満足度約9割!楽しく防災知識を学びながらチームビルディングもできる『防災運動会』(穴吹エンタープライズ株式会社様)
- アンケート
目的 | チームビルディング , 防災研修 |
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対象 | 中堅社員 |
時間 | 2〜3時間 |
人数 | 〜50名 |
業種 | その他 |
目次
ホテル事業やスポーツ健康増進事業サービスエリア事業を営む穴吹エンタープライズ株式会社様に『防災運動会』を体験頂きました!
9月1日「防災の日」を少し過ぎた9月4日、四国は香川県にて初開催された『防災運動会』の様子を参加者アンケート結果を交えてお届けします。
防災運動会の資料ダウンロードはこちら※この研修は2019年9月に実施したものです
『防災運動会』導入の背景
①指定管理で受け持ってる公共施設が多いので、スタッフの防災意識を高めたい。
ホテル事業を始め多くの施設を管理する穴吹エンタープライズ社では非常時のスタッフ教育を兼ねた意味合いもあるようです。
②ISO22301を取得し、定期的な防災訓練の実施をする先駆けとして興味を持った。
ISO 22301とは事業継続マネジメントシステムのことです。
現在の社会では、一企業は単独で成り立っていることは少なく、事業の中断は、より多くのステークホルダーに影響をもたらすことになります。従来の「人命保護、資産保護」を目的とした防災対策ではなく、「重要な製品及びサービスの継続」と言った目的を達成する必要があり、重要な事業を支える重要な活動を継続する、もしくはできるだけ早期に復旧することが企業に求められています。災害時の対策はハードウェア以上に人的な教育も必要、そのことの着目されているとのことです。
③楽しく防災を学べるというところに魅力を感じた。
いかに必要といえど、きっかけやみんながやりたいと思えなければ防災教育は困難です。防災運動会の楽しく防災知識を学びながらチームビルディングが可能というポイントが導入の決め手となりました。
防災運動会導入の背景は様々ですが、非常時の対策、社員のためになる、レクリエーションにも活用できる。という点は共通なのかもしれません。それでは早速当日の様子をご覧ください。
当日は日本晴れ!防災運動会、スタート!!
オープニング
防災マイスターの二人によるオープニングが始まりました!
選手宣誓などご挨拶をいただき、ラジオ体操から!
第一種目:防災クイズラリー
目的
防災クイズラリーは、災害発生前のフェーズで防災についてクイズ形式で学びます。
クイズは、瞬発力を鍛える瞬時に判断する問題、どちらも正解で運で判断する問題などをラリー形式で解いていきます。
クイズラリーを通して、判断力や最新の防災知識を学ぶことが出来ます。
ルール
各チーム3名~4名のチームになり、スタッフから出された謎・クイズを解いていきます。一番早く、クイズを解ききったチームの勝利となります。
競技の様子
MCが問題を出題し、参加者は悩みながら動きます。
『防災クイズラリー』のアンケート結果
第一種目なので、まずは雰囲気づくりということで、激しい動きの少ないクイズを実施しました。50代・60代の方からは、幅広い年代で楽しめる競技として高評価をいただきました。
《参加者コメント》
・ちょうどよい難易度の問題でチームメンバーと相談しながら知識を深めることができた。
・新たに知識が得られました。
・勉強になったし、和気あいあいとしていた。
・津波の死亡率は分からなかったです。
・とっさの判断と知識の重要性を感じました。
・自分が知らない防災(津波の高さについて)についての知識が学べたから。
・楽しく学べました!
第二種目:防災障害物リレー
目的
防災障害物リレーは、災害発生直後~24時間以内のフェーズを学んで頂く競技です。
災害直後に想定をされる身の回りに降りかかる障害を切り抜けながら、避難所を目指します。防災障害物リレーを通して様々な対応力を学ぶことが出来ます。
ルール
防災バッグをバトンにしてリレーを行います。各障害を乗り越えてゴールを目指します。
① 足を怪我しないよう新聞紙でスリッパを折って避難
② 水消火器で火を消そう
③ 心肺蘇生を行おう
競技の様子
競技スタート!
女性が強かった新聞紙スリッパ!実際に被災地では活用されているそうです。
消火器で的を狙います。
当たれば消化成功!
心肺蘇生を学び、ゴール!!
観客も盛り上がりました!
防災障害物リレーのアンケート
こちらは「楽しかった」の得点が、全種目の中で最も高かった競技です。
これまでにないユニークな障害物競走であるため、「見ているだけでも面白かった」という意見も多くいただきました。
《参加者コメント》
・メンバー同士で新聞紙の靴の作り方を教えあったり、協力しながらのリレーが良かった
・チームで盛り上がることが出来た
・新聞紙スリッパについては初めて知れたが、後については知っている内容だった。
・楽しく学べました!
・出場しなかったが見ていて参考にはなった。
・新聞スリッパは初めてしりました
第三種目:防災借り物競走
目的
防災借り物競争は、災害発生後24時間~72時間以内のフェーズの起こりうることを学んで頂く競技です。お題に沿って、身の回りにあると想定されるアイテム(文房具、スリッパ、キャスター椅子など)でお題のクリアを目指して頂きます。
防災借り物競争を通して発想力や応用力を学ぶことができます。
ルール
①物品ゾーンの選手からお題を聞き、選手を処置し、一緒にゴールへ向かいます
② 各チーム、どのような処置をしたのかをプレゼンテーションし、防災マイスターは判定!
⑤ 内容に問題がなくゴールが早かったチームから勝利とします。
競技の様子
参加者は下記の出された「お題」に対して下記物品を活用して緊急時の対応を考えます。
ベテランの方のアイディアや経験が非常に生きていました。
そしてゴールしてからプレゼンタイム!
