- オンライン研修
- オンライン
研修で使えるアイスブレイク30選【オンライン研修にもおすすめ!】

目次
研修を行ううえで、内容以外にアイスブレイクも大切です。しかし、どのようなアイスブレイクをすればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アイスブレイクの基本情報を踏まえたうえで、アイスブレイクの注意点や主なゲームなどについて紹介します。アイスブレイクでどのようなことをすればいいのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもアイスブレイクとは?
そもそもアイスブレイクとは、参加者の緊張感を和らげるために行われるレクリエーションです。研修はもちろんのこと、会議や合宿といったさまざまな場面で用いられることがあり、自己紹介の意味も込めてアイスブレイクが行われることもあります。
具体的な内容は別の項目で触れていますが、アイスブレイクはオンラインでも使えます。オフラインと比べるとできる内容が限られてしまうとはいえ、オンラインでの会議や研修でもアイスブレイクを導入できます。
アイスブレイクを行うことで得られる効果
読者の中には「別にアイスブレイクはいらないのでは?」と思う方がいるかもしれません。特に研修や会議の場合、真面目なイベントがゆえにアイスブレイクを行うこと自体が間違っていると考える方もいることでしょう。
しかし、アイスブレイクを行うことでさまざまな効果が得られます。それは一体どのようなことなのでしょうか。
緊張を緩和させる
上記でも述べたように、アイスブレイクには緊張を緩和させてくれる効果があります。つまり、緊張感がなくなることでリラックスして研修を受講しやすくなります。医療系のような生命に関わる研修は例外ですが、緊張を緩和させてあげることにより、受講者も内容が頭に入りやすくなるでしょう。
受講者同士の関係が良くなる
アイスブレイクには、受講者同士の関係性が良くなる効果も。アイスブレイクで用いられるゲームの中には、「マシュマロ・チャレンジ」のようにコミュニケーションを求められるものがあります。そのため、アイスブレイクを通じて参加者同士の関係性を築けるうえに、研修に対するモチベーションも下がりにくくなります。
<参考動画>
研修に対して積極的になりやすくなる
アイスブレイクによって緊張が緩和されることにより、受講者に研修を積極的に取り組んでもらいやすくなります。緊張感があると、どうしても質問しにくい空気になってしまいますが、緊張が緩和されていれば、気軽に質問しやすくなるでしょう。多くの質問や意見が出てくる研修になれば、受講中に新たなアイデアが生まれるかもしれません。
このことは、講師側にも良い影響を与えてくれます。例として、質問が多かった部分を次回の研修に反映することで、研修の内容がさらにわかりやすくなるかもしれません。このようにアイスブレイクは受講者だけではなく、講師側にも効果があります。
研修を円滑に進めやすくなる
研修によっては、普段関わりのない方や初対面の方などが受講するケースも。その場合、どのように接すればいいのかわからず、うまく研修が進められない恐れがあります。
その際に役立つのがアイスブレイクであり、受講者の人柄や話すきっかけなどが掴めるため、その後の研修を円滑に進めやすくなります。
研修で使うアイスブレイクを選ぶポイント
アイスブレイクには、緊張の緩和や受講者同士の関係性向上といった効果があります。ただ、アイスブレイクに活用できるゲームは多くあるため、どれがいいのか悩むかもしれません。
そこでこの項目では、アイスブレイクのゲームを選ぶポイントを4つピックアップして紹介します。
アイスブレイクを行う目的は何なのか
ゲームを探すときには、アイスブレイクを行う目的が何なのかハッキリさせましょう。たとえば、受講者の人柄を知りたいのであれば、自己紹介に関するゲームを用意することで楽しく受講者のことを把握できます。目的があいまいだとただの遊びになってしまうので、まずは目的の明確化から始めましょう。
研修がオンラインかオフラインか
