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懇親会の司会を任されたら?挨拶例・準備・ポイントを紹介
目次
懇親会は普段関わりの薄い社員とも交流が図れる貴重な機会です。社員の満足度が高い懇親会を開催できると、社内の関係性が良くなり、組織に一体感が生まれます。
会社にとって大切なイベントでもある懇親会ですが、当日スムーズに運営できるかどうかは「司会」の腕次第です。
本記事では、懇親会における「司会」の役割、挨拶例、準備、成功させるコツ・ポイントについて紹介します。
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オフライン懇親会の司会を成功させるための大切なポイント
懇親会の司会を成功させるには、最低でも下記の3点を押さえておきましょう。
懇親会の目的を理解する
懇親会の目的をきちんと理解することで、目指すべきゴールが明確になるため、どのように進行すればよいかわかります。そうすることで満足度の高い懇親会が実現できます。
逆に、懇親会の目的を把握できていないと、一部の社員だけが盛り上がるような単なる飲み会で終わってしまう危険性があるので注意しましょう。
司会進行の段取りを押さえておく
懇親会を円滑に進めるには、懇親会の流れを把握する必要があります。シーンによって多少異なりますが、一般的には下記のような流れで開催されることが多いです。
- 開会の挨拶
- 社長・上司からの挨拶
- 参加者の自己紹介
- 社員が楽しめる企画(余興やゲームなど)
- 食事・歓談
- 閉会の挨拶
パートごとに司会の役割を確認しておくことで、本番でも焦らず進行できるでしょう。特にオフライン開催の場合は、会場の使用時間が限られているため、当日の司会進行は重要な役割といえます。
司会進行の段取りに加えて、パートごとの所要時間を把握しておくと失敗するリスクを回避できるでしょう。
事前に台本を用意してリハーサルを入念に行う
懇親会の成功は準備にかかっています。逆にいえば、準備を怠らなければ自信を持って本番を迎えられるでしょう。
さらに、その準備の中でも大切なのが「リハーサル」です。司会用の台本を事前に用意し、入念にリハーサルを行うことで、本番も緊張せずに進行できます。また、時間を測るなどして、本番と同じ緊張感でリハーサルを行うことが大切です。
オンライン懇親会の司会を成功させるための大切なポイント
オンライン懇親会では、前述のポイントに加えて下記の2点を押さえる必要があります。
時間配分に気をつけて進行を行う
オンライン懇親会の場合は、対面と比較して時間の管理が難しい特徴があります。
対面では想定外のトラブルが起こることはあまりありませんが、オンラインでは参加者のインターネット環境やPCのスペックによって、映像の遅延や乱れが発生し懇親会を一時中断せざるを得ないことも珍しくありません。
懇親会のパートごとに所要時間を定めておき、トラブルが発生しても柔軟に進行ができるとベストです。
また、オンライン懇親会の場合は会場のように時間に制限がないため、ダラダラしやすい傾向があります。自宅から参加する社員がほとんどですので、社員の家庭の事情を考慮して、終わりの時間を明確にしておくといいでしょう。
オンライン開催の場合はWeb会議ツールや配信環境をチェックする
オンライン懇親会の場合は、各自宅からWeb会議ツールを用いて参加する必要があります。
そのため、事前にWeb会議ツールや配信環境をチェックしておくようアナウンスしておきましょう。
普段からテレワークやリモート会議などを頻繁に実施する企業は問題ないかもしれませんが、あまり慣れていない企業の場合は配信環境の準備を入念に行うことをおすすめします。
【目的別】懇親会の司会進行に役立つ挨拶例
ここからは、実際に懇親会の司会進行に役立つ挨拶例を5つご紹介します。
開会の挨拶
開会の挨拶では、一言目に参加者に対する感謝の気持ちを述べるのがマナーです。また、懇親会の良いスタートを切るという意味でも、元気よくハキハキと話せると、会場の雰囲気も良くなります。
–挨拶文例–
