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オンライン飲み会の幹事は何する?仕事内容や注意点、失敗しないためのポイントなど

目次
「オンライン飲み会の幹事を任されたものの何をしたらいいのかわからない」「幹事には、当日までにどんな仕事があるの?」など、オンライン飲み会の幹事を任されて不安を感じている方はいらっしゃいませんか?
オンライン飲み会の幹事には、一般的な飲み会にはないさまざまな仕事があります。せっかくのオンライン飲み会を成功させるためにも、幹事の方は今回ご紹介する「仕事内容」「注意点」「失敗しないためのポイント」「おすすめ企画」などを参考にしてみてください。
オンライン飲み会幹事の仕事内容
オンライン飲み会の幹事を任されたら、どのような対応が必要となるのでしょうか。まずは、具体的な仕事内容を解説します。
スケジュールの共有
オンライン飲み会の幹事が最初にやらなければいけないのは、スケジュールの共有です。まずは参加希望者の都合を把握した上で、日程を調整し、実施日を決めます。その後、オンライン飲み会の予定日をメールや社内チャット、口頭などで共有します。あらかじめ参加者希望者の希望日(第3候補くらいまで)を聞いておくと、スケジュールを立てやすくなるのでおすすめです。
参加者の通信環境の確認
オンライン飲み会を実施する際には、参加者の通信環境を確認してください。スムーズな通話のためには、インターネット環境が欠かせません。モバイル回線で参加するケースもありますが、通信速度制限がかかってしまうこともあるため、なるべくWi-Fi環境での参加を推奨します。通信回線に不安がある参加者には、「経費でレンタルWi-Fiを提供する」「社内の端末を貸し出す」など、可能な範囲で対応しましょう。
参加者の料理の手配
おいしい料理やドリンクは、オンライン飲み会を盛り上げます。参加者が各自準備する場合もありますが、幹事側で手配しておくと買い出しや調理、洗い物などの手間がなくなるので喜ばれるでしょう。最近では、各参加者の自宅に本格的な料理を届けてくれる「オンライン飲み会向けデリバリーサービス」が増えているので、利用を検討してみてください。
飲み会中の進行
オンライン飲み会当日は、幹事が進行を務めることが多いです。進行では、時間を見ながら企画をスタートしたり、コミュニケーションを促したりします。オンライン飲み会は音声の遅延や通信トラブルなどにより、予定よりも時間が押しやすい傾向にあるので注意しましょう。
ただし人数の多い飲み会や、手の込んだ企画を実施する場合は、幹事が進行も担当すると手に負えなくなるかもしれません。ほかの参加者にお願いしたり、後述のように複数人で対応したりするといいでしょう。
飲み会で楽しめるゲーム等の準備
オンライン飲み会の幹事を任されたら、参加者が楽しめるゲームや演出を準備しましょう。単純に会話を交わすだけのオンライン飲み会もいいですが、オンライン環境では参加者が発言を遠慮してしまうことがあります。発言のタイミングがわからなかったり、同時に言葉を発すことに抵抗があったりと理由はさまざま。会話だけで盛り上がるのは難しいこともあるので、簡単なゲームやBGMなどの演出を取り入れながら、楽しく過ごせるように工夫してください。
飲み会中のトラブル対応
飲み会中のトラブル対応は、オンライン飲み会の幹事の仕事です。オンライン飲み会中は、「ログインできない」「途中で回線が切れてしまう」「音声が聞こえない」など、参加者がいろいろなトラブルに悩まされることがあります。一つひとつ丁寧に対応していかなければならないため、当日はトラブルに対応に追われて忙しくなることも考えられるでしょう。当日の対応の手間を軽減するためにも、ログイン方法のマニュアルを作成してあらかじめ配布しておいたり、ツールの操作方法を周知しておいたりするなど、対策を施しておきましょう。
オンライン飲み会幹事の注意点
オンライン飲み会の幹事を務めるに当たり、知っておくべき注意点があります。大切なイベントを失敗で終わらせないためにも、以下を参考にしてみてください。
すべての仕事を一人で抱え込まない