研修がオンラインかどうかもゲームの選び方に関わります。オンライン研修の場合、どうしてもチームで協力して何かを作り上げるような実習型のゲームができません。しかし、「リモ謎」のようなオンライン研修向けのゲームも登場しているため、オフラインの研修ではできないようなアイスブレイクができます。
なお、オンライン研修の場合はネット環境に注意しましょう。ネット環境が悪いと、音ズレやラグなどが生じてしまい、最悪の場合は途中で接続が切れてしまうかもしれません。そのようなトラブルを防ぐためにも、事前に受講者にネット環境の再確認をしてもらいましょう。
<参考動画>
リモ謎の資料ダウンロードはこちら受講者の人数はどのくらいなのか
アイスブレイクのゲームによっては、推奨人数が決まっています。例として「ワードウルフ」は、2〜8人です。もちろん、大人数向けのゲームもあるため、受講者の人数に合うようなゲームを選ぶようにしましょう。人数が合わなければ、ルール通りにゲームが進められない恐れがあります。
<参考動画>
研修の雰囲気に合うゲームなのか
ゲームを選ぶうえでは、研修の雰囲気や内容を合わせることも大切です。たとえば、チームビルディングに関する研修であれば、チームで協力して何かを成し遂げるようなゲームがいいでしょう。また、受講者同士の関係性がない場合は、自己紹介に関するゲームを用意して、関係性を向上させるのがおすすめです。
研修でアイスブレイクを実施する際の注意点
アイスブレイクは、どんなゲームでもOKではありません。なぜなら、ただの遊びになってしまうためです。だからこそ、アイスブレイクに関する注意点を覚えたうえで気になるゲームを選んでみましょう。
きちんと時間を決める
アイスブレイクの際は、時間を決めておくことが大切です。あくまでもメインは研修なので、長時間のゲームはおすすめできません。ゲームによっては数分程度で楽しめる内容もあることから、時間を決めたうえでアイスブレイクを行いましょう。
できる限り研修に関係あるもので
アイスブレイクのゲームを選ぶ際は、できる限り研修に関係あるものを選びましょう。財務関係の研修であるにもかかわらず、まったく関係性がない格闘ゲームを選んでも、受講者としては困惑してしまいます。場合によっては、「真剣に学ぼうと思ったのに、馬鹿らしくなった」と思ってモチベーションが下がってしまうかもしれません。
そのようなことを防ぐためにも、できる限り研修に関係するゲームを選びましょう。
雑談だけはNG
「アイスブレイクって、別に雑談でもいいのでは?」と思うかもしれませんが、それはNGです。雑談は研修の内容とあまり関係性がないうえに、緊張がほぐれすぎてだらけてしまう恐れがあるからです。そもそも、雑談だけではアイスブレイクの目的が何なのか明確になりにくいため、本来の目的にあったアイスブレイクを行いましょう。
研修で使える自己紹介を活用したアイスブレイク6選
アイスブレイクの種類はさまざまなので、項目を設けていくつか紹介します。まずは、自己紹介に関するアイスブレイクから見ていきましょう。
「実は……」といったことを加えて自己紹介
この自己紹介は、名前や所属名から最初に話すのではなく、「実は……」ということから話し始めます。「実は……」と話すことで、その人の性格や趣味などがわかります。話すきっかけにもつながりやすいため、共通点が受講者同士で見つかれば、一気に仲良くなれるでしょう。
また、「実は……」と加えた自己紹介をすることで一人ひとり覚えやすくなるという利点もあります。記憶に残りやすいため、研修後も業務上のコミュニケーションを取りやすくなるでしょう。なお、他の人の自己紹介を聞く際は、できる限り反応することが大切です。何も反応がなければ、自己紹介した側としてはショックを受けてしまいます。
-「実は……」といったことを加えて自己紹介のやり方-
- 自己紹介の際に名前や所属名から話さず、「実は……」という内容から話し始める
- 周囲はできる限り反応しながら楽しむ
最近あった良いことを含めた自己紹介
