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2021.10.08
  • チームビルディング

マーダーミステリーとは?社員研修に取り入れるメリット・デメリット

社員研修の内容を決めるのは難しいものであり、特に初めて担当者となった方にとってはいいアイデアがなかなか思いつかないかもしれません。もし心当たりがあるなら、マーダーミステリーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

そこで今回は、マーダーミステリーの基本情報や、社員研修に取り入れるメリット・デメリットなどを紹介します。マーダーミステリーについて知りたい方はもちろんのこと、社内研修の企画が決まらない方や楽しく学べる社員研修を開催したい人もぜひ最後まで読んでみてください。

マーダーミステリーとは?

マーダーミステリーという言葉、初めて聞いた方もいることでしょう。マーダーミステリーとはパーティーゲームの一種であり、殺人事件をベースとした推理をプレイヤー同士で繰り広げていきます。日本でもイベント形式で開催されており、オンラインで楽しめるものやボードゲームのようなパッケージ式で楽しめるものまで展開されています。

マーダーミステリーの基本的なルール

マーダーミステリーの基本的なルールは、各プレイヤーが指定のキャラクターになりきって殺人事件を解いていくだけ。キャラクターの設定はあらかじめ決められているため、一から考える必要はありません。
ちなみにマーダーミステリーのキャラクターは、全員が善人というわけではありません。なかには殺人事件を引き起こした犯人も紛れています。もし自分が割り振られたキャラクターが犯人であった場合、各プレイヤーに犯人であることをバレないように、自分の発言には気をつけてコミュニケーションを交わさなければなりません。

マーダーミステリーのポイント

マーダーミステリーは常に緊張感のある時間の中で謎を解いていきます。日常では経験できないような時間を過ごすことができ、リアルなハラハラ感を楽しむことも可能。その上、推理次第では思わぬ方向に展開することもあり、毎回同じようにシナリオが進まないところもマーダーミステリーのポイントです。

また、マーダーミステリーの場合は進行役のゲームマスターが用意されるため、推理や演技が苦手な方でも問題ありません。ゲームマスターはプレイヤーが円滑にシナリオを進めるための案内をしてくれる存在でもあるため、プレイ中に分からないことがあれば聞いてみるといいでしょう。

なお、ここまで読んだ方の中には「TRPGと同じでは?」と思うかもしれません。確かにTRPGにもゲームマスターが存在しており、プレイヤーの動きや運次第でシナリオの展開が変化します。ただ、TRPGの場合はシナリオによって雰囲気が大きく変動する一方で、マーダーミステリーは基本的に殺人事件を扱うことがメインであることから、緊張感のある雰囲気の中でプレイします。また、マーダーミステリーの場合はTRPGよりも一つひとつの行動が大きな影響を及ぼしやすいという特徴もあります。

マーダーミステリーの流れ

マーダーミステリーは、以下のような流れで進められます。

1.シナリオ紹介

まずはプレイヤーに今回用いるシナリオを紹介します。シナリオを知っておかないとプレイできないため、必ず聞くようにしましょう。なお、マーダーミステリー初心者である場合はこの段階でゲームマスターに伝えておくのがおすすめ。あらかじめ初心者であることを伝えておけば、困ったことがあった際にサポートしてもらいやすくなります。

2.キャラクターの選択

シナリオを把握したら、キャラクターを選びます。キャラクターはシナリオによって異なっていますが、自分に似ているキャラクターを選んだほうが演技しやすくなるかもしれません。

また、キャラクターを選ぶ際は設定内容をチェックすることも重要です。なぜなら、設定と異なる演技をしてしまう恐れがあるため。設定はキャラクターごとで細かく決められており、固有のミッションや持ち物が決められている場合もあります。だからこそ、しっかりと自分が割り当てられたキャラクターの詳細を確認しましょう。
ちなみに、マーダーミステリーによっては、キャラクターになりきるための小道具が用意されることがあります。

なお、プレイ中にキャラクターの設定を読み上げるのはNGです。そのまま読み上げてしまうとシナリオへの没入感が薄れてしまう上に、伝えた内容でゲーム中で隠すべき真実が知られてしまいます。キャラクターになりきってプレイすることがマーダーミステリーの魅力的なポイントであるからこそ、設定書に書かれている内容をそのまま読み上げるのは避けましょう。

