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2021.10.13
  • チームビルディング

コンセンサスゲームの導入事例を紹介!ゲーム10選や活用シーンも

International team of coworkers sitting around table, putting colorful puzzles together, teamwork concept, top view

「ビジネスシーンでコンセンサスゲームを実施したいけど、具体的にどういったゲームを取り入れればいいかわからない」とお悩みではありませんか?

コンセンサスゲームにはいくつものバリエーションがあるので、選びがいがあるといえるでしょう。今回はコンセンサスゲームの種類や導入事例を紹介します。ゲームの特徴をしっかりと把握するためにも、ぜひご一読ください。

コンセンサスゲームとは?

Hipster business successful teamwork concept, business group assembling jigsaw puzzle

コンセンサスゲームは、楽しみながら仕事をうまくこなすために必要なことを学べるゲームです。最近では、研修でコンセンサスゲームを導入する企業も増えています。

まずはコンセンサスゲームの概要や特徴を確認しておきましょう。

コンセンサスゲームの概要や特徴

コンセンサスゲームは複数人でチームを組み、協力して与えられた課題の解決を目指すゲームです。

コンセンサスゲームの大きな特徴は、決断を下す際はメンバーの全員一致が必要になる点です。

チームでの話し合いでは、多数決でまとめる方法がよく採用されます。多数決ではチームの結論となった多数派の意見の裏に、採用されなかった少数派の意見も存在します。コンセンサスゲームでは一人でも納得しなければ先に進めないので、そもそも少数派は存在しません。

人の考え方や価値観は千差万別です。複数人が集えば、全員が同じ意見を持つことはほぼあり得ないでしょう。全員が同じ方向を向くためには、ほかの人の意見に耳を傾けることが大切です。

自分とは異なる意見を表明する人が現れても、無下に否定したり論破したりせず、まずは最後まで話を聞きましょう。納得できないのであれば、話し合いによってどちらかの意見に統一したり、妥協点を探ったりしなくてはなりません。

この議論の過程がコンセンサスゲームの醍醐味です。実際のビジネスシーンでも意見が対立し、議論が前に進まないことは起こり得ます。コンセンサスゲームを経験しておけば、自分の意見を押し通すための方法や妥協点の探り方など、実務で役立つスキルを習得できます。

ビジネスにおけるコンセンサスゲームの活用シーン

Group of business people assembling jigsaw puzzle, team support and help concept

コンセンサスゲームのビジネスでの活用シーンには、採用・レクリエーション・企業研修の3パターンが考えられます。ここでは、各シーンにおけるコンセンサスゲームの使い方や効果について解説します。

採用

選考の一環として行われるグループワークにコンセンサスゲームを導入すれば、採用に値する人材かどうかを判断する材料が得られます。たとえば話し合いに参加する積極性、自分の意見をわかりやすく説明する力、我を通しすぎない協調性などの確認が可能です。

積極的に発言しながらも周りにも目を向け、発言機会が少ない人に「何か意見はありますか?」と問いかける気配りや配慮も求められます。またほかの人に合わせようとするばかり、自らの意見を押し殺す部分はないかといった部分もチェックできます。

これらは、組織で働いていくために備えておいたほうがよい能力です。もちろん採用時点で完璧なスキルを持っている人材などほぼいないでしょう。粗削りでもいいので、現時点での素質や将来性を見極めるように努めましょう。

レクリエーション

社内レクリエーションにコンセンサスゲームを活用してみるのもおすすめです。コンセンサスゲームはゲームとしても楽しめるので、盛り上がりが期待できます。

コンセンサスに至るためには、全員が積極的に議論へ参加する必要があります。コミュニケーションの機会が増え、結果的にメンバーの親睦が深まるかもしれません。

優勝チームに景品を準備すれば、社員のゲームに対するモチベーションはより高まるはず。「今年は一風変わったレクリエーションを取り入れたい」「頭を使うゲームをやってみたい」と考えている場合は、コンセンサスゲームが適しています。

企業研修

従業員のスキルアップが目的の企業研修にも、コンセンサスゲームを導入する価値があります。コンセンサスゲームでは実践形式で効率よく、ビジネスに必要なスキルが習得できます。ロジカルシンキングや話す力、聞く力、協調性など、ゲームを通じていくつものスキルが高められます。

