【開催事例】「ビジネスマナー研修」日本製鉄 北日本製鉄所室蘭地区 室蘭協力会様

- アンケート
目的 | ビジネスマナー |
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対象 | 新入社員 |
人数 | 〜50名 |
業種 | 鉱業 |
目次
研修実施前の課題
- 社会の流れに即した新しい工夫を研修に取り入れたかった
- 楽しみながら学べる研修を実施したかった
あそぶ社員研修を選んだ理由
- アクティビティを活用し楽しく学べる内容だと思ったから
- 知識として身につけておくべき内容が多かったから
- 手や体を動かし、交流しながら学べる研修を検討していたから
導入後の成果・効果
- 社会人として絶対に必要なスキルを学ぶことができた
- 体験型であることで自身の現状を楽しく確認できた
- 座学だけでなく経験をともにできたことで、受講者同士の交流が深まった
堅い内容も楽しんで学べる研修にしたい
日本製鉄北日本製鉄所室蘭地区室蘭協力会様は、主管となる日本製鉄北日本製鉄所室蘭地区連携室様と日本製鉄のグループ企業13社が協働で『人材育成』を中心に取り組まれています。
【室蘭協力会参画グループ企業】
栗林商会、幌清、坂田組、産業振興、新和産業、陣上工業、スガテック、大同電設、テツゲン、日鉄テックスエンジ、日鉄ファーストテック、濱野鋼業、大和工業 ※五十音順 敬称略
今回は「新入社員研修で毎年実施しているビジネスマナーを、若い世代により受け入れられる形式にしたい」というご要望をお持ちでした。
そこで、アクティビティの体験を講義で定着させ、楽しみながら学びを深められる「あそぶ社員研修」をご提案し、導入いただきました。
3つのアクティビティで、社会人に必要なマナーを総合的に身につける
当日は18〜22歳の方を中心とした新入社員33名が集まりました。入社直後ということもあり、受講者はほぼ「初めまして」の間柄です。複数の会社が集う合同研修であるため、会社や年齢が混ざり合うチーム分けを行いました。
まずは「ビジネスマナーとは? ビジネスマナーが求められる理由は?」をテーマとした導入講義を行い、研修のゴールを確認。続いて以下の3つのアクティビティを開催しました。
- まちがいを探せ! ビジネスミステイク(テーマ:お辞儀、身だしなみ、訪問)
- 正しいのはどれだ Go! Go! 敬語!(テーマ:敬語)
- 大切な情報を取捨選択! 東奔西走ホウレンソウ(テーマ:報連相)
第一印象の大切さを学ぶ「ビジネスミステイク」
「ビジネスミステイク」では、お辞儀の仕方や身だしなみの整え方など、取引先への訪問時ややりとりの際に必要なマナーを学びます。
受講者の皆さんが動画を視聴し、内容の間違い探しを行います。
その後、第一印象の影響や取引先訪問の流れ、身だしなみのチェックポイントを講義で確認し、実践としてペアを組んでお互いの身だしなみのチェックやお辞儀の練習を行いました。
正しい敬語表現を身につける「Go! Go! 敬語!」
次に2つ目のアクティビティ「Go! Go! 敬語!」に移りました。
このアクティビティでは、正しい敬語の知識を学びます。上司や同僚、取引先との会話のサンプル映像を見て、場面に応じた正しい敬語を手元のカードのなかから選びます。
チームで正しいカードを検討し、答えを選び正解数を競いました。
アクティビティの直後に、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つの敬語や、混同しやすい表現、ビジネスシーンで用いられる定型表現に関する講義を実施。文例を正しい敬語表現に直すワークを通じて、学びの定着を図りました。
コミュニケーションの重要性を実感する「東奔西走ホウレンソウ」
最後は、報連相の重要性を学ぶ「東奔西走ホウレンソウ」です。
このアクティビティでは、各自がそれぞれ異なった内容の穴埋め問題を手にします。「自分がどのような状況に置かれているか」(報告)、「他の人の役に立ちそうな情報や気づいたことを発言」(連絡)、「穴埋めの答えがわからない箇所はメンバーに聞く」(相談)をチームのなかで行い、報連相を実践します。
アクティビティから、仕事はコミュニケーションで成り立っていることを学びます。直後の講義では、相手目線に立った報連相の使い分けや、確認のポイントを伝えました。新人の時期の相談の重要性を理解したあと、実践ワークとして状況に適した報連相を考える時間を設けました。
振り返り
3つのアクティビティと講義が終わり、約3時間の研修の振り返りとして「お辞儀、身だしなみ、訪問」「敬語」「報連相」の要点を各々で振り返りました。
受講者の皆さまには、アクティビティを楽しみつつ、講義部分は集中して聞き、メリハリを持って参加していただけたようです。
体験型であることで、自身の現状を楽しみながら認識できた
実施後のアンケートでは、受講者様に高く評価していただきました。また「社会人としてのマナーや礼儀を学べた」「学校では教わらないことを学べ、社会人としての責任を再認識できた」などの声をいただきました。
研修実施後の評価(5段階)
- 本研修の学びを実務で活用できると思いますか(平均評価:4.9)
- 研修を通じて他の受講者との仲は深まりましたか(平均評価:4.6)
- 今回のようにアクティビティを通じて学ぶ研修を、今後も受けたいと思いましたか(平均評価:4.8)
※小数点以下第2位四捨五入
受講者様の声
- マナーは信頼される存在になるために大切なことだと思った
- 訪問時の流れや準備など社会人として絶対に必要なスキルを学ぶことができた
- 挨拶は自分から行い、相手の目を見て、笑顔で、「語先後礼」が基本と学ぶことができた
- 今後の仕事で研修の経験を活かしていけるように頑張ろうと思った
- 今後ももっとマナーについて勉強して立派な社会人を目指したいと思う
- 体験型であることで自身の現状を楽しく確認できた
ご担当者様の声
- 自社では用意できないパフォーマンスとアクティビティを実現できた
- 座学だけでなく経験をともにできたのはいい時間だった
- まだ現場に入っていない新入社員が、同期同士の関係を深められた
アクティビティと講義が一体となった「あそぶ社員研修」は、研修に必要な学びの要素に加え、経験をともにすることで受講者同士の交流を深められます。体験型のプログラムを研修に取り入れることで、前のめりで学べ、生きた知識を身につけられます。
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