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リモ謎

リモ謎『電脳都市からの脱出』をNTTコミュニケーションズ様にご利用いただきました!

  • アンケート
  • インタビュー
目的 チームビルディング
対象 新入社員 , 中堅社員 , 管理職
人数 〜50名
業種 情報通信業

NTTコミュニケーションズ様のプロキュアメント&ビリング部では20207月に全4回にわたって、チームビルディングを目的とした部署内研修としてリモ謎『閉ざされた電脳都市からの脱出』をご利用いただきました。

NTTコミュニーケーションズ様は、ICTにまつわる幅広いサービス、ソリューションを展開しており、その中でもプロキュアメント&ビリング部は、物品や役務などの調達全般と料金業務を担っておられるそうです。

今回は、同年の4月に行われた組織再編後の部門や担当を超えた社員間の交流を促進させて早期に関係を構築するためには部内のチームビルディングが必要だということで、研修を企画していらっしゃいました。

イベント後、プロキュアメント&ビリング部の柴田さま(写真上段左)と中村さま(写真上段右)にインタビューにご協力いただき、IKUSAのリモ謎を実施するまでの経緯や行った感想などについて、お話を伺うことができました

リモ謎とは

そもそも、今回実施いただいた「リモ謎」とはどのようなものなのかご説明いたします。リモ謎とはオンライン会議ツールを利用して、リモートでもチームビルディングのできる「謎解き脱出ゲーム」です。参加者は物語の主人公としてチームメンバーと協力して謎を解くことで、物語のクリアを目指します。

実施の目的や参加者層に合わせていくつかのプラン(世界観)をご用意しておりますが、NTTコミュニケーションズ様では、近未来の電脳都市を舞台とした『電脳都市からの脱出』を実施していただきました。AIの暴走により電脳世界に閉じ込められてしまい、もとの世界に戻るためには1時間以内に緊急脱出マニュアルを読み解かなければ……とう流れで物語が進んでゆきます。

リモ謎の資料ダウンロードはこちら

リモ謎の概要についてもご理解いただけたところで、NTTコミュニーケーションズ様へのインタビューの模様をお届けします。

リモ謎実施までの経緯

――なぜオンラインの謎解きゲームを行おうと考えられたのでしょうか?

中村さま

4月以降の新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、従来行なってきました集合形式での開催は難しいと判断いたしました。完全なリモート環境でのチームビルディング研修を開催できるプログラムを探していましたところ、ちょうどIKUSA様の『リモ謎』をWEBのニュースで拝見して、「これだ」と思ってお願いした次第です。

 

――今回実施するにあたって、目的とされていたことはありましたか?

中村さま

新型コロナウイルス感染拡大の状況がすぐに収束に向かう可能性が低いことも想定されましたので、今回は2つの点を目的にいたしました。

1つ目が、「今まで関わりのなかった部門や担当の方ともコミュニケーションを図って、お互いがサポートしあえる関係につなげていける」ということ。そして2つ目が、「アフターコロナに向けてリモート環境でのコミュニケーション力向上のきっかけになる」ということ。この2点を目的に行いました。

 

――リモ謎を実施するにあたって、弊社に期待していただいていたことはありますか?

中村さま

組織再編後間もなかったので、我々の部内でも初対面の方が多くいらっしゃいました。今回は社員の皆さんにまずは楽しんで参加いただきたいという思いから、「ゲーム感覚で進められる『リモ謎』は導入しやすいのでは?」と考えました。

また社員の皆さんにリモート環境でスムーズに実施していただくためには、普段の業務でも使用して慣れているオンラインのビデオ会議ツールで実施いただけるという点に期待しておりました。

――弊社としてもさまざまなツールで実施ができるということが分かったのですごく大きかったです!

 

――最終的に弊社にお決めいただいた理由をお教えいただけますか?

中村さま

実際にいくつかの研修会社さまにご提案をお願いしていたのですが、今回のようなリモート環境でのチームビルディングは、使用するツールの問題や過去に実績がないという理由などから、なかなか他の会社さまにはスムーズにご提案をいただけておらず、進んでいなかったんですね。その中でIKUSAさまからはすぐに前向きなご回答をいただきまして、またデモ版もご用意していただけるとのことでしたので、事前に試させていただけたということが一つの理由だったと思います。

特にデモ版に関しては実際の流れがイメージしやすく、当日何が問題になってくるのかという想定をするのにとても役立ちました。また私たち自身にもゲームの楽しさが伝わったのと、こちらから指定したビデオ会議ツールでご対応いただけるということもあり、決定につながりました。

柴田さま

デモ版でやってみて、すごく楽しかったんですよ(笑)謎解きの得意不得意はあっても、1問でも解けたらきっと楽しいと思うんですよね。頭を使うけどすごく苦痛なものでもなく、楽しいという点が良かったですね。

