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オンライン研修におすすめのゲーム6選

目次
今までは同じ空間に集まり、社員同士がコミュニケーションを取りながら進めていくリアル型の研修が主流でした。しかしたくさんの企業が今、研修をオンラインに切り替えています。
この記事ではオンライン研修のメリット・デメリットなどを踏まえながら、定番のものから最新のものまで、オンライン研修におすすめのゲームを紹介していきます。
オンライン研修とは
オンライン研修とは、ZoomなどのWebシステムを利用し、スマホやパソコンを介して受講する研修のことです。
「Webセミナー」や「ウェビナー(WebとSeminarを組み合わせた造語)」、「オンデマンド研修」と呼ぶこともあります。
参加方法は、自社の会議室や会場などの拠点に集まる「他拠点参加型」と、自宅などからの「個別参加型」に分けられます。
新型コロナウイルスの感染拡大を機に、従業員を一か所に集めて「職場見学」や「学習」を行うことが難しくなってきています。そのため、実際に集まって行う集合型研修からネット上で完結するオンライン研修に切り替える企業が増えています。
「オンライン講座」や「eラーニング」の実施割合は昨年に比べ2割ほど増加しており、オフラインという形であっても、1箇所に人を集めることを避け、「課題、レポート提出」で対応しているという声もあります。
オンライン研修のデメリット
増えてきているオンライン研修ですが、いくつかデメリットがあります。
交流機会が減ってしまう
集合型研修からオンライン研修に切り替えることで、従業員同士の交流の機会が減ってしまいます。
集合型研修では、同期や同僚に会い、新たな刺激をもらい仕事のパフォーマンスやモチベーションを上げることができますが、オンライン研修ではそれが難しくなってしまいます。
また、研修後の食事会や交流会も開催しづらいため、従業員同士のコミュニケーションや新たなネットワークの形成の機会が失われる可能性もあります。
参加意欲継続の難しさ
そもそも、研修の内容自体にあまり興味がなく、会社命令で参加している従業員も多いでしょう。
また、話を聞く気はあっても、睡眠不足や疲れなどから、どうしても内容が頭に入らないということもよくあります。
「一方的に人の話を聞く」という行為は、しばしば聞き手の眠気を誘ってしまうものです。参加者にとってよほど興味のある内容や、講師が聞き手を引きつける話術を持っていないと、高い意欲を保ったまま話を聞き続けるのは難しいといえます。
オンライン研修の場合だと、集中力を保つことがさらに難しくなります。
自宅から参加しており周囲に誰もいないため、気が緩みがちになりますし、自宅に家族がいて、気が散ってしまうこともあります。
研修を開催する時は、主催者側が一方的に話をするだけでなく、参加者が意欲的に取り組めるような工夫を行いましょう。
受講者の環境によって快適さが左右されてしまう
機材・場所・ネットワークは受講者が準備します。そのため部屋はオンライン研修に集中できる環境が整っているのか、ネットワーク環境やモニターなどに不具合はないかなど準備状況によって快適さに差が出てきてしまいます。
またWeb会議に接続可能なパソコンやネットワーク環境がないことや、会社によってはセキュリティ上の問題でWeb会議ツールが使えないことで受講が難しくなることもあります。
オンライン研修にゲームを取り入れるメリット
上記のような理由から、環境や体調からオンライン研修がつまらないと感じてしまい、本来受けるはずの影響が半減してしまう受講者が多いはずです。
そこでゲームを取り入れた研修を行うのはいかがでしょうか。
以下のようなメリットが期待されます。
参加者同士のコミュニケーションが増える
オンラインでただ研修をするだけではなくゲームを通すことによって、参加者の積極性を促し、普段無口な方や話す機会のない他部署の方ともコミュニケーションを取るきっかけ作りになります。
オンラインの場合、集合型研修に比べ、全国の拠点同士の交流も比較的容易に実現できます。チームに分けてゲームを実施する場合は、異なる拠点や部署同士のメンバーを同じチームにすることで、交流の促進につながるでしょう。
