- 研修
- チームビルディング
内定者研修の自己紹介におすすめのアイスブレイク15選
目次
内定者研修では、初対面の同期や会社に対して多くの内定者が緊張している場合があります。そのため、アイスブレイクを取り入れて、内定者がリラックスできるように配慮することが欠かせません。
アイスブレイクは、短時間で簡単に行えるゲームや運動の総称です。内定者研修の序盤に行うことで、内定者が打ち解けるきっかけづくりになります。
本記事では、内定者研修のアイスブレイクを取り入れるメリット、おすすめの自己紹介ゲーム15選を紹介します。
アクティビティ・振り返り・専門講師が行う講義をブリッジし、受講者の主体性・学びを高める「あそぶ社員研修」とは?
⇒無料で資料を受け取る
研修にビジネスゲームを取り入れてチームビルディング。「ビジネスゲーム研修 総合資料」を無料で配布中
⇒無料で資料を受け取る
内定者研修にアイスブレイクを取り入れるメリット
以下では、内定者研修にアイスブレイクを取り入れるメリットを紹介します。
内定者の緊張を和らげる
アイスブレイクを行うと、他の受講者との会話の機会になり緊張を和らげる効果が期待できます。
内定者研修は、入社選考後に初めて企業と内定者が対面で接する機会であると同時に、内定者同士の初顔合わせになることが多いです。そのため、多くの内定者が緊張していると考えられます。
内定者の緊張が和らげられると、内定者同士の関係構築もしやすくなったり、リラックスすることによって安心感が増すことで満足度の向上に影響したりします。内定者研修に集中し、内容を身につけてもらうためにも受講者の緊張を和らげることは大切です。
コミュニケーションの質を上げる
アイスブレイクを行うことによって、他の受講者と気軽にコミュニケーションを取れるようになると、グループワークなどを行う際に主体的に行動できる内定者の増加が期待できます。初対面の相手と接する際には多くの人が緊張し、委縮してしまうことが少なくありません。
内定者研修でグループワークなどを行う際には、全員が主体的にコミュニケーションを取ることが重要です。アイスブレイクを取り入れ、コミュニケーションの質を向上させましょう。
研修の企画にお困りですか? IKUSAなら楽しくコミュニケーションを取り、受講者が没入して主体的に学ぶ研修を実施できます。
内定者研修の自己紹介に適したアイスブレイク15選
緊張を和らげるには、言葉を発してアウトプットするとともに、他の受講者に関する情報をインプットすることで関心を持ち、打ち解けるきっかけをつくることが重要です。それに適したアイスブレイクが自己紹介ゲームです。
以下では、内定者研修の自己紹介に適したアイスブレイクを15種類紹介します。
1.じつは○○なんですゲーム
「じつは○○なんです自己紹介」は、「じつは○○なんです」と自分に関する意外性のあるエピソードを発表する自己紹介ゲームです。自己紹介時に実施することで、発表者に対して関心や親近感を持つきっかけになるアイスブレイクです。
たとえば、「小学校6年生のときに身長が170センチあった」「海外旅行が趣味で50ヵ国訪れたことがある」「剣道で師範」など、意外性や驚きのあるエピソードを各々が発表します。
初対面では、見た目や話し方などで第一印象を持ってしまう場合がありますが、意外性や驚きのあるエピソードを共有し合うことによって、ポジティブな印象を持つことを促せるでしょう。
2.共通点探しゲーム
「共通点探しゲーム」は、受講者たちがお互いの共通点を探す自己紹介ゲームです。グループで実施する場合には、全員の共通点を探してもよいでしょう。
他の受講者との共通点を知ることで、親近感を持つきっかけになります。生まれた月、出身地などといった小さなことであっても「共通点がある」と思えれば、自然と親近感を持てる場合があります。
内定者研修で共通点探しゲームを実施する場合には、事前に自己紹介項目を決めておくとよいです。共通点を見つけることが目的なので、できるだけ幅広くの人とマッチする可能性の高い項目を用意しておきましょう。
たとえば、年齢や生年月日、出身地、学生のときに所属していた部活動、好きだった科目、趣味などです。共通点が見つかりやすくなる工夫をすることが重要です。
3.他己紹介ゲーム
「他己紹介」は、他者のことを自分のことのように紹介するゲームです。
まずは二人一組になって相手のことを知る時間を設け、その後に他己紹介を行います。グループワークとして行う場合には、グループ内で自己紹介を行ってから、他のメンバーが順番に他己紹介の発表を行ってもよいでしょう。
自己紹介を周囲の人がただ聞いているだけの場合よりも、アウトプットすることによってその人の自己紹介内容が記憶として定着しやすくなったり、より興味を持てるようになったりすることが期待できます。他己紹介で他の受講者のことをよく知ることで、アイスブレイクやチームビルディングにつながります。
