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コンプライアンス研修の内容・テーマ例・サービス20選
目次
企業が健全な経営を行うためには、社員一人ひとりのコンプライアンス遵守が欠かせません。社員に対してコンプライアンスの理解を深めてもらう方法として、コンプライアンス研修の実施がおすすめです。
今回は、コンプライアンス研修の内容やテーマ、コンプライアンス研修サービス・プランのおすすめ20選を紹介します。
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コンプライアンス研修とは
コンプライアンス(compliance)とは、直訳すると「法令遵守」という意味を表す言葉です。コンプライアンス研修は、社員一人ひとりのコンプライアンスに対する理解を深め、ルールや規律を守った事業活動を行う意識を高めるために実施されます。
企業や社員は、法令以外にも社内規則、一般常識、企業理念に相応しい行動など、さまざまなものを守らなければなりません。企業の不祥事や社員の逸脱行為は、企業そのものの信用を大きく損ないます。たったひとつの過ちが、ときに企業の経営破綻に陥ることも十分に考えられるでしょう。
コンプライアンス研修では、社員のコンプライアンス意識を高め、法令やルール、決まりなどをしっかりと理解してもらうことを目指します。
コンプライアンス研修で扱われる内容・テーマ一覧
コンプライアンス研修で扱われる主な内容・テーマを紹介します。
業務に関連する法律知識
自社の業務に関連する法律知識は、業務を進めるうえで欠かせない内容です。コンプライアンス研修では、主に著作権保護・知的財産権・下請法・労働基準法をはじめとした、自社の事業や多くの社員に関連するテーマから選びます。
一般常識
社会人として身につけるべき一般的な常識を学びます。「自分は常識を身につけている」と思っていても、どこかで気が緩んで油断してしまうことは誰にでも起こり得るものです。
研修を通して「自分はこの企業に所属している一員である」という自覚を持ってもらい、責任ある行動につながるように支援します。
情報セキュリティに関する知識
自社の事業や業務に関する情報、顧客情報などは、真っ先に保護すべき重要な情報です。万が一にでも情報漏洩が起きてしまった際には、企業活動の継続が断念されることも十分に考えられます。
情報漏洩を防ぐための仕組み、情報セキュリティの内容、実際に情報漏洩が起きた事例などを学び、情報保護に対する社員の意識を高めます。
ハラスメント対策
組織内における立場を利用したハラスメント行為は、社内の生産性の低下を招くだけでなく、企業の信用を失墜させる事態にまで発展する重要な問題です。社員にハラスメントの定義や種類などを理解してもらい、企業全体としてハラスメント防止に取り組むことを目指します。
SNS運用
インターネットやSNSが生活の身近に浸透した近年では、社員の無配慮なSNS投稿などから企業が炎上するケースが後を断ちません。社員のコンプライアンス意識を高めると同時に、正しいSNSの運用方法や情報発信について学ぶことで、炎上の防止や健全なSNS運用を目指します。
コンプライアンス研修サービス・プラン20選
コンプライアンス研修サービス・プランのおすすめ20選を紹介します。
1.株式会社インソース
株式会社インソースでは、コンプライアンスの一般的な知識から、ハラスメントや情報漏洩の防止、リスク意識の向上まで、幅広い切り口からさまざまな研修を実施しています。
コンプライアンスを「自分事」として捉えてもらえるように、リアルな事例を扱った研修内容です。コンプライアンスに対する意識の改善や行動変容を促すことにつながります。
研修の特徴
- コンプライアンスに関連するさまざまな研修がある
- リアルな事例を活用して、コンプライアンスを「自分事」として捉えてもらうことで、意識改変を目指す
2.株式会社東京リーガルマインド
株式会社東京リーガルマインドでは、コンプライアンスに関連する法律・法令、ハラスメント対策、IT・情報リテラシーの3つの分野を学べます。集合研修とオンライン研修、さらにはeラーニングでも利用できるため、社員の働き方に合わせた研修を実施できるのが特徴です。
研修の特徴
- コンプライアンスの基礎から、ハラスメント対策、情報リテラシーまで幅広く支援
- 社員の働き方に合った研修形式を選べる