「みなさま、本日は大変お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。本日の司会進行は私『司会者の名前』が務めさせていただきます。素敵な懇親会になるよう精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
「それでは、これより懇親会を開催いたします。短い時間ではございますが、みなさまどうぞ最後までお楽しみください。」
代表者(社長・上司)の挨拶
開会の挨拶が終わったら、続いて代表者の挨拶に移ります。
事前にお願いしていた方が話しやすいように、司会者はかんたんに紹介してあげるといいでしょう。
–挨拶文例–
「では、懇親会の開催にあたりまして、代表の〇〇さんより一言ご挨拶をいただきたいと思います。〇〇さん、よろしくお願いいたします。」
乾杯の挨拶
代表からの挨拶が終わったら、いよいよ乾杯の挨拶です。乾杯の音頭は司会者が取る場合もありますが、事前に別の方にお願いする場合もあります。
–挨拶文例–
「続きまして、乾杯の音頭に移りたいと思います。」
「みなさま、グラスをお取りになって、続けてご唱和をお願いいたします。我が社の更なる発展と、みなさまのご健勝とご活躍を祈念いたしまして、乾杯!」
中締めの挨拶
中締めとは、懇親会や飲み会などで、閉会前に一旦区切りをつける意味合いや、都合によって途中で退席したい人への配慮が込められています。
また、中締めでは一般的に「手締め」も合わせて行われる場合が多いのが特徴です。
「締め」と呼ばれているため、勘違いする人も多いですが、懇親会の締めではないことに注意しましょう。
–挨拶文例–
「そろそろお時間が迫ってまいりましたので、ここで一旦懇親会を締めさせていただきたいと思います。みなさま、本日はお忙しい中お集まりいただき誠にありがとうございました。」
「本日お集まりいただいたみなさまのご健勝とご活躍を祈念して、手締め(三本締め・一本締め・一丁締め)で締めさせていただきたいと思います。」
閉会の挨拶
懇親会における司会の役割の最後は「閉会の挨拶」です。
司会進行を温かく見守ってくれた社員への感謝の気持ちを伝え、懇親会を締めくくりましょう。懇親会の後に二次会を予定している場合は、ここで伝えるのがおすすめです。
–挨拶文例–
「懇親会もそろそろお開きのお時間がやってまいりました。これにて、懇親会はお開きとさせていただきます。」
「慣れない進行で至らない部分もたくさんありましたが、みなさまお付き合いいただき誠にありがとうございました。」
オフライン懇親会で司会進行も依頼できる企画5選
司会進行は慣れないと難しいものです。司会を引き受けてくれる人がいない場合は、司会進行もお願いできる企画を選ぶという手もあります。
まずは、オフライン懇親会で司会進行も依頼できる企画5つをご紹介します。
チャンバラ合戦
チャンバラ合戦とは、利き手にスポンジ製の「刀」を持ち、腕に「命」を表すボールを装着して戦う「合戦」がテーマのアクティビティです。
やり方
- 参加者の肩に命(ボール)を付ける
- スポンジの刀を使って相手の命を切り落とす
- 最終的に生き残った人数をチームで競い合う
「刀で相手の命を切り落とす」といった非常にシンプルなルールの下で、若手からベテランまでさまざまな世代にわたって、楽しく交流できるのがチャンバラ合戦の魅力です。
チャンバラ合戦では、世界唯一の「合戦MC」がデモンストレーションを交えながら進行します。詳しい内容は下記からご覧ください。
謎解き脱出ゲーム
株式会社IKUSAが提供する「謎解き脱出ゲーム」は、緊張感のある空間から仲間と協力して脱出を目指すシチュエーションが特徴で、懇親会や社内研修で人気のコンテンツです。
やり方
- 制限時間や閉じた空間の中で与えられた謎を解く
- 全ての謎が解けたらゲームクリア
「広いスペース」や「体力」を必要としないため、参加者の年齢や性別に関わらず懇親会を盛り上げられます。
懇親会におすすめの2種類のパッケージプラン「ある会議室からの脱出」「燃え盛る本能寺からの脱出」なら気軽に導入可能です。また、要望に応じたフルカスタマイズプランもあります。
マシュマロ・チャレンジ
