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防災を楽しく学べる!企業向けおすすめ防災コンテンツ5選

Concept man using fire extinguisher fighting fire closeup

今後30年以内に70%の確率で首都直下型地震が起きると言われるなかで、企業もしかるべき防災対策をしなければなりません。危険性が増しているとはいえ、災害対策本部が設置されるような本格的な災害は頻繁に起きないため、OJTによる知識の習得は比較的困難だといえます。

防災研修を実施する企業でも、非常時の断片的な対応方法にとどまり、体系的な防災業務を学ぶ機会は提供できていないことが多いようです。

この記事では、防災研修で取り入れるべき知識の内容を列挙します。企業向けに提供されている防災研修コンテンツも紹介するので、防災研修担当を任された方はぜひご一読ください。

 

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防災研修で学ぶべき内容

Place the wooden blocks into steps. 100 percent work safety concept.

内閣府が提供する資料に基づいた、防災研修で含めるべき標準的なプログラムの内容を紹介します。

災害の性質に関する知識

まずは震災や風水害、火山災害、原子力災害など、災害の性質に関する知識の習得を図りましょう。

災害発生のメカニズム、災害によってどんな事態が生じるか、災害の特性に応じてどのような対処法が有効かといった知識をインプットします。企業が取るべき震災対策としては、たとえば建物が耐震基準に則ったものか、あらかじめチェックするといったことが考えられます。

また、過去に発生した主要な災害について、生じた事象や各機関が取った措置などの周知も行いましょう。2011年に起きた東日本大震災では、ある工場において、生産設備が破損したためにエンジニアたちが現場を確認したいと社長に申し出たことがあったそうです。

しかし社長は、工場内には有毒ガスボンベがありガス漏れ・引火といった二次災害が起きる可能性を考慮して従業員の行動を抑え込み、結果的に従業員を守ることに繋がりました。この話から、非常時におけるリーダーの判断力・役割は非常に重要だということがわかります。

このように歴史から学べることは多いので、過去の災害で企業が取った行動を知識として職員に教えましょう。

防災対策に関する制度の知識

現在の基本的な防災対策制度に関する知識を定着させましょう。基本制度とはおもに法令を指し、代表的なものとして災害対策基本法や災害救助法が挙げられます。

災害対策基本法は、昭和34年(1959年)の伊勢湾台風を契機に制定された法律で、現在は日本の災害対策における一般法となっています。国や地方公共団体の防災に関する責務の明確化、総合的かつ計画的な防災行政の整備、災害対策の推進といった事項について規定されています。

災害救助法は、災害が起きた際に取るべき救助の内容を定めており、具体的には救助の種類(避難所の設置や炊き出しなど)、救助の程度、期間といったことを規定しています。

研修では、これらの条文のうち災害対策上、特に重要だと考えられる条文を具体的事例も交えながら解説するといいでしょう。そうすることで、難しい内容も頭に入りやすくなるはずです。

災害対策の運用に関する知識

災害対策を行うにあたり、どのような意識を持ちどのようなポイントで行動するべきか、実践的な知識を得てもらいます。項目例としては、職員の非常参集時や災害対策本部運営、避難勧告指示、住民・社会との対応などが考えられます。それぞれの項目において意識すべきポイントを紹介していきましょう。

防災機関などの活動に関する知識

各防災機関がどのような使命を持ち、どんな行動を取るべきなのか、知識のインプットを図りましょう。一口に防災機関といってもさまざまで、政府や地方公共団体の他、実働部隊の警察や消防隊、自衛隊、海上保安庁なども含まれます。

また、医療機関や輸送機関との連携も必要です。医療機関は怪我人の応急処置や検疫、遺体処理といった災害時に必要不可欠な機能を担います。ヘリなどによる救護活動、物資の調達・供給など輸送機関が果たす役割も大きいです。

それに加えて、災害時のライフライン確保のためには、通信会社や電力会社の協力も不可欠になります。さらにボランティア団体や海外からの支援受け入れなども考慮する必要があり、災害時はさまざまな機関がそれぞれの役割を懸命にこなしていることがわかります。

過去の災害事例を引用し、各防災機関がどのような対応をしたか整理すると、知識が受講者の頭に残りやすいでしょう。

対応能力の向上

身につけた知識を有効活用し、災害時に適切な対応・役割を取るためには訓練も欠かせません。具体的には、実際に大規模な災害が起きた状況をイメージして状況予測能力を鍛えたり、自らの役割を整理・理解する能力の養成をしたりといった内容が考えられます。研修の手法としては、ケースメソッドや図上訓練などが挙げられます。

ケースメソッドとは、過去の災害における防災機関の活動記録や担当職員の手記などを教材に、選択した行動の効果や課題を考えるものです。一方、図上訓練とは、地図上に再現された災害時の状況において、適切な行動や役割を問うタイプの訓練です。これまで紹介した項目は知識をインプットさせる内容でしたが、こちらの項目ではアウトプットに主眼を置いています。

企業向けの防災研修コンテンツ5選

Group of People with Variety Occupations

企業防災はテーマ的に重くなりがちなので、研修ではできる限り楽しく学びたいと考える人も多いでしょう。楽しく学ぶためには講義形式ではなく、参加型アクティビティを導入するのが効果的です。

