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懇親会の準備手順・成功させるポイント・おすすめ企画14選
目次
懇親会は、参加者同士の交流や情報交換などを目的として実施されます。
本記事では、懇親会の準備手順、ポイント、おすすめ企画14選(対面・オンライン各7選)について紹介します。
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懇親会の目的
懇親会とは、同じ組織や集団に属している人、目的・共通点のある人たちが集まり、親睦を深めることを目的として開催される会のことです。
懇親会では、歓談や飲食を通じて、参加者同士がコミュニケーションや情報交換を行ったり、気持ちを一つにして結束力やモチベーションの向上を目指したりするために開催されることが多くあります。
他にも懇親会には、「新規加入のメンバー紹介」「他部署との交流」「組織内のチームビルディングの醸成」などの目的で開催されることもあり、さまざまな目的に応じた懇親会が開催されています。なかには、参加者のリラックス効果やストレス発散として活用されることもあります。
「懇親会」という言葉に明確な定義はありませんが、現在では「社内のメンバーとの交流」「異業種交流会」「内定者懇親会」「保護者懇親会」などの場面で懇親会が活用されています。
懇親会で得られる効果
懇親会を開催することで、どのような効果を得られるのか紹介します。
コミュニケーションの促進
懇親会では、食事やゲームなどの企画を行うことが多くあります。これらは参加者同士の自然なコミュニケーションの促進に繋がります。懇親会で、さまざまな参加者たちと交流することで、今まで関わる機会の少なかった人の名前を覚えたり、異業種の人たちと仲良くなったりすることで、仕事における関係性の進展にも効果が期待できるでしょう。
また、ゲームやレクリエーションなどの参加者が気軽に楽しめる企画は、チームビルディングの醸成にも繋がることからも、チームワークや結束力の向上として懇親会を活用することもできるでしょう。
参加者同士の情報交換
他部署との交流会や異業種交流会では、普段の仕事や生活ではなかなか話せないような人と接することができます。そのようななかで、参加者同士で情報交換をすることは、新たな情報や知識を知り得ることに繋がります。
新たなビジネスアイディアや新規事業の創出のきっかけにも繋がることから、参加者同士の情報交換は懇親会の大きなメリットといえます。
モチベーションの向上
普段では関わらないような人たちと接することは、新たな情報や知見を得ることと同時に、自身の仕事に対する意識を向上させたり、気持ちや考えに影響を与えたりといったモチベーション向上の効果が期待できます。
懇親会で話した人と親しくなり、今後も切磋琢磨できるような関係を築くことができれば、仕事に対する大きなモチベーションとなるでしょう。
リフレッシュ効果
多くの懇親会では、食事やゲームなどの企画が取り入れられているため、参加者は普段の仕事から離れ、日々の気持ちをリフレッシュする効果が期待できます。懇親会で行う企画はかしこまった内容ではなく、参加者が気軽に楽しめ、息抜きができるような企画を選ぶといいでしょう。
懇親会の準備手順
次は、懇親会を開催するまでの準備手順について解説します。事前準備をしっかりと行うことが、効果的な懇親会の開催へと繋がります。ここで解説する手順を一つひとつクリアし、懇親会を成功させましょう。
幹事チームの選任
社内や組織内で「懇親会を企画する」ことが決まったら、まずは懇親会全体の企画や運営を担う「幹事チーム」のメンバーを選任しましょう。というのも、懇親会担当に選ばれた人は、他の仕事や業務があるなかで懇親会の企画をしなければなりません。
そのような場合、まずは幹事チームを選任し、そのメンバーを中心に企画していくことが、最善といえるでしょう。なお、幹事チームのメンバー数は、多過ぎず少な過ぎない人数(最大で10名程度)で組むことで、チームとしての連携やコミュニケーションが図りやすくなります。
日程調整
幹事チームを選任したら、懇親会の日程調整を行いましょう。日程は、可能な限り参加者のスケジュールを合わることが望ましいですが、参加者一人ひとりのスケジュールを全て聞くのはかえって効率が悪くなります。
よりスムーズに懇親会の日程を調整するために、参加者が20名以下であれば各々のスケジュールを確認し、予定の合う日を決めていく方法で行うといいでしょう。それ以上の参加者が予定される場合には、幹事チームが日程を決め、参加者に合わせてもらう方法が適しています。
懇親会で実施する企画の選定
懇親会の日程が決まったら、懇親会で実施する企画の選定を行います。懇親会では、ゲームや食事など、参加者同士が気軽に楽しみながら交流を深められる企画が人気です。
