- ビジネスゲーム
- 研修
- チームビルディング
ヘリウムリングとは?研修で実施するべき理由やルールを解説

目次
フラフープを使ったユニークなゲームとして、企業で取り入れられているのが「ヘリウムリング」です。
複数人で1チームを構成して行うチームビルディングゲームでもあり、チームワークの向上やコミュニケーションの活性化、緊張の緩和など、さまざまなメリットがあるとして注目を集めています。
国内外問わず、多くの企業で導入されているゲームではありますが、ヘリウムリングについて知らない方も少なくないでしょう。
そこで今回は、ヘリウムリングのやり方やルール、研修で実施するべき理由をご紹介します。
チームワークに課題を感じている企業担当者の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
研修でチームビルディング!IKUSAのビジネスゲーム総合資料を無料配布中
研修担当者必見!「シーン別 失敗しないアイスブレイク集」とは?
⇒無料お役立ち資料を受け取る
ヘリウムリングとは
ヘリウムリングとは、冒頭でも触れたとおりフラフープを1本使用して行うユニークなゲームです。
まず数人でフラフープを囲むように立ち、それぞれの人差し指にフラフープを乗せます。そのまま下がっていき、床にフラフープを置くというシンプルな進め方が特徴です。
準備するものはフラフープだけなので、お手軽です。また、フラフープは数百円程度で購入できるので、コスト負担も軽いのが魅力だといえます。
フラフープをみんなで下ろしていくだけ、というシンプルなゲームではありますが、これが意外にも非常に難しいのです。
社員研修で参加者のコミュニケーションを促進する、ビジネスゲーム型研修の資料を無料で配布しています。
⇒研修の詳細や事例を見てみる
ヘリウムリングのルール・やり方
ヘリウムリングはどのように進めていけばいいのでしょうか。用意するものやルール、具体的なやり方などを見ていきましょう。
ヘリウムリングで用意するもの
ヘリウムリングで用意するものは、1グループにつきフラフープ1本です。人数に関係なく1本で問題ありません。
フラフープの大きさは、一般的なものでOK。大きさによって難易度が変わることはないので、市販のものを導入してください。
ヘリウムリングのルール
ヘリウムリングは、フラフープの周りにグループ全員で立ち、人差し指で支えながら地面まで下ろすゲームです。
ルールは簡単。グループ全員がフラフープから人差し指を離さないようにするだけです。
一人でもフラフープから指を離してしまった場合はやり直しになります。
ヘリウムリングのやり方
①5~10人ずつでグループ分けをする
まず5~10人ずつでグループ分けをします。人数が多いほど難しくなる傾向にあるため、初めて行うときは5人体制からスタートすることがおすすめです。
慣れてきたら徐々に人数を増やし、最終的に10人グループでクリアできることを目指していくとよいでしょう。
②全員でフラフープを囲むように立つ
グループ分けとフラフープの準備ができたら、体制を整えていきます。
グループごとに分かれて、チーム全員がフラフープを囲むように並びます。このとき、なるべくお互いの間隔が均等になるように調節しながら並びましょう。
人数が多くなると、フラフープを囲んで一列に並ぶのは難しくなります。必要に応じて2列で並ぶなど、その都度工夫してみましょう。
③全員の人差し指にフラフープをのせる
フラフープの周囲にグループ全員が立ったら、フラフープをそれぞれの人差し指に乗せます。全員の指にフラフープがのるまでは誰も指や腕を動かさないようにしましょう。
グループ全員の人差し指にフラフープがのったら、準備完了です。
④誰の指からもフラフープが離れないように地面につける
スタートの合図と同時に、一斉にフラフープを地面へ下ろしていきます。このとき、誰の指からもフラフープが離れてはいけません。
フラフープが離れないように気をつけながら、地面を目指していきます。簡単そうに見えますが、「早く下ろそうとする人」「慎重に下ろそうとする人」など、動きにばらつきが生じやすく、フラフープから指が離れてしまうことが多いのです。
また、フラフープの離れやすさから慎重になりすぎて、なかなかフラフープを下ろせないことも少なくありません。
お互いにきちんと声を掛け合いながら、フラフープが指から離れないように注意して、ゲームクリアを目指しましょう。
➄指からフラフープが離れたら最初からやり直し
一人でも指からフラフープが外れてしまった場合は、最初からやり直さなければなりません。