「GOOD&NEW」とも呼ばれる自己紹介で、24時間以内に起きた良かったことや楽しかったこと、嬉しかったことなどを交えて自己紹介します。内容は小さなことでもOKで、「なんとなく入ったレストランが美味しかった!」といったことでも問題ありません。良かったことを言い合うことで幸せな雰囲気となり、その中で研修を進められます。
-最近あった良いことを含めた自己紹介のやり方-
- ボールなどの手に持てるアイテムを話す人が持つ
- 24時間以内に起きた「良かったこと」や「楽しかったこと」を踏まえて自己紹介をする
- 周囲は話をしてくれた人に拍手をする
- まだ話していない人にアイテムを手渡す
- 全員が話すまで繰り返す
隣の人を紹介しながら自己紹介
自己紹介は自分のことを紹介するだけのものですが、隣の人のことも紹介してあげることで、ゲームっぽくなります。まず全員が円になって座り、テーマを決めたうえで自己紹介を始めます。
例として、テーマを「好きな食べ物」にしましょう。最初の人は、「ハンバーガーが好きな〇〇です」という内容を自己紹介内に含めます。次の人は、「ハンバーガーが好きな〇〇の隣にいる、ショートケーキが好きな〇〇です」というように隣の人が話した内容を含めながら自己紹介しなければなりません。このように隣の人を紹介しながら自己紹介することで、楽しく他の人の名前を覚えられます。
-隣の人を紹介しながら自己紹介のやり方-
- 全員で円になって座る
- 「好きな食べ物」などテーマを決めて、最初の人が自己紹介をする
- 隣の人は前の人のことを紹介しながら自己紹介をする
- 全員が話すまで繰り返す
前の人の共通点をつなげて自己紹介
こちらも上記の自己紹介同様に、自分の前の人の自己紹介を混ぜていきます。混ぜる内容は、自分と共通している部分です。見つからない場合でも、無理やり共通点をつなげて自分の紹介に混ぜる必要があります。例としてあなたが野球好きの場合、前の人がサッカー好きであれば、「サッカーと同じスポーツの野球が好きな〇〇です!」となるでしょう。
-前の人の共通点をつなげて自己紹介のやり方-
- 全員で円になって座る
- 趣味などを踏まえて最初の人が自己紹介をする
- 隣の人は前の人と共通している部分を見つけて自己紹介をする
- 全員が話すまで繰り返す
あえて嘘を混ぜて自己紹介
本来の自己紹介はきちんと自分のことを紹介しなければなりませんが、この自己紹介はあえて嘘を混ぜます。そのうえで、どの内容が嘘なのか他の人に当ててもらいます。ゲーム感覚で楽しめるうえに、その人の趣味や好みなどを知れるでしょう。自己紹介をする側は、できる限り嘘と思われないような内容を混ぜることがポイントです。
-あえて嘘を混ぜて自己紹介のやり方-
- 一人ずつ嘘を混ぜて自己紹介をする
- 一人の自己紹介が終わったら、どの内容が嘘だったかを当てる
サイコロで決める自己紹介
「何を話せばいいのかわからない……」というのは、自己紹介の悩みとしてよく挙げられるものです。その際におすすめなのが、サイコロを使った自己紹介です。以前放送されていたテレビ番組のように、サイコロの各面にテーマを記入。受講者はサイコロを振って、出た目のテーマを話します。もし時間に余裕があるならば、受講者でテーマを決めてもいいでしょう。
-サイコロで決める自己紹介のやり方-
- サイコロの各面にテーマを記入する
- サイコロを振って、出た目のテーマで自己紹介する
- 全員が話すまで繰り返す
研修に使えるゲーム感覚で楽しめるアイスブレイク10選
ゲーム感覚で楽しめるアイスブレイクとしては、「マシュマロ・チャレンジ」や「9点つなぎ」、「いつどこでだれがなにをしたゲーム」などが挙げられます。
こちらの記事では、社内研修におすすめの面白ゲームネタを紹介しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
楽しい研修が最適!?社内研修の面白ゲームネタを紹介
マシュマロ・チャレンジ
「マシュマロ・チャレンジ」は、4人1チームになってできるだけ高いタワーを作るゲームです。必要なものは、乾燥パスタ・ひも・マスキングテープ・マシュマロ・はさみの5つ。これらを上手く活用して、できるだけ高いタワーを受講者に目指してもらいましょう。