3.推理

シナリオやキャラクターをしっかりと頭に入れたら、早速事件解決を目指した推理が始まります。推理といっても考えるだけではありません。他のキャラクターと情報を共有したり事件現場を調査したりといった行動も可能です。

ただ、上記で述べたようにキャラクターの中には犯人も紛れています。マーダーミステリーでは嘘をつくこともOKであるため、相手の言葉が本当であるかを疑うことも大切です。また、推理パートでミッションのクリアを目指すために、独断で行動をするキャラクターが現れることも。マーダーミステリーは全体的なシナリオとは別に各キャラクターのシナリオもあるため、時には一人で行動を進めていくことがあります。いずれにせよ、シナリオの内容に沿った内容を心がけてください。

推理パートは、基本的に自由な行動ができます。そのため、マーダーミステリー初心者にとっては何から始めればいいのか迷うかもしれません。困ったときには、ゲームマスターに聞いてみるのがおすすめ。進行役としてサポートをしてくれます。

4.推理の発表と投票

推理がまとまったら、プレイヤーごとに発表して犯人と思う人へ投票します。投票に関しては、紙に書いたり指差しで決めたりなどさまざまあるため、参加人数やシナリオに応じたものを選びましょう。この時、あなたが推理パートで嘘をつきすぎたり、理由もなく協力することを拒んだりといった怪しい行動をしていると、他のキャラクターから犯人と疑われる恐れがあります。

5.犯人発表

投票した後、ゲームマスターから誰が犯人だったのか発表されます。推理が正しいものであれば、犯人も当たるでしょう。

6.事件の全貌を紹介

最後は事件の真相をゲームマスターから教えてもらいます。もし犯人が間違っていれば、どのように行動すれば正解できたのか振り返りつつ聞くことで、さらに印象深いものとなるでしょう。

マーダーミステリーはどんなシーンに活用できる?

マーダーミステリーはビジネスでも活用できるゲームですが、具体的にどこで活用できるのかイメージできない方も多いでしょう。そこで、マーダーミステリーが活用できる主なシーンを紹介します。

研修のグループワーク

冒頭で述べたように、社員研修の内容はそう簡単に決まるものではありません。ただ、口頭で教えるだけの研修では、受講者が受け身になりやすく、モチベーションや集中力が低下してしまう恐れがあります。かといって単純に楽しいだけのレクリエーション的な研修にしても、結局何を目的とした研修だったのか分からなくなってしまいます。

上記のようなケースで役立つのがマーダーミステリーです。マーダーミステリーを研修のグループワークとして取り入れることで、研修内容をアウトプットすることが可能。その上、マーダーミステリーは推理力やコミュニケーションなどさまざまなことを求められるため、ただ聞くだけの研修よりも楽しめます。結果的に、受講者のモチベーション・集中力の低下を防ぎ、最後まで意欲的に取り組めるようになるでしょう。

社内イベント

社内イベントといえば新年会や忘年会などが浮かぶかもしれませんが、マーダーミステリーもおすすめです。マーダーミステリーはキャラクターになりきってプレイするため、受講者の年齢や性別などは関係ありません。社員同士で年齢や性別が異なっていても楽しめます。

オンラインイベントにも対応

マーダーミステリーは必ず参加者全員が同じ会場に集まる必要はありません。なぜなら、オンライン版のマーダーミステリーもあるためです。インターネットを介して開催することもできるため、地方に住んでいる方や海外で働いている方でもマーダーミステリーに参加できます。

もしオンラインで開催するのであれば、各々でネット環境を整備しておく必要があります。ネット環境が悪いと、円滑にマーダーミステリーを進められなくなってしまい、最悪の場合は接続が切れてしまうかもしれません。そのため、問題なく進めるためにも開催前にネット環境の整備を行いましょう。

マーダーミステリーを社員研修に取り入れるメリット

上記で述べたように、マーダーミステリーは研修に取り入れることもできます。メリットとしては研修内容のアウトプットやモチベーションの低下防止などが挙げられますが、他にもあります。

思考力やコミュニケーション力などが鍛えられる

マーダーミステリーは推理がメインのゲームであるため、手元にある情報をもとに事件の解決を目指さなくてはなりません。また、キャラクターによってはミッションをクリアするための方法を探す必要があります。手にした情報をどのように組み合わせたら問題の解決につながるのかを考えるからこそ、ゲームの中で思考力を鍛えられます。

