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リモ謎

【インタビュー】フロンティアワークス様にリモ謎実施後のご感想をうかがいました!

  • インタビュー
目的 チームビルディング
対象 新入社員 , 中堅社員
時間 1〜2時間
人数 〜50名
業種 その他

今回は、6月に社内イベントにてリモ謎をご実施いただいた株式会社フロンティアワークス様に、インタビューを行いました。
インタビューにご協力いただいたのは、社内イベントの幹事をご担当された根岸様と大段様。社内初のオンラインイベントとして200名以上の大規模イベントを終えたお二人に、ご感想や参加者のみなさまの反応をうかがいました。

エンターテインメントに高い熱量を注ぐ企業さま

――まずはフロンティアワークス様の事業内容について教えてください。

(根岸さま)
フロンティアワークスはアニメイトグループに属しており、当社はCD、書籍の製作・発売から始まり、今ではアニメ、ゲーム、グッズ、ライブ、舞台、音声コンテンツなど幅広いジャンルに挑戦を続けてきました。また、いま力を入れている事業として3DCG事業があります。これまでに『あんスタ!!』(正式名称は『あんさんぶるスターズ!!』)や、『PSO2』(『ファンタシースターオンライン2』)、『ツキウタ。』といった作品の3DCGを手がけています。直近では、『うたプリ』(『うたの プリンスさまっ』)の3DCGライブを実施と、大きく展開をしています。


――イベント冒頭に事業紹介の動画が流れた際には、アニメ好きのスタッフなどはすごく盛り上がっていました!


(根岸さま)
そうなんですね!ありがとうございます。
ビジュアル関係では、最近までアニメ作品の『アニメ「ヘタリア World★Stars」』や『ひぐらしのなく頃に』に関係しております。それ以外にも声優コンテンツだったり、ノベルやコミックスだったりといったものも出しております。ノベルについてはKADOKAWA様との共同事業の「MFブックス」というレーベルがあり、『盾の勇者の成り上がり』や『無職転生』といった作品の企画・編集も手がけております。
コミック関係だと女性向けコミックスが多いのですが、中には『タヌキとキツネ』などほんわか系の作品もあり、幅広い層のお客様からご好評いただいております。


――エンターテイメントにおいて幅広く事業展開されているんですね。社内の雰囲気はどういった特徴がございますか?


(根岸さま)
弊社としてもグループとしても、好きなことや熱量の高いものを自分の仕事にしている人が多く、クリエイティブな発想もそういったところから生まれている方が非常に多いのかなと思います。実際、私も弊社で扱っているようなものが好きで入社しました。好きなものを売るのは楽しいので、そういう意味では自由度も高く熱量も高く、今さまざまな変化に対応している最中の会社だと思っております。


――社内の雰囲気もいいご様子で、イベントの際には根岸さまのトークも参加者のみなさまに好評でしたよね!


(根岸さま)
みんな楽しくなって盛り上がっちゃったようなところもあると思います……今まで褒めてもらったことなかったので……(笑)


――とてもお上手だってスタッフの間でも話しておりましたよ!

コロナ禍で“顔を合わせる”コミュニケーション減少に課題

――今回は何か明確に課題があった上で取り組んでいただいたわけではありませんでしたが、これまで社内コミュニケーション関連での課題はございましたか?


(根岸さま)
ある意味では課題があったと私は考えています。
もともと、このイベントのことは「交流会」という呼び方をしていて、一昨年までは研修要素も含めて社内全体で何かに取り組みつつ、顔を合わせるコミュニケーションの場という側面が強かったのですが、今回はその「顔を合わせる」という部分により目的をもたせた場を設けることができました。
課題という意味では、いま顔を合わせてのコミュニケーションが取れない点が社内でも問題視されているなかで、オンラインとはいえ顔を見ながら話す場を、ある意味強制的に作れたことは課題のクリアにつながったのかなと思います。