またコンセンサスゲームにより、活発なコミュニケーション機会を得られるので、今までよそよそしかった同僚と意気投合できるかもしれません。あえて他部署同士、異なる役職同士でチームを構成し、人脈を深める場として活用するのもよいでしょう。

社長や経営層など、普段社員と接する機会が少ない立場の人もゲームに参加すれば、風通しのよい組織づくりにも繋がります。

コンセンサスゲームの分類

Teamwork of the staff, creative and friendly atmosphere

コンセンサスゲームにはいくつもの種類があります。今回はそのなかでも10のゲームを紹介します。

ゲームはおおまかなジャンルによって、次のように分類が可能です。

  • 脱出系(危機的な状況からどのように脱出するかチームで話し合う)
    ・帰宅困難サバイバル
    ・ジャングルサバイバル
    ・雪山での遭難
    ・砂漠からの脱出
    ・NASAゲーム
  • 危機管理系(ウイルスの感染や事故の被害を拡大しないために、危機管理上、最適な選択を取ることを目指す)
    ・船長の決断
    ・見えない侵略者
  • 価値観系(個人によって答えが変わる性質がある)
    ・無人島での出来事
    ・聖夜のケーキ店
  • 恋愛系(恋愛においてコンセンサスを目指す)
    ・初恋の歌

コンセンサスゲーム10選と実際の導入事例

Businessmen working together to build a puzzle. Concept of teamwork, partnership, integration and startup.

ここからは、先ほど紹介した各ゲームの具体的な内容や導入事例を見ていきましょう。「これはやってみたい!」と感じるゲームがきっと見つかるはずです。

帰宅困難サバイバル

IKUSAが提供する帰宅困難サバイバルは、オンライン上で行われる防災コンセンサスゲームです。他人との価値観の違いを認識したり、論理的思考力を高めたりといったコンセンサスゲームの醍醐味を味わえるのはもちろん、防災に触れるいい機会となります。

ストーリーは防災のプロである防災士が監修しているので、災害時の適切な対応を知ることが可能です。非日常的を感じるストーリーなので没入感を得やすく、楽しく学べるでしょう。コンテンツの魅力はさることながら、数々の体験型研修をこなしてきたMCのプロが場を盛り上げてくれます。

オンライン研修に慣れていない企業でも、参加者が楽しめる研修を実施可能。これまで企業向けオンラインイベントに200件以上携わってきたIKUSAによる、盛り上がる演出をご堪能ください。

導入事例

国民的プラットフォーム「LINE」の子会社であるLINE Growth Technologyは、社内イベントで防災帰宅困難サバイバルを導入しています。導入を決めた理由は、合意形成は普段の業務でも使用するため、かつ防災について考えるよいきっかけになればと考えたためです。

LINE Growth Technologyの担当者の方にやってみた感想を聞いてみると、「個人ワークでは個人ごとの回答がばらばらだったのでうまくいくか心配していたが、実際はすんなりと合意形成にいたった」と述べています。また「他者の意見で気づきを得て、限られた時間の中で全員が納得いく結論に達するという過程が学べたのでよかった」とも話しています。

LINE Growth Technologyのケースでは、役職にとらわれずフラットに議論を進行。コンセンサスの成功事例だといえるでしょう。

以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

【インタビュー】LINE Growth Technology様にコンセンサスゲーム・クイズ大会実施後のご感想をうかがいました!

コンセンサスゲームの資料ダウンロードはこちら

ジャングルサバイバル

ジャングルサバイバルもIKUSAが提供するコンセンサスゲームの一つで、遭難した環境からどのように生き残るか、アイテムの使い方をみんなで話し合うゲームです。

クルージング中の船が大破してしまい、ジャングルに遭難してしまったという設定です。生き残るためには、近隣の町まで歩いてたどり着かなければなりません。船には多くの積み荷があり、どれを持っていくべきなのかを話し合いで決めます。

非現実感があるシチュエーションなので、没入感を得られます。意識しなくとも、自然とゲームに熱中できるはず。船の積み荷の数を減らせば、ゲームの時間を短縮することも可能です。

人数や用意できる時間に応じて、柔軟にプログラムを構築できます。とにかくユニークなコンセンサスゲームを行いたいと望む方におすすめのゲームです。

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雪山での遭難

乗っていた飛行機が墜落し雪山に不時着してしまったスキー客たちが、生き残るためにアイテムの使用順序を決めていくコンセンサスゲームです。一番近い街までの距離は32キロ、遭難した地点は夜の気温がマイナス40度まで下がります。

