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チームビルディングに効果的!オンラインツール・研修ゲーム17選


目次
リモートワークが一般的な働き方として定着した今、研修もオンライン上で実施するケースが増えてきました。しかしオンラインでの研修には、リアルでの開催と比較してもやりとりが難しく、コミュニケーションが取りづらいと感じる場合もあります。
本記事では、オンラインでのチームビルディングに活用できるツール5選と、チームビルティが目指せるゲーム5選を紹介します。
チームビルディングに関するオンラインのツール5選
チームビルディングに関するツールを5つご紹介します。
THANKS GIFT
「THANKS GIFT」は、感謝の気持ちを可視化することで従業員のモチベーションアップに貢献するツールです。
さまざまな機能を備えていますが、代表的なものが「サンクスカード/ありがとうカード」です。サンクスカードを従業員同士で送り合い、感謝の気持ちや賞賛の言葉を伝えられます。送ったカードは他の従業員も閲覧できるため、一人ひとりの貢献度について社内共有が可能です。
「理念浸透機能」では、企業が活動を行う上で重要な企業理念を従業員に浸透させられます。理念に沿った行動を取った従業員に対してコインやメッセージを送ったり、経営ビジョンブック機能でビジョンをいつでもどこでも確認できたりします。
従業員の意識に企業理念が行き渡れば、主体的な行動の促進やブランドイメージの向上などさまざまなメリットがあるため、ポジティブな気持ちを維持したまま、モチベーションを向上させたい時に適したツールです。
ほかにも、社内交流の活性化に役立つ掲示板機能や、エンゲージメントを定量的に把握できる診断機能など、多様な機能を備えています。
参照:THANKS GIFT サンクスギフト|ありがとうが組織を強くするエンゲージメントクラウド
WowTalk(ワウトーク)
「WowTalk(ワウトーク)」は、スムーズな社内コミュニケーションを可能とするビジネスチャットツールです。リモートワークが普及し、働きやすさは改善したものの、業務上のコミュニケーションが取りにくくなったという場合におすすめのツールです。
WowTalkは操作が分かりやすく誰でも直感的に扱えるので、楽にコミュニケーションが取れます。導入教育の必要なしに即日利用できるので、スムーズな業務進行に寄与するでしょう。
また、管理機能が充実している点も強みです。各種機能の有効範囲を必要に応じて制限できるので、セキュリティ管理に優れています。機密情報が盛りだくさんの大手企業でも、抵抗を感じずに導入できます。
チームビルディングのカギとなるのは、メンバー同士のコミュニケーションです。オンライン上でコミュニケーションを活性化するためには、ツールの使いやすさが前提となるので、ぜひWowTalkの活用をおすすめします。
参照:【WowTalk】ビジネスチャット・社内SNSでコミュニケーション活性化 –
Zoom
「Zoom」は、パソコンやスマートフォンを利用して、オンライン会議やセミナーを開催できるツールです。オンライン研修で役立つ機能が充実していますが、特に注目すべきはブレイクアウトセッション機能です。これはオンライン上で小さなグループを複数つくる機能であり、大人数の参加者の中から瞬時に4人組や2人組などをつくることができます。
オンラインで講師の話を一方的に聞くのは想像以上に集中力が必要な行為なので、適宜グループワークを取り入れるようにすることが研修を成功に導くポイントです。
今やオンライン会議といえばZoomという共通認識が広がりつつあり、利用に抵抗を抱く人は少なくなってきました。腰を据えた長時間にわたる研修でなくとも、簡単なゲームを行う際にも利用できる汎用性が高いツールです。
Co:TEAM
日報を自動化することによって、業務の振り返りを支援するツールが「Co:TEAM」です。カレンダーとの連携やスタンプ機能を利用して1分程度で日報が作成できるため、業務量の軽減に役立ちます。
業務の進捗確認や、メンバーの目標管理といったマネージャー職が負担になりやすい業務も自動化してくれるので、マネージャーのストレス軽減につながります。