しかし、ただ集まってゲームや食事をしても、参加者は「楽しかった」だけで終わってしまうこともありますので、懇親会を開催する目的を達成できるような企画内容を検討しましょう。
会場の手配・下見
懇親会の日程や企画内容が決定したら、会場の選定や下見を行います。懇親会の会場を選定する際には、懇親会の目的や企画に適した規模(広さや設備など)が確保できるのか、交通アクセスが良いかどうかなどの条件から選定していくといいでしょう。
会場選びで大切なのは、「参加者の利便性に配慮した会場選びを行う」ことです。必要に応じて、食事やドリンクの見積もりや手配、ゲームで使用するマイクやホワイトボードなどの機材の準備などを行い、余裕を持って当日に備えましょう。
当日の挨拶やスピーチの依頼
懇親会当日には、会の始まりと終わりに挨拶や簡単なスピーチを行うことが多くあります。これらは、当日に担当者(挨拶をする人)を決めるのではなく、事前に依頼しておくことで、担当者も時間に余裕を持って準備できます。
挨拶の担当者は、一般的には、組織の責任者や上司などの上の立場の人に引き受けてもらうことが多いです。また、懇親会の幹事チームが挨拶を行い、会の目的や趣旨を参加者へ伝えるのも一つの方法です。なお、会の始まりと終わりでは、それぞれ異なる人物へ挨拶を依頼するのが一般的です。
オンライン懇親会の準備手順
昨今におけるリモートワークの普及から、懇親会をオンライン上で開催する「オンライン懇親会」を取り入れる企業も珍しくありません。オンライン懇親会の準備手順は、基本的には通常の懇親会を変わりありませんが、オンラインの設備を使用するために、いくつか異なる準備手順があります。
オンライン懇親会を実施する際には、先述した懇親会の準備手順とあわせ、ここで解説する手順を参考にしてみてください。
日程調整まではオフラインと同様
オンライン懇親会の場合でも、日程調整までの手順はオフラインの懇親会と同様です。幹事チームを選任し、参加者の日程調整を行いましょう。オンライン懇親会は通常の懇親会とは異なり、インターネット環境さえ整えられれば場所を選ばずに参加できるため、通常の懇親会よりは日程調整がしやすくなります。
使用するオンラインツールの選定
オンライン懇親会と通常の懇親会の大きな違いの一つとして、オンラインツールの使用が挙げられます。オンラインツールとは、Zoomをはじめとしたビデオチャットツールや、オンライン上で画面や作業の共有ができるホワイトボードツールなどがあります。
これらのツールを活用することで、オンライン上でもゲームやレクリエーションが行えるようになり、通常の懇親会と同様に参加者同士で話したり、コミュニケーションを促進したりすることが可能となります。
当日の司会や進行役の手配
オンライン懇親会では、ファシリテーターとして司会や進行役を手配しましょう。オンライン上のコミュニケーションでは、他者の表情や声のトーンなどを参加者が認識しにくいため、参加者同士のコミュニケーションが難しくなってしまいます。
そのような場合にファシリテーターを配置することで、全体の様子から臨機応変に各参加者へ話を振ったり、コミュニケーションの仲介役になったりといった活躍が期待できます。会の進行をスムーズにするためにも、ファシリテーターの配置は必須といえます。
オンラインで実施できる企画の選定
通常の懇親会と同様に、参加者が気軽に楽しめるような企画を選定しましょう。昨今のリモートワーク促進の流れを受け、オンラインでも実施可能なゲームやアクティビティを提供している企業が多くあります。社内や組織内で企画選定が困難な場合には、オンライン研修を実施している会社に相談や委託をし、オンラインでも楽しめるような懇親会を企画する方法も一つの選択肢です。
フードやドリンクの手配
オンライン懇親会では、食事やドリンクなどは参加者各々が準備しなければなりません。この場合、「参加者が各自で購入したものを経費で精算する」「最初から決まったものを企業が一括で購入し、参加者の自宅へ郵送する」など、いくつかの方法が検討できます。
どちらも、「参加者が好きなものを食べながら懇親会に参加できる」「一括で手配し、同じものを食べて交流を深められる」といったメリットがあるため、自社に合わせて選ぶといいでしょう。
また、食事の手配から配送までを一括で対応してくれるフードデリバリーサービスを利用するのも、一つの選択肢です。オンラインフードデリバリーなら、プロのシェフ監修のフードが楽しめますし、ドリンクや謎解きゲーム、オリジナルグッズを同梱できます。食事から企画まで同時に手配できることが魅力です。
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オンラインツールの事前練習