マシュマロ・チャレンジは、組織のチームビルディングに効果的です。一般的には研修時のアイスブレイクで実施されることが多いですが、懇親会の企画として導入するのも面白いでしょう。
マシュマロ・チャレンジとは、乾麺のパスタやマシュマロを始めとするアイテムを用いて、自立可能なタワーをできるだけ高く積み上げるゲームです。
やり方
- チームごとにパスタ、紐、テープ、ハサミを配布する
- 制限時間内に出来るだけ高いタワーを作る
世界記録はなんと99cmといわれており、99cm越えを目指してチーム全員で取り組む楽しさが味わえます。
株式会社ハートクエイクでは、マシュマロ・チャレンジの講師派遣プランが提供されています。マシュマロ・チャレンジで使用する備品は全て用意してくれるので、準備の手間は必要ありません。
詳しくは、「マシュマロ・チャレンジ 公式サイト」をご覧ください。
マシュマロ・チャレンジを実際にやってみた動画がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
『2030 SDGs』(SDGsカードゲーム)
「2030 SDGs」とはSDGsの17の目標を達成するために、価値観や考え方が違う仲間と協力して、現在から2030年までの道のりを体験するカードゲームです。
2030 SDGsでは、「なぜSDGsに取り組む必要があるのか」や「SDGsに取り組むことでどのような変化や可能性があるのか」を体験的に理解できます。
現代では、企業におけるSDGsの実現に向けた「サステナブルな活動」が注目を浴びており、SDGsに向けた活動が企業の業績を左右するといっても過言ではありません。
2030 SDGsを実施して、SDGs達成に向けた企業の取り組みを能動的に学びながら、社員同士で楽しく交流してみてはいかがでしょうか。
詳しくは、「2030 SDGs 公式サイト」をご覧ください。
Cooking Team Building Program
「Cooking Team Building Program」は、株式会社エービーシーキャピタルが提供するチームビルディング型の料理教室です。
もともとは訪日外国人向けに提供してきた和食料理レッスンのノウハウを活かして、組織のチームビルディングや懇親会における交流の機会として、非常に効果的なプログラムとなっています。
ABC Cooking Studioやレンタルキッチンを利用するため、会場の予約や材料の準備は一切必要ありません。「料理づくり」といった普段とは一味違う懇親会も面白いのではないでしょうか。
もちろん料理が未経験の社員でも講師がサポートしてくれるので安心です。
Cooking Team Building Programは、ご要望に合わせてプログラムをカスタマイズできます。
詳しくは、「Cooking Team Building Program 公式サイト」をご覧ください。
オンライン懇親会で司会進行も依頼できる企画6選
続いては、オンライン懇親会で司会進行も依頼できる企画を紹介します。
リモ謎
株式会社IKUSAが提供する「リモ謎」は、自分が物語の主人公になった気分が味わえる没入感のある演出が特徴です。チームで協力し合わないと解き明かせない謎が数多く用意されており、自然と社内のコミュニケーションが促進されます。
やり方
- オンラインのビデオチャットツールを用意する
- チームで協力をしながら物語にそった謎を時間制限内に解く
- 危機的状況からの脱出を目指す
懇親会の企画として「リモ謎」を実施すれば、普段は交流の少ない社員とのつながりも生まれるはずです。
リモ謎では、謎1問からのカスタマイズや貴社オリジナルの謎解きゲームの製作、オンライン懇親会の司会進行など、企業様のご要望にも柔軟に対応できます。
リモ謎の資料ダウンロードはこちら
リモ探
リモ探とは、与えられた情報を整理・共有し、仲間と協力して真実に辿り着くことを目的としたゲームです。リモ探には、アクティブラーニングで有名な「ジグゾー法」が用いられており、参加者はディスカッションや体験を通じて、主体的・協働的に取り組めます。
やり方
- チーム分けをする
