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2021.05.06

研修にボードゲームを活用するメリット・おすすめのプログラムを紹介!

研修担当者の悩みの種の一つが、研修受講者のやる気やモチベーションの維持です。研修内容が良くても受講する社員のモチベーションが低いと、研修で学んだことが知識やスキルとして定着しにくくなります。結果、研修効果が出ないことになりかねません。


そんなときは、楽しめる研修を導入してみてはいかがでしょう。なかでもボードゲームを使った研修は、楽しみながら研修をしたいときにピッタリです。そこで今回は、研修にボードゲームを活用するメリットや、研修におすすめのボードゲームについて紹介します。

研修でボードゲームを活用するメリット

研修でボードゲームを活用するメリットを見てみましょう。ボードゲームを研修で活用するメリットは一言でいうと「受講生がよりモチベーション高く、主体性を持って取り組めることによる研修効果向上」です。

楽しみながら研修ができる

ボードゲームをすれば、従業員同士で楽しみながら研修ができます。「楽しみながら」という点は学ぶという点で非常に重要です。実際にただ聞いたりする一方通行の研修よりも、参加者が自分たちで手を動かしたり考えたり、ディスカッションしたりして「楽しみながら」進めるほうが、研修効果は高いといわれています。

たとえば、有名なボードゲームである「モノポリー』は、実際に投資や資産形成に関する知識を実践的に理解するための研修や、経営などを学ぶ研修に世界中で利用されています。お互いがお互いを思いやる勝者のいないボードゲーム「アチーバス」はさまざまな企業でのチームビルディングなどに利用されています。

ボードゲームにはそれぞれに決められたルールがあります。そのルールを守りゲームを楽しみながら進めていくことで、自然と研修内容を頭で理解し、その内容を実践する状況を作り出せます。楽しみながらゲームに取り組めば結果として研修内容が身につくのが、ボードゲームによる研修の醍醐味といえるでしょう。

交流がない人同士でも打ち解けやすい

ボードゲームをすると必然的に参加者同士で会話をしなければいけなくなる場面が増えます。よって、社内でのコミュニケーション不足改善のきっかけになったり、社内で新しいコミュニケーションが生まれるきっかけにつながったりするというメリットがあります。

人見知りで自分から話しかけたり積極的なコミュニケーションをとったりすることが難しいチームメンバーでも、ボードゲームがきっかけとなり会話やコミュニケーションをしやすくなる可能性があります。また、普段業務では関わらないような部署の人とも、ボードゲームでのコミュニケーションをきっかけに、「これ相談したいけど、あの部署だれも知り合いいないしなぁ」というときなどに、「この前、研修で話したあの人に相談してみよう」など、社内での交流が活発になるかもしれません。

このように「ボードゲーム」という一つのゲームをきっかけに、なかなか馴染めなかった内気な社員がチームメンバーに打ち解けるきっかけになります。また、社員としても顔見知りが多くなったり、相談できる相手が増えたりして、社内の雰囲気が良くなる効果が期待できるのもメリットといえるでしょう。

場が盛り上がりやすい

勝敗がつくゲームの場合、お互いに競い合うため場が盛り上がりやすくなります。スポーツなどもそうですが勝敗がつくものであれば、勝つために工夫をするようになります。結果的にボードゲームに夢中になる人が増え、夢中になる人が増えるほど、場が盛り上がりやすくなります。

「場が盛り上がる」というのは実は研修において重要なことです。なぜなら日本人は、場の雰囲気に合わせてしまいやすいからです。
たとえば研修の場全体がシーンとした雰囲気だった場合は、周りの雰囲気につられて積極的に発言などをしなくなる人が増えますし、全体のモチベーションややる気も下がってきます。

一方で研修の場が盛り上がれば、周りの雰囲気につられて積極的に発言をしたりリアクションをしたり、研修に主体的に取り組む人が多くなります。このように「研修の場が盛り上がっているかどうか」も研修効果を大きく左右する要因の一つです。ボードゲームのような競技性のあるものを取り入れるのは、研修効果としてはプラスに働くことが期待できるのです。

研修でおすすめのボードゲーム10

ここからは、おすすめのボードゲームを10個紹介します。

人狼ゲーム

人狼ゲームは、会話をしながらウソツキを当てるゲームです。20192020年に大流行したゲームなのでご存知の方や、実際にやったことがあるという方も多いと思います。実は、人狼ゲームは会話などコミュニケーションを主とするゲームであることから「社員同士の積極的なコミュニケーション」を目的とするチームビルディングなどの研修にもよく利用されてます。

