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2021.04.27
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企業研修に動画を導入するメリットや研修を成功させるポイントを解説

近年、企業研修に動画を活用するケースが注目されています。業務内容の説明や接客の仕方、ビジネスマナーなどを受講者が動画視聴し、学びを深めていく研修が人気です。受講者が好きなタイミングで受講でき、場所も選ばないことから、昨今のリモートワークやオンライン研修の普及に伴って検討する企業が増えています。

そこで本記事では、動画研修の概要やメリット、研修を成功させるポイントについて解説します。動画研修を検討している担当者の方は、ぜひ参考にしてください。 

動画研修とは?

動画研修とは、業務内容のマニュアルをまとめた動画や、講師が講義をしている動画などを受講者が視聴する形式で実施する研修です。「研修」と聞くと、一定数の受講者が同じ場所に集まって受講する集合研修をイメージするでしょう。

しかし動画研修では、受講者一人ひとりが動画を視聴して学習します。場所を選ばす、個々人のタイミングで学習を深められ、開催費や時間調整などのコスト削減につながることから、企業研修の形式として人気が高まっています。

動画研修が注目される背景

近年では、新型コロナウイルスの影響や働き方改革の促進などにより、オフィス外で業務を行うリモートワークを導入する企業が増えています。それに伴い、従来のような集合研修ではなくオンライン上で実施する動画研修が増加しているのです。

研修に活用される3つの動画形式

研修用の動画には大きく3つの形式が存在し、それぞれ異なる特徴がありまます。ここでは各形式の特徴について解説します。

セミナー形式

セミナー形式の動画研修では、講師が研修テーマに沿った内容を動画で講義します。セミナー形式の動画は、新入社員研修や中途社員研修、管理者研修など、企業が年度ごとで周期的に行っている研修での活用がおすすめです。それぞれの動画は次年度も利用し、研修の準備や運営にかかるコストを削減できるからです。

マニュアル形式

マニュアル形式の動画研修では、実際の仕事の流れや接客の様子などを撮影した動画を活用します。そのためアパレル業や飲食業、テーマパーク業など、テキストや画像だけでは説明が難しい業務の多い会社で人気です。

マニュアル形式の動画は、マニュアル資料を読むだけの研修と比べると、内容が理解しやすく、より深く受講者の記憶に定着させられる効果が期待できます。業務手順やビジネスマナー、社内ルールのほか、新人社員向けのマナー研修としても有効活用が可能です。

ドキュメンタリー形式

ドキュメンタリー形式の動画研修では、実際に社員が働く様子を撮影したドラマ仕立ての動画を活用します。実際の仕事風景を取り入れたリアリティーのある動画なので、受講者は飽きることなく視聴でき、業務の流れを容易に理解できます。 

【企業側】研修に動画を導入するメリット

研修に動画を導入することで、企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

研修コストの削減

集合研修は、研修を行う回数が増えるほどに会場費や講師の講演料、受講者の交通費、宿泊費などが発生してしまいます。集合研修を行う会場には収容人数に限りがあるため、一度に参加する受講者数が多いほど、研修回数を増やさなければなりません。それに伴い、移動費や人件費も必要になります。

一方、動画研修では、研修に使用する動画を一度作成すれば、研修内容に変更がない限りは繰り返し使用できます。一時的な動画作成費用は必要ですが、長期的にみると集合研修よりも費用削減が見込めるでしょう。

高い学習効果

動画視聴による視覚効果が高く得られる動画教材は、内容が受講者の記憶に残りやすい点が特徴です。加えて接客スキルやマナーのように言語化しにくい抽象的な内容も、動画であれば短い時間で直感的に伝えることが可能です。そのため動画研修には高い学習効果が期待できます。

また、技術習得に動作を伴う作業手順や機械の操作方法、調理方法などの内容も、動画を活用すれば受講者へ直感的に伝えられます。動画の視聴タイミングは個々人に任意なので、集合研修の事前教育や新入社員の入社前教育などに動画教材を使用することで、学習理解の促進や時間の有効活用がはかれます。

業務の効率化

集合研修を実施する際は、受講者のスケジュール調整や会場確保が必須です。しかし、動画研修であればそういった手間を省けるため、業務効率化につながります。動画はスマートフォンやパソコンなどの電子機器とインターネット環境があれば、時間と場所を選ばずに視聴できるため、繰り返し同じ内容を説明する手間や研修の準備にかかる時間も省略できます。

また動画研修は、複数の支社や本社とは遠方にある部署の社員も合わせた一斉教育が可能です。参加人数に関係なく同じクオリティの研修を受講できるため、効率よく研修が開催できると同時に、社員ごとにおける知識やスキルの偏りを抑えられます。

【社員側】研修に動画を導入するメリット

研修に動画を導入することは、社員にとってもいくつかのメリットが得られます。

場所や時間を選ばずに学べる

集合研修では時間や場所が決められているため、忙しい社員や勤務時間が不規則な社員は参加できない場合があります。また、会場へ向かう移動時間や宿泊場所の手配などの手間も考慮しなければなりません。

一方、動画研修であれば受講者は好きなタイミングで場所を選ばず学習できるため、業務への支障を最低限に抑えられます。勤務時間、勤務地に関係なく受講者全員に均等な研修機会を提供でき、受講者としても一人ひとりが主体的に研修を受けられます。