オンライン飲み会の幹事を任されても、すべての仕事を一人で抱え込まないようにしましょう。幹事には事前準備から当日の対応までいろいろな仕事があります。すべて一人でこなそうとすると、準備不足になってしまうかもしれません。オンライン飲み会当日も、参加者のトラブルに対応しきれないなど、いろいろな問題が発生するでしょう。キャパシティーオーバーにならないためにも、同僚や外部のオンライン飲み会運営会社などに相談し、無理のないように対応を進めましょう。
時間を確認しながら飲み会を進行する
飲み会を進行する際には、時間を確認しながら行いましょう。乾杯から自己紹介、企画、終了時間までは想定しているよりもあっという間です。時間を確認しながら飲み会を進めていかないと、長時間に及んでしまうので注意してください。
終了時間を明確にする
オンライン飲み会では、終了時間を明確にすることが重要です。飲食店での飲み会であれば、終了時間を設けなくても終電や店舗の営業終了などさまざまなきっかけでお開きになるでしょう。しかし、オンライン飲み会は終了のきっかけがないので、終了時間を設ける必要があります。飲み会が長時間に及んでしまう上に、切り上げたい参加者が「いつ終わるのか」と不安を感じるもの。オンライン飲み会の計画段階で終了時間を決めておき、事前に参加者へ共有しましょう。
ツールへのログイン方法を参加者に共有する
オンライン飲み会をスムーズに実施するためにも、幹事はあらかじめツールへのログイン方法や参加方法を参加者へ共有しておきましょう。ツールの使用が初めての参加者は、「どのようにログインするのか」と戸惑ってしまうことがあります。いざオンライン飲み会の開始時間になってから、ログインできない参加者の対応に追われると、時間が押してしまうので注意してください。
話題やゲームは必ず準備しておく
オンライン飲み会では、話題やゲームを準備しておくことが重要です。画面越しのコミュニケーションは、対面と比べると盛り上がりにくい上に、会話も途切れやすい傾向にあります。きちんと話題を準備しておき、適宜参加者に話題を振りましょう。また、交流を深めるようなゲームも準備し、参加者がみんなで楽しめるように配慮することも大切です。
参加者の発言が偏っていないか確認する
幹事としてオンライン飲み会を進行する際には、参加者の発言に目を向ける必要があります。特定の人物しかしゃべっていなかったり、発言を遠慮して聞き役に徹している人がいたりと、参加者全員が発言できていないことがあるのです。会話に入れていない参加者がいるようであれば、「○○さんは~~」と名指しで話を振って、全員がバランス良く発言できるように配慮してください。
オンライン飲み会で失敗しないためのポイント
オンライン飲み会で失敗しないためにも、幹事は以下のポイントを把握しておきましょう。
参加者には顔出しをしてもらう
オンライン飲み会を実施するのであれば、参加者には顔出しをしてもらいましょう。画面越しでのコミュニケーションとなるため、カメラをオフにしてしまうと音声以外からは相手の雰囲気が全くわからなくなってしまいます。表情やリアクションが見えることは、オンラインでのコミュニケーションで重要な部分なので、特別な事情がない限りは参加者に顔出しをお願いしましょう。
同じ料理や飲み物を楽しむ
可能であれば、参加者が全員同じ料理や飲み物を楽しめるように手配しましょう。参加者同士、離れた場所にいても同じ料理・飲み物を前にすることで、一体感を得られます。オンライン飲み会は、対面とは異なり「同じ空間で過ごしている」という感覚を得にくいのが難点。会話を重ねているものの、お互いに距離を感じてしまうことも多いです。しかし、同じ料理や飲み物を前にして、「これ、おいしいね」「料理がすごくおしゃれだよね」と感想を言い合うだけでも、同じ空間で過ごしているような気持ちになります。それぞれ離れた場所からの参加であっても、対面で飲み会をしているような気持ちになれるでしょう。
司会進行は複数人で行う
司会進行は、なるべく複数人で行うことをおすすめします。オンライン飲み会の当日は、通信トラブルや参加者がログインできないなど、いろいろなトラブルが想定されます。一人で進行を担うと、いろいろな対応に追われて終わらない……といった事態に陥ってしまうので注意してください。「企画の進行をする人」「当日の主な流れを進行していく人」「予期せぬトラブルが発生したときに担当する人」など、2~3人で進行を行うとスムーズに進みやすくなります。
