己学習に切り替えるのであれば、英語学習をサポートするeラーニングを導入するなどし、進捗状況を確認しましょう。
もし業務ですぐに英語が必要になるのであれば、研修期間を長めに設定するなど、自社の状況に応じて英語研修のバランスを考えてみてください。
コミュニケーション重視の内容
英語研修では、コミュニケーション重視の内容を意識しましょう。新入社員への英語研修の目的は、単語や文法を多く覚えることではなく、ビジネスの場でスムーズにコミュニケーションが取れるようになることです。そのため、電話やメールでの対応、自己紹介の方法など、コミュニケーションに関する内容を盛り込むのをおすすめします。
ここで重要なのは、ロールプレイング形式を採用するなどし、具体的に英語を使うシーンのイメージができること。新入社員の英語力が高い場合には、英語でのプレゼンテーションやミーティングを実践してみるのも良いでしょう。
また、外国人講師を呼び、異文化への理解を深める機会を用意するのも、英語でのコミュニケーション能力の向上に役立ちます。
新人研修でおすすめの英語研修の内容
続いては、新人研修でおすすめの英語研修3選をご紹介します。どのような内容にしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
リモBako English
「リモBako English」とは、株式会社IKUSAが提供する謎解き脱出ゲームの英語版です。こちらのゲームでは、3つの異なるストーリーが用意されており、いずれかを選び、謎を解きながらゲームクリアを目指します。
謎解きは、お互いに協力しないと解決できない問題が多いため、コミュニケーション能力やチームビルディングの向上が期待できるでしょう。
また、自社のオリジナル仕様にカスタマイズ可能な点もおすすめのポイントです。たとえば、ゲーム内に自社の社員を登場人物として参加させ、ゲームを盛り上げる演出もできます。
謎解き問題もゲームのMCもすべて英語で実施されるため、リーディング・スピーキング・ヒアリングを網羅した総合的な英語研修に最適でしょう。
すべてオンラインで実施できるため、会場を用意する必要がありませんので、離れた場所にいる社員でも気軽に参加できます。
リモ謎の資料ダウンロードはこちらSMILE!(接客英会話研修)
「SMILE!」は、株式会社アルクエデュケーションが提供する接客業に特化した英語研修です。このゲームでは、ショップ編・レストラン編・ホテル編の3つのテキストが用意されており、それぞれの現場に合わせた最適な英語表現が学べます。
出迎えから見送りまで一連の流れをロールプレイング形式で実施し、体験しながら学べるのがポイントです。また、研修内容のカスタイマイズも可能なため、実際の現場で遭遇する場面を想定しながら英語表現を身につけられます。
研修期間の目安は、1日3時間の研修が3日間ですが、自社の状況に合わせて期間の調整も可能です。オンライン研修に対応しているため、リモートワークを実施中の企業でも導入しやすいでしょう。
ビジネス英語研修(ILC国際語学センター)
ILC国際語学センターでは、新入社員や内定者を対象に「ビジネス英語研修」を実施しています。同研修の目的は、英語を用いた基本的なコミュニケーション力の取得であるため、英語を使用する業務が想定される場合におすすめです。
研修形態はオールカスタマイズタイプで、プライベートレッスンやグループレッスン、オンライン研修など幅広く準備しており、自社の状況に最適な形態を選べます。
新人研修では英語を積極的に取り入れよう
グローバル人材の早期教育は、会社の今後の発展を考えるのであれば、必要不可欠な課題であるため、研修時間をしっかりと確保でき、意欲もある新人を対象に英語研修を実施しましょう。
英語研修は、実践的な英語を学べるように、ロールプレイング形式など、コミュニケーションスキルを養える内容を重視してみてください。
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