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チームビルディング強化にはストロータワーが有効?効果やルールを紹介!

目次
チームビルディングを強化したいときに役立つゲームはたくさん存在します。ストロータワーも、そのうちの一つです。手軽に取り入れられるゲームなので、準備に時間をかけたくないときにもピッタリです。
今回はストロータワーの概要やルール、なぜチームビルディング強化に繋がるのかについて解説します。
ストロータワーとは?
ストロータワーとは、ストローを高く積み上げていくゲームです。団体戦を行い、もっとも高く積み上げたチームの勝利です。
メンバー間で話し合ったり、役割分担を行ったりしながらタワーを作っていくため、チームビルディング強化にいいゲームとしてしばしば用いられています。
ストロータワーがチームビルディングに与える影響
ストロータワーがチームビルディングにどんな影響を与えるのかを見てみましょう。
発想力を磨ける
ストローを高く積み上げるために、どのように積み上げるべきかを考えなければならないため、必然的に発想力のアップに繋がります。
ストローを高く積み上げるには、さまざまな視点から発想を生み出さなければなりません。社内にイノベーションを起こす人材を増やしたい企業にはメリットになるでしょう。
チーム全員で楽しめる
チーム全員で楽しめるので、メンバー間で親近感が生まれることが期待できます。チーム間で声をかけ合ったり、助け合ったりする機会が増えれば、団結力アップに繋がるでしょう。
各部署の団結力が上がれば、業務も捗るかもしれません。
コミュニケーションスキルの向上
ストロータワーではチーム内で話し合いながらゲームを進めるため、コミュニケーションスキルの向上に繋がります。他人の意見を聞いたり、自分の意見を発言したりする機会もあるので、対人関係スキルを鍛えたい場合にもピッタリです。
これらのスキルを磨けば、社内会議や取引先とのやりとりがスムーズになり、スピーディーに仕事を進められるでしょう。
ストロータワーのやり方
ここからは、ストロータワーの詳しいやり方をお伝えします。
1.4~6人のチームを作る
4~6人のチームを複数作ります。メンバーを決める際は、各人の性格や特徴などを考えましょう。積極的に話す人や大人しい人など、異なる性格を持つ人同士でチームを組むことをおすすめします。
また、仕事中に接点がない人たちでチームを組むのも大切です。仲がいい人同士のチームだと馴れ合いになってしまい、チームビルディングへの効果が減ってしまうおそれがあるからです。それを防ぐ意味でも、普段接する機会が少ない人同士でチームを組むようにしましょう。
2.ストロー・ハサミ・セロハンテープを用意する
先の曲がるストローと、ハサミ(1本)・セロハンテープ(1ロール)を各チームに配ります。
なお、ストローの本数は競技時間によって変えることになっており、15分程度の場合は12本、1時間程度の場合は200本程度です。ストロータワーを組み立てるときは、先ほど述べた道具以外を使ってはいけません。
3.作戦会議をする
作戦会議の時間を5分程度とって、各チームで話し合ってもらいます。作戦会議の後に試作品を作る時間があるので、それに向けて作戦会議を行いましょう。
ストロータワーを作るときの役割分担や工程、積み立て方などを決めてもらいましょう。ただ、作戦会議の内容を主催側で決めてしまうと、チームの積極性を抑制することに繋がるので、ある程度は各チームに任せるようにしましょう。
4.試作品を作った後に再度、作戦会議をする
作戦会議をしてもらった後、15分間で各チームに試作品を作ってもらいます。ストローを曲げたり切ったり、セロハンテープでくっつけたりしながら、実際に作ってもらいましょう。試作品で使ったストローを本番でも使う場合は、試作品を作った後にバラしてもらいます。
試作品を作る時間が終わったら再度、作戦会議の時間を5分程度とりましょう。試作品を作る中で想定とは違うことが起こったり、もっといい方法が見つかったりなど、各メンバーで気づきがあるはず。それらの内容を踏まえ、本番に向けて話し合ってもらいます。
5.制作に取りかかる
作戦会議が終わったら競技スタートです。どのくらいの高さまで積み上げられるかを競います。競技時間が長くなれば、チーム名で考えたり話し合ったりする時間を増やせますが、ダラダラ行っても意味がないので15~60分程度で調整するといいでしょう。
6.結果発表をして総評をする
競技が終わったら各チームの高さを発表し、総評をします。
チームビルディングを向上させるには、勝ち負けだけではなく、主催側が総評をして参加者に気づきを得てもらうことが重要です。
ストロータワーを行うときの注意点
一通りの流れを押さえたところで、ストロータワーをするときの注意点を紹介します。
必ず反省会や総評を入れる
ゲームだけを楽しむのではなく、チーム内での反省会や総評を入れて、参加者が気づきを得る時間を設けましょう。ストロータワーの本来の実施目的は、楽しむことだけでなく、チームビルディングの向上だからです。
チームビルディング強化を実現させるには、参加者にストロータワーで何らかの気づきを得てもらうことが重要となります。反省会や総評は参加者に気づきを得てもらうためのものです。
ただゲームに参加しただけでは気づきを得られない人もいるので、そのような人を出さないためにも、反省会や総評は入れることをおすすめします。
メンバー同士で話せる環境をつくる
メンバー同士で話せる環境を作ることも欠かせません。場の雰囲気が悪いと、作戦会議の時間になっても会話が弾みません。たとえば「緊張感に包まれている」「監視の目が鋭い」「重苦しい空気になっている」といった状況では、チームの連携も難しくなるでしょう。
ストロータワーでチームビルディングを向上させるには、チーム間で話し合ったり積極的に取り組んでもらったりして、メンバー同士で交流できる仕組みがあるといいでしょう。お互いが話しやすくなるよう、思わず会話したくなる雰囲気を作ることも忘れないようにしたいところです。
詳しくルールを説明しておく
競技開始前に、ルールを具体的に説明しておくのも大切です。ルールを理解していない人が多いと、競技中に質問が飛び交ってスムーズにゲームを進められなってしまいます。とくに以下のルールはハッキリと説明しておきましょう。
ストロータワーを作るときのルール
ストローを曲げたり切ったり、セロハンテープでくっつけるのはOK。それ以外はNG。
ストロータワーで使える道具の数
用意されたストローやハサミ・セロハンテープの数を増やすのはNG。
完成したタワーが倒れていてもいいか?
タワーが立っている状態で、もっとも高かったチームの勝利。倒れた状態は記録として認められません。
まとめ
ストロータワーは準備するものが少なく、手軽にできるゲームなのでスムーズに進められるでしょう。話し合いながら進めるゲームですので、チームワークをよくしたいと考えている企業にも適しています。
さまざまなタワーができるので、主催側も見ていて楽しめるはず。研修や懇親会などの機会にストロータワーを開催して、チームビルディングの向上を目指してみてください。
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