- それぞれ担当のグループに行き情報を取得
- その得た情報を自分のチームに持ち帰り、チームメンバーに伝える
- 集めた情報を整理し、推理していく
制限時間内に仲間と協力して「ミッション」を解決できれば、達成感とともに一体感も生まれるでしょう。
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ワークスタイルトランプ
株式会社ハートクエイクが提供する「ワークトランプ」では、理想とする「働き方」を、トランプを用いて考えます。
52枚のトランプには「働き方」に関するキーワードが書かれており、参加者は自分にとって重要だと思う10枚を選択します。その後、数名のグループで「なぜ、そのカードを選んだのか」を話し合うことで、交流を深めつつ、他者理解につなげることが可能です。
詳しくは、「ワークトランプ 公式サイト」をご覧ください。
コンセンサスゲーム「ジャングルサバイバル」
コンセンサスゲームでは、物語を通じて複数人で合意形成する過程や要点を、実践形式で学べます。一般的には企業研修の一環として実施されるケースが多いですが、社員同士の主体的な交流が促せるため、懇親会の企画としても盛り上がること間違いなしです。
やり方
- 「クルージング中にジャングルに遭難した」という状況を把握する
- 生き延びるために船にある積み荷のうち、どれを優先的に持っていくかを個人で考える
- チームで話し合い、優先順位を決める
- 模範解答と照らし合わせ、それに近いほど高得点となる
コンセンサスゲームを通じて、楽しみながらも「相互理解」や「良質な人間関係の構築」が期待できます。「ジャングルサバイバル」はジャングルで遭難という非日常を楽しみながら取り組める点が魅力です。
コンセンサスゲームの資料ダウンロードはこちら
オンライン4コマプレゼンテーション研修
オンライン4コマプレゼンテーション研修では、楽しくゲームをしながら「伝わるプレゼン技術」が修得できます。オンライン上で「お題」に合わせて自由な発想で4コマを創造して、チーム内でプレゼンします。
4コマは、自分の経験からしか創造できません。つまり、日常の中で経験したことをアウトプットできる貴重な機会となります。
普段の自分と向き合って作成した4コマには、社員それぞれの個性や価値観が込められており、相互理解や自己表現につながるでしょう。
謎Bako
謎Bakoは謎解きパーティーゲームで、最大の特徴はバーチャルの世界の中を自由に行き来できることです。そのため、チーム戦でありながらもさまざまな人と交流できます。
会場内に隠された謎やヒントを探していくことは、まるでゲームの世界に入り込んだような感覚になれます。謎だけではなく、会場も自由にカスタマイズ可能です。
謎BakoはZoomなどのビデオチャットツールを使いません。指定のURLをクリックするだけなので、初めてでも安心です。
あそぶ社員研修(研修テーマ例・内容)
「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
⇒各研修の具体的な内容や学びのポイントがわかる「あそぶ社員研修 総合資料」を無料で受け取る
■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
本記事では、懇親会における司会の役割や大切なポイントについて解説しました。
懇親会は普段関わりのない社員とも交流できる貴重な機会です。そんな懇親会を成功させるには、司会者の技量次第といっても過言ではありません。
入念な下準備とリハーサルを繰り返し、自信を持って本番を迎えられるようにしましょう。もしくは、外部に委託することを検討することがおすすめです。
「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
研修やチームビルディングイベントの企画にお悩みの方必見!「ビジネスゲーム研修 総合資料」では、謎解き、推理ゲーム、サバイバルゲームなどを活用したユニークな研修を事例とともにご紹介しています。
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