参考:コンプライアンスを学ぶ|企業向け社内教育ならLEC東京リーガルマインド
3.株式会社リスキル
株式会社リスキルのコンプライアンス研修では、年代や役職を問わずに、コンプライアンスの基本理解とトラブル発生時の対応を身につけることを目的としています。
事例を用いたケーススタディが取り入れられており、コンプライアンス問題を自分事に落とし込めるようにアプローチしています。コンプライアンス違反が起きてしまったときの対処法や正しい判断基準を学びます。同社の研修料金はすべて一律で、数ある研修から自社に最適な内容を選べるのも魅力です。
研修の特徴
- コンプライアンスの基本から、トラブルシューティングまで学べる
- 研修料金は一律であり、目的に合った研修を選べる
参考:コンプライアンス研修【基礎からまとめて学び、違反を防止する】│明日使える社員研修ならリスキル
4.株式会社ノビテク
株式会社ノビテクのコンプライアンス研修の主な目的は、コンプライアンスの基礎知識と重要ポイントの習得です。
組織に所属する一員として、コンプライアンスを遵守することの重要性を認識してもらうほか、コンプライアンス違反が起きないような社内体制の構築を目指します。研修は3〜5時間で完結するため、社員研修になかなか時間を割けない場合でも利用できます。
研修の特徴
- 重要なポイントに絞ってコンプライアンスを学べる
- 研修は1日(3〜5時間)で完結するため、研修に多くの時間が割けない場合にも利用できる
参考:コンプライアンス研修 | 株式会社ノビテク nobetech
5.株式会社アクティブ・コンサルティング
株式会社アクティブ・コンサルティングには、研修の目的や参加者の属性に合わせたコンプライアンス研修があります。領域のプロである弁護士やコンサルタントが研修を担当するため、実務に求められるコンプライアンスの知識をよりわかりやすく習得できるのが特徴です。
海外法律に関するコンプライアンス研修も実施しており、国外に支店を構える企業の研修としても活用できます。
研修の特徴
- 研修の目的や参加者の属性に合わせた研修が用意されている
- 弁護士やコンサルタントが講師を務めている
- 海外法律に関するコンプライアンスにも対応
参考:コンプライアンス研修│株式会社アクティブ・コンサルティング
6.株式会社アガルート
株式会社アガルートのハラスメント・コンプライアンス研修では、研修の参加者にハラスメントやコンプライアンスに関する共通認識を持ってもらい、これらの問題が起こらない組織作りを目指します。
事前に研修の目的や求めるものをヒアリングし、自社に最適な研修プログラムを提案してもらえます。研修は法律資格を有する専門家が担当するため、難しい法律の知識もわかりやすく学べる点が特徴です。
研修の特徴
- 社内で共通認識を作り、コンプライアンス問題が起きない組織作りを目指す
- 自社に最適な研修プログラムを提案してもらえる
- 法律のプロが講師を担当するのでわかりやすい
参考:ハラスメント・ コンプライアンス研修│アガルートの企業研修・法人研修
7.SMBCコンサルティング株式会社
SMBCコンサルティング株式会社の提供するコンプライアンス研修では、情報漏洩・労働問題・ハラスメント・法令違反の4つを軸に構成されています。コンプライアンスの基礎知識から、身近に起こったコンプライアンス違反の事例、自分たちに求められている振る舞いや意識の理解を深められる研修です。
研修の特徴
- 情報漏洩・労働問題・ハラスメント・法令違反の4つを軸とした研修内容
- 基礎知識から身近なコンプライアンス違反まで幅広く学べる
参考:コンプライアンス研修の目的と内容│SMBCコンサルティング教育サイト
8.株式会社TEI
株式会社TEIが提供するコンプライアンス研修は、対象者を若手社員・中堅社員・管理職の3つの階層に分けて構成された研修です。
各階層において求められるコンプライアンスの知識や、問題が起きた際の具体的な解決策などを学べます。記者会見に向けたメディア対応研修、飲食店向けの衛生管理を学ぶコンプライアンス研修など、一部の業界・業種に適した研修も提供されています。
研修の特徴
- 研修受講者の階層に合わせた研修がある
- 記者会見に向けたメディア対応研修、飲食店向けの衛生管理を学ぶコンプライアンス研修などもある
参考:コンプライアンス | 講師のご紹介|社員教育や人材育成ならTEIの研修・セミナー
9.株式会社バリューイノベーション