4.最高の自己紹介
「最高の自己紹介」は、自分が最も輝いていたときのことを発表する自己紹介ゲームです。
たとえば、「中学生のころに吹奏楽部に所属していて、平日は毎日3時間、休日は5時間の練習に励み、コンクールに向けて練習を続けました」と発表します。それによって、ただ「吹奏楽部に所属していました」と言うよりも多くの情報を相手に伝えられ、印象づけられます。
何かに一生懸命に取り組んだり、好きなことに時間を費やしたりすることは、その人に対する周囲からの印象を良くする可能性があります。また、その人の人となりや趣味・趣向などを知るきっかけになることもあります。最高の自分自己紹介を行うことによって、相手のことを深く知り、受講者の関係構築につながります。
5.足し算自己紹介
「足し算自己紹介」は、グループ内のメンバーの名前を覚え、自分に重ねていくゲームです。
たとえば、鈴木さん、佐藤さん、高橋さん、山田さん、中村さんのグループならば、「鈴木さん」「鈴木さん、佐藤さん」「鈴木さん、佐藤さん、高橋さん」のように、前の人に一人足していきます。
そうすることにより、全員がその人の名前に注目でき、グループのメンバーの名前を早く覚えられるかもしれません。また、グループ内で自己紹介を行ってから、みんなの前で足し算自己紹介を行うことによって、他のグループのメンバーの名前を覚えるきっかけにもなるでしょう。
6.昨日のいいこと自己紹介
「昨日のいいこと自己紹介」は、一日前に起こった最もいいことを発表し合う自己紹介ゲームです。
周囲の人に対してポジティブなことを発表することで明るい雰囲気になり、互いに打ち解けやすい状況をつくりやすくなります。また、他の受講者がどのようなことに対して嬉しいと感じるのかを知ることで、その人の人柄を知るきっかけになったり、共感や親近感を持てるようになったりします。
7.NG自己紹介
「NG自己紹介」は、苦手なものを発表し合う自己紹介ゲームです。
たとえば、「虫を触れない」「カリフラワーが食べられない」「7時間以上寝ないと次の日がつらい」など、自分のNGなことを発表します。ネガティブなことを共有することによって、パーソナルな部分が見えたり、共通点が見つかって親近感を持てたりするかもしれません。
ただネガティブなことを相手に伝える際には、人間関係を構築しにくくなる要因となる場合があります。たとえば、自分の好きなものに対して他の受講者が否定的なことを言った場合には「この人とは合わないかもしれない」と感じる場合があります。しかしその一方で、苦手なことを知れば、周囲はそれを気遣えるようになり、不快な気持ちにさせるような言動や行動をしてしまうリスクを軽減できる可能性もあります。
NG自己紹介を実施する場合には、苦手なものを発表した受講者に対して、他のメンバーがポジティブな言葉を返すようにすることが重要です。
8.夢の自己紹介
「夢の自己紹介」は、文字通り夢について語り合う自己紹介です。
夢といっても、将来どうなりたいかだけでなく、やってみたいことや、達成してみたいことなど、叶えたい小さな夢でも問題ありません。たとえば、「経営企画部に配属されて、ブランディング担当者として活躍したい」、「フランス語を独学で学んでフランス人と結婚したい」、「営業担当者として顧客満足度を向上させて売上目標も達成したい」などのように、受講者が叶えたいことを発表します。
やってみたいことや達成してみたいことを発表することで、他のメンバーが応援する気持ちを持てたり、刺激を受けて前向きさや主体性が高まったりする効果が期待できます。
9.漢字一文字自己紹介
「漢字一文字自己紹介」は、自分を表す漢字一文字を発表し合う自己紹介ゲームです。内定者全員の前で発表するのは緊張してしまう場合があるので、グループワークでの実施がおすすめです。
発表者は、まず漢字一文字を発表し、その後に理由を紹介します。たとえば「明」という漢字であれば「常に明るく元気でいることを意識していて、お客様も笑顔にできる販売員になりたいと思っています」といったように、漢字と理由を発表します。
内定者のことを理解するきっかけとなり、アイスブレイクやチームビルディングにつながる効果が期待できます。
10.ウソ当て自己紹介
「ウソ当て自己紹介」は、グループ内でウソをついている人を当てる自己紹介ゲームです。
事前に1枚だけ印をつけたカードを配り、それを引いた人だけがウソの自己紹介を行います。推理を楽しみながら受講者が他のメンバーのことを理解でき、チームビルディング効果があります。ウソをつく役になった人は、終了後に改めての本当の自己紹介を行います。