さらに、思考力だけではなく、コミュニケーション力も鍛えられます。マーダーミステリーでは他のキャラクターと協力できますが、どのようにして相手から情報を引き出すか考えなくてはなりません。もし相手が犯人であれば、何かしらの嘘を交えて情報を伝えるかもしれません。そのような情報戦の中では、コミュニケーション力が非常に重要であり、会話をコントロールすることで自分が欲しい情報を相手から聞き出せるでしょう。

このほか、臨機応変に対応できる行動力や目標達成を目指すための計画力などもマーダーミステリーで鍛えられます。どれもビジネスで欠かせないスキルであるからこそ、マーダーミステリーでの経験が実際の業務にも活用できます。

実践形式で学習できる

マーダーミステリーは講義型の研修とは違い、実践形式で学習できます。行動しながら学ぶからこそ、ただ聞くだけの研修よりも研修内容を覚えてもらいやすくなります。研修を開催する上では、学んだことをしっかりと覚えて業務に活用してもらわなければ意味がありません。
マーダーミステリーの場合は楽しみながら実践形式で学べるため、定着しやすいのが魅力。受講者が学んだことを忘れてしまうリスクを軽減できるでしょう。

その場限りの経験ができる

マーダーミステリーは、参加者の推理や行動次第で結果が異なるゲームです。その場限りの行動ができるからこそ、マーダーミステリー経験者でも楽しめます。その上、経験度合いによってプレイヤーによる差が生まれないからこそ、年齢や性別がバラバラの研修にも取り入れることができます。

マーダーミステリーを社員研修に取り入れるデメリット

残念ながらマーダーミステリーはメリットだけではなく、デメリットもあります。
一体何がデメリットなのでしょうか。

プレイ時間が長い

マーダーミステリーは短時間でサクッと楽しめるゲームではないため、アイスブレイクの企画として取り入れることはおすすめできません。たとえば日本で一番古いマーダーミステリーのシナリオである「約束の場所へ」は、2時間30分ほどかかってしまいます。これ以上に長いシナリオもあるため、プレイ時間の長さには注意しましょう。

まだ知名度が高くない

マーダーミステリーは全国的に知名度が高いゲームではないため、研修で初めて聞く受講者もいるかもしれません。必要に応じて、丁寧にマーダーミステリーの基本事項を紹介する必要がありますし、受講者へのサポートも増えるでしょう。
プレイ時間も長いゲームであるため、マーダーミステリーを取り入れる際はある程度余裕のある時間配分で研修を行いましょう。

知名度が低いというデメリットは、プレイ時間が長引くだけではありません。マーダーミステリーを含め、知名度が低いゲームは敷居が高いと思われやすいもの。シナリオの情報もマーダーミステリーが好きな人ぐらいしかアクセスしないため、「どのようにして興味を持って参加してもらうか?」が重要です。

気軽に開催しにくい

前述したようにマーダーミステリーは時間がかかる上に推理が求められるシナリオです。そのため、気軽に開催しにくいという欠点を持っています。人によっては、推理が必要というだけで苦手意識を持ってしまい、受講を諦める可能性があります。

また、マーダーミステリーの場合はゲームマスターが非常に重要な存在です。シナリオからの脱線を防いだり初心者をサポートしたりなどさまざまなことをしなければならないため、マーダーミステリーの基礎を知っている方がゲームマスターを務めなければなりません。

マーダーミステリーの楽しみ方

マーダーミステリーをプレイする方法としては、主に3つ挙げられます。それぞれの特徴に応じて最適な方法を選びましょう。

パッケージを購入する

マーダーミステリーには、どこでも楽しめるパッケージ版が存在します。パッケージ版自体は専門店やオンラインショップで購入でき、ゲームマスターが不要なシナリオもあります。近くに専門店がない場合や研修担当者がゲームマスターとなる場合には、パッケージ版を購入してプレイしてみると良いでしょう。

専門店に行く

マーダーミステリー専門店に行くことで、道具を用意することなくプレイできます。シナリオも豊富に揃っているため、一度体験した上で研修に取り入れるかを判断してみるのもおすすめです。