元の位置から再スタートとなりますので、大幅なタイムロスとなってしまいます。成功のヒントは、積極的に声を掛け合うこと、そしてタイミングを合わせることです。
人数が多いほどやり直しの頻度も高くなるといえます。チームワークを意識しながら、協力して進めていきましょう。
ヘリウムリングを研修に取り入れるべき理由
企業研修でヘリウムリングを取り入れることで、どのようなメリットが期待できるのでしょうか。
ここからは、ヘリウムリングを研修に取り入れるべき理由を解説していきます。
チームワーク活性化に繋がる
ヘリウムリングを研修に取り入れるべき理由として、まず挙げられるのがチームワークの活性化に繋がる点です。
ヘリウムリングを成功させるためには、お互いに戦略を出し合ったり、進め方を共有したりする必要があります。また「フラフープを床に下ろすこと」を全員のビジョンとして進めるため、チームワークが感じやすくなるのです。
実際のビジネスシーンとは異なり、レクリエーション感覚で楽しめるため、立場に関係なくリラックスしながらチャレンジできるのもポイント。実際のビジネス現場でも必要なチームワークを楽しみながら体験できるのは、ヘリウムリングの大きな魅力といえるでしょう。
コミュニケーションが活性化される
次に挙げられるのが、コミュニケーションの活性化に繋がる点です。
すでに触れたとおり、ヘリウムリングはお互いに声を掛け合いながら進めていかないと、それぞれの指からフラフープが離れやすくなり、やり直さなければならなくなります。何度もやり直しをしていては、大きなタイムロスに。そうならないために、必然的にコミュニケーションが生まれやすくなるのです。
また、失敗した場合でも「大丈夫だよ」「次は頑張ろう」「もう少しゆっくり下ろしてみよう」など、新たなコミュニケーションの機会が生まれるでしょう。
グループで一つの目標に向かって進んでいく体験は、結果的にチームワークの必要性や重要性を理解するきっかけにもなるもの。社会人経験の長さに関係なく、すべてのビジネスパーソンに必要な内容だといえます。
戦略を立てて行動できる
フラフープを床に下ろすだけのシンプルなゲームですが、成功までの道のりは意外にも長いヘリウムリング。なかなかクリアできず、ほとんどの場合は何度もやり直しになることが多いといえます。そのため「次はこうしよう」「もっと声かけしていこう」など、戦略を立てた行動が必要となります。
実際のビジネス現場では、戦略を立てたうえでの行動は必要不可欠。ヘリウムリングを通じて戦略の立て方や戦略に沿った行動などを学べるので、新入社員研修でも重宝するでしょう。
まとめ
この記事では、ヘリウムリングを研修に取り入れるべき理由や、ルールややり方などについて幅広く解説してきました。
チームビルディングの要素が強く、「チームワークを向上させたい」「コミュニケーションを活性化させたい」と考えている企業にはぴったりのゲームです。
現在企業の研修を計画している方や次回の研修を検討中の方は、本記事も参考にしながらヘリウムリングの導入も視野に入れ、計画を立ててみてはいかがでしょうか。
IKUSAでは、アクティビティを楽しみながらチームビルディングができるビジネスゲーム型研修を提供しています。内容が固まっていなくてもお気軽に「やりたいこと」をお聞かせください。
⇒まずは相談してみる
【関連記事】
チームビルディングの目的やメリットが知りたい方はこちら。
チームビルディングの目的・メリットは?成功させるポイントを解説
企業のチームビルディングにおすすめのビジネスゲームが知りたい方はこちら。
チームビルディングにおすすめのビジネスゲーム23選!実施するメリットも解説
企業のチームビルディングの促進に繋がるアクティビティが知りたい方はこちら。
【保存版】企業のチームビルディングに効果的なアクティビティ26選
目次

ビジネスゲーム研修.comでは、研修のお役立ち情報や、体験型研修の事例をご紹介しています。オンライン研修やチームビルディング研修をお探しの方は、ビジネスゲーム研修.comにお任せください。
- リモートワーク推進
- チームビルディング
- 合意形成
- 防災研修
- チームビルディング
- 防災研修




- アクティビティ研修 (18)
- チャンバラ合戦-戦IKUSA- (7)
- 謎解き脱出ゲーム (4)
- ある会議室からの脱出 (1)
- 揺れる会議室からの脱出 (1)
- 防災運動会 (1)
- おうち防災運動会 (1)
- オンライン事例 (14)
- コンセンサスゲーム (6)
- リモ謎 (5)
- リモ研 (1)
- 防災謎解きONLINE (1)