自己紹介に推理ゲームの要素を加えることで、受講者が発表した内容が記憶に定着しやすくなったり、理解することにつながったりするため、チームビルディング効果が高いことが特徴です。
11.自己紹介クイズ
「自己紹介クイズ」は、クイズ形式で自己紹介を行う自己紹介ゲームです。
カードに自己紹介を書き、シャッフルして、誰の自己紹介かを当てるクイズを行います。受講者が他のメンバーに対する印象やそれまでに得た情報などから推理することで、他者に対して関心を持つきっかけづくりになります。
12.1分プレゼン自己紹介
「1分プレゼン自己紹介」は、1分間のプレゼンテーション形式で自己紹介をする自己紹介ゲームです。
受講者の要点となる情報を簡潔に伝えることで、他のメンバーがその人のことを正しく理解しやすくなります。また、1分間で自分のことを伝えられるように要点をおさえ、わかりやすくまとめる必要があるため、論理的思考力やコミュニケーションスキルの向上も期待できます。
1分間の制限時間を決めることで、アイスブレイクを短時間で実施することができ、効率よく他のメンバーのことを受講者が理解できることが特徴です。
13.6面体自己紹介
6面体自己紹介は、自己紹介項目を書いたサイコロを振り、出た目にあたる内容の自己紹介をする自己紹介ゲームです。
サイコロを振ることによるドキドキ感があり、ゲーム感覚で楽しめることが特徴です。サイコロに書く自己紹介項目は、一般的な自己紹介項目でもよいですが、ユニークなものを含めることで受講者がより楽しく盛り上がることを促せます。
ゲーム要素のある自己紹介を楽しく行うことができ、メンバー同士が打ち解けることを促せます。
14.バースデイ自己紹介
「バースデー自己紹介」は、同じ誕生月の人を探す自己紹介ゲームです。
受講者が他のメンバーに声をかけ、誕生月を質問していきます。自分と同じ誕生月のメンバーを見つけたらメモを書き、最後に同じ誕生月のメンバー同士で集合します。グループではなく受講者全員で行うため、多くの人とコミュニケーションを取ることができ、全体としてのチームビルディング効果が高いことが特徴です。
また、誕生日の早い人(1月1日に近い人)から順番に並ぶ方法もあり、「バースデーライン」、「バースデーチェーン」とも呼ばれます。受講者の全員で一緒に行うことができるため、全体としてのチームビルディング効果が高いという特徴があります。
バースデー自己紹介を行う場合は、毎月誕生日を祝う定期的なイベントにつなげ、ストーリーをもたせることがおすすめです。そのようにすることで、チームビルディング効果をさらに高めることができます。
15.十人十色ゲーム
「十人十色ゲーム」は、「何派」なのかを発表する自己紹介ゲームです。
たとえば、餃子に酢を入れるか入れないか、お好み焼きにマヨネーズをかけるかかけないか、好きなステーキの食べ方は塩かタレかわさびかなど、何派なのかをグループ内または全体で確認し合います。
共通点がわかったり、自分が選択しなかったものの魅力を知ることができたりするため、関係構築やチームビルディングにつなげる効果が高いことが特徴です。
あそぶ社員研修(研修テーマ例・内容)
「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
⇒各研修の具体的な内容や学びのポイントがわかる「あそぶ社員研修 総合資料」を無料で受け取る
■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
アイスブレイクを実施することで、コミュニケーション促進、関係構築、チームビルディングなどの効果が期待できます。
内定者研修は、同期入社の内定者同士の関係構築を促す重要な機会。内定者同士の関係が良好であれば、悩み相談に乗れたり、互いに切磋琢磨できるようになったりするため、従業員満足度や入社後の定着率の向上も期待できます。
株式会社IKUSAでは、内定者研修におすすめのアイスブレイクやチームビルディングのオリジナルコンテンツを開発し、提供しています。リモートワークでも実施可能なコンテンツや研修プログラムなどを幅広く用意しておりますので、ぜひお気軽に問い合わせください。
「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
研修やチームビルディングイベントの企画にお悩みの方必見!「ビジネスゲーム研修 総合資料」では、謎解き、推理ゲーム、サバイバルゲームなどを活用したユニークな研修を事例とともにご紹介しています。
目次
コンテンツ制作ディレクター/IKUSA編集部ディレクター。「気持ちよく前向きに仕事ができる環境づくり」を意識し、細かな調整をすることを大切にしている。人間関係を良好な状態に保つため、アイスブレイクやチームビルディングになる交流会の企画や幹事も積極的に行う。