オンライン懇親会ではオンラインツールを使用することになりますが、それらのツールは日常的に使用するものでもないために、ツールに慣れていない人が少なくないでしょう。
当日までに時間を確保してオンラインツールの簡単な練習を行うことで、懇親会当日のスムーズな進行に繋がります。また、当日のトラブル防止としても、事前練習は役立ちます。
懇親会の企画を成功に導く3つのポイント
懇親会を成功させるには、上述した準備手順とあわせて、3つのポイントを押さえることが大切です。
懇親会の目的を明確にする
懇親会の目的を明確にすることが、より参加者に適した懇親会の企画選びへと繋がります。懇親会は、「同じ部署内での親睦を深める」「異業種が集まる貴重な機会として活用する」「社員の息抜きの場として開催する」などの目的で開催されます。
参加者の親睦を深めるには、自然とコミュニケーションがとれるゲームやレクリエーションを、息抜きやリラックスとして活用するなら少し豪華な会場や食事を用意するなど、目的に沿った企画を選ぶことでより効果的な懇親会の開催へと繋がります。
参加者の都合に配慮した日程調整を行う
コミュニケーションの促進や交流を深めるために懇親会を行う場合、参加者は多いほうがさまざまな交流や情報交換が可能となります。多くの人に参加してもらうためにも、懇親会の日程調整は参加者のスケジュールに配慮した調整をするといいでしょう。
ただし、一人ひとりのスケジュールを細かく聞くとなかなか日程は決まりません。「20人以下なら参加者のスケジュールを聞いて調整する」「大人数の場合には幹事チームが日程を選定する」といった方法でスケジュール調整を行うことが望ましいといえます。
誰でも楽しめる企画を選ぶ
懇親会で実施するゲームやアクティビティなどの企画は、特定の人たちだけが楽しめる内容ではなく、参加者の誰もが気軽に楽しめる内容にすることが求められます。特に、年齢や性別、参加者の所属などによって優位差が現れてしまうような企画は、なるべく避けたほうがよいでしょう。
企画を選定する際には、参加者の属性や懇親会の目的などに沿って、懇親会に適した内容を選ぶことが大切です。
対面で行う懇親会におすすめの企画7選
懇親会におすすめの企画について、老若男女問わずに誰でも楽しめるような企画を厳選して紹介します。
1.謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームとは、参加者同士で協力して謎を解き、与えられた課題をクリアして脱出を目指すゲームです。全員参加型のゲームである「謎解き」と「脱出ゲーム」のいいところがミックスされ、チームワークや結束力の向上に繋がることからも、チームビルディングとしても高い人気があります。
株式会社IKUSAが提供する謎解き脱出ゲームでは、参加者自身が物語の主人公となり、決められた時間内で、与えられた謎を解いて物語のクリアを目指します。制限時間のある緊張感漂う空間から、チームで力を合わせて脱出を図るシチュエーションが特徴的であり、世代を問わず誰でも楽しめる懇親会の企画として活用できます。
やり方
- 制限時間や閉じた空間の中で与えられた謎を解く
- 全ての謎が解けたらゲームクリア
ゲームを進めていく過程でさまざまな謎を解くことは、チームにおける協力や役割分担、リーダーシップなどの能力の醸成に繋がり、コミュニケーションの促進としての効果も期待できるでしょう。
なお、謎解きや脱出ゲームはある程度の広い会場が必要と思われがちですが、株式会社IKUSAの謎解き脱出ゲームは机と椅子が設置できるスペースがあればゲームを実施できるため、懇親会の会場選びの手間も省けます。
懇親会で、参加者同士で協力しながら頭をフルに使った企画を行いたい場合には、ぜひ謎解き脱出ゲームを活用してみてください。
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2.チャンバラ合戦
チャンバラ合戦とは、新感覚の対戦型アクティビティです。当たっても痛くないスポンジでできた安全な刀と、「命」と呼ばれるボールを使い、刀を使って相手の命を地面に落とし、その数をチームで競うゲームです。企業におけるチームビルディング研修や地方自治体のイベントとしても利用され、老若男女問わず楽しまれているゲームとして人気があります。
やり方
- 参加者の肩に命(ボール)を付ける
- スポンジの刀を使って相手の命を切り落とす
- 最終的に生き残った人数をチームで競い合う
チャンバラ合戦–戦IKUSA-は、最初にチームごとに分かれて「軍議」と呼ばれる作戦会議の時間をとり、チームの戦略を決めます。軍議の時間が終わったら、いよいよ合戦が始まります。合戦中はチームの大将を中心に、いかにして相手の命を落とすことができるかを考え、協力して相手チームを倒しにいきます。