株式会社バリューイノベーションのコンプライアンス研修では、コンプライアンスの視点を持って業務に取り組むことを目的としています。主に管理職を対象としており、職場内におけるリスクの洗い出し(リスクマネジメント)や近年のコンプライアンス違反の傾向を学ぶことで、コンプライアンス違反が起こらない職場作りを目指します。
研修の特徴
- 主に管理職を対象としたコンプライアンス研修
- 職場内におけるリスクマネジメントを学べる
10.株式会社キャリアチアーズ
株式会社キャリアチアーズのコンプライアンス研修では、基礎的なコンプライアンスの知識を学ぶと同時に、SNSメディアの取り扱いについても理解を深められます。事例やワークを通してソーシャルメディアの危険性を学び、コンプライアンスを遵守した適切なSNSの取り扱い方法を学べる研修です。
研修の特徴
- 基礎的なコンプライアンス知識から、SNSメディアの取り扱い方法を学べる
- SNS上でどのような投稿が炎上するのか、何に気をつけるべきかを考えるきっかけになる
11.株式会社リクルートマネジメント・ソリューションズ
株式会社リクルートマネジメント・ソリューションズは、リクルートグループに属する、人材育成・組織開発の支援事業を展開する企業です。
同社のコンプライアンス研修では、事例やケーススタディを踏まえたグループワークを行い、受講者にコンプライアンスに関連する出来事を疑似体験してもらえます。研修内容はカスタマイズ可能。一般社員と管理者向けに研修内容が区分けされており、多様な企業ニーズに対応しています。
研修の特徴
- 事例・ケーススタディを活用し、受講者にコンプライアンス関連の出来事を疑似体験してもらえる
- 研修受講者の階層に応じて内容をカスタマイズできる
参考:実践コンプライアンス研修シリーズ│人材育成・研修のリクルートマネジメントソリューションズ
12.株式会社インプレッション・ラーニング
株式会社インプレッション・ラーニングでは、新入社員を対象としたコンプライアンス研修を提供しています。若手社員に求められるコンプライアンスの知識や、事例を用いたケーススタディを体験できる研修となっており、コンプライアンスに関する意識の向上につながるでしょう。
研修の特徴
- 新入社員を対象としたコンプライアンス研修
- コンプライアンスの知識や事例を学べる
参考:インプレッション・ラーニング新入社員対象 コンプライアンス研修│コンプライアンス研修、財務研修専門教育研修会社の株式会社インプレッション・ラーニング
13.SOMPOリスクマネジメント株式会社
SOMPOリスクマネジメント株式会社では、コンプライアンスに関連する幅広い知識を身につけられるコンプライアンス総論研修を提供しています。本研修は管理職以上の職員を対象としており、コンプライアンス違反事例を用いながら、コンプライアンス防止に向けた管理者の役割を学べる研修です。
研修の特徴
- 管理職以上を対象としたコンプライアンス研修を提供
- コンプライアンス違反を防止するための、管理職に求められる役割を学べる
14.株式会社モチベーション&コミュニケーション
株式会社モチベーション&コミュニケーションでは、座学よりも実践を重視したコンプライアンス研修を提供しています。
事例を交えて学ぶことで、実際の仕事現場でもコンプライアンスを遵守した行動変容につながるでしょう。研修は企業の現場に適した内容で実施できるのも特徴です。
研修の特徴
- 座学よりも実践を重視
- 事例を交えてコンプライアンスの理解を深められる
参考:実例を交えて学ぶコンプライアンス研修│株式会社モチベーション&コミュニケーション
15.株式会社ビズアップ総研
株式会社ビズアップ総研のコンプライアンス研修は、講義・ワーク・チェックテスト・レポートなどを活用し、体感的にコンプライアンスの知識を学べる研修です。
法令知識から情報管理、コンプライアンスを厳守しなければならない理由などについて理解を深められるため、一度コンプライアンス研修を実施したことがあっても、さらなる意識向上を目的とした研修として活用できます。
研修の特徴
- 法令知識、情報管理、労務管理など、幅広い領域におけるコンプライアンス知識を学べる
- 講義・ワーク・チェックテスト・レポートなどを活用し、知識の定着につなげられる
16.株式会社PHP研究所
株式会社PHP研究所では、企業のコンプライアンス研修向けの資料や教材の提供を行っています。