あとはチームビルディングというとけっこう堅く捉えがちかもしれないのですが、『リモ謎』は準備なく「チームの皆さんでやってください」という場合にはただただ楽しく参加できそうだなと思いました。

弊社は真面目な人が多いので、研修というとどうしても構えてしまいがちなんですよね。「研修だから事前の準備をしなきゃいけないのかな?」というイメージを持たれやすいんですが、そうではなくて「とりあえず参加してもらえれば、楽しく参加できますよ」というのが伝えやすかったので、部の皆さんに説明しやすかったというのが非常に大きかったと思います。

 

完全なリモート環境でチームビルディング研修を開催できる「リモ謎」が、リモート環境でのコミュニケーション力向上や今まで接点のなかった方との関係づくりを求めていたNTTコミュニーケーションズ様のニーズにピタリとはまったようです。

そして、「楽しんで参加できるプログラム」であるということが実施の決め手となったようです。謎解きは知識に依らないアクティビティであるため誰もが平等に楽しむことができます。またゲーム形式であるため、初対面の方同士であってもフラットなコミュニケーションを取りやすいです。初対面であればアイスブレイクの時間を儲けることで、より円滑なコミュニケーションを促すことも可能です。それになんと言っても、謎が解けたときの爽快感はひとしおです。リモ謎では謎解きそのものが楽しいのはもちろんのこと、経験豊富なMCの進行や緊迫感溢れるオリジナルムービーによって物語への没入感も味わうことができます。

普段の業務でも使用しているオンラインのビデオ会議ツールで実施できることも、理由の一つであったようです。リモ謎はZoom、Microsoft Teams、WebEx、Google Meetといった様々なビデオ会議ツールでの実施が可能なので、仮に会社のセキュリティ上使用できない会議ツールがあるといった場合でも問題なく開催することができます。

それでは引き続き、インタビューの様子をみていきましょう。

リモ謎を実施した感想

――今回、実際に行なった『リモ謎』の内容はいかがでしたか?

中村さま

3月からリモート環境が約4ヶ月以上続いた中で、メンバーと一体感を感じるということはほぼ難しいかなと思っていました。しかし『リモ謎』のゲーム形式の中では、初対面の人がいるチームでも知恵を出し合い協力しながら、一つひとつ問題をクリアしてゴールを目指すというプロセスを経験できたのではないかなと思っています。

あとは、今回はお時間の関係でできなかったのですが、謎解き終了後にチームで感想や反省を話し合うような雑談タイムが設けられたら、よりメンバーとのつながりが強くなって、なお良かったのではないかなと思いました。

 

――イベント中の参加者の皆さまのご様子はいかがでしたでしょうか?

中村さま

今回は初めての方が多かったのですが、その中でもスムーズに交流できるように、あえて部門と担当をシャッフルしたグループ分けにさせていただきました。ゲーム形式でしたので目的の共有がシンプルで、「何を目的にゴールに進んでいくのか」というのがわかりやすかったので、仕事のように難しいことでもなく、そのためチーム内で自然に声を掛け合うということが起きていました。そこが今回、ゲーム形式の『リモ謎』を実施して良かったなと思っている点です。

柴田さま

人によって、発言量の多い人や聞き役に回る人に分かれるのは性格的なところもあるのでさまざまあっていいかと思うのですが、それでも45人のグループに分けて取り組んでいただいたことで、必然的に声を掛け合う空気が生まれていました。そのため目的としていたことが比較的スムーズに進められたと思っていますし、社員の皆さんが楽しそうにしているのも各チームを見て回ってわかったので、良かったなと思います。「わからなくて悔しい」という感想の方もいらっしゃったんですけど、それも積極的に参加した結果なので、感想としては重要だと思っています。

あとは運営の皆さんもすごく手厚くフォローしてくださったので、そこもみんなが楽しめた一つのポイントだったと思います。例えばヒントを出していただくタイミングなどですね。ヒントがないと途中で嫌になってしまったりとか、進めないと悔しいままだったりすると思うんですけど、いいタイミングでヒントをいただけたのでよかったです。

 

――実際に『リモ謎』を行なって、今回の研修の目的は達成できたでしょうか?