ただし、基本的に専門店で遊ぶ場合は事前予約が必要です。予約せずに当日参加できるケースはほとんどないため、事前に気になるシナリオを探して予約しておきましょう。特に、人気のシナリオは、あっという間に予約が埋まってしまうかもしれません。

また、専門店によっては開催店舗が決められていることもあります。そのため、参加したいシナリオがどこで開催されるのかもチェックしておきましょう。

外部の研修サービスに依頼する

「ゲームマスターになるのは不安…」と考えている方には、マーダーミステリーを組み込んだ外部の研修サービスを利用するのがおすすめ。こちらもシナリオが準備されていることから、わざわざ道具を用意する必要がありません。

ただし、その分の費用がかかってしまう点には注意しなければなりません。基本料金と別途でゲームマスターの交通費が発生することもあるため、予算に見合ったシナリオを選ぶようにしましょう。基本料金はシナリオによって異なりますが、数万円ほどに設定しているケースがほとんどです。

マーダーミステリーを行う外部の研修サービスとは?

 

マーダーミステリーを行う外部の研修サービスとしては以下の4社が挙げられます。サービス内容をチェックした上で、気になるところに依頼してみてはいかがでしょうか。

株式会社IKUSA

企業向けイベント・研修のサービス提供を行う株式会社IKUSAでは、研修に特化した「マーダーミステリー研修」を展開しています。

マーダーミステリー研修は、マーダーミステリーとフィードバックをセットにした体験型研修です。プロのゲームマスターが進行を務めるので本格的な世界観を味わえるのはもちろんのこと、終了後のフィードバックタイムがあるため、「楽しかった」だけで終わらない、学びのある研修を行えます。

楽しさと学びを両立した研修を行いたい方におすすめです。

シネマティックブレイン株式会社

HRアワード2020に入賞した実績を持つシネマティックブレイン株式会社では、戦略的思考や伝える力などが学べるマーダーミステリー研修を実施。映画コメンテーターとしても有名な有村昆さんが監修しており、一生に一度しかできないゲームとなっています。
一生に一度しかできない理由は、一度試すと全てのシナリオを把握してしまい、推理にならないからです。

マーダーミステリー研修のシナリオである「何度だって青い月に火を灯した」は、イタリアのマフィア内で起きた殺人事件の謎を解くというもの。プレイヤーは、有名な映画「ゴッドファーザー」のような雰囲気の中で、さまざまな情報を頼りに犯人を探します。マーダーミステリー研修の資料ダウンロードはこちら

Rabbithole

マーダーミステリー専門店「Rabbithole」は、出張ゲームマスターサービスを行っています。「Rabbithole」の専属スタッフが会場に出張し、あなたの代わりにゲームマスターとなって進行してくれます。プレイする上で必要な道具も用意してくれることから、マーダーミステリーを初めて開催する場合でも問題ありません。

プレイ人数や費用はシナリオごとで異なりますが、さまざまな種類を用意していることもあり、どれも魅力的に思えるでしょう。また、「Rabbithole」は池袋や新宿などの実店舗があるため、お店で遊ぶことも可能。こちらも豊富なシナリオが用意されています。

KUMOKANA

最後に紹介する「KUMOKANA」は、マーダーミステリーのシナリオ制作や公園などを行う団体です。こちらでもゲームマスターの出張サービスを行っており、企業の研修にも対応。開催場所の確保と参加者募集の開催準備さえしておけば利用できます。

シナリオは、「一条家の人々」や「裁判員の仮面」、「白殺し type-K」などを用意。なかには、国内オリジナルのシナリオも用意されています。「KUMOKANA」の場合も「Rabbithole」と同じくシナリオによって費用が異なるため、その点に注意した上で利用するようにしましょう。

マーダーミステリーを社員研修に取り入れてみよう

今回は、マーダーミステリーの基本情報や社員研修に取り入れるメリット・デメリットなどを紹介しました。殺人事件の犯人を探すマーダーミステリーは思考力やコミュニケーション力が鍛えられるゲームであり、ビジネスで欠かせないスキルも学べます。研修のグループワークとして取り入れることもできるため、この機会に社員研修としてマーダーミステリーを受講者にプレイさせてみてはどうでしょうか。

 

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