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オンラインのビジネスゲームを研修に取り入れたい企業様向け【おすすめゲーム10選】

目次
新型コロナウイルスの影響により、リモートワークが根付いてきた現在、対面での研修や体験型の研修の実施は難しくなってきています。しかし、研修は社員教育やチームの結束を固める上で重要なもの。オンライン上で体験型の研修を行うことはできないだろうか、と悩む会社の研修担当さんも多いのではないでしょうか。
そんな時におすすめなのが、オンラインのビジネスゲームの導入です。ビジネスゲームとは、ビジネスに必要な知識やスキルを擬似体験しながら学べるゲームのこと。世界中の企業研修に用いられています。昨今そのオンライン版が多数登場してきているのです。
今回はオンライン版のビジネスゲームについて、おすすめのものを10種類ご紹介します。
自宅にいてもビジネスゲームはできる

ビジネスゲームといえば、これまではカードを使ったり、ボードゲームを使ったり、対面でなければ実施が難しいものばかりでした。いまや社内ではなく自宅にいればできる時代です。
特に、現在は新型コロナウイルスによる「リモートワークをせざるを得ない状況」により、こういったビジネスゲームのオンライン化はより加速してきています。
オンライン版のビジネスゲームを活用すれば、自宅にいながらにして、ビジネスチャットやネット通話などを使ってオンライン上で繋がれます。つまり、チームメンバーと一緒にビジネスゲームができるのです。
オンラインのビジネスゲームを活用することで、フルリモートでありながら、仕事において重要な知識やスキル、考え方をネット上で疑似体験することができます。
もはや、ネット環境さえあれば、いつでもどこでもビジネスゲームを用いた体感型の企業研修が簡単に行えてしまうということなのです。そのうえ、オンライン環境さえあれば実施できるため、ビジネスゲームを行うための場所を確保する必要がなくなります。
オンラインで実施できるビジネスゲーム研修を10種類紹介

ここからは、おすすめのリーダーシップ研修を10種類紹介します。
コンセンサスゲーム
コンセンサスゲームとは、チーム内で話し合いながら意見を合意させていくゲームです。
やり方
- 予期せぬ問題が発生する
- 対処法をまずは個人で考える
- 次にチームで対処法を考える
- 専門家の結論と比べ、自分のチームの対処法の妥当性を確認する
課題に正解がある場合は、個人決定とコンセンサスによる集団決定の正確さを比較していきます。これにより、集団活動の有効性に気づきやすくなるのです。
回答に正解がない場合は、互いのものの考え方や価値観の違いを知ることが狙いです。時には意見が対立する時もあると思います。それを多数決や、諦めではなくしっかりと話し合って合意することを目的としています。
コンセンサスゲームにはさまざまな種類がありますが、なかでも有名なのが、「9人のポジジョン」です。チームメンバーそれぞれに与えられた断片的な情報をメンバー間で共有し合い、ある野球チームのメンバー9人のポジションを推測していきます。また、月面で不時着してしまった場所から持ち合わせの道具を使って母船まで行くという想定で、道具の優先順位を話し合い決めていく「NASAゲーム」も有名です。
IKUSAでは、「ジャングルサバイバル」や「帰宅困難サバイバル」のようなさまざまなシチュエーションのコンセンサスゲームを提供しています。オンラインだけではなく、リアルでも実施可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。
目指せ上場!謎解き会社経営オンライン
「目指せ上場!謎解き会社経営オンライン」は、オンライン上で実施できる、チーム対抗の謎解きチームビルディングゲームです。各チームは会社を設立したメンバーとして会社を成長させ、60分の制限時間で会社の時価総額を一番大きくしたチームが優勝となります。
やり方
- チームごとに様々な問題を解く
- 問題を解いて、最も時価を高くしたチームを優勝とする
