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ヘリウムリングとは?研修で実施するべき理由やルールを解説

The hula Hoop pink isolated on white background

フラフープを使ったユニークなチームビルディングゲームとして、企業で取り入れられているのが「ヘリウムリング」です。

本記事では、ヘリウムリングの概要、やり方・ルール、研修に適している理由を紹介します。

 

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ヘリウムリングとは

ヘリウムリングとは、冒頭でも触れたとおりフラフープを1本使用して行うユニークなゲームです。

まず数人でフラフープを囲むように立ち、それぞれの人差し指にフラフープを乗せます。そのまま下がっていき、床にフラフープを置くというシンプルな進め方が特徴です。

準備するものはフラフープだけで、数百円程度で購入できるため、コスト負担も軽いのが魅力だといえます。

フラフープをみんなで下ろしていくだけ、というシンプルなゲームではありますが、これが意外にも非常に難しいのです。

 

ヘリウムリングはタックマンモデルを短時間で体験できる

ヘリウムリングは、心理学者のブルース・W・タックマンによって提唱された「タックマンモデル」を短時間で体験できるゲームです。タックマンモデルは、チームが発足されてから起こる変化を段階的にとらえたものであり、正しく理解することでチームの現状を客観的に判断できるようになります。

タックマンモデルにおけるステージは以下の5つです。

  • 形成期:チームが形成されたばかりの時期
  • 混乱期:メンバー同士の主張や意見がぶつかる時期
  • 統一期:混乱期を乗り越えてメンバー全員が共通認識を持てるようになる時期
  • 機能期:高いパフォーマンスを発揮できる時期
  • 散会期:チームが解散する時期

 

ヘリウムリングのルール・やり方

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ヘリウムリングはどのように進めていけばいいのでしょうか。用意するものやルール、具体的なやり方などを見ていきましょう。

 

ヘリウムリングで用意するもの

ヘリウムリングで用意するものは、1グループにつきフラフープ1です。人数に関係なく1本で問題ありません。

フラフープの大きさは、一般的なものでOK。大きさによって難易度が変わることはないので、市販のものを導入してください。

 

ヘリウムリングのルール

ヘリウムリングは、フラフープの周りにグループ全員で立ち、人差し指で支えながら地面まで下ろすゲームです。

ルールは簡単。グループ全員がフラフープから人差し指を離さないようにするだけです。1人でもフラフープから指を離してしまった場合はやり直しになります。

 

ヘリウムリングのやり方

①510人ずつでグループ分けをする

まず510人ずつでグループ分けをします。人数が多いほど難しくなる傾向にあるため、初めて行うときは5人体制からのスタートがおすすめです。

慣れてきたら徐々に人数を増やし、最終的に10人グループでクリアできることを目指していきましょう。

 

②全員でフラフープを囲むように立つ

グループ分けとフラフープの準備ができたら、体制を整えていきます。

グループごとに分かれて、チーム全員がフラフープを囲むように並びます。このとき、なるべくお互いの間隔が均等になるように調節しながら並びましょう。

人数が多くなると、フラフープを囲んで一列に並ぶのは難しくなります。必要に応じて2列で並ぶなど、その都度工夫してみましょう。

 

③全員の人差し指にフラフープをのせる

フラフープの周囲にグループ全員が立ったら、フラフープをそれぞれの人差し指に乗せます。全員の指にフラフープが乗るまでは誰も指や腕を動かさないようにしましょう。

グループ全員の人差し指にフラフープがのったら、準備完了です。

 

④誰の指からもフラフープが離れないように地面につける

スタートの合図と同時に、一斉にフラフープを地面へ下ろしていきます。このとき、誰の指からもフラフープが離れてはいけません。

フラフープが離れないように気をつけながら、地面を目指していきます。簡単そうに見えますが、「早く下ろそうとする人」「慎重に下ろそうとする人」など、動きにばらつきが生じやすく、フラフープから指が離れてしまうことが多いのです。