人狼ゲームのやり方は非常にシンプルです。まずは、参加者を人狼陣営(全体の3分の1程度)、村人陣営に分けます。そして、参加者同士で会話をしながら(村民陣営は)誰が人狼なのかを当てます。人狼側は誰が人狼なのかを事前に知っており、人狼側はそれをバレないように会話ではウソをつきます。

会話の中で人狼側のウソや会話の矛盾をうまくつき、誰が人狼なのかを村人が全員当てたら村民側の勝利です。人狼側は村人を話し合いによって処刑することができるので、村人が全員処刑されてしまったら人狼側の勝利となります。人と場所さえあればできるうえ、ゲームを通して積極的なコミュニケーションが発生するので、コミュニケーションが活発でない会社の研修におすすめです。

Marketing Town(マーケティングタウン)

Marketing Townは、経営者視点で楽しめます。参加者はボードゲーム上の仮想世界で経営者として、変化する市場動向に合わせて会社の経営を行います。

実際に損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書などの財務諸表を意識した経営や、マーケティング戦略や経営戦略を練るなど、実践と同じレベルでの経営思考が求められるので、普段から経営やマネジメントを行っている経営層や管理職などからも人気の高いボードゲームです。具体的には次のようなスキルを擬似的な経営を通して学べるため、リアルな擬似経営体験ボードゲームといえるでしょう。

・マーケティング戦略:4P3CSTP5FORCESPEST

・会計財務:損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、財務分析

・経営戦略:ドミナント戦略、ランチェスター戦略、事業計画作成

「社員一人ひとりが経営的思考を」と考えている会社や、社員それぞれが主体的に動くことがメリットにつながるベンチャー、中小企業などの研修に特にMarketing Townはおすすめです。

wevox values card(バリューカード)

wevox values cardは、自己認知力や相互理解力を高められるゲームです。研修においては、チームメンバー同士の価値観や考え方をそれぞれが共有し、お互いにそれを理解し合う「チームビルディング」の向上につながります。やり方は「自分自身の価値観と相互理解」を目的とするもの、「テーマに関する価値観と相互理解」を目的とするもので2通りに分かれています。

「自分自身の価値観と相互理解」を目的に行う場合には、カードをそれぞれに5枚ずつ配り、残ったカードを山札として置きます。1人目がカードを引き、6枚ある手元のカードのうち、一番自分の価値観とは遠いカードを捨てていきます。そして2人目がカードを引き、同じように手元のカードから、自分の価値観とは一番遠いカードを捨てていきます。これを、カードの山がなくなるまで繰り返し、最終的に手元に残った5枚のカードについての自分の価値観や考え方をチームメンバーに共有していきます。


対して「テーマに関する価値観と相互理解」を目的に行う場合には、自分の人生の中で重要と考えているテーマを一つ決めていきます。その後テーマに関して、過去と現在、未来という3つの要素に当てはまるカードを選び、それについて「なぜそれを選んだのか?」自分の価値観や考え方を発表します。


このように、自分自身の価値観や考え方を、カードを通して整理し、相手に伝えられます。チームメンバー同士の結束が重要な少数精鋭型の会社などにおすすめのゲームです。

戦略マネジメントゲーム

戦略マネジメントゲームは、経営戦略を考えながらマネジメントして行くゲームです。昭和51年(1976年)に開発された経営マネジメント体験型ボードゲームでありながら、今現在も数多くの企業の研修に使われています。参加者はそれぞれ300万円の資本金で会社を創業、「材料購入」「設備投資」「人材採用」「広告宣伝」「商品販売」などの意思決定を行いながらゲームをすすめていきます。最終的に決算を行い、利益額が一番大きい人の勝利となります。


「意思決定」によって会社の利益がどう動くのかを知り、経営をリアルに擬似体験することにより、より経営を見越したレベルの高い意思決定ができるようになります。ほかにも、実際に働いている会社の経営サイドが一体何を考えて意思決定をしているのかが理解できるようになります。

戦略大名

戦略大名は、経営目線を意識しながら陣地を獲得していくゲームです。34人が1組となって行うボードゲームです。それぞれが戦国大名となり、自分の国の繁栄を目指して戦います。「武力」だけではなく、治水や検地、楽市・楽座、貨幣鋳造といった「商業や産業の育成」など自国の領地をいかに豊かにしていくのかという要素も含まれています。そのため、競合他社がひしめくなかで、自社の利益と繁栄を目指す企業経営の研修におすすめです。


時折、戦国ならではの一揆や自然災害といった予想外のイベントなども用意されており、一筋縄ではいかない難しさがあります。最終的に参加者の中でカードの勝利点の合計点数が多い方(誰が自国を豊かにしたのかの指標が勝利点の合計点)が勝ちとなります。経営に必要な具体的知識やスキルが身につくわけではありませんが、企業経営をしていくための意思決定が及ぼす影響や、在り方などを改めて考えるきっかけにもなる学びの多いボードゲームの一つです。