これがめちゃ盛り上がっておりました笑
観客からもなるほど!そうか〜など感心した声も。
防災借り物競走のアンケート結果
防災借り物競争は、「学べた」の得点が一番高かった競技です。
各チームで協力してアイディアひねり出してプレゼンをし、その後に解説を聞くという流れにより、防災知識がしっかり身についたと感じた方が多かったようです。
《参加者コメント》
・3人で相談しながらなのでなかなか意見がまとまらず、しかし時間もないので難しくもあり楽しかったです。
・3人チームでやったので、それぞれのレベルで楽しめて、役割分担したので面白かった。
・みんなで意見を出し合い協力できたから。
・出題に対し、チームで相談しながら回答し、回答したものに対し、防災の観点から説明があったため。
・審判の判別がとても難しい競技だと思いますが、即座に〇✕を判断できていて素晴らしいと思った。もちろん防災知識も身に付きました。
・災害時救助知識や今あるものを使って代用する柔軟な対応力の必要性を改めて考えさせられました。
・身近にあるもので対策等を考え、正しい方法を学べた。また他のグループのアイデアを見て勉強になった。
・楽しく学べました!
・実際の現場になった場合を想定や想像してできたのが大きかった。
第四種目:救援物資ジェスチャーゲーム
目的
救援物資ジェスチャーゲームは災害発生後の避難所生活をイメージした競技です。
お題に沿って、自チームの避難所に必要なものをジェスチャーでチームメンバーに伝えましょう。受援力、共助の発想を学ぶことができます。
ルール
① 避難所から救援物資保管場所にいるチームメイトにジェスチャーで不足している物資を伝え、持ってきてもらいます
② 審判が正解を判定し、間違ったものを持ってきた場合はやり直し
③ 避難所に必要な物資を指定通り早く揃えたチームの勝利です。
競技の様子
まず二手に分かれ、必要な物品を選ぶチームと
必要なものを指示するチームに分かれます。
みんなで相談しながら物品を揃えていきます。最後にどんでん返しもあって……
なんとかゴール!
救援物資ジェスチャーゲームのアンケート結果
今回の4種目の中ではエンタメ色が強いものでしたが、ただ楽しいだけでなく、災害時において必要な「共助」の大切さを学べるという点も評価いただきました。
《参加者コメント》
・仲間と協力して楽しんでやれました。
・思うように伝わらず苦戦したが、メンバーと相談しながらできたのが良かった
・ジャスチャーをする方、受ける方、双方に発想力がないと、クリアすることができない競技で大変面白い競技でした。
・共助の考えを盛り込めていて素晴らしかった。
・離れている相手に対して、どうすればわかりやすく伝えることができるかを学びました。
・共助が重要であるという事が学べた良い種目だと思ったから。
・テントの下で観覧してて、みんなのジェスチャーに大笑いでした
・仲間とともに共同で協力する大切さを改めて感じました。
総合アンケート結果
多くの方に満足していただけたようです。また年代が上の方にも評価いただけた、楽しかったと言っていただいたのは非常によかったと思っています。もちろん反省盛りだくさんですが、上記以外に、人気の種目や課題など様々なことがわかりましたのでまた別の機会に書かせていただくかもしれません。
防災運動会の5つの特徴
多世代でも、防災知識を楽しみながら学べる
防災だけで予算をさけない、イベントしずらい理由は「防災」だけでは予算が取れなかったり、人が集まらないことだったりします。防災運動会は「遊び」のプロが楽しみながら学べる競技をご提案しています。大人のみだけでなく、ファミリー向けでも可能です。
防災をフェーズに分けて一度に学べる
防災知識を楽しく身につけられる
防災といえば避難訓練や講習が一般的ですが、これらは座って話を聞く時間が長いです。そのため、参加者の意欲も低く、参加してもなかなか防災知識が定着しづらいという問題があります。
一方、防災運動会は、災害時をイメージしながら自身で考えたりミッションをこなしたりする「体験型」であるため、より実践的な知識を吸収することができます。そして何より「遊び」を掛け合わせた楽しいものであるため、参加者が能動的に取り組み、自然と知識を定着させることができます。
また、防災運動会では災害をいくつかのフェーズに分けて学ぶことができるため、避難訓練だけでは学べないような防災知識を、身をもって実感することができます。
「やらないと」から「やってみたい」と思える防災へ。私たちは、「遊び」の力で防災のイメージを変えていきたいと考えています。
チームビルディングができる
株式会社IKUSAはこれまでにもチャンバラ合戦や戦国運動会など、チームビルディングを目的としたイベントを多数企画してきました。そのイベント数は年間約250件。
防災運動会にも私たちの経験とノウハウを活かし、チームビルディングができるような種目を多く取り揃えています。
例えば今回実施した「防災借り物競争」はメンバー同士で知恵を出し合う種目のため、「チームビルディングにつながった」というお声を多くいただきました。楽しくて、学びになって、チームビルディングにもなる。それが防災運動会です。
カスタマイズ可能
防災運動会は、お客様の要望に合わせて内容をカスタマイズできます。
「防災知識をしっかり身につけたい」
「年配の方でも楽しめる運動会にしたい」
「地域の災害特性に合わせた防災知識を学びたい」
など、様々なご要望に合わせて、全体の方向性や種目のカスタマイズが可能です。
今回の穴吹エンタープライズ株式会社様の場合は、四国ならではの災害や、避難所などの知識も学べる競技も行いました。遊びと防災のプロフェッショナルがその場所、参加者、気候に合わせた最適な競技を考案いたします。
防災運動会にご興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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