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ストロータワーとは?やり方・ルール・チームビルディング効果を紹介
目次
チームビルディングを強化したいときに役立つゲームはたくさんあり、ストロータワーもそのうちの1つです。
本記事では、ストロータワーの概要、やり方・ルール、チームビルディング効果について紹介します。
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ストロータワーとは?
ストロータワーは、ストローを高く積み上げていくゲームです。団体戦を行い、もっとも高く積み上げたチームの勝利になります。
メンバー間で話し合ったり、役割を分担したりしながらタワーを作っていくため、チームビルディング強化に良いゲームとしてよく用いられています。
ストロータワーを研修に取り入れると、会社のチームビルディング力を向上させることかできます。こちらの記事では、ストロータワーが社員研修に最適な理由を解説しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
ストロータワーとは?やり方・ルール・メリットを紹介
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ストロータワーがチームビルディングに与える影響
ストロータワーがチームビルディングにどんな影響を与えるのかを見てみましょう。
発想力を磨ける
ストロータワーではどのようにストローを高く積み上げるかを考えなければならないので、必然的に発想力のアップに繋がります。発想力は今後重要性が高まるビジネススキルの一つです。社内にイノベーションを起こす人材を増やしたい企業にとっておすすめのゲームといえるでしょう。
チーム全員で楽しめる
チーム全員で楽しめるので、メンバー間で親近感が生まれることが期待できます。チーム間で声をかけ合ったり助け合ったりする機会が増えれば、団結力アップに繋がるでしょう。
各部署の団結力が上がれば、業務効率の向上が見込めるかもしれません。
コミュニケーションスキルの向上
ストロータワーではチーム内で話し合いながらゲームを進めるため、コミュニケーションスキルの向上に繋がります。他人の意見を聞いたり自分の意見を発言したりすることで、対人関係スキルが鍛えられるはずです。
コミュニケーションスキルを磨けば、社内会議や取引先とのやりとりがスムーズになり、仕事をスピーディー進められるようにでしょう。
ストロータワーのやり方
以下では、ストロータワーの詳しいやり方をお伝えします。
1.4~6人のチームを作る
4~6人のチームを複数作ります。メンバーを決める際は、各人の性格や特徴などを考えましょう。積極的に話す人や大人しい人など、異なる性格を持つ人同士でチームを組むことをおすすめします。
また、仕事中に接点がない人たちでチームを組むのも大切です。仲が良い人同士のチームだと馴れ合いになってしまい、チームビルディングへの効果が減ってしまうおそれがあるからです。普段接する機会が少ない人同士でチームを組むことで、コミュニケーションの活性化が期待できます。
2.ストロー・ハサミ・セロハンテープを用意する
先の曲がるストローと、ハサミ(1本)・セロハンテープ(1ロール)を各チームに配ります。
なお、ストローの本数は競技時間によって変えることになっており、15分程度の場合は12本、1時間程度の場合は200本程度です。ストロータワーを組み立てるときは、配布された道具以外を使ってはいけません。
3.作戦会議をする
作戦会議の時間を5分程度とって、各チームで話し合ってもらいます。作戦会議の後に試作品を作る時間があるので、それに向けて作戦会議を行いましょう。
話し合いでは、ストロータワーを作るときの役割分担や工程、積み立て方などを決めます。ただ、作戦会議の内容を主催側で決めてしまうと、チームの積極性を抑制することに繋がります。ある程度は各チームに任せることが大切です。
4.試作品を作った後に再度、作戦会議をする
作戦会議をしてもらった後、15分間で各チームに試作品を作ってもらいます。ストローを曲げたり切ったり、セロハンテープでくっつけたりしながら、実際に作ってもらいましょう。試作品で使ったストローを本番でも使う場合は、試作品を作った後にバラしてもらいます。
試作品を作り終えたら再度、作戦会議の時間を5分程度取りましょう。試作品を作るなかで想定とは違うことが起こったり、もっといい方法が見つかったりなど、各メンバーで気づきがあるはずです。それらの内容を踏まえ、本番に向けて話し合ってもらいます。
5.制作に取りかかる
作戦会議が終わったら競技スタートです。どのくらいの高さまで積み上げられるかを競います。競技時間が長くなればチーム名で考えたり話し合ったりする時間を増やせますが、長すぎるとダラダラしてしまうので、15~60分程度で調整すると良いでしょう。
6.結果発表をして総評をする
競技が終わったら各チームの高さを発表し、総評をします。
チームビルディングを向上させるには、勝ち負けだけではなく、主催側が総評をして参加者に気づきを得てもらうことが重要です。
ストロータワーを行うときの注意点
一通りの流れを押さえたところで、ストロータワーをするときの注意点を紹介します。
必ず反省会や総評を入れる
ストロータワーではゲームだけを楽しむのではなく、チーム内での反省会や総評を入れて、参加者が気づきを得る時間を設けましょう。ストロータワーの本来の実施目的は、楽しむことだけでなくチームビルディングの向上だからです。
チームビルディング強化を実現させるには、ゲーム実施後に反省会や総評を入れて、参加者自身に気づきを得てもらう必要があります。ただ「楽しかった」で終わらせないよう、主催者側の工夫が必要です。
メンバー同士で話せる環境をつくる
メンバー同士で話せる環境を作ることも欠かせません。場の雰囲気が悪いと、作戦会議の時間になっても会話が弾まない可能性があります。たとえば「緊張感に包まれている」「監視の目が鋭い」「重苦しい空気になっている」といった状況では、チームの連携も難しくなるでしょう。
ストロータワーでチームビルディングを向上させるには、チーム間で話し合ったり積極的に取り組んでもらったりして、メンバー同士で交流できる仕組みを作りましょう。お互いが話しやすくなるよう、勝ったチームには賞品を用意するなど、思わずゲームが白熱するような雰囲気にすることが大切です。
詳しくルールを説明しておく
競技開始前に、ルールを具体的に説明しておくのも大切です。ルールを理解していない人が多いと、競技中に質問が飛び交ってスムーズにゲームを進められなくなってしまいます。とくに以下のルールはハッキリと説明しておきましょう。
ストロータワーを作るときのルール
ストローを曲げたり切ったり、セロハンテープでくっつけるのはOK。それ以外はNG。
ストロータワーで使える道具の数
用意されたストローやハサミ・セロハンテープの数のみ。増やすのはNG。
完成したタワーが倒れていてもいいか?
タワーが立っている状態で、もっとも高かったチームの勝利。倒れた状態は記録として認められない。
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社内研修を企画されている方におすすめの研修が、IKUSAの「あそぶ社員研修」の一つである「PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)」です。
パーツを組み合わせてロケットを制作し、打ち上げ、その結果を分析し、より良く飛ぶロケットに改善していく、というアクティビティの中で、楽しみながらPDCAをしっかりと身につけることができます。
ロケットを作るパーツの組み合わせは、何と数千通りもあります。成功を目指してトライアンドエラーを繰り返すことで、「改善」を体感できる研修です。
また、振り返り・講義・グループワークをアクティビティ後に行うことで、より深い学びを得ることができます。
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あそぶ社員研修(研修テーマ例・内容)
「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
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■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
ストロータワーは準備するものが少なく、手軽にできるゲームです。話し合いながら進めるゲームなので、チームビルディング強化を考えている企業に適しています。
実際ゲームを始めるとさまざまなストロータワーができるため、主催側も見ていて楽しめるでしょう。研修や懇親会などの機会にストロータワーを開催して、チームビルディングの向上を目指してみてください。
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