リモートワークにおける基礎知識を学べる
コロナウイルスの影響でリモートワークが増える昨今で、ZoomやMicrosoft Teamsなどを使いリモートでの会議や商談を行う企業が増えています。
そんなか、ツールの使用方法に不安がある方や抵抗がある方が多いのも事実です。ゲームに参加しオンラインツールを実際に使用することによって、苦手意識をなくすことができます。
リラックスして研修に臨むことができる
オンライン研修と聞くと参加者の方々は身構えてしまい本来の能力が発揮できない方が多いです。
しかし、ゲームとなれば誰もが気軽に取り組むことができます。また楽しみながら研修の趣旨を理解しようとするので頭に入りやすいところも特徴のひとつです。
チームビルディング、アイスブレイク等の重要性に気付ける
オンライン研修を通して、組織で働くなかで重要になってくるチームビルディングや、商談などの営業時に必要不可欠なアイスブレイクを学ぶこともできます。
同じゲームにチームで取り組むことによって個人単位はもちろんチームとしての課題解決力にも繋がます。また、初めてコミュニケーションを取る相手と打ち解けるために、自然にアイスブレイクを行う力を身につけることもできます。
オンライン研修におすすめのゲーム6選
合意形成研修 コンセンサスゲーム オンライン
コンセンサスゲームとは、合意形成を行うためのゲームであり、コミュニケーションが必須になります。
物語を通して、複数人で合意形成をする過程と要点を実践しながら学べる研修です。
基本的なルールは、とあるストーリーのもと、所有しているアイテムに優先順位をつけていきます。ストーリーには、宇宙をテーマにしたものや砂漠を舞台にしたものなど、様々なバリエーションがあります。しっかりと模範解答が用意されているため、自分たちの考え方は正しかったのかを振り返ることができ、学びも多いゲームとなっています。
また、オンラインの専用システムを活用して得点化したり、ランキング表示などで盛り上げたりなど、工夫次第でさまざまな取り入れ方ができます。
数あるコンセンサスゲームの中でおすすめしたいのが、株式会社IKUSAが提供している「合意形成ゲーム
ジャングルサバイバルオンライン」です。ジャングルをクルージング中に船が大破し遭難してしまい、生き延びるために最善策を話し合いながら進めていくストーリーです。
特徴として、ユニークで非現実感があるシチュエーションやその世界観に没入できるようなプロのMCの進行が挙げられます。企業オンラインイベントの経験が豊富なIKUSAだからこそできる手厚いフォローや演出で、研修を盛り上げることができます。
コンセンサスゲームを通して、価値観の違いやコミュニケーションの重要性を理解できます。
また、論理的思考を身につけたり、協調性が養われたりと、多くの気づきを得られるゲームとなっています。
【概要】
- 人数:10名~200名【チーム分け:1チーム4-6名】
- 所要時間:1時間〜1.5時間(
- 環境:Zoomミーティングなどのビデオ会議システム(ご要望に合わせて変更可能)
- 基本料金:要相談
オンラインマーダーミステリーゲーム「左利き連盟」
中国で大ブームになっている「Murder Mystery Game(マーダーミステリーゲーム)」というジャンルのゲー
ムです。殺人などの事件が起きたシナリオが用意され、参加者は物語の登場人物となって犯人を探し出す
(犯人役の人は逃げ切る)事を目的として会話をしながらゲームを進めます。
「左利き連盟」は、マーダーミステリー専門店Rabbitholeが提供するオンライン専用のマーダーミステリーゲームです。
【概要】
- 参加人数:5~6名(推奨人数6名)
- 所要時間:2時間(説明・エンディング込み)
- 環境:LINE、Skypeなどの音声コミュニケーションサービスのグループ通話を使用
- 基本料金:1組21,000円【3,500円/1名、6名プレイの場合】(税込)
バスは待ってくれない
「バスは待ってくれない」は株式会社プレスタイムが開発したオンラインでできるチームワーク教材です。
歯痛が止まらないジャックくんのために、隣町の歯医者へ行く地図を作ることが課題の実習です。「隣町にはA,B2つのバス停があります」「歯医者は公園の前です」など、チーム全員に渡された断片的な情報(カード情報)を手掛かりにコミュニケーションを取り合いながら、チームで協力して課題に取り組みます。