このコロナ禍で、会社としてはテレワークを推奨しているので、出社する人数は半分以下になっています。それも入れ替わりなので、同じ人間がずっといるということがない状態です。そうするとどうしても、新規で入社した者が他の社員の顔も知らないままお仕事をするといったことも多くなっているんですね。雑談はもちろん、業務の相談もしにくい状態を改善したいという状況で今回の謎解きがあったので、非常にいい機会だったのではないかと思っております。


――当日見ていて、打ち解けたらすごく仲良くなりそうな社員の方々が多い印象を受けました。チャットも盛り上がっていましたね。


(根岸さま)
実はチャットでは弊社の社長もコメントを打っていたりしていましたね(笑)
ノリの良い会社なので、あの謎解きの方法がとてもよかったです。没入感のあるストーリー仕立てのコンテンツというのが実は非常にマッチしていたんだなということが本当によくわかりました。

昨年の中止を経て、ようやく開催できた交流会

――今回の社内イベントのきっかけについてお聞かせください。


(根岸さま)
毎年この交流会自体は行なっていて、昨年も初夏に実施する予定ではありましたが、2~3月ごろよりちょうどコロナ禍になり、リアルで顔を合わせる機会をなくしていこうというタイミングと重なり、交流会そのものがなくなってしまいました。
ただ現在ではオンライン系の取り組みが強化され、会社でもテレワークを推奨している状況もあり、その流れに乗って何かしたいよねという風潮がすでにできあがっていました。その中で、今年は交流会どうしようかという話になったときに、「オンラインの謎解きがいいんじゃないか」という意見があがったのがきっかけだったと思います。

(大段さま)
オンラインでの開催が会社の意向となり、わりと早々に「じゃあ業務委託しよう」という流れになりました。
というのも、実は一昨年の段階で研修の度合いを高めようという話になり、謎解きが案として挙がっていたんですね。そして今年オンラインで交流会を実施するにあたり、昨年の「謎解き」という案をそのままオンラインでやることができないかと考えたのが、オンライン謎解きを検討し始めたきっかけです。
オンラインで初対面の人と話すのってなかなか難しいので、とりあえずこちらから共通の話題を提供したいという思いがあり、チームビルディングも併せてできる謎解きがいいと思いましたね。

(根岸さま)
前回までは歓談がメインの会を土日に行なっていたのですが、今回はより研修度の高いレクリエーションが、リモ謎のおかげで実施できそうになり、平日開催に切り替えができたということもありました。

(大段さま)
オンラインで実施するとなった時に、社長から「せっかくだからオンラインでやることに意味を持たせてほしい」といったリクエストがあったんです。それなら専門の企業様のオンラインイベントを体験するというのも、一つの目的になるのではないかというのもありました。

(根岸さま)
会社の業務として実物のグッズやCDなどの販売、また舞台やライブを多く運営していたので、リアルのイベントはけっこう行なっていたのですが、Web上のイベントというのは経験がないものだったので、そこを体験させたいという社長の意向もあったのではないかと思います。そこから他の事業に発展させられたらよいのではないかという。そういう意味では、イベントで達成したかった目的も叶っていますね。


――それはよかったです。オンラインに慣れたら、社内イベントの選択肢もより広がりそうですね。


(根岸さま)
これでリアルのキャストを稼働したイベントの敷居は間違いなく下がったと思います。「こういう風にやればいいんだ」とか「こういう風な問題が出てくるんだ」といった学びが必ずあったと思うので、そこを解決するのは弊社の人間は得意なのではないかなと思っています。


――たしかに御社のみなさまにとってオンラインイベントは相性が良さそうだなと思いますね。


(根岸さま)
あとはオンラインイベントを実施されている他社様も見させていただいた中で、単純に面白そうだなと思ったのも一つのきっかけでしたね。

(大段さま)
実はこれまでも毎年、幹事がオリジナルで問題を作ってちょっと謎解きをするみたいなことがあったんですよ。ただ私が謎解きガチ勢だから謎解き会社様の研修プランを解いてみたいという気持ちがあって……(笑)。その想いを軽くこぼしたのが、業務委託での謎解きを検討した本当の発端です。
企業様と手を組んで交流会を行うこともなかったのでいいのではないかということで、オンラインでの開催が決まった時に、私が「オンラインの謎解きあります!」って言って、そこから探し始めたかたちです。


――他社さまもご覧になっていた中で、弊社のどのような点が良いと思われましたか?