一見すると、とても簡単なゲームに思われますが、高い戦略性やチームワークが求められ、大人から子どもまで楽しめる内容となっています。参加者が気軽に楽しめるゲームであり、屋内外を問わずに開催できるので、懇親会の企画にも最適です。
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3.クイズ大会・ビンゴ大会
クイズ大会やビンゴ大会は誰でも気兼ねなく参加できて盛り上がるため、懇親会の企画としても高い人気があります。なかでもクイズ大会は、企業や組織に合わせて出題する問題を工夫できるため、オリジナリティあふれる企画として活用できるでしょう。
たとえば「○×クイズ大会」であれば、二択問題なのでクイズが得意ではない人でも楽しめます。司会進行者が二択問題を出題し、参加者は正解だと思う回答の印(○か×)が用意されたエリアに移動して、問題に正解した人だけ残っていくことで最後の勝者が決まります。
他にも、社内のことや参加者に関連した問題を出題するオリジナルのクイズ大会では、身内ならではのネタで会場を盛り上げられるでしょう。
いずれのクイズ大会やビンゴ大会を企画する場合でも、チーム対抗戦とすることで、より白熱した企画にできます。チームで協力して大会に挑むことで、参加者同士のコミュニケーションも促進されることでしょう。
また、優勝者や優勝チームには豪華な景品を用意することで、チーム一体となって企画に取り組むことへと繋がります。
4.イラスト伝言ゲーム
イラスト伝言ゲームとは、参加者が順番にお題に沿ったイラストを描き、最終的にお題と同じ絵を描いた人の人数を競うゲームです。このゲームでは、人数分の紙とペンを使うため、事前に用意して各参加者に配っておきましょう。
紙とペンを配り終わったら、チームで最初に絵を描く人にお題を伝え、お題の絵を紙に描いてもらいます。最初の人が絵を描き終えたら、その絵を次の人に回し、2番目の人は「前の人が描いた絵」だけを見てお題を予想し、紙に描きます。この際、最初の人が描いた絵を見るのは10秒程度にし、より緊張感のあるなかでゲームを進めていきましょう。
この流れを、チームの最後の人まで繰り返します。最後の人が絵を描き終えたら、最後の人から順に「何の絵を描いたのか」を回答し、チーム内でお題と同じ絵を描いた人数に応じてチームに点数が入ります。
紙とペンがあれば、場所を選ばずに楽しめるため、懇親会のちょっとした企画としても有効に活用できるでしょう。
5.運動会
子供の頃に誰もが参加したことのある運動会ですが、懇親会の企画としても活用されていることはご存じでしょうか。
運動会は、同じ目標に向かってチームで協力していくことでチームワークや結束力の向上に繋がることからも、企業のチームビルディング研修などでも活用されています。子どもの頃と同様に、玉入れや綱引きなどの種目を楽しむのもいいですが、せっかくなら大人になった今だからこそ楽しめる企画にしたいものです。
株式会社IKUSAでは、「防災運動会」「NEW運動会」「e-SPORTS運動会」「脱3密運動会」など、バリエーション豊かな運動会イベントを提供しています。
それぞれの運動会にはユニークな特徴があり、防災運動会では通常の運動会に防災の要素が組み込まれ、楽しみながらも防災の知識が深められる内容になっています。NEW運動会やe-SPORTS運動会では、普段ではあまり馴染みのないスポーツであるバブルサッカーやARスポーツ「HADO」などが楽しめます。
また、脱3密運動会では、ロングバトンリレーやソーシャルディスタンス縄跳びなど、昨今の社会情勢に合わせたユニークな種目を取り揃えています。
懇親会で運動会を企画するには、ある程度の人数と会場の規模が必要になりますが、一方で、チームでの協力や非日常を体感できる楽しさは、他の企画とは一線を画すものがあります。ぜひ、株式会社IKUSAが提供するユニークな運動会を懇親会に取り入れてみてはいかがでしょうか。
6.じゃんけん大会
「懇親会の準備が遅れて、企画まで考える時間がない」「簡単に盛り上がる企画を取り入れたい」という方におすすめなのが、じゃんけん大会です。その名のとおり、参加者全員参加でじゃんけんをトーナメント方式で行い、最後まで勝ち残った人が優勝です。
ただじゃんけんをするだけでも盛り上がりますが、優勝者には豪華賞品を用意することで、さらなる盛り上がりを期待できるでしょう。じゃんけんは事前に用意するものがなく、誰でも知っているので、かんたんに行えるのがおすすめのポイントです。
7.プロフィール当てゲーム
プロフィールクイズ当てゲームとは、参加者のプロフィールから問題を出題するゲームです。事前に参加者から、出身地や学部、趣味、特技、身長、血液型、好きな食べ物などの情報を収集し、それらの情報から問題を作ります。