この状況を考慮した上で、ライフル銃や大箱のマッチ、板チョコレートなど10個のアイテムの使用順序を考えていきます。雪山での遭難は、専門家が作成した模範解答があるのがポイントです。

模範解答との差異をポイント化すれば、チーム間で順位をつけられます。競争要素をもたせられるので、さらなる盛り上がりが期待できます。

砂漠からの脱出

砂漠からの脱出はNASAゲームや雪山での遭難と同様、脱出系のコンセンサスゲームです。設定もNASAゲームと大差はなく、砂漠に不時着した小型飛行機の乗客が残されたアイテムを使いながら、近くの町まで辿り着くことを目指します。

わかっているのは以下のようなことです。

  • もっとも近い居住地は不時着地点から110km南南西にある
  • 飛行プランに示されたコースから約100km外れてしまっている
  • 気温は約43度、足元付近は50度にもなるという
  • 12個のアイテムを利用できる など

専門家が作成した模範解答が存在するため、答え合わせによって優勝チームを決められます。

導入事例

大阪の就労移行支援事務所で行われた事例です。コンセンサスゲームでは「相手を否定しない」「多数決ではなく全員一致の回答を目指す」以外にも、直感で物事を決めないという部分も重要です。ほかのメンバーを納得させるには、論理的に筋が通った理屈を形成する必要があります。

このケースでは、参加者は上記3つのポイントを意識して、熱心に取り組み、真剣に考えて最終的な結論を出しました。

コンセンサスゲームでは高度なコミュニケーション力が求められるため、気楽に取り組むのは難しいかもしれません。ゲームにのめり込みすぎて、周囲を責めてしまわぬよう、心の持ちようにも気を遣いましょう。

NASAゲーム

母船から200km離れた位置に不時着した宇宙船から脱出した宇宙飛行士たちが、残されたアイテムを駆使しながら、母船の場所を目指すゲームです。手元にある15個のアイテムについて使用順序を話し合いで決めていきます。

NASAゲームは、開発元のNASAが科学的に算定した模範解答が用意されています。そのため、企業研修で用いられる場合も多く、有名なコンセンサスゲームの一つです。

導入事例①

学校教育でNASAゲームを取り入れた事例です。グループのうち過半数が、個人ワークよりもグループで話し合ったときのほうが模範解答との差異が少なくなったので、コンセンサスゲームの目的を達成できたといえるでしょう。

生徒に感想を聞いたところ「ほかの人が話し終わるまで待つことが大切だと感じた」「話し合いのための雰囲気づくりが最も大切だと思う」など、コンセンサスに達するためにどうすべきか一人ひとりが自分なりの回答を出せていたようです。

コミュニケーションでは話の聞き方が重要だと言われますが、子どもながらに本質を捉えられていて驚きです!

導入事例②

学生団体がNASAゲームにチャレンジした事例です。アレンジを加えて、人狼ゲーム的な要素を取り入れています。人狼ゲームは人間に扮した狼を、会話を通じて見つけ出すゲームです。

宇宙飛行士の中に裏切り者が紛れ込んでいて、合意形成を邪魔してチームを悪い方向へと導きます。今回のゲームでは裏切り者を途中で見つけられれば、ボーナスポイントが入るというルールが設けられています。

人狼ゲーム的要素を取り入れた結果、ゲームはさらなる盛り上がりを見せ、見事に裏切り者を言い当てた瞬間、ドッと場が湧きました。NASAゲームを続けてきてマンネリ化しているなら、オリジナルルールを導入するのも良いでしょう。

船長の決断

船長の決断は、危機管理をテーマにしたコンセンサスゲームです。危機管理とは自然災害をはじめとする不足の事態へ的確に対処するために、事前に準備しておく諸対策を指します。参加者は旅客船の船長に扮し、対応を誤れば沈没してしまう危機的な状況を乗り越えるために、適切な処置を取らなければなりません。

ゲームでは、考えられる対応策10個の優先順位をつけていきます。10個の選択肢には非常通知やSOSを発したり、船員を落ち着けるために音楽をかけたりするなどの行動があります。こちらのゲームも雪山での遭難と同様、模範解答が存在します。

船長の決断はこれから起こり得るリスクへの対応を考えるというより、すでに発生した問題への適切な対応を考えるゲームです。問題の発生は避けられませんでしたが、被害の拡大を防ぐために重要な局面です。