講師からの話を聞くだけの研修と比べて、自ら考え主体的に活動する研修の方が学んだ知識をより深く定着させられます。代表的な企業向けの防災研修コンテンツの内容を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

防災運動会

「防災運動会」は、イベント会社IKUSAが提供する運動会に防災を取り入れた新しい形のアクティビティです。防災運動会では災害を事前・災害発生・発生直後・避難生活・生活再建の5つのフェーズに分割し、それぞれの段階に応じた競技を実践していきます。

種目には「防災クイズラリー」「防災障害物リレー」「防災借り物競争」「非常食体験会」「避難所ジェスチャーゲーム」「瓦礫運び」といった競技があります。防災についてまったく知識がない人をターゲットとしているので、老若男女どんな方でも楽しんで参加できるはず。災害は地域や周囲の環境によって被害状況に変化が生じますが、研修ではこの点を考慮して、地域や参加者に応じてカスタマイズされたオリジナルのプランを提供してくれます。

運動会の名に恥じない楽しい研修であり、ファミリーイベントやチームビルディングの用途にも利用可能です。企業運動会やレクリエーションを検討中の方は、IKUSAにお気軽にお問い合わせください。

防災運動会の資料ダウンロードはこちら

おうち防災運動会

現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オンライン研修に取り組む企業が増えてきました。防災運動会のオンラインバージョンが「おうち防災運動会」です。防災を5つのフェーズに分ける点は防災運動会と一緒ですが、おうち防災運動会は自宅にいながら実施可能なので、家族みんなで楽しみやすい点が特徴です。防災について家族と話し合うことは普段なかなかないかと思われるので、いい機会になるでしょう。

おうち防災運動会では、オンラインであっても運動会の醍醐味である競争を楽しめます。遠隔では非言語コミュニケーションを取ることが難しいため、勝つには言語化能力が求められます。

 

種目には「おうち体験!非常食探索トライアル」「防災間違い探しオンライン」「おうちにあるもので防災対策!!防災借り物競争!」などの項目があります。

「運動会をやりたいけれど、この状況では集まれない」という方は、ぜひおうち防災運動会の実施を検討してみてください。

おうち防災運動会の資料ダウンロードはこちら

防災謎解きONLINE

防災謎解きONLINE」もイベント会社IKUSAが提供する防災アクティビティの一つです。参加者が物語の主人公となり、災害に関連する謎を次々に解いていきます。謎を解けば災害時にどのような行動を取るべきかわかる仕様になっており、謎解きしながら楽しく防災を学べます。

事前準備・災害発生・発生直後・避難生活・生活再建という5つのシチュエーションを意識して進められ、実体験に近い状況で緊迫感を感じながら防災知識が身につきます。制限時間内に謎を解くにはチームでの協力が不可欠なので、チームビルディングにも役立つでしょう。

オンラインにも対応しているので、コロナ禍でも気兼ねなく取り入れられます。30分程度のショートバージョンも利用でき、防災運動会との併用も可能です。

謎解き脱出ゲームの資料ダウンロードはこちら

帰宅困難サバイバル

帰宅困難サバイバル」は、災害時の対応をテーマにしたコンセンサスゲームの一種です。コンセンサスゲームとは、仕事をつつがなく進めるために必要な合意形成の過程や要点を実践形式で学べるゲームです。研修で合意形成について学べば、グループ内のメンバーとの価値観の違いやコミュニケーションの重要性を認識できるでしょう。

また帰宅困難サバイバルは、専門家の監修のもと、実際に起こり得るシチュエーションをイメージしています。首都直下型地震が起きれば、東京都では約500万人以上の帰宅困難者が生じると言われています。このゲームを通じて、帰宅困難時にどういった行動を取るべきか、これから必要になるだろう知識を楽しく取り入れることが可能です。

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防災インバスケット

インバスケットは直訳すると「未処理箱」を意味し、架空の状況下において制限時間内に多くの案件を処理することで、受講者の能力値を把握する取り組みを指します。制限時間内に多くのタスクを効率よくこなすには、緊急度や重要度の高いものを優先的に処理する必要があります。

災害対応も同じように限られた時間のなか、役割を迅速にこなすことが求められるため、インバスケットは防災の実践的スキルが身につくいいトレーニングになるのです。防災インバスケットでは、被災時の仕事の進め方や優先順位決定のコツなどを学べます。

まとめ

"Eugene, Oregon, USA aa November 3, 2011: This is a mock chemical spill drill with the various fire departments from Eugene, Lane County, and other nearby emergency services. This group of team members gathers around to discuss options."

ここまで、防災研修で学ぶべき体系的な内容、おすすめの防災研修コンテンツを紹介しました。

緊急時の対応をスポット的に学ぶ研修を取り入れている企業はありますが、防災の知識を体系的に学ぶことが可能な研修を実施する企業は少ないでしょう。本記事で紹介した項目を、ぜひ御社の研修でも取り入れてみてください。

 

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この記事を書いた人
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