(大段さま)
オンライン研修を提供されていて、謎解きをされている企業様がいくつかあるうちから決める上で、やっぱり価格面の条件も大きかったです。初めてのオンライン開催なので、例年の予算との兼ね合いや、「今までは食事があったけど、それがなくなるから会費をどうするのか?」といった問題も出てきました。正直、社内予算の問題が大きく、加えて弊社内でのオンライン行事の実績がほぼないため、Webシステムがしっかりしているところにしようというのが2つの主軸だったかなと思います。

(根岸さま)
あとは運営実績をすでに持たれていたところですかね。「こういうことをやっています」「こういうのどうでしょう?」とご提示いただいたのがわかりやすかったです。また同時につないで対応ができる人数も200名以上ということを伺っていたので、そこも決め手になりました。参加者が全部で250人近くになることがわかっていたので、それに対応していただけるところがよかったですね。リモ謎の資料ダウンロードはこちら

参加者の方々のフィードバックからは多くの学びも

――実際に行なったイベントについてはいかがでしたか?


(根岸さま)
参加者のみなさんの反応が非常に良く、間違いなくかなり満足のいくイベントだったと思っております。
そもそも今回初めて交流会をオンラインで開催しましたが、アンケートの結果としては「満足」「やや満足」の割合が98%でした。初めてのオンラインイベントとしては、大成功だったと思っています。幹事のメンバーだけではここまでのものは絶対にできなかったので、本当にIKUSA様にお願いしてよかったなと思っております。


――ありがとうございます!ちなみに参加者のみなさまからはどのようなフィードバックがありましたか?


(根岸さま)
「謎を楽しめた」という方もいれば「難しかった……」という声もあって、やっぱり謎解き経験の差や発想の差が顕著に出ましたね。今後もし同じような機会があれば、今度は人員の入れ替えなどで対応できるかなとも思いました。初めての顔合わせで、社員それぞれの得意不得意が分かった会でもあったと思うので、すごく今後につなげやすいなと思っております。

また、これは弊社の問題になってくるのですが、早く解けたメンバーからは、「歓談の時間が少し長く感じる」という意見が少しありましたね。今回の目的がそもそも歓談を設けることだったので、そこを長めにとっていたのですが、おそらく謎解きの最中の会話でけっこうみなさん満足していたみたいで……。そういう意味では謎解きの満足度が非常に高かったんだろうなと思います。
今までだと食事やお酒がメインで、その中にちょっとした発表や歓談があり、最後に締めて解散、といった流れだったので、時間的には大して変わらないのですが、謎解き中の会話の濃度が濃すぎてそのような意見が出たのではないかと思いますね。

(大段さま)
ただもちろんポジティブな意見が多くて、「次回もこれがいいです!」といった感想を直接言ってくれる者もいましたね。


――それはとても嬉しいです!


(根岸さま)
あとは、「食事をしたかったとか」「お酒を飲みたかった」という声も多かったので、そこは今後の改善点かなと思っています。今回は予算の都合だったり、研修を主軸にしていたりという事情もあって食事やお酒は無しにしていたのですが、それでもやっぱり飲みたい人が多いんだなということがわかりました。
また、「最後の歓談タイムで2チームを一緒にしていただいたのがよかった」という声もありましたね。

(大段さま)
他のチームの話も聞けたことがよかったそうです。もう少しメンバーをシャッフルしたら、ひょっとするとさらに楽しめたのかなとも思いますね。

(根岸さま)
ただ、チームで謎解きに取り組んで結束感が生まれたところを、完全にシャッフルしてしまうと少しもったいないところもあったので、2チームを一緒にすることによってより話しやすい環境にはなったのかなとも思います。

