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マーダーミステリーとは?特徴、犯人・犯人捜しの心得・楽しみ方を紹介
目次
マーダーミステリーは、物語の登場人物となってごループで取り組む推理ゲームです。
本記事では、マーダーミステリーの概要、特徴、犯人・犯人捜しの心得・楽しみ方を紹介します。
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マーダーミステリーとは
生涯に一度しか参加できないリアル体験エンターテイメントとして、人気急上昇中のゲームです。
マーダーミステリーの特徴
犯人の場合「裏の顔」は「事件の犯人」ということになりますが、マーダーミステリーでは、全ての登場人物に「裏の顔」が設定されています。例えば、表の顔は「有名な資産家」ですが、裏の顔は「とうの昔に破産しており資金に困っている」というようなものです。
そのような場合「資産家」の個人ミッションは「金目になりそうなものを探すこと」であったり、「借用書を破棄すること」であったり……様々です。
このような個人ミッションの存在は「事件の犯人を探し出す」という、参加者共通のミッションからかけ離れています。犯人の捜査をせずに財宝を探したり、借用書を探したりしていると、真実は見つけられなくなってしまいます。
参加者は制限時間の中で,「事件の捜査」と「個人ミッションの達成」の両方を達成するような行動をしなければなりません。
この二つを両立させるために、どのような振る舞いが求められるのか……これこそがマーダーミステリーにおける、面白くも難しい醍醐味といえます。
犯人の心得
前述した通り、マーダーミステリーは参加者の中に「犯人」がいます。
どのようにして逃げ切ればいいのか、うっかり大事なことを話してしまわないか……など極限状態を楽しめるのは犯人役ならではの特権です。
犯人役をより楽しめるように、今からは「犯人役の心得」をお伝えいたします!
自身の個人ミッションを決めよう!
犯人の個人ミッションは「犯人だということを隠せ」というものがほとんどです。本来の個人ミッションとは異なるものを自分で決めてしまいましょう。例えば、「生き別れた兄弟を探す」や「無くした指輪を探す」など…
あまり世界観とかけ離れすぎていると怪しまれてしまうので、要注意です!
アリバイを考えよう!
残念ながら犯人にはアリバイがありません……犯人なので仕方のないことですが。笑
なので、事件が起こった時刻の行動を偽る必要があります。
無難な例を挙げると、
・寝ていた(自室にいた)
・○○を探していた
などが疑われにくいところかと思われます。
架空の個人ミッションと併せれば、より真実味が増すかもしれません。
適度に情報を流そう!
情報を流しては疑われてしまうのでは?と思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。むしろ、自身が得た情報を何も話さない方が「後ろめたいことがあるのではないか……?」と疑われる対象になってしまいます。
さも、「犯人を真剣に探しています」というフリをしながら、自身の持っている情報を適度に流していきましょう。
犯人捜しの心得
犯人捜しのコツは、個人ミッションを遂行しながら「身の潔白」を証明することです。
では、身の潔白を証明する方法をお伝えいたします。
情報は積極的に公開しよう!
犯人役の心得でも触れましたが、何も話していない人や情報を教えたがらない人ほど怪しく見えてしまいます。
「○○を隠し通せ」といった個人ミッションが与えられている場合は、公開する情報の取捨選択を行いつつ、自身の所持する情報は出来る限り公開していきましょう。
なぜ、は質問しよう!
ゲームが進んでいくと、参加者の行動で「?」と思う部分や、「これってどういうことだろう」という「怪しい」部分が出てきます。
「何時何分頃にこんな行動をしていたのを見たのですが、なぜですか?」「私の○○が無くなっているのですが、知りませんか?」
疑問に思ったことは聞いていきましょう!すると議論の中に入っていけるようになり、積極的に話し合いに参加しているように見えます。笑
犯人役を捜しているように見えれば、身の潔白を証明しやすくなります。どんどん話し合いに入っていきましょう。
情報を調査しよう!
マーダーミステリーのシステムにもよりますが、獲得した情報が「絶対に正しい」とは限りません。得た情報の正当性や、他参加者がついている嘘の精査をしっかり行いましょう。
マーダーミステリーを楽しむことでビジネススキルが身につく
この立ち回りなのですが……実はビジネススキルに通じています!どのようなスキルが身につくのかを説明いたします。
マーダーミステリーを通して身につくスキル
マーダーミステリーを通して、以下3つのことを学べます。
- 前に踏み出す力
- 考え抜く力
- チームで働く力
一つずつ見ていきましょう!
前に踏み出す力
積極的な情報収集や議論への参加が必須であることため、主体性や働きかけ力を身につけることが出来ます。
考え抜く力
目的のために自分の現状を知り、目的達成に必要な手順や何を果たすべきなのかを考えることから、課題発見力や課題解決のための準備力が養われます。
チームで働く力
自分の意見をわかりやすく伝え、相手の意見も聞く柔軟性、周囲との関係性の理解など、情報把握力を育めます。
これらは、経済産業省が定義する「社会人基礎力」に相当します。
つまりマーダーミステリーとは、楽しみながらビジネススキルを身につけることができる「体験型の推理研修ゲーム」だと言えます。
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「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
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■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
さて、散々「犯人役の心得」や立ち回りについてお話してきましたが、マーダーミステリーは「楽しんだもの勝ち」です。一度しか経験できない、という唯一性をよりよい経験にするためにも、この記事が参考になれば幸いです。
一生に一度しかできない奇跡のような体験を、皆様が楽しんでいただけるよう祈っております。
「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
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マーダーミステリー、推理小説、妖怪を愛してやまない眼鏡。
好きな小説は京極夏彦先生「姑獲鳥の夏」、道尾秀介先生「向日葵の咲かない夏」。好きなマーダーミステリーは「鬼哭館の殺人事件」「何度だって青い月に火を灯した」。