また、メンバーのモチベーションを把握する機能を備えている点も特徴です。部下の本当の悩みが分からないと嘆く管理職は少なくありませんが、Co:TEAMは本人の主観に加え、アルゴリズムも利用して「面談を実施するタイミング」「課題特定に適した話題」などを教えてくれます。
面談のタイミングや話題が適切であれば、部下が本音を打ち明けてくれる確率も高まります。Co:TEAMは特にマネージャー・管理職の立場から、チームビルディングを行いたい場面におすすめのツールです。
参照:Co:TEAM(コチーム) | 1on1で納得感ある評価につなげる
Talknote
共通の価値観を浸透させ、良い社内カルチャー形成に適したツールが「Talknote」。3つのステップに則り、独自のカルチャー醸成を支援します。
まず、「お客様の声」や「売上報告」など、テーマごとのコミュニケーションが取れる体制をシステム上で整備します。日々のコミュニケーションで蓄積された会話の内容はおのずと似通ってきますが、Talknoteではこれを会社独自の価値観と捉えるのが特徴です。
共通の価値観のもと、従業員が行動を取るようになれば、会社独自のカルチャーが形成していきます。チームビルディングの重要要素である「会社への帰属意識」を、Talknoteによって養うことが可能です。できたばかりのベンチャー企業や、社員がばらばらだと感じた時に導入をおすすめしたいツールです。
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チームビルディングに関するゲーム12選
ここからはチームビルディング研修におすすめのアクティビティを紹介します。
謎パ
謎パは、謎解きとパズルを組み合わせたチームビルディングゲームです。リアルでもオンラインでも実施できます。
みんなで協力して謎のかけらを集めたり、集まった謎を解いたりしながら、ミッションのクリアを目指します。協力して謎を解くことで、チームワークやコミュニケーション能力を向上させることができます。
また、複数のチームに分かれずに参加者全員が1つのチームになるため、参加者全員で一体感や達成感を味わうことができるのもポイントです。
やり方
- 各参加者に問題が配布される
- 他のメンバーとお互いの情報を共有して、謎を解く
- 謎を解き明かしたら次のミッションが発令される
- ミッションを全てクリアすると最終問題に挑戦し、ゴールを目指す
リアル探偵チームビルディング
「リアル探偵チームビルディング」は、最大20名の参加者が1チームとなり、全員で力を合わせてミッションクリアを目指すグループワークです。
もともとは人種の壁を取り除くために開発された「ジグソー法」より開発されたビジネスゲームで、目標達成にむけて情報を整理しながら推理する中で、学びが得られる仕組みとなっています。論理的思考や情報分析力・リーダーシップが養われるだけでなく、参加者同士のコミュニケーション促進も期待できます。
リアル探偵チームビルディングの流れ
- 大グループの中で4名~6名人程度の小グループを編成する
- 小グループごとに異なる情報を与える
- 小グループごとに対処法を考える
- 大グループで情報を共有して推理を進める
- 再び小グループに戻り、情報分析や仮説立てを行う
- 大グループで最終的な答えを決める
- 答えの解説を元に小グループで振り返りを行う
リアル探偵チームビルディングは、講義やワークと組み合わせることで、実践的な戦略思考研修としても活用できます。
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混乱する捜査会議からの脱出
「混乱する捜査会議からの脱出」はチームで力を合わせてさまざまな証拠品や証言を整理・分析・共有し、事件の真相に辿り着く体験型推理ゲームです。事件を解くには、論理的思考力や情報整理力のほか、役割分担や話し合いが必要になります。
没入感たっぷりの参加者が夢中になれるようなグループワークで、楽しめること間違いなし。ゲームを通じてクリティカル・シンキングを学べるため、ビジネスで活用できるスキルを得られます。
混乱する捜査会議からの脱出の流れ
- 各チームに分かれて着席する
- 推理本番の前にチュートリアルゲームに挑戦する
- チュートリアル後、事件が発生する
- チームに分かれて推理を始める
- 推理の結果を推理報告書に記入する
- 最後に事件の真相について解説