このゲームでは、高いタワーを作るための計画性やコミュニケーション力などが求められます。どちらもまとまっていれば、計画通りのタワーが作れるでしょう。また、タイムキーパーやチームをまとめるリーダーといった作業分担をすることで、さらに効率よく作業が進められるかもしれません。
-マシュマロ・チャレンジのやり方-
- 4人1チームに分かれる
- 乾燥パスタ・ひも・マスキングテープ・マシュマロ・はさみを使って、できるだけ高いタワーを作る
- もっとも高いタワーを作れたチームが勝ち
条件付きのジャンケン
ただのジャンケンではアイスブレイクとして物足りませんが、条件を付けることで魅力的なゲームに変わります。
例として「後出しジャンケン」の場合、講師の指示に従ってジャンケンの手を出すというゲームです。たとえば、講師がパーを出して「負けて」と言われたら、受講者はパーに負けるグーを出さなければなりません。最初は指示が変わってもすぐ対応できますが、回数が重なって速くなるほど間違いやすくなります。
-条件付きのジャンケンのやり方-
- 講師は、ジャンケンの手を出したあとに「負けて」か「勝って」のどちらかを言う
- 指示に従って手を出す
- 徐々にスピードを速める
- 間違えたら負け
新聞を活用したゲーム
新聞を活用したゲームは、たくさんあります。たとえば、時間内に新聞をどれだけ長くちぎれるか勝負したり、複数枚の新聞を活用して一番長く伸ばせるか勝負したりなどです。前者は指先を使うゲームのため、頭の活性化につなげられます。一方で後者は、どのようにすれば長く伸ばせるのか考える必要があるため、柔軟な発想力やチームのコミュニケーション力が求められます。
30を言ったら負けゲーム
「30を言ったら負けゲーム」は、1から順番に数えて30を言った人が負けとなる内容です。このゲームのポイントは、「どれだけ数を言うか」です。1回につき3つまで数字が言えるため、今後の展開を予想しながら言わなければなりません。例として自分の場面で28だった場合、「29」とだけ言って相手に30を言わせる戦い方もあります。
-30を言ったら負けゲームのやり方-
- 1から順番に数字を言っていき、30を言った人が負け
- 数字は1回につき3つまで言うことが可能
9点つなぎ
「9点つなぎ」は、同じ間隔で縦に3つ横に3つずつ並べられた9つの点を、4本の直線だけで一筆書きするというものです。一見簡単そうに思えるかもしれませんが、柔軟な発想力が求められるゲームです。このゲームを採用する場合は、一番早く正解できるかどうか競争させると楽しんでもらえるかもしれません。
-9点つなぎのやり方-
- 紙を用意して、同じ感覚に縦に3つ、横に3つ点を書く
- 4本の直線だけで一筆書きをする
2番は何?
「2番は何?」というのは、よくあるランキングの第2位を答えてもらうというものです。たとえば、「世界で2番目に高い山は?」や「日本で2番目に人口の多い都市は?」といった質問が挙げられます。1番目は知っていても2番目までは知らないケースがいくつもあるため、学びながら楽しめるアイスブレイクとなるでしょう。
-2番は何?のやり方-
- 「世界で2番目に高い山は?」や「日本で2番目に人口の多い都市は?」などよくあるランキングの2番目を答えてもらう
いつどこでだれがなにをしたゲーム
このゲームは、まず一人ひとり「いつ」「どこで」「だれが」「なにをした」をそれぞれ紙に記入します。その後、紙をシャッフルして「いつ」「どこで」「だれが」「なにをした」の順番で並べていきます。内容次第では面白い結果が出ることもあり、楽しみながら受講者同士のコミュニケーションにつなげられます。
-いつどこでだれがなにをしたゲームのやり方-
- 一人につき紙を4枚用意する
- 「いつ」「どこで」「だれが」「なにをした」を考えて記入する
- 紙をシャッフルして、短文を作る
- 紙がなくなるまで続ける
セブンジャンケン
「セブンジャンケン」は、一般的なジャンケンのような勝敗を決めるものではありません。受講者全員でジャンケンの合計数が7になることを目指すゲームです。一般的なジャンケンで使われる3種類だけではなく、指1本や4本も出せるため、チームで協力して7を目指してみましょう。
