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研修に脱出ゲームを取り入れるメリット・ポイントを紹介
目次
楽しく学べる社員研修を実施したい場合には脱出ゲームが適しています。
本記事では、脱出ゲームの概要、研修に取り入れるメリット・ポイントを紹介します。
アクティビティ・振り返り・専門講師が行う講義をブリッジし、受講者の主体性・学びを高める「あそぶ社員研修」とは?
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そもそも脱出ゲームとは?
まずは脱出ゲームの基本情報として、ゲーム内容や歴史について紹介します。脱出ゲームがどのようなものなのか知らない方は、必ずチェックしておきましょう。
ゲームから現実の世界へ
脱出ゲームとは、閉鎖された空間からアイテムを使ったり謎を解いたりして脱出を目指すアクティビティです。もともとはネットでプレイできるブラウザゲームから人気となりましたが、近年は現実の世界でも楽しめるような脱出ゲームも増えてきています。
実際に楽しめる脱出ゲームはさまざま存在する
実際に楽しめる脱出ゲームはさまざまなタイプが存在します。
代表的なゲームは株式会社SCRAPが開発したリアル脱出ゲームです。2010年に「リアル脱出ゲーム」として名称を商標登録。同社は、他にもさまざまな脱出ゲームを積極的に開催。ビジネス現場では、株式会社SCRAPの脱出ゲームを、研修の一環として取り入れる流れも生まれています。
また、株式会社IKUSAの「謎解き脱出ゲーム」も、会議室などの狭い場所でも実施可能、謎解き初心者でも比較的にチャレンジしやすい内容となっているので、ビジネスゲーム研修として活用されています。
研修で脱出ゲームを取り入れるメリット
社員研修に脱出ゲームを取り入れるメリットとして3つ挙げられます。具体的にどのようなメリットなのでしょうか。
モチベーションや集中力の低下を防げる
単純に講師の話を聞くだけの研修は、受講者のモチベーションや集中力の低下につながりやすいもの。特に講義内容が難解なものであれば、受講者が理解できないまま研修が終了する恐れがあります。
しかし、脱出ゲームを取り入れることで楽しみながらビジネスについて学べます。脱出ゲームは、身体や頭を使うことも多く、モチベーションや集中力の低下も防ぎます。
さらに、脱出ゲーム内に研修で学んだ要素を加えれば、記憶として受講者に定着しやすくなるでしょう。
チームビルディングに役立つ
チームビルディングとは、チームメンバーごとの能力やスキルを最大限活用して目標の達成を目指す取り組みのことです。能力やスキルを発揮するためには、メンバー同士の尊重や団結が必要不可欠。ビジネス現場では、チームビルディング研修として、チームワークの向上を目指す動きも多いです。
その際のチームビルディングにおすすめしたいのが脱出ゲームです。脱出ゲームはチームで協力しながら脱出を目指すゲームであるため、チームワークやコミュニケーションが重要です。チームビルディングに役立つ内容が含まれているため、講義で学んだことをアウトプットしながら、チームワークの向上を目指せます。
さまざまなスキルを高められる
脱出ゲームでは、コミュニケーション力やリーダーシップなどさまざまなスキルを学ぶのにぴったりなゲームです。たとえば、コミュニケーション力は、チームで協力して謎を解く際に重要。リーダーシップは、チーム全体の意見をまとめる上で欠かせません。このように脱出ゲームではさまざまなスキルが求められるからこそ、ビジネスマンとしての能力を向上させたいときにも向いています。
脱出ゲーム研修を選ぶ上でのポイント
脱出ゲームはさまざまあることから、どれが自社の研修に合うのか悩むかもしれません。そこで、脱出ゲームを選ぶ際に覚えておきたいポイントを3つ紹介します。
オンラインかオフラインか
脱出ゲームには、オンライン上でプレイするものと現実世界(リアル)でプレイするものの2種類があります。そのため、まずは気になる脱出ゲームがどちらに該当するのかチェックしましょう。
オンラインで楽しめる脱出ゲームの場合、一か所の会場に集まる必要がありません。そのため、会場を探す手間がなくなる上に、好きな場所から参加できます。ただし、ネット環境の影響を受けやすいのが難点。最悪の場合は接続が切れてしまうかもしれません。
一方でオフラインの脱出ゲームは、実際に体を動かしながらプレイすることが可能。研修向けの脱出ゲームであれば、オンラインよりもオフラインが多いため、さまざまな選択肢の中から選べます。欠点は一か所の会場に集まらなければいけないことです。会場費用や交通費など、あらゆるコストが重なってしまいます。
予算はどのくらいか
脱出ゲームの費用はプラン次第で異なるため、どのくらいの予算が使えるのか確認しておきましょう。基本的に脱出ゲームは安くても数十万円かかるもの。予算が少ない場合には開催が難しくなるかもしれません。ただし、運営会社とプランの内容を相談することで、予算内におさまるようルールをオリジナル設計できる可能性があります。
難易度はどのくらいか
脱出ゲームを取り入れる際は、難易度もチェックすべきポイントです。難しすぎると、誰もクリアできずに終わってしまう恐れがあります。とはいえ、反対に簡単にすぎると受講者は物足りなさを感じます。
だからこそ、脱出ゲームを選ぶ時には、検討先のゲームがどのくらいの難易度なのかを確認しておきましょう。もし難易度を調整してもらいたいのであれば、運営側と相談してみてください。
研修目的や社風とマッチしているか
上記のポイント以外に、研修内容や社風とマッチしているかをチェックしましょう。どれだけ魅力的な内容であったとしても、研修内容や社風と合っていなければ業務に活かせません。脱出ゲームの経験が業務で活かせるようにするためにも、先に研修を開催する目的を決めた上で脱出ゲームを決めましょう。
脱出ゲームを取り入れた研修サービスとは?