また、フラフープの離れやすさから慎重になりすぎて、なかなかフラフープを下ろせないことも少なくありません。お互いにきちんと声を掛け合いながら、フラフープが指から離れないように注意して、ゲームクリアを目指しましょう。

 

➄指からフラフープが離れたら最初からやり直し

1人でも指からフラフープが外れてしまった場合は、最初からやり直さなければなりません。

元の位置から再スタートとなりますので、大幅なタイムロスとなってしまいます。成功のヒントは、積極的に声を掛け合うこと、そしてタイミングを合わせることです。

人数が多いほどやり直しの頻度も高くなるといえます。チームワークを意識しながら、協力して進めていきましょう。

 

ヘリウムリングが研修に適している理由

企業研修でヘリウムリングを取り入れることで、どのようなメリットが期待できるのでしょうか。ここからは、ヘリウムリングを研修に取り入れるべき理由を解説していきます。

 

チームワーク活性化につながる

ヘリウムリングを研修に取り入れるべき理由として、まず挙げられるのがチームワークの活性化につながる点です。

ヘリウムリングを成功させるためには、お互いに戦略を出し合ったり、進め方を共有したりする必要があります。また「フラフープを床に下ろすこと」を全員の目標として進めるため、チームワークが感じやすくなるのです。

実際のビジネスシーンとは異なり、レクリエーション感覚で楽しめるので、立場に関係なくリラックスしながらチャレンジできるのもポイント。実際のビジネス現場でも必要なチームワークを楽しみながら体験できるのは、ヘリウムリングの大きな魅力といえるでしょう。

 

コミュニケーションが活性化される

次に挙げられるのが、コミュニケーションが活性化される点です。

すでに触れたとおり、ヘリウムリングはお互いに声を掛け合いながら進めていかないと、それぞれの指からフラフープが離れやすくなり、やり直しが必要になります。何度もやり直しをしていては、大きなタイムロスに。そうならないために、必然的にコミュニケーションが生まれるのです。

また、失敗した場合でも「大丈夫だよ」「次は頑張ろう」「もう少しゆっくり下ろしてみよう」など、新たなコミュニケーションの機会が生まれるでしょう。

グループでひとつの目標に向かって進んでいく体験は、結果的にチームワークの必要性や重要性を理解するきっかけにもなるもの。社会人経験の長さに関係なく、すべてのビジネスパーソンに必要な内容だといえます。

 

戦略を立てて行動できる

フラフープを床に下ろすだけのシンプルなゲームですが、成功までの道のりは意外にも長いヘリウムリング。なかなかクリアできず、ほとんどの場合は何度もやり直しになることが多いといえます。そのため「次はこうしよう」「もっと声かけしていこう」など、戦略を立てた行動が必要です。

実際のビジネス現場では、戦略を立てたうえでの行動は必要不可欠。ヘリウムリングを通じて戦略の立て方や戦略に沿った行動などを学べるので、新入社員研修でも重宝するでしょう。

 

PDCA研修『ロケットPDCAチャレンジ』

IKUSAのPDCA研修の中で行うアクティビティ、「ロケットPDCAチャレンジ」は、パーツを集めて組み合わせ、できるだけ遠くまで飛ぶロケットを作ることを目指すゲームです。

  1. ミニゲームで資金を集める
  2. パーツを購入する
  3. ロケットを作り、発射テストを行う
  4. 結果を受けてロケットを作り直す

という流れを繰り返すことで、自然とPDCAを実感し、身につけることができます。

また、話し合いが重要なためチームのコミュニケーションが活発になり、チームビルディング効果も高いことが特徴です。

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まとめ

この記事では、ヘリウムリングを研修に取り入れるべき理由や、ルールややり方などについて幅広く解説しました。チームビルディングの要素が強く、「チームワークを向上させたい」「コミュニケーションを活性化させたい」と考えている企業にはぴったりのゲームです。

現在企業の研修を計画している方や次回の研修を検討中の方は、本記事も参考にしながらヘリウムリングの導入も視野に入れ、計画を立ててみてはいかがでしょうか。

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