中村さま

イベント後に参加者のアンケートを取りまして、回答者の約9割の方から「有意義だった」という回答をいただきました。これはとても高い数字で、「初めての方ともコミュニケーションを図ることができた」とか「チームワークや一体感を実感できた」というコメントをたくさんいただいております。そのため、期待していた効果を得られたのではないかと思っています。

また残りの1割の方もほとんどが「普通」というマイナスではない回答でした。1名のみ「有意義ではない」という回答をいただいたのですが、細かくコメントを見ていくと、本人にとっては「謎解きが苦手だったので、チームのメンバーのお役に立つことができず、自分にとって有意義ではなかった」というチームを思っての感想でしたので、ある意味それもチームビルディングにつながっているのではないかと思います。

また一方で、管理者の方ですと「これはどういう形で実務につなげていくのか」という貴重なご意見もいただきましたので、次につなげていきたいです。

 

以下が、担当者様からいただいたNTTコミュニケーションズ社内の研修実施後アンケート結果です。

回答者のうち40%の方が「大変有意義」、50%の方が「有意義」と回答くださり、中村様もおっしゃていたように「有意義」以上の回答が約90%という嬉しい結果となりました。

 

――今後実施していきたい研修や社内イベントはありますか?

中村さま

今回の企画で、普段交流がない人ともコミュニケーションを図ることができました。また普段の業務で使用しているオンラインビデオ会議ツールの新しい使い方も、今回のリモ謎で発見することができました。全体会議からグループ会議への移動を柔軟に行えるというような、私たちも気づいていなかった新しい使い方ですね。

また、withコロナの中でこれからこういった取り組みが一過性で終わらないように、定期的にコミュニケーションを取れる場や仕組みづくりを私たち人事育成担当で検討して、実際の業務にも活かせるものを実施していきたいなと考えております。

柴田さま

アンケートで「今後どんな研修を行いたいですか?」とか「どんなスキルを伸ばしていきたいですか?」ということも聞いたのですが、やはり「業務に活かせるものをやりたい」とか「業務に関わる専門知識やスキルを身につけたい」という声が多くて、そういったところを達成できる研修を今後は考えていく必要があると考えています。

とはいえまだ組織再編してから間もないため、ベースとなるチームビルディングやメンバー間のつながりなどがまだ足りない部分もあると思うので、そこは別で考えていきたいです。

 

――最後に、改めて今回の謎解きイベントの感想をお聞かせください。

中村さま

参加者の皆さんから「楽しかった」という感想が多く、純粋に楽しんでいただけたということが何より嬉しかったです。

リモートでのオンラインチームビルディングという、過去に経験がないチャレンジングな企画になりましたけども、IKUSAさまには会議の行き来の誘導であったり、謎解き中の声かけやヒント出しであったりと、参加者へのご対応をすごく手厚くフォローしていただけたと思っています。

7つのオンライン会議を同時に進行して進捗を確認するところはデモの時から不安を抱いていましたが、事務局用のチャットを使ってしっかり連携を取れたのではないかと思っています。ゲームの楽しさだけではなくて、運営面で大変ご尽力いただきまして、本当にありがとうございました。

柴田さま

目的を果たすことができたのと、みなさんの笑顔が見られたのが非常によかったです。本当にありがとうございました。

――この度はご協力いただき、ありがとうございました!

 

以上のように、普段の交流が少ない方ともオンライン上でコミュニケーションを図るという目的を果たすことができ、さらに、多くの参加者の方に楽しんでいただくことができたという嬉しいお話を、お二人から伺うことが出来ました。

では最後に、このインタビューの内容も踏まえてリモ謎の特徴をお伝えします。

リモ謎の特徴

チームビルディングに最適

チームの皆でゲームのクリアという目標を共有することで、一体感を持ち達成感を分かち合いながら参加していただくことができます。また、謎解きでは情報やひらめきの共有というチーム内での協力が大変重要であるため、自然とコミュニケーションが進みチームビルディングを行うことができます。謎解きという楽しく取り組むことができる内容で、誰もが気軽に発言しやすいというのも特徴です。

完全オンラインで実施

パソコンやスマートフォンなどのデバイスと通信環境さえあればどこからでも参加ができるため、完全非接触で安心して参加することができます。

また、リモートワークの促進でその重要性が増しているオンラインコミュニケーションですが、相手の表情や雰囲気を読み取りづらかったり、一方的なコミュニケーションになりやすかったりといったデメリットもあり、円滑にやり取りをするためにはコツをつかむ必要があります。そういったオンラインコミュニケーションについて実際に行いながら学ぶ場としても活用できます。

細やかなサポート

それぞれのチームにファシリテーターが入ることによって手厚いサポートを行うことができ、円滑なコミュニケーションを促進いたします。また、適切なタイミングでヒントをお出しすることも可能なため、不慣れな方でもストレスなく謎解きを進めることができます。

まとめ

リモ謎をご実施いただいたNTTコミュニーケーションズ様へのインタビューを中心に、リモ謎の概要や特徴をお伝えしました。

社内のコミュニケーション活性化やチームビルディングに関心のある方は、ぜひチェックしてみてください。

この記事を書いた人
ビジネスゲーム研修.com

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