ビジネスでもトラブルへの対応を誤ると騒ぎが大きくなりかねないので、コンセンサスゲームで適切な対応を学んでおくことは大切です。

見えない侵略者

見えない侵略者は、新型ウイルスの感染を食い止めるためにはどうすべきかを話し合うコンセンサスゲームです。登場人物は父と母、姉、弟の4人で、家族会議形式でコンセンサスを目指します。

ポイントは経済活動を優先するか、感染拡大の防止に努めるかどちらを選択するかという点。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、現実の状況を的確に捉えたゲームだといえます。

実際、感染拡大は致し方ないと考えて経済活動を再開させるべきだとの意見と、ウイルスの終息を第一に考え、感染対策を徹底すべきだとの意見が混在します。どちらが正解か、明確な結論を下すことは難しいでしょう。

無人島の出来事

無人島の出来事は、5人の登場人物を「許せない」と思う順に順番をつけていくゲームです。

  • 若い女性をフィアンセが待つ島へと送り届けることを条件に一夜をともにしてほしいと要求する水夫
  • そのことを相談しても「自分で判断しなさい」と告げた老人
  • 結局水夫と一晩を共にしてしまう女性
  • 水夫と一夜を共にしたことを打ち明けられて激怒し彼女を追い返してしまうフィアンセ
  • 悲しむ女性に近づき「悲しみが癒えるまで僕が一緒にいてあげる」と言いよるフィアンセの友人

あなたならこのうちの誰が一番許せないでしょうか。

無人島の出来事は、模範解答が存在しません。誰を一番許せないと判断するかによって、その人の価値観や考え方を理解できます。ただしコンセンサスゲームなので、最終的にはチームで一つの意見にまとめあげる必要があります。

答える内容によっては人間性に疑いをもたれる危険もあるかもしれませんが、妥協や傾聴を織り交ぜながら、チームとしての結論を出しましょう。

聖夜のケーキ店

聖夜のケーキ店は、間違っている行動を取ったと思う順に登場人物の順位をつけていくゲームです。

登場人物は街はずれに小さなケーキ屋さんを営むオーナーと店長、店員の3名。クリスマスの2日前に店へ入ったオーナーは「今年は200個以上、絶対にケーキを作らないでください!!」と、スタッフに告げます。

理由は毎年400個ケーキを作って、大量の廃棄が発生しているためです。オーナーは続けて「もしこの命令を無視してケーキを200個以上作った場合、売れ残った商品はすべてスタッフに買い取ってもらう!」と言いました。

しかしクリスマスイブの朝、店長は店員に対して「今年も張り切って400個のケーキを作るぞ!」と言ってきます。店員が、オーナーの命令を無視するのかと問いただしても「そんなの関係ねえ!」と聞く耳を持ってくれません。

結果はどうだったかというと、いつも通り、200個しかケーキは売れませんでした。事前の予告通り、店員の給料からは廃棄したケーキ分の賃金が天引きされていました。店長は店員に謝罪し、かつ天引き分の金額が入った封筒を店員に渡しています。さて、一番悪いのは誰でしょうか?

このゲームは、ビジネスシーンに近いストーリーであることが特徴です。参加者は仕事の場面を想定しながら、より現実的に問題を考えられるでしょう。

初恋の歌

初恋の歌は、物語を共有し、話し合うことで成り立つ恋愛系コンセンサスゲームです。

まずは物語をチーム全員で鑑賞します。YouTube上では「けんちゃんの初恋」と「6年越しのラブレター」の2つのストーリーが公開されています。

見終わったら、ストーリー上で投げかけられた質問についてみんなで話し合いましょう。恋愛ネタは盛り上がりやすい話題なので、ゲームが進むにつれて、気持ちがオープンになっていきます。

ときには誰かが自分の赤裸々な体験を話し始め、最終的には暴露大会のようになってしまうかもしれません。ビジネスシーンとの適性はあまりありませんが、心と心の繋がりを感じられる優しいゲームです。

まとめ

Business people work together in office to find an agreement

10のコンセンサスゲームを紹介してきましたが、コンセンサスゲームにはさまざまなものがあります。どのゲームを採用した場合も、合意形成によってチーム全員が納得できる結論に達するという部分は変わりません。

ゲームの特徴を把握し「これだ!」と感じるものを選びましょう。

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