混乱する捜査会議からの脱出は、講義やワークと組み合わせることで、クリティカルシンキング研修としても活用できます。
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カイジ
「カイジ×チームビルディング~悪魔的社内研修を生き延びろっ… ! ! ~」とは
カイジの世界観に入り込み、カイジのゲームを通してチームビルディングができる、新体験型イベントです。
5名~7名で1チームとなり、各ゲームで「ペリカ」獲得に挑戦します。最終的に獲得したペリカが多いチームの勝利です。ここでしか体験できないユニークな企画内容と圧倒的な世界観の作り込みで、カイジが好きな方はもちろん、全く知らない方でも楽しむことができます。
やり方
- 各チームに分かれて着席する
- ゲームに挑戦し、ペリカ獲得を目指す
- 最終的に獲得したペリカが多いチームの勝利
SDGsビジネスゲーム ワールドリーダーズ
ワールドリーダーズは企業のためにつくられた企業経営を体験できるSDGsビジネスゲームです。
各チームは企業として戦略を立て、労働力や資本を使って利益を競います。
自チームの利益が大きくなるようにゲームを進めていく課程で、チームで戦略を練り、他チームと交渉しながらその場に合った選択をしていかなければなりません。そのため、深いコミュニケーションが取ることができ、チームビルディングにつながります。
やり方
- いくつかのチームに分かれる
- 企業として戦略を立て、労働力や資本で利益を上げる
- 最も多くの利益を上げたチームを優勝とする
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リモ謎
「リモ謎」はオンラインで実施できる多人数参加型の謎解き脱出ゲームです。数百人規模の人数にも対応しているので、全社的な研修の際にも適しています。チームで協力して進めなければ、謎が解けない仕様になっているため、必然的に社内コミュニケーションは活性化に向かうでしょう。
謎を解くためには、リモート環境特有のコミュニケーションに慣れることがカギです。画面越しでは、表情やジェスチャーによる意思疎通がうまくいかない場合がありますので、言葉を使って伝える必要があります。
「燃え盛る本能寺からの脱出」や「電脳都市からの脱出」などユニークなプログラムが用意されていて、ゲームの世界に没頭できるはずです。企業の多拠点間交流やチームビルディング研修の際におすすめの研修です。
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合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE
「合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE」は物語を通して、合意形成の過程やポイントを実践形式で学べる研修です。
合意形成には多数決という手法もありますが、コンセンサスゲームでは議論によるチーム全体と合意を導き出すことが目標です。自分と他人の価値観や視点の違いに気づけることや、論理的思考力、情報の整理力の向上などがあります。また、他人と協力するチームビルディングに不可欠な傾聴力や協調性も養うことが可能です。合意形成は全員で行う必要があり、ゲームを進めていくうちにおのずとチームビルディング効果を高められます。
運営は企業向けの研修実績が豊富なIKUSAが代行しますので、トラブルを気にせず安心してゲームに没入できます。
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グレートチーム
「グレートチーム」とはリーダーシップとチームビルディングを学ぶことができるカードゲームです。
4〜5名で1チームとなり、疑似的なプロジェクト運営を行います。プロジェクトを実行し売上を達成するために、メンバーのリソース管理や育成、リーダーとしての決断を繰り返すことで、いろいろなリーダーシップの型を知ることができます。
やり方
- プレイヤーは順番にプロジェクトに割り当てる人を決めていく(アサイン)
- 各プレイヤーはカードに書かれた内容に対して選択を行い再び割り当てを行う(リーダーズチョイス)
- 1~2を繰り返し最終的に売上げが一番高かったチームの勝利
