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学生の社会人基礎力を知るためにはグループワークがおすすめ!気になるその内容とは?

社会人基礎力とは、社会人として職場や地域社会で働く上で必要となる基礎的な能力です。近年では、学生の社会人基礎力を測るために「グループワーク」を行っている企業が増えています。

「社会人基礎力とはいったい何か」「なぜ社会人基礎力が求められるのか」「グループワークとはどういったものなのか」など、グループワークを行うことで、応募書類ではわからない学生の性格や能力を見ることが可能です。

そこで今回は、社会人基礎力やグループワークの詳細について、具体例も交えて解説していきます。

採用活動や社内研修でグループワークを実施する企業は約3社に1社

グループワークとは、企業の採用活動時に用いられる選考方法のことです。採用活動だけでなく、社内研修などでも用いられます。参加者たちにテーマを与えて議論させ、グループとしての結論や成果物を発表させる形式です。主催側が参加者を数人のグループに分けて指示を出したら、後は参加者任せで進行します。

また、グループワークと似たような言葉に「グループディスカッション」があります。どちらも応募者同士の関わり方を見て評価をしますが、違うのはその評価対象です。

グループワークは議論した上で出た結果が評価対象となりますが、グループディスカッションは議論の内容が評価対象となります。

ダイヤモンド・ヒューマンリソースの調査によると、約3社に1社がグループワーク採用選考の手法を導入していることが判明。参加者一人ひとりのコミュニケーション力やリーダーシップ力を見ることで、「チームで活動する際にどのように動くか」を見極めることができます。

社会人基礎力とは?

社会人基礎力とは、経済産業省が提唱した「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」のこと。3つの能力と12の能力要素、そして3つの視点から構成されています。グループワークでは、学生の社会人基礎力も測れます。

前に踏み出す力(アクション)

前に踏み出す力とは、自分から前に踏み出して、失敗しても粘り強く取り組む力のこと。指示を待つのではなく自ら進んで取り組む「主体性」、周囲に声をかけて目的に向かってともに走る「働きかけ力」、自分で目標を設定して失敗を恐れずに行動する「実行力」の3つの能力要素が測れます。

考え抜く力(シンキング)

考え抜く力とは、どのようなことにも疑問を持って考える力のこと。問題を改善するための方法や、納得のいく答えを見つけるといった自律的な考え方が求められます。現状を分析して課題を明らかにしていく「課題発見力」、新しい価値を生み出す「創造力」、課題解決に向けてプロセスを明確にして準備する「計画力」の3つの能力要素が測れます。

チームで働く力(チームワーク)

チームで働く力とは、グループ内で協調性を持ちながら動く力、多様な他者との繋がりや他者と協力する力のこと。社会人基礎力として、他者との調和や繋がりを大事にすることが求められます。チームで働く力を見ることで、以下の6つの能力要素があるかどうかがわかります。

  • 自分の意見をわかりやすく伝える「発信力」
  • 相手の意見を丁寧に聞き、質問をして意見を引き出す「傾聴力」
  • 意見や立場の違いを理解し、相手の意見を尊重する「柔軟性」
  • 自分と周囲の関係性を理解し、チーム内における自分の役割を把握する「状況把握力」
  • 社会のルールや他者との約束を守り、ルールに基づいた適切な行動を心がける「規律性」
  • ストレスを感じても、成長の機会と前向きに捉え、力を抜いて対応する「ストレスコントロール力」

何を学ぶか(学び)

何を学ぶかとは、自分に役立ちそうな内容を学ぶことです。そのほか、自身の今後の成長のために「学び続けることを学ぶ」といった意味もあります。人生100年時代といわれる昨今では、何を学び、どう学び続けていくのかを考えることが求められています。

どのように学ぶか(統合)

どのように学ぶかとは、自分の体験・経験・能力・キャリアを組み合わせて統合することです。目的を達成するために統合し、統合したものをそれぞれが持ち寄り、それらを整理して価値観を創出するために考え抜く力や、チームで働く力が重要となります。

どう活躍するか(目的)

どう活躍するかとは、自己表現や社会貢献に向けて行動する力のことです。自己表現や社会貢献をするために何をすべきかを考え、行動を起こし、目的意識を持って周囲に働きかけて協力し合い、価値ある新たなものごとをつくり出すために前に踏み出す力が重要となります。

グループワークでよくあるゲームを用いた評価方法

学生たちにグループワークを行ってもらうために、企業側がゲームを活用するケースも多く見られます。ここでは例として、以下の5つをご紹介します。

マーダーミステリー研修

「マーダーミステリー研修」とは、新感覚の推理ゲーム「マーダーミステリー」を、株式会社IKUSAが社内イベントや体験型研修用に再定義して開発したものです。

マーダーミステリーでは、参加者全員が何らかの役を与えられ、「殺人事件が発生した」設定で話を進めながら、犯人を突き止めていきます。

犯人役は、自分が犯人であることを最後まで隠しとおし、他の役の参加者は、誰が犯人なのかを見破るのが目的です。

参加者同士でコミュニケーションを図って推理を進めてもらうことで、社会人基礎力や交渉力の有無を測れます。

マーダーミステリー研修の資料ダウンロードはこちら

合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE

「合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE」とは、株式会社IKUSAが提供している合意形成研修です。各グループで課題に対して話し合いを行い、全員の合意を得られたら回答を発表するゲームです。このゲームでは、相手の話を聞く力や協調性があるか、コミュニケーション力があるかなどを測れます。