(大段さま)
あとから、「そっちのチームはどうだった?」などといった会話も生まれていたみたいですね。


――2チームというのもちょうどよい人数だったのかもしれないですね。


(大段さま)
会話という点では、アイスブレイクもよかったです。それぞれの考えを知るために、自然に話したり聞いたりすることができたようです。それぞれのパーソナルな話も出るので、「より深いことを知ることができた」といった感想をくださった方がいて、「なるほど!」と思いました。
実は幹事内でもアイスブレイクを行なったのですが、よく知っている同士でも、お互いのまだ知らなかった部分を知ることができて面白かったです。

(根岸さま)
結果として目的を達成することができたかというところで言うと、やっぱり課題だったコミュニケーションの部分で非常に改善が見られたかなと。そもそも顔合わせを目的にした会というところから始まっているので、オンラインでも顔を見ながら、相手を認識しながら話すことができたというのも一つの課題のクリアにはなっていたと思っております。


――それはよかったです!

さらなるイベント企画の可能性を模索していく

――今後、イベントを実施するにあたって目標や課題などはございますか?


(根岸さま)
交流会の運営そのもので言うと、時間の配分をはじめ細かな意見をもらった部分も多いので、次回の担当者にフィードバックを行い次につなげることが目標です。
今回はオンラインでできる謎解きを経験させていただいたので、今後はさらに他にできることを模索するというのが一つの課題になるかなと思っています。今のところ、具体的に実施してみたいイベントの案というのがない状態ですので、今のうちからどういうことができるのかというところは考えていきたいですね。
オンラインイベントは当然強化していきたいですし、来年以降はできるのであればリアルイベントも実施していきたいけれど、さあどうしようというのが今の状態です。


――それでは今回のイベントを総括して、ご感想をお聞かせください。


(根岸さま)
総括としては、本当に楽しんでもらえたなという感覚がとてもありますね。IKUSA様にお願いして正解だったと思っています。私としてはイベント全体を通して「よかった」というところに尽きます。

(大段さま)
参加者からも、総じてすごく高い評価をもらえたかなと思います。幹事側での改善点があったり、各家庭のオンライン状況に問題があったりはしたものの、あまり皆さんストレスを感じることなくイベントができました。謎解きが楽しかったのはもちろんですが、システム的なストレスがなく、こちら側がなにか操作をしなくてはいけないようなことが非常に少なかったので、快適に時間を過ごすことができた感覚がありました。とにかく、みなさん本当に楽しんでおりました。

(根岸さま)
システム的な部分をはじめ、オンラインイベント実施に至るまでの難易度は高かったです。弊社でも一応Web商談の時のツールにはZoomを推奨しているのですが、それでもどうしても慣れていなかったり、抵抗があったりする方は多かったと思います。しかし今回のイベントでそこのハードルがだいぶ下がったのではないかと思います。
200人規模のオンラインミーティングを体験したのは、みなさん今回が初めてだったと思うんですよ。ストレスもなくこんなに大人数で話すことができることがわかったと思いますし、それは本当に弊社だけではできなかったと思うので……

(大段さま)
IKUSA様にお願いして正解だったと思いましたよね(笑)

(根岸さま)
そうですね!(笑)


――嬉しいお言葉、大変嬉しいです!

――この度はインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!

まとめ

200名以上が参加する社内イベントを終えてのご感想を、余すところなくお聞きすることができました。初のオンラインイベントということで、幹事のお二人にとっても学びが多かったようです。
参加者のみなさまの満足度も高く、スタッフから見てもすごく良いイベントでした。今回のイベントがコミュニケーション課題の解決への第一歩になれば、我々としても嬉しい限りです!


株式会社IKUSAでは、企業さまにご利用いただけるオンラインイベントコンテンツを多数提供しています。コロナ禍で社内コミュニケーションに課題を抱えている企業の担当者さま、ぜひ一度お問い合わせくださいませ!

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