コロナ禍でコミュニケーションが不足した社内のコミュニケーション活性化や、オンラインで実施できる社内研修に最適です。問題の難易度と種類が豊富であるため、謎解きに苦手意識がある方でも、チームに貢献しやすい作りになっています。
また、チーム内で役割分担をしたり、それぞれのメンバーが強みを発揮したりすることで、より効率的に問題を解けるため高得点を獲得できます。オンラインならではの特徴として、難易度の調整(ヒントを見れる数を運営者が設定可能)ができるため、参加者の属性や研修の目的に合った難易度で実施できます。参加者同士がスムーズに進められるよう、適切な難易度を設定したうえで実施してみましょう。
ワークスタイルトランプ・クラウド
ワークスタイルトランプ・クラウドは、働き方について考えるゲームです。
ゲーム内で使用する52枚のトランプには、「働き方」に関するさまざまなキーワードが書かれています。(社長が魅力的な会社、上場している会社、服装が自由な会社、社会に貢献することなど)
また、それぞれのキーワードはトランプのマークによって4つの分類にわけることができます。
- ハート:大企業的 かつ 生活(ライフスタイル)重視
- ダイヤ:ベンチャー企業的 かつ 生活(ライフスタイル)重視
- クローバー:大企業的 かつ 仕事を重視
- スペード:ベンチャー的 かつ 仕事を重視
トランプの数値が小さければ小さいほど、その分類の特徴が強く出るようになっています。
やり方
- 理想の働き方に合わせてカードを選ぶ
- 相手の選んだカードと照らし合わせる
- 価値観について話す
このカードの中から自分に合う価値観を選ぶことで、一緒に働く人がどんな考えを持っているかを知ることができ、より深い繋がりを作るきっかけになるのです。
もちろん、会社側も内定者の考えや価値観を知ることができます。分析ツールや評価ツールとしてではなく、あくまでコミュニケーションツールとして使うことを前提に作られているため、人とやり取りしたい時にもピッタリです。
野球のポジション当てゲーム
野球のポジション当てゲームは、各プレイヤーが持っている情報をもとに、野球のポジションを推理するゲームです。このゲームはジグソーメソッドと呼ばれる手法を用いており、各人が持っているバラバラな情報をつなぎ合わせると正解にたどり着けるようになっています。
やり方
- 自分の持っている情報を他の人と照らし合わせる
- 話し合ってメンバーのポジションを当てる
このゲームでは「把握できた情報の報告、自分の持つ情報の連絡、不明な情報についての相談」などの報連相を実践するため、論理的に考えたり、伝えたりする力が試されると思って良いでしょう。
各メンバーに効率的に情報を伝達するため、各自が持っている情報や図表を使って上手に整理することが求められます。こういった意見を相手に正しく伝え、情報を共有し、チームで話し合いながら1つの結論を導き出していくことで、チームで意思決定を行うことの強さや、重要さを学ぶことが最大の目標になっています。
ヒーローインタビュー
ヒーローインタビューは、コミュニケーション力を磨くゲームです。
やり方
- インタビュアー役が発表者に質問する
- 発表者が自分の成功体験や嬉しかったことを話す
自分の体験を詳しく話すことを苦手とする方もいるので、話しやすいようにインタビュアー役が導きます。
スポーツのヒーローインタビューのように「本日のヒーローインタビューは〇〇さんです!」と盛り上げても良いでしょう。ポジティブフィードバック同様、他者からの評価をもらえることで、参加者のモチベーションアップにつながります。さらに相互理解も深まるため、チームの一体感をのぞめます。
また、メンバー同士で自分の成功体験や嬉しかった体験をシェアすることによって、お互いの価値観や考え方の違いをより深く意識するようになるため、自然とメンバー間に「あ、この人はこういうことを嬉しいと思うから、こうしよう!」などメンバー一人ひとりの個性に合わせた良いコミュニケーションが生まれるようになります。
マナーストーリー
マナーストーリーは、ビジネスマナーについて学べます。
やり方
- 先輩社員役がビジネスマナーについて出題