コンセンサスゲームの資料ダウンロードはこちら

営業疑似体験ゲーム

「営業疑似体験ゲーム」とは、企業で行われている営業を疑似体験できるゲームです。企業側が用意したプランやカードを使いながら相手と交渉し、チームで売上を競います。企業が独自に内容を考えることが多く、特に決まったルールはありません。また、選考だけでなく、業界や自分の企業について知ってもらう狙いもあります。相手を納得させるための交渉力やコミュニケーション力、交渉を成功させるための計画が立てられるかどうかを測るのに最適でしょう。

レゴブロックゲーム

「レゴブロックゲーム」とは、グループで話し合いながらテーマに沿った作品をレゴブロックで作成するゲームです。グループで一つの作品を作り上げるためには、自分の意見にこだわりすぎずにアイディアを出し合うことが大事です。意見を出せていない方には声をかけるなどして、完成形のイメージが共有できているかを意識するようにしましょう。このゲームでは、協調性や傾聴力があるかどうかが測れます。

ペーパータワー

ペーパータワーとは、A4の紙だけを使って制限時間内にできるだけ高いタワーをつくるゲームです。一番高いタワーをつくったグループが勝ちとなります。紙を折る役、紙を積み上げる役、全体を見てチェックする役など、一人ひとり役割を持つことが、勝利への近道となります。そのため、自分の役割を遂行できるか、目標達成のために周りにも気を配れるかといった能力が測れます。

コンセンサスゲームにはさまざまな種類がある

上記でコンセンサスゲームについて触れましたが、さまざまな種類があります。以下に例としていくつかご紹介しますので、社員や応募者の属性に合わせて、適切なものを取り入れてみてください。

NASAゲーム

「NASAゲーム」は、自分の意見を提示しつつ、チームでも話し合いながら一つの結論を出すゲームです。参加者は、宇宙船に乗って月面に着陸しようとしている宇宙飛行士の設定。月面にいる母船を目指していましたが、宇宙船が不時着して壊れてしまいます。そこで母船に辿り着くために、破損を免れた15個のアイテムに優先順位をつけるといったルールです。実際にNASAが用意した模範解答があり、もっとも近い解答を導き出したチームが勝ちとなります。

雪山での遭難

「雪山での遭難」も、自分の意見を提示しつつ、チームでも話し合いながら一つの結論を出すゲームです。参加者は、雪山に不時着したスキー客という設定。墜落地点から最寄りの街までは32㎞あり、夜はマイナス40°まで下がる環境下にいます。この過酷な状況で、全員が生き残るために残された10個のアイテムに優先順位をつけるといったルールです。NASAゲームと同様、専門家による模範解答があり、もっとも近い解答を導き出したチームが勝ちとなります。

船長の判断

こちらもNASAゲームや雪山での遭難と同様、自分の意見を出しながらチームでも話し合って、一つの結論を出すゲームです。参加者は、旅客船の船長という設定。港を無事出発しましたが、急に濃霧が発生して視界が悪化、ほかの船と衝突してしまいます。船長はただちに適切な処置を取らなければいけないため、10項目の処置に優先順位をつけるルールです。こちらも模範解答がありますので、参加者が導き出した順位と照らし合わせて、その差が少ないチームが勝ちとなります。

無人島での出来事

「無人島での出来事」は、無人島に流れ着いた5名の登場人物から、許せない方を決めていくゲームです。これまでご紹介したゲームと少し違うのは、参加者に設定されるキャラクターがないこと。用意されているストーリーを基に、参加者全員で話し合って一つの答えを出す流れになっています。

聖夜のケーキ店

「聖夜のケーキ店」は、街外れの小さなケーキ店のオーナーと、そこで働く店長、店員の3名の中で間違った行動を取った人物に順番をつけるゲームです。無人島での出来事と同様、用意されているストーリーを基に参加者全員で話し合って一つの答えを出しますが、上司と部下の関係性がストーリーに盛り込まれており、よりビジネスシーンに近い形でコンセンサスを得るための話し合いをすることが求められます。

まとめ

グループワークは、話し合いの末に成果物や結果を発表させるものであるため、話し合い時の立ち回りだけが評価ポイントにはなりません。あくまでも、鍵は成果物です。成果物を提出させることで、企業側はその方の適性や課題にコミットする力があるのかを見極められますので、自社の戦力となる人材かどうかを把握するためにも、ぜひグループワークを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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