-セブンジャンケンのやり方-
- チームでジャンケンをして、指の合計数が7になるように目指す
しりとりリレー
「しりとりリレー」は、制限時間内にしりとりを行い、最後の時点で回答権を持っていた人が負けというゲームです。誰が回答権を持っているのかわかりやすくするため、回答者にバトンを渡すという方法もおすすめです。誰でも知っているしりとりを活用したゲームであるため、すぐに始められるでしょう。
-しりとりリレーのやり方-
- バトンなどの手に持てるアイテムを用意し、制限時間を決める
- バトンを渡しながらしりとりをしていく
- 最後の時点で回答権を持っていた人が負け
バースデーチェーン
「バースデーチェーン」は、誕生日や年齢、渡航したことのある国の数などのテーマに合わせて並ぶというものです。簡単に思えるゲームですが、喋ってはいけないというルールがあります。そのため、どのくらい上手くジェスチャーできるかがゲームのカギとなります。
-バースデーチェーンのやり方-
- 誕生日や年齢、渡航したことのある国の数など、テーマを決める
- 言葉を発さずジェスチャーを用いてテーマに合わせて並ぶ
オンライン研修でも使えるアイスブレイク4選
オンライン研修の場合はどうしてもゲーム数が限られますが、まったくできないわけではありません。オンライン研修でのアイスブレイクとしては、以下のようなゲームができます。
リモ謎
「リモ謎」は、株式会社IKUSAによるリモート謎解きゲームです。「燃え盛る本能寺からの脱出」や「終わらないリモート会議からの脱出」といった独自のストーリーが設けられているうえに、難易度も調整が可能です。ストーリーによってはプロの演者が登場することもあり、まるで劇場に参加しているかのような気分が楽しめるでしょう。
短いものだと30分から実施できるので、アイスブレイクにおすすめです。
リモ謎の資料ダウンロードはこちらイラストを使ったゲーム
オンライン研修の場合、イラストを使ったゲームができます。具体的には、絵を使ったジェスチャーゲームやしりとりなどです。絵心だけではなく、相手に対してわかりやすく伝えるための内容も大切です。なお、イラストに関してはグループで共有しながら描けるツールがあるため、それを活用しましょう。
社内クイズ
「社内クイズ」は、会社に関して詳しくなれるだけではなく、会社への思いも高まります。アイスブレイクということもあって、「課長の趣味は?」といったような問題でもOKです。内容次第では、うまく研修内容とつなげられるかもしれません。
ワードウルフ
「ワードウルフ」は、「人狼」に近いゲームです。与えられたテーマに合わせて受講者同士で会話しますが、その中の一人だけウルフで別のテーマが与えられています。会話しながら誰がウルフなのか推理しなければならないため、コミュニケーション力や推理力などが求められます。
-ワードウルフのやり方-
- 講師が村人(多数派)のワードとウルフ(少数派)のワードを決める
- ワードが決定したら他の人にわからないよう受講者それぞれにワードを伝える
- 制限時間まで受講者同士で配られたワードについて話す
- 時間切れになったらウルフだと思う人に投票する
- 最多票が村人だった場合、ウルフの勝ち
- 最多票がウルフだった場合、村人のワードを当てられたらウルフの勝ち、当てられなかったら村人の勝ち
ワードウルフをやってみた動画はこちらです。ぜひご覧ください。
大人数でできるアイスブレイク5選
大人数でのアイスブレイクは、できるだけ全員が参加できるものにしましょう。以下では、大人数でも参加しやすいアイスブレイクを紹介します。
第一印象ゲーム
第一印象ゲームは、グループのなかで「〇〇しそうな人は?」といったお題を決め、「いっせーので」でその人を指名するゲームです。お題の例として、「歌が上手そうな人は?」や「運動神経がよさそうな人は?」などがあります。指名された人に罰ゲームを設けると、押し付け合いになって楽しいかもしれません。
-第一印象ゲームのやり方-
- お題を言う
- 30秒ほど考えるタイムを設ける
- 「いっせーので」で発表する
