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人材情報の一元化・可視化を行うタレントマネジメントシステム「カオナビ」を提供する株式会社カオナビ様に、アクティビティと講義の一体型プログラム「あそぶ社員研修」からクリティカルシンキング研修(アクティビティ:混乱する捜査会議からの脱出)を実施していただきました。
株式会社カオナビ様は、社内研修で「クエスト」と呼ばれるユニークな研修方法に取り組まれています。
「クエスト」とは、部署を超えて社員同士で「パーティ」を組んで行う体験型(ゲーム型)研修。研修にゲーム性を取り入れることで、社員の理解を促進し、能動的な姿勢を育む狙いをもって実施されています。
この度、「あそぶ社員研修」の「クリティカルシンキング研修」をご評価いただき、カオナビ様の研修に採用していただきました。
クリティカルシンキングとは、物事の本質を見極め正しい答えを導き出そうとする思考法。カオナビ様が掲げる「ユーザー視点で考える」というバリューの実現に必要となるスキルです。
「あそぶ社員研修」では、クリティカルシンキングをアクティビティで体験し、その後の講義で理解を深めるため、「クエスト」の狙いにマッチしていました。
2024年3月、8部署29名の社員の皆様が集まり、研修が開催されました。前半は体験型推理ゲーム「混乱する捜査会議からの脱出」に挑戦し、後半はアクティビティを振り返りつつ、研修講師による講義で“明日から使える”クリティカルシンキングの思考法を学びました。

まずはカオナビ様の社内研修「クエスト」の説明と、どのようにしてアクティビティからクリティカルシンキングを学ぶのかを確認しました。
さらに受講者は初対面の方同士が多かったため、自己紹介の時間を設け、本日の意気込みなどを共有し合いました。

「混乱する捜査会議からの脱出」は、謎解きの間に出てくる証拠品や証言を集め、整理・分析・共有して事件の真相に辿り着くことを目指します。
進行はプロのMCが行います。目の前で事件が発生するところからアクティビティがスタートし、受講者の皆様を非日常の推理の世界へと引き込みます。

さまざまな証拠品や証言を手がかりに、パーティで協力して推理を進めます。スマートフォンで読み取ることで新たなヒントを入手できるものもあり、答えに辿り着くには試行錯誤が必要です。

数多くの手がかりのなかで、何が必要なものかを見極めるにはパーティでの議論が不可欠です。初対面同士、遠慮がちになってしまうことも考えられましたが、アクティビティの効果もあり、受講者の皆様同士が衝突(コンフリクト)を恐れずに意見を交わす様子が見て取れました。
最後はパーティで1つの答えを、シートにまとめて提出します。それぞれの推理は採点され、順位と点数が発表されます。
今回の最高得点はなんと91点! 残念ながらどのパーティも真相へ辿り着くことはできませんでしたが、皆様とても真剣に推理に取り組んでいただきました。

講義のパートでは、“明日から使える”クリティカルシンキングの思考法について、研修講師によるレクチャーを行いました。
アクティビティのどの点にクリティカルシンキングの思考法を用いるべきだったのか、真相の解説と合わせて振り返りました。
実施後のアンケートでは「とても満足」「満足」との回答が93.1%と、多くの方に手応えを感じていただける研修となりました。また「仕事に必要な考え方を学べた」「振り返りをセットで行うことで理解がより深まった」などの声をいただきました。


■受講者様の声
■ご担当者様の声
アクティビティと講義が一体となった「あそぶ社員研修」は、社員同士のコミュニケーションを促進し、人と人、企業と人との繋がりを強めます。また講義によりアクティビティでの学びを定着させ、明日から使える技術を身につけられます。
| 目的 | チームビルディング |
|---|---|
| 対象 | 全社員 |
| 人数 | 〜50名 |
| 業種 | 情報通信業 |
| エリア | |
| ゲームの内容 | 混乱する捜査会議からの脱出 |