収集する情報は先述したありきたりなものから、「ファストフード店にある好きなメニュー」「初恋の人とのエピソード」など、ちょっと踏み込んだ内容を教えてもらうことで会場も盛り上がるでしょう。なお、出題する問題は、最終的には誰かが回答できるレベルに設定し、プライベートな情報を収集するときには強制ではなく、あくまでも本人の任意での回答をお願いしましょう。
オンライン懇親会におすすめの企画7選
オンライン懇親会では、ビデオチャットツールを活用したゲームが人気です。ここでは、オンライン懇親会におすすめの7つの企画について紹介します。
リモ謎
リモ謎とは、リモートワークでチームビルディングができる大人数参加型の謎解き脱出ゲームです。リモ謎ではZoomなどのビデオチャットツールを使い、チームで協力をしながら物語に沿った謎を時間制限内に解き、脱出を目指します。
やり方
- オンラインのビデオチャットツールを用意する
- チームで協力をしながら物語にそった謎を時間制限内に解く
- 危機的状況からの脱出を目指す
リモ謎はオンライン上で全て完結するために、場所を選ばずに非接触で実施でき、謎解きを楽しみながら参加者同士でのコミュニケーションも促進できることから、オンライン懇親会の企画としてもおすすめです。
リモ謎には、「閉ざされた電脳都市からの脱出」「燃え盛る本能寺からの脱出」「終わらないリモート会議からの脱出」という、異なる3つのパッケージが用意されています。
たとえば、「閉ざされた電脳都市からの脱出」では、電脳世界を舞台にさまざまな謎解きを解決してミッションクリアを目指すストーリーです。「燃え盛る本能寺からの脱出」では、「本能寺の変」をテーマにした歴史体験型ストーリーとなっています。
それぞれのパッケージでは共通して、参加者同士のコミュニケーションの促進やチームワークの向上、役割分担といった要素が体験できるため、親睦を深めるためのオンライン懇親会の企画としても活用できます。
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ジャングルサバイバル
ジャングルサバイバルは、オンラインで実施できる「コンセンサスゲーム」の一つです。コンセンサスゲームとは、物語の中で他者から合意形成を得る方法や重要性を体感できるゲームとして、企業のさまざまな研修にも取り入れられています。
やり方
- 「クルージング中にジャングルに遭難した」という状況を把握する
- 生き延びるために船にある積み荷のうち、どれを優先的に持っていくかを個人で考える
- チームで話し合い、優先順位を決める
- 模範解答と照らし合わせ、それに近いほど高得点となる
コンセンサスゲームでは、物語を進めるために用意されたアイテムの中から、参加者個人が「必要と思うもの」の優先順位をつけます。その後にチーム内でディスカッションを行い、「本当に必要なアイテムはどれか」を決めるための合意形成を図ります。
なお、ここでいう「合意形成」とは、チームや仕事の関係者から合意を得ることで、業務を円滑に進めることを意味しています。ビジネスにおいて合意形成が求められるシーンは多々あり、コンセンサスゲームは、物語を通して合意形成を実践しながら学べる内容となっています。
コンセンサスゲームで用意されているアイテムは「どれも必要だと思われるもの」であり、その選択肢の中からチームで優先順位を決めなければなりません。最初からチームで意見が一致することは珍しく、多くの場合には意見が分かれます。
意見が分かれている状況下において、話し合いを通じて他者からの合意を得ることで、話し方や伝え方といったプレゼンスキルや問題解決スキルなどの向上に繋がります。
ジャングルサバイバルは、参加者がクルージング中にジャングルに遭難したというストーリーで進行します。生き延びるためには近くの村まで歩かなければなりませんが、船にはたくさんの積み荷があり、どれを持って行けばいいのかわかりません。
このような危機的状況のなかで、参加者全員で話し合い、ジャングルで生き残る最善策を決めていくことが目的となっています。
難しさの中にも、ビジネスで応用できるスキルを身につけられるコンセンサスゲームをオンライン懇親会で取り入れることで、通常とは違った面白い懇親会の企画になるでしょう。
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帰宅困難サバイバル
帰宅困難サバイバルは、ジャングルサバイバルと同様のコンセンサスゲームの一つです。帰宅困難サバイバルでは、参加者は都市部での災害によって帰宅困難な状況に陥り、被災した都市から自宅へ帰宅するために必要な物資の優先順位をつけ、帰宅することが目的です。
やり方
- 「大都市で災害に巻き込まれた」という状況を把握する
- 生き延びるために必要な物資のうち、どれを優先的に持っていくかを個人で考える