- 指名された人は罰ゲーム
- お題を言う人をチェンジして繰り返す
心理テスト
受講者の性格や人間性が知りたいときには、「心理テスト」がおすすめです。心理テストは数多く存在しており、本も多数出版されています。その中から研修の内容に合いそうなものをいくつかピックアップして、受講者に出題してみましょう。心理テストということもあり、答えた受講者がびっくりするような結果が返ってくるかもしれません。
-心理テストのやり方-
- 講師が心理テストを出す
- 参加者はそれぞれ心理テストに回答する
- 最後に講師が心理テストの解説をする
山手線ゲーム
「山手線ゲーム」は、名前自体の知名度があるものの、どのようなルールなのか把握している方は意外に少ないのではないでしょうか。山手線ゲームのルールは単純で、決められたテーマに沿って一人ひとり関連するものを答えていくというものです。リズムに合わせて答えていきますが、だんだんとテーマに沿ったものが浮かばなくなってしまい、最初と比べて難しくなります。
-山手線ゲームのやり方-
- チームで輪になる
- 最初に言い始める人が「山手線ゲーム!」と言い、他の人たちは「イェーイ!」と合の手を入れる
- 最初の人が「東京!」と言ったら、全員で拍手を2回する
- 次の人が「渋谷」と言ったら、全員で拍手を2回する
- 全員が間違えずに言えたら終了
十人十色
このゲームは、まずいくつかのチームに分けます。そのうえでチームの一人を指名し、3択問題を出題。指名されていない他の人は、指名された人が何を選ぶのか予想します、もし指名された人の答えと一致していれば、チームに対してポイントが与えられます。
「十人十色」は、どのような人なのか推測しなければいけない力や指名された人の人間性などがわかります。そのため、受講者同士の関係性向上につながるでしょう。
-十人十色のやり方-
- チームに分かれる
- チームの一人を指名し、3択問題を出題する
- 指名されていない人は指名された人が何を選ぶのか予想する
- 指名された人と指名されていない人の答えが一致していれば、ポイントが入る
ピンポンパンゲーム
ピンポンパンゲームは複数人で輪になり、時計回りに「ピン→ポン→パン」と一人ずつ言っていくゲームです。このとき、3人目の「パン」にあたる人は、「パン」と言いながら誰かを指差します。そして指を差された人は「ピン」と言い、先ほどと同じようにゲームを繰り返します。リズムに乗れなかったり、セリフやアクションを間違えたりしたらアウトです。
簡単に思えますが、やってみると意外に難しいもの。山手線ゲームのような人気のリズムゲームの一つです。
-ピンポンパンゲームのやり方-
- 全員で輪になる
- ジャンケンで最初の人を決める
- 最初の人から時計回りに「ピン→ポン→パン」と一人ずつ言っていく
- 「パン」の人は誰かを指差す
- 指を差された人は「ピン」と言い、同じように「ピン→ポン→パン」と一人ずつ言っていく
- リズムに乗れなかったり、セリフやアクションを間違えたりしたら負け
短時間でできるアイスブレイク5選
「研修が上手く進んでいないな」といったときに導入したい、短時間でパッと盛り上げられるアイスブレイクを紹介します。緊張感がほぐれて、研修が進めやすくなるはずです。
私は誰でしょうゲーム
出題者と解答者に分かれて、解答者が質問を繰り返すことでお題を当てるゲームです。
まず、出題者はふせんにお題を書き、お題がわからないように解答者のおでこにふせんを貼ります。解答者以外はお題が何かわかる状態です。解答者は決められた質問回数内でお題にたどりつけるよう、質問をしていきます。出題者はイエスかノーで答えましょう。お題が書いてあるふせんは解答者のおでこにはるのではなく、伏せておくだけでもかまいません。
限られてた質問回数で答えを導かなければならないので、解答者は質問を厳選する必要があります。頭脳戦で白熱するゲームといえるでしょう。
-私は誰でしょうゲームのやり方-
- 出題者と解答者を決める
- 出題者はお題をふせんに書き、解答者のおでこに貼る
- 解答者は決められた質問回数で答えを出す