必要に応じて数人ずつ部屋を分ける
オンライン飲み会では、必要に応じて数人ずつ部屋を分けましょう。参加人数が多いと、「積極的に発言する人」「なかなか発言できない(しない)人」に分かれてしまうことがあります。対面とは異なり、発言のタイミングがつかみにくいので、数人ずつの少人数で会話を楽しめるように配慮する必要があるのです。Zoomであれば、数人ずつに部屋を分ける「ブレイクアウトルーム」という機能があるので、使ってみてください。
ゲームなどの企画は全員が楽しめるものを選ぶ
オンライン飲み会でゲームやレクリエーションなどの企画を取り入れる際には、参加者全員が楽しめるものを選びましょう。ゲームやレクリエーションの内容によっては、一部の参加者しか楽しめない場合があります。「若い世代でしか盛り上がれないゲーム」「特定の分野に詳しくないと正解できないクイズ」などは、参加者全員が楽しめるとは限りません。参加者の傾向を見ながら、「年齢」「性別」「知識」の違いに配慮して企画を選んでください。
外部の専門会社への依頼も検討を
オンライン飲み会を失敗させたくないなら、外部の専門会社に相談するという選択肢があります。イベント制作会社によっては、オンライン飲み会の運営や進行、企画などに対応しています。「自分だけでオンライン飲み会の計画を立てることに不安がある」と悩んだときには、プロの力を借りてみてはいかがでしょうか。
オンライン飲み会におすすめの企画
オンライン飲み会を実施するなら、楽しい企画を導入したいところです。ここからは、オンライン環境でも盛り上がるおすすめの企画を紹介します。
リモ謎
リモ謎は、株式会社IKUSAが提供しているオンラインチームビルディングゲームです。オンライン環境で楽しめる謎解き脱出ゲームが特徴で、参加者同士が協力しながらゲームクリアを目指していきます。リモ謎は、全員で協力しないとクリアができない仕様となっているため、参加者が積極的な姿勢でゲームに臨みやすいのが魅力。自然とコミュニケーションも増え、参加者同士の交流を促進します。
リモ謎の資料ダウンロードはこちら
オンラインクイズ大会
株式会社IKUSAのオンラインクイズ大会では、気軽に楽しめるクイズゲームを提供しています。単純に問題を出題するだけではなく、クイズのバラエティー番組を思わせる豪華な演出でオンライン飲み会を盛り上げていきます。また、出題する問題は自由にカスタマイズが可能。自社の情報と絡めたオリジナルクイズの出題もできます。
ジェスチャーゲーム
オンライン飲み会でおすすめの企画のひとつが、カメラを活用したジェスチャーゲームです。ジェスチャーゲームとは、お題を体の動きやポーズだけで表現するゲーム。幹事がお題を代表者(ジェスチャーする人)にチャットで送り、カメラの前でジェスチャーをしてもらいます。他の参加者は、代表者が何のジェスチャーをしているかを当てます。ジェスチャー中は一切発言をしてはいけないため、代表者はマイクをミュートに設定して行うといいでしょう。
また、IKUSATUBEのこちらの動画もぜひご覧ください。
NASAゲーム(コンセンサスゲーム)
NASAゲームは、ビジネスシーンを中心に注目を集めているコンセンサスゲームです。月面に不時着してしまった宇宙飛行士が、母艦へと生きて帰るために必要な選択肢に優先順位をつけていきます。選択肢には、マッチや食料、コンパスなどがあり、参加者同士で話し合って優先順位を決定していきます。なお、コンセンサス(合意形成)が目的のゲームなので、参加者全員が納得した上で優先順位を決めなければなりません。お互いに納得できるまでコミュニケーションを重ねてゲームを進めていきます。
また、IKUSAではコンセンサスゲーム「ジャングルサバイバル」・「帰宅困難サバイバル」を手掛けております。ビデオチャットを通してオンラインで参加できるビジネスゲーム研修です。ゲーム運営から、司会進行までIKUSAにお任せできます。ぜひ、お気軽にご相談ください。
合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE|IKUSA.jp | IKUSA.JP