最後に脱出ゲームを取り入れた研修サービスを4つ紹介します。もし気になるものがあれば、実際に利用してみるとよいでしょう。
リモ謎
リモ謎はビデオチャットを活用し、チームで意見を出し合いながら決められたストーリーの中で、与えられた条件などをもとに謎を解き明かしていくリモートワーク版の謎解きゲームです。
「閉ざされた電脳都市からの脱出」や「燃え盛る本能寺からの脱出」、「終わらないリモート会議からの脱出」などさまざまなシチュエーションの謎解きゲームがリモートで楽しめます。
新型コロナウイルスの蔓延により、リモートワークを導入している企業が増えました。それにともなって対面で行うビジネスゲームに対して抵抗を感じる人がいるのも事実です。また、リモートという環境下では、対面に比べると受講する社員側の集中力が続きづらいものです。特に対面という環境でのコミュニケーションが重要とされていた、チームビルディング研修などの効果がいまいち感じられないと悩んでいる会社は多いでしょう。
そんなリモート版研修プログラム導入を検討している会社などにおすすめのビジネスゲームです。
リアル脱出ゲーム研修&懇談会
「リアル脱出ゲーム研修&懇談会」は、株式会社SCRAPによる研修です。リアル脱出ゲームを社員研修や社内パーティー向けにアレンジした内容となっており、年齢や性別を問わず楽しめます。
リアル脱出ゲーム研修&懇談会は、「オンライン懇談会プラン」「研修プラン」「企業向けパーティープラン」の3種類を展開。オンライン懇談会プランは90分程度のプランで、WEB会議ツールであるZoomを使って脱出ゲームにチャレンジします。
「研修プラン」は新入社員研修や内定者研修におすすめのプランで、6名から実施できます。最後の「企業向けパーティープラン」は、チームで楽しみながら謎を解いていくプランです。各プランによって脱出成功率や運営方法が異なるため、それらもチェックして選びましょう。
謎解き脱出ゲーム
株式会社IKUSAによる「謎解き脱出ゲーム」は、ストーリーの主人公となって謎を解いていきます。ストーリー自体は「ある会議室からの脱出」と「燃え盛る本能寺からの脱出」の2種類を展開。それぞれ特徴が異なるため、参加者層や目的に合ったものを選ぶと良いでしょう。
「ある会議室からの脱出」は、屋内向けの脱出ゲームプラン。「自分たちのチームが脱出できればいい!」と考えている方向けの内容であり、チームビルディング研修におすすめです。一方の「燃え盛る本能寺からの脱出」は他のチームと競いながら脱出を目指す内容です。屋内だけではなく、屋外で開催したい場合にも対応しています。これらとは別にフルカスタマイズプランも用意されており、リクエストに応じた脱出ゲームのプランを提案。
費用に関しては、プランによって異なります。詳細な金額は人数や内容次第ですが、研修目的や予算を考慮しながら選びましょう。
消えゆく幻島からの脱出
「消えゆく幻島からの脱出」も株式会社IKUSAが行っている脱出ゲームです。無人島を舞台に実施されるため、大人数での研修にもおすすめ。ルールを守りつつ、謎を解いてストーリークリアを目指します。難易度の調整も可能であるため、初めて脱出ゲームにチャレンジする場合でも問題ありません。
「消えゆく幻島からの脱出」のプランは3種類。こちらもそれぞれ費用と内容が異なるため、研修目的や予算のことを考えながら選ぶようにしましょう。たとえば一番高額な「オリジナルプラン」の場合、内容や実施時間までカスタマイズできます。なお、無人島の候補地は神奈川県横須賀市にある猿島と和歌山県和歌山市にある友ヶ島の2つです。
あそぶ社員研修(研修テーマ例・内容)
「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
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■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
今回は、脱出ゲームの基本情報や研修に取り入れる際のメリット・デメリットを紹介しました。脱出ゲームは研修としても活用できる企画であり、外部に依頼して運営してもらえます。ただし、デメリットもあることから、そこまでしっかりと把握した上で実施を考えてみましょう。
「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
研修やチームビルディングイベントの企画にお悩みの方必見!「ビジネスゲーム研修 総合資料」では、謎解き、推理ゲーム、サバイバルゲームなどを活用したユニークな研修を事例とともにご紹介しています。
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