インサイダー

インサイダーは、インサイダーしている人を探すゲームです。まずは役職カードを全員に配り、ゲームを進行するマスター役、インサイダー役、その他役職を全員にわりふります。その後、マスター役に対して、インサイダー役を含むその他全員が質問をし、クイズの正解を目指します。制限時間5分以内に正解を目指し質問をしていきながら、正解者が出た後に、質問をした人の中の誰がインサイダーだったのか、を突き止めていきます。


ただし、インサイダー役の人は事前にクイズの正解を知っています。正解を知りながら、わからないふりをしてマスターに質問しているので、「これは正解を知っていないとできない質問なのでは?」などの違和感や矛盾をもとに、質問者の中に隠れるインサイダー役を見つけ出すというゲームです。クイズに人狼ゲームのような正体探しの要素が加わったゲームです。「その決断や意思決定は本当に自分の意思によるものか?さまざまな情報が内部化されて、自分の意思決定とすり替わっていないか?」という日常生活にひそむ情報操作や洗脳などの存在を体感することが目的のゲームとなっています。

キャッシュフロー

キャッシュフローは、ラットレースから抜けることを目的とするゲームです。20年以上前に出版された本でありながら、いまだにお金に関する本としてロングセラーを続ける『金持ち父さん貧乏父さん(ロバート・キヨサキ著)』の考え方が詰まったファイナンシャル教育ボードゲームです。


「お金は自分を働かせてその対価としてもらうもの」という貧乏父さんの考え方から脱却し、「お金を働かせてお金を得る」という金持ち父さんの思考をボードゲーム形式で楽しみながら学べるのが特徴です。1996年に販売開始されてから世界中の企業研修に使われ続けているボードゲームです。

カタン

カタンは資源を獲得しながら、開拓地を作っていくゲームです。販売開始から、全世界で3,200万個以上を売り上げる大人気ボードゲームであり、企業研修などにもよく利用される定番ボードゲームです。カタン島という無人島で開拓競争を行い、先に10ポイントを獲得した人が勝利という非常にシンプルなゲームとなっています。


しかし、開拓競争に勝つためには、相手に対して交渉や協調をしながら資源を交換してもらう必要があります。そういった相手とのWin-Winを考えながら資源交換を進め、勝利を目指していくというコミュニケーションや交渉の要素が多く含まれるため、チームビルディングや営業研修などに利用されることが多いボードゲームです。

人生ゲーム

人生ゲームは、資産を増やしていくゲームです。おそらく日本では一番有名なボードゲームであり、誰でも一度はプレイしたことがあるボードゲームではないでしょうか。職業や転職などを繰り返して、人生の紆余曲折を経て、億万長者を目指すという個人の人生を題材にしたゲームです。勝負を積極的にする人がいたり、堅実にコツコツお金を貯めていく人がいたり、億万長者の目指し方や起きたアクシデントに対する反応などにその人自身の個性が自然と現れてきます。


そういった人の本性をフラットに炙り出せるということから、お互いの個性や違い、考え方や価値観を認め合うということを目的としたチームビルディング研修などによく利用されます。

モノポリー

モノポリーは家や土地などを購入しながら資産を増やすゲームで、人生ゲームと似ています。簡単に言えば、人生ゲームの不動産取引版です。不動産取引を通じて、レンタル料を徴収するなどしながら資産を増やし、他のメンバーを破産させることを目的としたゲームです。


競売やレンタル料徴収、売買交渉、抵当、破産などリアルな項目が含まれていることから、実際の資産の増やし方や資産という考え方をボードゲームの中で擬似体験できます。1935年の販売開始から数十年にわたり世界中でプレイされ続け、世界中の企業研修にいまだに利用される研修ボードゲームの元祖でもあります。

まとめ

ボードゲームを活用すれば、重苦しい雰囲気を明るくすることが可能です。また、ただ職場の雰囲気を明るくするだけにとどまらず、ボードゲームの種類によっては経営や会計、戦略思考、意思決定など、実践的なスキルや知識を身につけられるものもあります。フラットにその人の価値観や考え方などを炙り出せてしまうものもあるので、目的に合わせてボードゲームを研修に導入すると良いでしょう。


何よりボードゲームは全員で「楽しみながら」学べるということから、主体的に研修に取り組むという点で非常に効果的であることが、世界中のあらゆる企業で実例として証明されています。今以上に研修効果をあげたいと考えている方は、ぜひ目的に合ったボードゲームを選び、研修で活用してみてはいかがでしょうか。

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