心理テスト
手軽に実施できるオンライン飲み会の企画を探している人には、心理テストがおすすめです。心理テストと言えば、学生時代に楽しんだことがある人も多いでしょう。意外にも、大人になってからも心理テストは盛り上がる企画です。特に、性格がわかるような心理テストや、意外な一面が見える心理テストなどは盛り上がります。お互いのことを知るきっかけにもなるので、オンライン飲み会の手軽な企画として検討してみてください。
オフラインの飲み会でおすすめの企画
ここまでオンライン飲み会についてお伝えしてきましたが、オフラインの飲み会を実施することもあるでしょう。ここからは、オフライン飲み会でおすすめの企画を紹介します。対面でのイベントを検討することになった際には、以下を企画のヒントにしてみてください。
チャンバラ合戦-IKUSA戦–
株式会社IKUSAでは、オフラインのイベントとして「チャンバラ合戦-IKSUA戦–」の運営・進行を行っています。スポンジ素材の刀を使って、相手の腕に付いたボールを落とすゲームです。
やり方
- 参加者の肩に命(ボール)を付ける
- スポンジの刀を使って相手の命を切り落とす
- 最終的に生き残った人数をチームで競い合う
「敵チームのボールを落としていくだけ」とシンプルな企画ですが、大人も夢中になるほど盛り上がります。勝敗がわかりやすい上に、チーム戦やバトルロワイヤル戦などいろいろな戦い方ができるのも魅力です。
チャンバラ合戦の資料ダウンロードはこちら謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームは、株式会社IKUSAが提供している企画の一つです。オンラインでの開催も可能です。狭いスペースでも実施できるのが特徴で、オフィスの一角や、飲食店の個室などでも楽しめます。パッケージの種類が豊富で、「ある会議室からの脱出」「燃え盛る本能寺からの脱出」「ある魔法学校からの脱出」など、ユニークなテーマが並んでいます。
やり方
- 制限時間や閉じた空間の中で与えられた謎を解く
- 全ての謎が解けたらゲームクリア
新聞のばし
オフライン飲み会でおすすめの企画の一つが、新聞のばしです。新聞のばしは、新聞紙をどこまでのばしていけるかを競うゲーム。何枚の新聞紙を使用してもかまいませんし、細長く折ってもOKです。とにかく、途切れることなく新聞をのばしていき、制限時間以内に最も長くのばせたチーム(もしくは人)の勝利です。チーム戦や個人戦など、いろいろな取り入れ方ができるので、参加者の人数や飲み会の目的に合わせて選びましょう。
山手線ゲーム
かつて飲み会の定番であった山手線ゲーム。「合コンのゲーム」といったイメージがありますが、決してそんなことはありません。山手線ゲームは、リズムに合わせて特定のテーマに沿ったワードを口にしていくだけです。たとえば、「赤いもの」がテーマであれば、りんごやトマト、赤信号などリズムから逸れることなく一人ひとりが順番に発言できればクリアです。テーマを絞ることで(“20代の芸能人”など)難易度の調整も簡単です。
まとめ
今回は、オンライン飲み会における幹事の仕事内容や、おすすめの企画などについて紹介しました。オンライン飲み会を成功は幹事の仕事ぶりが左右すると言っても過言ではありません。初めて幹事を務めるのであれば、仕事内容について理解を深め、きちんと準備を進めていく必要があります。今回解説したポイントやコツを押さえておけば、オンライン飲み会は参加者全員が楽しめるでしょう。初めて幹事を任されて不安を感じている人は、今回の記事を参考にして飲み会の準備を進めていきましょう。
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1993年生まれ。栃木県在住。一児のシングルマザーライター。Web媒体・紙媒体にて、ジャンルを問わず多くのメディアで執筆。BtoB向け記事の他、ママ目線でのコラム執筆も手掛ける。専門家や起業家などへの年間インタビュー数200人を目標に、パワフルに活動中。
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