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日本最大規模を誇る社会保険労務士事務所「SATO社会保険労務士法人」様の新入社員研修で、アクティビティ・講義一体型のコミュニケーション研修(アクティビティ:コンセンサスゲーム「ジャングルサバイバル」)を実施していただきました。
SATO社会保険労務士法人様は、新入社員同士が親睦を深めながら、社会人として基礎的な知識やコミュニケーションスキルを習得できる研修サービスをお探しになっていました。
アクティビティを通して基礎的なコミュニケーションスキルを実践的に学び、自己発信力の形成につながる研修として、株式会社IKUSAのあそぶ社員研修をご利用いただきました。
2024年5月、12名の受講者を対象にコミュニケーション研修を実施。前半はコンセンサスゲーム「ジャングルサバイバル」に取り組み、後半はその内容を振り返りつつ、ワークや講義を経てコミュニケーションスキルを習得します。
あそぶ社員研修の「コミュニケーション研修」の基本的なプログラムでは、まずアクティビティを行い主体性を高めます。その次に、振り返りと講義・ワークをブリッジすることで、受講者の理解を深め、学びの定着を促します。
今回は、研修の目的や対象者の特徴、担当者様の希望などを考慮し、ゲーム形式のアクティビティを行う中でより積極的にコミュニケーションを図れるような研修プログラムを実施しました。

※クライアント様のご希望により、受講者の顔に動物の顔文字を使用しています。
研修の目的・目標の共有を経て、前半は4名ずつの計3グループに分かれ、コンセンサスゲーム「ジャングルサバイバル」を実施しました。
「ジャングルサバイバル」は、クルージング中に船が壊れ遭難してしまったというシチュエーションで、生き延びるにはどの荷物を持ち出すのが最適か、優先順位を決めるゲームです。
まずは個人ワークを行い、その後グループワークで意見を突き合わせました。

多数決やじゃんけんで意見をまとめるのではなく、受講者同士が話し合って着地点を見出すのが、コンセンサスゲームの特徴です。全員が集中して真剣に取り組んでいたのが印象的でした。
また、「まだ話したことがなかった社員と話せて、楽しく研修を受けられた」という感想があがり、研修がコミュニケーション促進や関係構築につながったことがうかがえます。

「ジャングルサバイバル」で最善解を見つけるには、グループ内で意見を出し合うことが重要です。グループメンバー全員の意見を聞けたか、意見を出せたかが正解に近づくカギとなっており、自発的に発言や相談をしながら合意形成していく姿が見られました。

意見をまとめたら、チームごとに発表をし、専門家による答えと照らし合わせます。なぜその答えになるのかの解説を聞き、後半の講義・ワークへと繋げます。

後半は、研修講師がゲーム中の様子や発言をフィードバックし、振り返り・講義を行い、コミュニケーションに関する知識やスキルを習得していきます。PREP法やホールパート法・積極的傾聴など、伝える力・聴く力を論理的に学び、アクティビティでの体験を納得につなげました。
また2人1組のペアワークでは、アクティビティでコミュニケーションを取り合ったことで、受講者同士スムーズにワークを行うことができました。
受講者は積極的に参加し、なおかつペアの相手の意見に耳を傾けて考えをまとめていました。

最後に、研修講師から本日のまとめを行いました。
研修の冒頭では受講者が発言をためらう様子もうかがえましたが、アクティビティやワークを通じてコミュニケーション能力が高まり、新入社員同士の交流が活性化したことで、最後には主体的に意見を交換できるようになりました。

※小数点以下第2位四捨五入
会議などの合意形成の場で自身が発言することで、当事者意識が芽生え、成果につながり組織への貢献となる点が、全体を通して今回の研修で学べたと思います。自分も組織の一員であるということを忘れずに受け身の姿勢ではなく当事者意識を持ち、行動していってもらいたいと思います。MTGなどの機会ではきちんと自分の考えを持ち、全体で共有することを意識できると良いと思いました。
アクティビティでコミュニケーションを促進させる「あそぶ社員研修」は、受講者の発信する力・意見を聞く力を育み、主体性を高める研修プログラムです。講義による学びの定着を促し、翌日からの業務に役立てます。
| 目的 | チームビルディング |
|---|---|
| 対象 | 新入社員 |
| 人数 | 〜50名 |
| 業種 | サービス業 |
| エリア | |
| ゲームの内容 |