発表から30年以上の歴史があり、多くの企業が支持している体験学習プログラムです。
年齢や階級に関係なく取り組めるゲームになっており、特にコミュニケーションなどのヒューマンスキル研修を目的としている企業におすすめです。
【概要】
- 人数:5名~【チーム分け:1チーム5〜7名】
- 所要時間:2時間(※導入や学習のための話し合いなどを含めた所要時間です。)
- 環境:Zoomミーティングなどのビデオ会議システム
- 基本料金:通常セット価格45,000円(税抜き)
リモ謎「終わらないリモート会議からの脱出」
リモ謎「終わらないリモート会議からの脱出」は株式会社IKUSAが提供しているオンライン謎解きコンテンツです。
リモート研修を盛り上げるコンテンツを必要とされている人事担当者の方々に人気のコンテンツです。
特徴として、「協力」がテーマになっており脱出するための重要なカギになってきます。
チームメンバーでの助け合いやコミュニケーションが必須となるのでチームワークの取り方や情報共有
の重要性を学ぶことができます。
また300人以上でも対応できるコンテンツですので、大勢の社員での参加が可能であり研修以外にもレクリエーションなどにもおすすめです。
【概要】
- 人数:10名~500名【チーム分け:1チーム4〜6名】
- 所用時間:1.5時間~2時間
- 環境:Zoomミーティングなどのビデオ会議システム
- 基本料金:30名 300,000円〜
桃太郎村の地図
桃太郎村の地図は株式会社HEART QUAKEが提案するオンラインコミュニケーションゲームです。
ジグソーパズルのように情報が分割されており、3〜5人のチームメンバーに情報がバラバラに渡されます。
チーム内で画面に表示されている情報が異なります。これをZoomなどのウェブ会議システムを使い、口頭のみで共有し協力して最終的に何がどこにあるのかを特定していきます。
ゲームを通して、コミュニケーションや特に新人社員に必要不可欠なホウレンソウ(報告、連絡、相談)の重要性を学べます。また、チームで協力することや質問をすることで課題を早期解決できるということを実感できます。
本コンテンツはオフライン(リアル)でも対応可能です。
カード版もおすすめです。
【概要】
- 人数:1名~80名【チーム分け:1チーム4〜6名】
- 所用時間:~1.5時間
- 環境:Zoomミーティングなどのビデオ会議システム
- 基本料金:40名まで70,000円(講師なし)180,000円(講師あり)税別
おうち防災運動会
おうち防災運動会は株式会社IKUSAが提供するオンライン上で大人数が参加可能な防災アクティビティです。
運動会ならではのチーム間の競争を楽しみながら、今取り組まなければならない防災について考え、体験することができます。
オンラインならではのチームビルディング要素や「自分で助かる」・「他人を助ける」大切さを学ぶことができるコンテンツであり楽しいだけでなく万が一の時に役に立つものになっています。
社員の防災意識を高めたい、運動会を開催したいが集まることができない、座っているだけだはなく、アクティブな要素を求めている担当者におすすめです。
種目例として「おうち探検!非常食トライアル」があり、こちらは参加者が制限時間以内に指定されたあるものを自宅内で探さなければならないといったものです。大人はもちろん子どもの参加も可能です。
【概要】
- 人数:10名~200名【チーム分け:1チーム4〜6名】
- 所用時間:2~3時間
- 環境:Zoomミーティングなどのビデオ会議システム
- 基本料金:450,000円(1日型)~
まとめ
いかがでしたでしょうか?オンライン研修で活用できるゲームは様々な会社から数多く提供されています。
謎解きやコミュニケーションに特化したもの、防災を考えるものなどそれぞれに特徴や学習効果が異なります。自社にあったコンテンツやゲームを導入し参加者が楽しみながら学べるオンライン研修を実施しましょう。
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