自分のペースで学習できる

動画は繰り返し視聴できるため、受講者自身が「理解が足りない」と思う部分を何度も視聴するなど、自分のペースで学習できます。学習方法も同じです。「職場のパソコンで受講した内容の続きを、移動中にスマートフォンで視聴する」などと工夫できます。受講者の利便性では集合研修より動画研修のほうが確実に上だといえるでしょう。

また、資格取得に向けた講義学習の場合は、繰り返し視聴できる動画研修が適しています。

研修動画作成の流れ

研修用の動画を作成する際には、大きく分けて「自社制作」と「他社への外注」の2つの方法があります。今回は、自社制作で研修用の動画を作る流れについて解説します。

テーマを決める

研修用の動画を作成するにあたり、まずは動画のテーマを決めることからはじめます。研修の目的や対象者を定め、受講者のどのような能力を、どのレベルまで引き上げたいのか、現状の研修では何が不足しているのかなど、受講者の課題を整理しながらテーマを決めていきましょう。

動画の形式を決める

研修で使用する動画形式「セミナー」「マニュアル」「ドキュメンタリー」にはそれぞれ異なる特徴があります。研修テーマに沿った形式を選択するといいでしょう。

たとえばマニュアル形式の動画は、「テキストや画像だけでは説明が難しい業務」を説明するのに適しています。そのため、接客方法やビジネスマナー研修など、直感的な理解が求められる内容の説明に向いています。

閲覧・配布方法を決める

動画を作成した後は、動画の閲覧方法や配布方法を決めましょう。

閲覧方法の選択肢としては、オンライン・オフラインの両方が挙げられます。オフラインであれば、主に会社配布のパソコン内に動画データを読み込むことで研修動画の閲覧が可能です。

オンラインでの動画閲覧の場合、会社配布か個人端末のどちらかのパソコンあるいはスマートフォンを使用することになり、セキュリティや通信量負担の問題が浮上します。そのためオンラインでの動画閲覧を検討するのであれば。どのような電子機器を使用するのかを事前に定めておきましょう。

次に作成した動画の配布方法を決めます。自社サイトで公開する、電子メールで送付する、ディスクとして直接配るなどいくつかの方法がありますので、自社のITサービスの導入状況なども考慮して検討しましょう。動画を作成しただけで終わらせず、簡単に動画を再生できる、研修動画を閲覧した進捗が確認できるなど、受講者が動画を意欲的に閲覧できるような仕組みを作ることが大切です。

動画を撮影する

研修動画のテーマとそれに見合った動画形式に沿って、研修動画を撮影しましょう。動画撮影は、はじめに動画のストーリー構成を考えて台本を作成し、台本に沿って出演者や登場人物を決めて映像を撮影するのが一般的です。

動画撮影時には、映像がブレたり音声が割れたりしないよう、映像と音声をつねに確認しながら撮影を進めましょう。動画撮影には専門的な機材を準備する必要がありますが、近年ではスマートフォンのカメラ機能でも十分な解像度の映像が撮れます。動画撮影の場面に合わせて、どの機材をどのように使用するべきかを事前に確認しておくといいでしょう。

動画研修を成功させるポイント

動画研修を成功させるには次に挙げるようなポイントがあります。

動画の目的を明確にする

研修動画を作成する際には、研修目的の明確化が重要です。目的に応じて「どのような受講者を対象としているのか」「最適な動画形式はどれか」など、一つひとつの要素を明確にしましょう。クオリティの高い動画を作成するためにも、目的の中でもとくに重点的に伝えたい内容をピックアップすれば、学習効果の高い動画を作成できます。

具体的なアクションを伝える

研修後の受講者の感想が「面白かった」だけで終わってしまうようでは動画研修の効果を十分に得られません。研修後には、受講者が次に行うべき具体的なアクションを促せるかが、動画研修を実施する重要なポイントです。

具体的なアクションを伝えるためにも、動画内にはワークやディスカッションといった感情が動く映像た、学習の振り返りを促すまとめ映像を盛り込むなど、受講者の行動を後押しするきっかけ作りが求められます。

学習効果を高める工夫を入れる

動画教材は受講者側が「ただ視聴するだけ」という一方通行の学習になりがちです。動画の途中に個人ワークの時間を入れる、クイズや質問を設定して理解度を確認するなど、受講者が主体的に学べる仕組みを作りましょう。

動画の一部にアニメーションを追加するなど、視聴効果を加えるのも受講者を飽きさせない工夫です。

一つひとつのコンテンツを短くまとめる

スマートフォンの普及に伴い、研修で使用される動画は再生時間の短いタイプが主流となりつつあります。とくにスマートフォンによる視聴を前提とした研修では、12分程度の非常に短いコンテンツが適しています。

スマートフォン受講が前提ではない研修でも、長時間の動画だと「受講者の飽き」が避けられません。短いコンテンツであれば、移動時間や休憩の合間などのちょっとした時間での受講もしやすいので、結果的に受講率のアップにもつながるでしょう。

まとめ

リモートワークやオンライン研修の導入に伴い、動画研修は今後も増加するでしょう。動画研修の導入は、企業側にとっては研修コストの削減や業務効率化、受講者側にとっては好きなタイミングで学習できるなどのメリットがあります。

今後ますますリモートワークの推進やオンライン研修の導入が進むなか、動画研修は人材育成において有効な手段となるでしょう。ぜひ今回の内容を参考に、動画研修を検討してみてはいかがでしょうか。

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