- 答えが合っていたら解答者の勝ち、答えが違っていたら出題者の勝ち
1分時計
「1分時計」は、体内時計で1分計れるかどうか争うというものです。方法は簡単で、目をつぶってストップウォッチのスイッチを押します。この際、「スタート」と言うようにしましょう。1分経ったと思ったら、「ストップ」を押してストップウォッチを止めます。目を開けて1分ジャストもしくは1分に一番近い人が勝利となります。
なお、ストップウォッチを代わりにスマートフォンのストップウォッチ機能を活用しても問題ありません。意外とできそうな内容であるうえに繰り返すことで1分ジャストになりやすくなるため、小さな成功体験を受講者に味わってもらえます。
-1分時計のやり方–
- ストップウォッチを使って1分計る
- 受講者は目をつぶり、1分経ったと思ったら目を開ける
- 1分ジャスト、もしくは1分に一番近い人が勝ち
短所変換
「短所変換」とは、3分間で短所をできるだけ長所に変えるというゲームです。用意するものは、紙とストップウォッチ。講師は、「スタート」と宣言してストップウォッチを押します。受講者は3分間のうちに短所を書き、その内容を長所にしなければなりません。
特に競争するものではありませんが、自分のネガティブな部分をプラスに捉えられるようになるため、受講者としては新しい自分が見つかるきっかけとなるでしょう。
-短所変換のやり方-
- 紙とストップウォッチを用意する
- 受講者は3分計っている間に短所を書き、その内容を長所にする
たたいてかぶってジャンケンポン
「たたいてかぶってジャンケンポン」は、2人1組になって遊ぶゲームです。対戦相手とジャンケンをして、勝った人はハリセンで叩き、負けた人はヘルメットで防御します。
ハリセンやヘルメットがない場合は新聞紙を丸めたものやボウル類似したものでいいでしょう。トーナメント戦にすれば白熱した戦いになるはずです。
-たたいてかぶってジャンケンポンのやり方-
- ハリセンとヘルメットを用意し、2人1組を作る
- 対戦相手とジャンケンをして、勝った人はハリセンで叩き、負けた人はヘルメットで防御する
- ジャンケンで勝った人はハリセンで叩けたら勝ち
- ジャンケンで負けた人はヘルメットで防御できたら勝ち
ヒーローインタビュー
「ヒーローインタビュー」は、まず参加者同士でペアを作成。その後、ヒーローとインタビュアーに分かれて、ヒーロー側の成功体験を聞き出します。このゲームは、どのように話を聞き出すのかが重要になるため、インタビュアー側の質問力や会話のコントロールなどが求められます。
-ヒーローインタビューのやり方-
- 2人1組を作り、ヒーローとインタビュアーに分かれる
- インタビュアーはヒーロー側の成功体験を聞き出す
- ヒーローとインタビュアーを交代して同じようにインタビューをする
研修の前にアイスブレイクを実践してみよう!
今回は、アイスブレイクの基本情報を踏まえたうえで、アイスブレイクの注意点や主なゲームなどについて紹介しました。アイスブレイクは、受講者の緊張緩和や関係性向上に役立ちます。ただし、きちんとゲームを選ばなければ失敗する恐れがあるため、その点には注意しましょう。
この記事が、アイスブレイクで悩む方の参考資料となれば幸いです。
【関連記事】
研修で、チームビルディングを行おうと思っている方はこちら。
チームビルディング研修って何?基本情報とおすすめのゲームを紹介!
目次

ビジネスゲーム研修.comでは、研修のお役立ち情報や、体験型研修の事例をご紹介しています。オンライン研修やチームビルディング研修をお探しの方は、ビジネスゲーム研修.comにお任せください。
- リモートワーク推進
- チームビルディング
- 合意形成
- 防災研修
- チームビルディング
- 防災研修




- オンライン事例 (11)
- リモ謎 (5)
- コンセンサスゲーム (4)
- リモ研 (1)
- 防災謎解きONLINE (1)
- アクティビティ研修 (12)
- チャンバラ合戦-戦IKUSA- (5)
- 謎解き脱出ゲーム (4)
- ある会議室からの脱出 (1)
- 防災運動会 (1)
- おうち防災運動会 (1)