- チームで話し合い、優先順位を決める
- 模範解答と照らし合わせ、それに近いほど高得点となる
帰宅困難サバイバルでは、自分自身の身を守りながらも周囲の安全にまで配慮しなければならず、他者からの合意形成はもちろんのこと、災害時のリスクマネジメントやサバイバル能力なども試されます。
災害はいつ起こるか予想できないことからも、常に準備が必要です。帰宅困難サバイバルは、実際の生活に役立つ内容を学べ、防災啓発活動としても活用できるゲームとなっています。
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リモ探
リモ探とは、与えられた情報から全員で答えを導き、ゲームクリアを目的としたオンラインの謎解きです。制限時間内に解決すべきミッションが出されたら、チームの中でさらにいくつかの小さいチームに分かれ、各小チームに情報が与えられます。小チームの中で情報を分析し、参加者全体に共有することを繰り返すことで、チーム全員でミッションクリアを目指します。
やり方
- チーム分けをする
- それぞれ担当のグループに行き情報を取得
- その得た情報を自分のチームに持ち帰り、チームメンバーに伝える
- 集めた情報を整理し、推理していく
リモ探は、参加者同士の協力と情報共有を促進するために考案された「ジグソー法」を取り入れています。参加者同士が情報を教え合いながらゲームを進めていくことで、チームワークや情報整理能力の向上が期待できるでしょう。
チーム対抗戦ではなく、全員で協力しながら進めていく企画を検討している際には、ぜひリモ探を活用してみてはいかがでしょうか。
おみやげ謎
おみやげ謎は、参加者が自宅にいながらでも、専用の謎解きキットを使用して本格的なアナログの謎解きゲームを楽しめるサービスです。制限時間がないので、気軽に謎解きが楽しめるレクリエーションを行いたい場合に最適です。
オンラインクイズ大会・オンラインビンゴ大会
オンラインクイズ大会とは、リモート環境下でも社内交流やイベントとしてクイズ大会が楽しめるゲームです。参加者はパソコンのビデオチャットツールに出題されたクイズを解き、スマートフォンで回答します。
通常の懇親会で実施するようなオリジナリティあふれる問題の作成も可能であり、問題に画像や動画の挿入もできます。最大で2,000名まで参加できるため、大規模なオンライン懇親会でも企画できるゲームとしておすすめです。
オンラインビンゴ大会は、自宅にいながら、ビンゴカードが手元になくても楽しめるビンゴゲームです。ゲームは全てオンライン上で行うため、参加者へビンゴカードを手配する必要もなく、気軽に企画できます。景品を用意し、後日に参加者の自宅に郵送することで、オンラインでもよりリアルなビンゴ大会を開催できます。
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謎Bako
謎Bakoはチームで取り組む謎解きパーティーゲームです。オンライン上につくられたバーチャルな世界の中を自由に行き来しながら、ゲームクリアのためのヒントを探していきます。送られてくるURLをクリックするだけで参加でき、アプリのインストールの手間がないのも魅力です。
チーム戦だと、主に交流するのがチームメンバーばかりなのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、謎Bakoの場合はバーチャルな世界の中で、さまざまな人に話しかけられるため、より多くの人たちとの交流が可能になっています。
あそぶ社員研修(研修テーマ例・内容)
「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
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■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
今回は、懇親会の目的や効果、開催までの準備手順について、オンライン懇親会もあわせて紹介しました。懇親会では、オンライン・オフラインを問わずに、誰でも気軽に楽しめるような企画を行うことが大切です。そのためにも、まずは「何のために懇親会を開催するのか」といった懇親会の目的を明確にすることが、効果的な懇親会を行う第一歩といえるでしょう。
株式会社IKUSAでは、オンライン・オフラインのどちらの懇親会にも活用できるゲームやサービスを展開しています。懇親会を検討している場合には、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。
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