グレートチームは、講義やワークと組み合わせることで、リーダーシップ研修としても活用できます。
ロケットPDCAチャレンジ
「ロケットPDCAチャレンジ」は、PDCAに関する講義・ワークを受けられる研修プログラムです。チーム戦で実施するロケット制作&改善アクティビティと、PDCA講義がセットになっています。
資金を使って部品の購入と発射テストを繰り返し、ゲーム終了時に、最小コストで月まで到達するロケットを作れたチームの勝利です。数千通りあるパターンから成功を導き出す中で、PDCAの過程を体感できます。さらに、アクティビティ実施後にPDCAに関する講義・ワークを受けることで学びが定着しやすく、すぐに業務に活かせる点が特徴です。
ロケットPDCAチャレンジの流れ
- 資金を使って部品を購入し、発射テストを繰り返す
- 数千通りあるパターンから成功を導き出す
- PDCAサイクルの概要を理解する
- 各チームで振り返りを行う
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バスは待ってくれない
「バスは待ってくれない」はチームビルディングに効果的なカードゲーム型の研修プログラムです。歯痛に悩まされる少年のために、隣町の歯医者への地図を作成することが課題です。カードに記された断片的な情報を手掛かりに、チームで話し合いながら地図作成に勤しみます。
各メンバーが持つ情報は口頭で伝えなければならないルールがあるので、適切な情報の伝え方や他人の話の聞き方など、チームのコミュニケーションの取り方を学べるでしょう。
全員が情報をしっかり出して、チームワークを駆使して取り組まなければ、課題の解決は難しいです。また情報を分かりやすくまとめたり、議論を進めたりといった行動力も試されます。手の研修に使われるケースが多いですが、年代・役職こだわらずに導入できるゲームです。
参照:1984年発売、人気のカードゲーム、チームビルディングに効果抜群!「バスは待ってくれない」 | 株式会社プレスタイム
ワークライフトランプ
労働に関するキーワードが書かれたトランプを使い、理想の働き方を考えるゲームが「ワークライフトランプ」です。トランプには、「時代に先行すること」「クリエイティブに働くこと」といったキーワードが記載されていて、働き方への考え方の相互理解を深めることがえきます。
参加者は52枚のカードの中から、自分が良いと思う10枚を選び抜きます。選ばれたカードによって、参加者と自社とのマッチ度を探ることが可能です。
チームビルディングには会社との相性も重要で、企業と人材のマッチ度が高ければ自然と会社へのエンゲージメントが高まります。このため、ワークライフトランプを選考の一環に活用する企業も少なくありません。実際のカードでもできますが、オンラインでの開催も可能です。
参照:「働き方」を考えるキャリア支援トランプ「ワークスタイルトランプ」
桃太郎村の地図
与えられた情報を口頭で伝えあい、地図を完成させるゲームが「桃太郎村の地図」です。桃太郎村の地図は、各自が持つ情報をジグソーパズルのように継ぎ合わせて課題の解決を目指す「ジグソーメソッド」という手法を使っています
異なる情報や知識を組み合わせてものごとの全体像を把握したり、足りない部分を補い疑問点を解消できたりといったメリットがあります。コミュニケーションが活性化され、各自が伝える力や傾聴力を伸ばせますので、チームビルディング効果が高いゲームです。
また、桃太郎村の地図は元々カードゲームですが、近年はオンラインで実施できるタイプも登場しています。専用のシステムとZoomなどのコミュニケーションツールを併用することで、オンライン上でゲームができる環境を実現しています。
参照:情報を整理して地図を完成せよ!「桃太郎村の地図」 | ビジネスゲーム研修なら株式会社HEART QUAKE
まとめ
リモートワークが一般的になった今、より業務円滑化や生産性向上のために、チームビルディングを目指して工夫をすることが求められています。オンラインでもやり取りができるオンラインツールや、楽しみながら協力して連帯感を養える研修ゲームがおすすめです。オンラインで実施可能なゲームも多数ありますので、ぜひ活用することをご検討ください。
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