受講者の階層や研修の目的に合わせたコンテンツが用意されており、社内におけるコンプライアンス意識の浸透に活用することが可能です。書籍、ビデオ、eラーニングと、複数の教材形式から自社に合わせたものを選択できます。
研修の特徴
- コンプライアンス研修向けの資料や教材を提供
- 受講者の階層や目的に合わせて最適な研修教材を選べる
参考:コンプライアンス教育・教材・ケーススタディ資料~階層別に社内でできる!|PHP人材開発
17.日本プロジェクトソリューションズ株式会社
日本プロジェクトソリューションズ株式会社のコンプライアンス研修は、コンプライアンスの基礎的な知識から、内部統制、情報セキュリティ、ハラスメントと、コンプライアンスに関連した幅広い知識を学べる研修です。専門知識や国家資格を有する講師が研修を担当するため、より実務に即したコンプライアンスを学習できます。
研修の特徴
- 内部統制、情報セキュリティ、ハラスメントまで、幅広い知識を学べる
- 専門知識や国家資格を有する講師が研修を担当
参考:コンプライアンス研修なら│日本プロジェクトソリューションズ株式会社
18.公益財団法人日本生産性本部
公益財団法人日本生産性本部では、コンプライアンスやリスクマネジメントに関する知識、手法などを学べる研修を提供しています。
役員・管理職・一般社員の3つの区分があり、受講者のレベルに合わせた研修が実施できます。事例を活用しながら、コンプライアンスの本質を理解できる研修です。
研修の特徴
- コンプライアンスやリスクマネジメントについて学べる
- 事例を活用しながら、コンプライアンスの本質を理解できる
19.インターネット・アカデミー株式会社
インターネット・アカデミー株式会社のコンプライアンス研修では、コンプライアンスの基礎的な理解促進から、違反行動が及ぼす企業、ステークホルダーへの影響について学べます。
さまざまな業務においてIT導入が促進されるなかでも、インターネットや情報セキュリティに関するリスクについても学習できるのが特徴です。IT知識が不足していることによるコンプライアンス違反なども学べます。
研修の特徴
- 基礎的な知識からコンプライアンス違反が及ぼす影響まで、幅広い領域の理解を深められる
- IT関連のコンプライアンス問題を学習できる
参考:コンプライアンス研修│インターネット・アカデミーIT研修サービス
20.株式会社コンクレティオ
株式会社コンクレティオでは、医療機関・介護施設の職員を対象としたコンプライアンス研修を提供しています。医療・介護の現場におけるコンプライアンス事例や、リスクマネジメントについて学ぶことで、コンプライアンス意識の向上を目指します。
研修の特徴
- 医療機関・介護施設の職員を対象とした研修
- 医療・介護の現場で起こるコンプライアンス事例とその対処法を学べる
あそぶ社員研修(研修テーマ例・内容)
「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
⇒各研修の具体的な内容や学びのポイントがわかる「あそぶ社員研修 総合資料」を無料で受け取る
■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
社員一人ひとりがコンプライアンスを遵守する意識を持って業務に取り組むことが、健全な企業活動につながります。今回紹介したように、コンプライアンス研修にはさまざまな種類や形式があります。自社の目的や受講者のレベルに合わせた研修を選びましょう。
「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
研修やチームビルディングイベントの企画にお悩みの方必見!「ビジネスゲーム研修 総合資料」では、謎解き、推理ゲーム、サバイバルゲームなどを活用したユニークな研修を事例とともにご紹介しています。
参考サイト:
https://www.persol-group.co.jp/service/business/article/6911/
https://www.hrbrain.jp/media/human-resources-development/compliance_training#
https://www.u-can.co.jp/houjin/column/cl010.html
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