- 新入社員役が解答する
ビジネスマナーの研修はどうしても座って話を聞くだけの講義になりがち。退屈に思う方も多いでしょう。しかし、マナーストーリーは信頼チップを失うことなく、商談の場にたどり着けるよう試行錯誤するゲームであるため、楽しみながら学ぶことができます。
ゲームの体験を通して、ビジネスマナーが学べるだけでなく、マナーを知らないと信頼を失うことに気づかされます。2021年1月よりマナーストーリーのオンライン版が配信開始されたため、リモートでも研修に導入できます。
ヒアリングチャレンジ
ヒアリングチャレンジは、営業を疑似体験するゲームです。
やり方
- 車の販売員になったつもりで訪れたお客様に対して10回質問する
- 販売員はカードに書かれたお客様の回答をもとに「9種類の車種×色・内装のオプション」から最適な車を提案する
お客様が真に求めているものを理解し、ニーズに合う提案力が問われるビジネスゲームです。
営業研修はどうしても座った状態で営業ノウハウや意識、考え方を学ぶ方式になってしまいがちですし、いざ実践でとなるとなかなか難しいのが現状です。しかし、このヒアリングチャレンジを使えば提案型営業のスキルや知識を実践形式で体感しながら学べるため、そういった研修を希望の会社などに向いています。
ビズストーム
ビズストームでは、経営センスを磨けます。このゲームは、視野を広げ、ビジネスの全体像やポイントを楽しみながら体得できます。財務やコミュニケーションを重視したビジネスゲームが多い中、ビズストームは経営戦略やマーケティングを重視しています。「顧客に価値を提供し、競合の中から選んでもらう」というビジネスの原則を起点とし、そのためにビジネス全体をどう組み立てるかという視点を身につけられるのがポイントです。
やり方
- 4~6人のグループを作る
- 起業したばかりの会社の社員として、カードを使い「事業」を行う
- 8期の中でできる限り利益を上げる
世の中の多くの経営が学べるビジネスゲームは、会計や財務、コミュニケーションなどを重視しているものが多い中、ビズストームは経営戦略やマーケティング戦略といった、「どのように戦うのか?」「どのように利益をあげていくのか?」などを重視しているという点で、注目されているビジネスゲームです。
リモ謎
リモ謎は、リモートで謎解きができるゲームです。謎解き脱出ゲームは参加者自身が物語の主人公。チームで意見を出し合い、相談し合いながら決められた時間で謎を解き、物語のクリアを目指します。フルリモート環境でもできる点や、4種類の違ったユニークな謎解きのシチュエーションが用意されていて、エンタメ性が高く、楽しみながらできるのが特徴です。
やり方
- オンラインのビデオチャットツールを用意する
- チームで協力をしながら物語にそった謎を時間制限内に解く
- 危機的状況からの脱出を目指す
制限時間が決まっているので、チームそれぞれ「1人ずつ回答していく」「全員で相談して回答していく」「代表者が回答し、他のメンバーはそれをサポートする」など色々なやり方で進めていきます。最後の問題は、チーム全員でなければ解けないようになっており、リモ謎を通して、チームで挑むことで達成感の共有と一体感を感じられるのが特徴です。リモートワークにより交流が減ってしまったり、他拠点間で交流を図ったりしたい企業にオススメのオンラインビジネスゲームです。リモ謎の資料ダウンロードはこちら
まとめ

今後さらにオンライン環境におけるリモートワークが定着することが予想される中、コミュニケーションのとり方や社内メンバーとの報連相など昔に比べると上手くいかないこともあるかもしれません。そんな時にはオンラインのビジネスゲームを導入することをおすすめします。
オンラインのビジネスゲームという1つのきっかけによってメンバーとのコミュニケーションが増え、意見交換がしやすい環境を作ることにつながるかもしれません。ぜひオンラインのビジネスゲームを取り入れて、成果が出やすくなる職場環境を作ってみてください。
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