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研修旅行の目的とは?効果・流れ・ポイント・ゲーム3選
目次
社員研修の一つに「研修旅行」があります。研修旅行では、純粋に旅行を楽しみつつも、社員同士のコミュニケーションの促進やチームワークの向上などの効果が期待できるため、社員研修として企業に導入されています。
本記事では、研修旅行の目的や得られる効果、研修旅行を成功させるポイント、適したゲーム3選を紹介します。
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研修旅行の目的
研修旅行にはどのような目的があるのでしょうか?
メンバー間の親睦を深める
研修旅行の行事として複数人で参加するワークショップやゲームなど、全員で楽しめるレクリエーションを実施すれば、参加者同士の親睦が深まります。旅行中では、普段は仕事でしか接点のなかった社員同士の距離が縮まるため、組織内の人間関係の醸成する効果も期待できるでしょう。
自社施設の見学や視察
研修旅行では、製品工場や実店舗などの自社に関係する施設を実際に見学することがよくあります。自身の仕事につながる新たなアイデアを思いつくなど、発想力の醸成につながるからです。見学を通じて自社製品の知識を習得し、理解を深めることもできます。
研修旅行の効果
研修旅行には、次に挙げるようにさまざまな成果が期待できます。
チームビルディングの醸成
社員全員が一緒に同じ場所へ旅行することは、チームビルディングの醸成や新しい人脈作りとしての効果が期待できます。有名な観光スポットを楽しんだり、レクリエーションに参加したりすることは、チームビルディングの貴重な機会といえるでしょう。チームビルディングやコミュニケーションの促進は、社員同士の距離感を縮め、日常業務を進めやすくなるなどの効果が期待できます。
組織への帰属意識の向上
部署間の壁を超えてさまざまな社員との関わりを通じ、一社員として「自社への帰属意識」が高まることで、会社への帰属意識の向上も期待ができるでしょう。観光やレクリエーションなどを通じて体験を共有し、特別な連帯感や絆を意識できれば、仕事へのモチベーションの向上にもつながります。
社員のリフレッシュ効果
仕事や家庭が忙しくてなかなか旅行に行けない社員でも、研修旅行であれば堂々と参加できます。旅行を通じて社員にリフレッシュしてもらい、今後のさらなる活躍を期待しましょう。
研修旅行を実施する流れ
研修旅行を成功させるためには、目的やテーマの決定、交通手段の手配といった手続きをおろそかにしないことが必要です。ここでは研修旅行を実施するために欠かせない流れについて解説します。
目的やテーマの決定
研修旅行は「ただ楽しむ」だけでは、せっかくの貴重な時間を有効活用できません。会社や社員が抱えている課題の解消を目指すのも、研修旅行の目的の一つといえるでしょう。また研修旅行に参加する前には、社員一人ひとりが研修旅行へ目的意識を持って参加できるよう、旅行の目的・テーマを事前に共有しましょう。
企画立案
研修旅行の目的やテーマの達成に必要なレクリエーションやプログラムなどの企画立案を進めます。企画立案を念入りにすることで、研修効果を最大限に活かせます。
宿泊や交通手段の手配
研修の目的や企画が定まった段階で、早めに宿泊先や交通手段の手配を行いましょう。レクリエーションに講師を招待する場合は、宿泊先や研修で使う備品などもまとめて手配しておきます。
研修後のフォロー体制の整備
研修旅行の後は、参加した社員へのフォローとフィードバックが欠かせません。旅行研修を「ただ楽しかった」で終わらせず、参加者全員に感想やアンケートを取ることで、得られた経験や満足度、研修の課題を明らかにできます。
研修旅行を成功させるポイント
研修旅行を成功させるべく、次の2つのポイントを押さえておきましょう。
事前準備は念入りに行う
研修旅行を成功させるには、行き先やスケジューリング、参加の可否、企画案など、さまざまな要素について社員から聞き取ることが大切です。旅行の行き先や企画ばかりが先行し、そのほかの事前準備までしっかりと行えない可能性もあるため、準備は一つひとつ念入りに決めるのが望ましいでしょう。
企画立案は研修の3ヶ月前からはじめる
研修旅行を企画するときは、早ければ早いほどに金銭面での負担を軽減することができます。旅行の時期にもよりますが、一人当たりの旅行費の平均単価は、実施予定日から換算して早い段階での予約の方が安くなります。企画立案のベストなタイミングはないものの、社員のスケジュールや業務調整の関係から、概ね3ヶ月ほど前から徐々に計画を進めるのがおすすめです。
研修旅行で盛り上がるゲーム3選
研修旅行の企画立案で一番大変な部分が「レクリエーションの企画」でしょう。ここでは、研修旅行で盛り上がる3つのゲームを紹介します。研修旅行のレクリエーション選びに迷ったら、ぜひこれらのゲームを検討してみてください。
1.チャンバラ合戦
「チャンバラ合戦」は、スポンジの刀で相手の腕についたボールを切り落とすというシンプルなゲーム。老若男女問わず気軽に楽しめ、大人でも思わず真剣になってしまうのがチャンバラ合戦の特徴です。
やり方
- 参加者の肩に命(ボール)を付ける
- スポンジの刀を使って相手の命を切り落とす
- 最終的に生き残った人数をチームで競い合う
体を動かして参加者同士のコミュニケーションを醸成したり、「軍議」と呼ばれる作戦会議を通してチームビルディングも学ぶことができたりと、企業研修としても有効です。
2.謎解き脱出ゲーム
「謎解き脱出ゲーム」は、参加者自身がストーリーの主人公として制限時間内に与えられた謎を解き、クリアを目指すゲームです。チームで力を合わせて脱出を図るシチュエーションが特徴的であり、室内外問わずに行えます。
やり方
- 制限時間や閉じた空間の中で与えられた謎を解く
- 全ての謎が解けたらゲームクリア
チーム一丸となってミッションクリアに向かって進むことで、チームワークも強くなるでしょう。
3.クイズ
クイズは、誰でも気軽に参加できるメジャーなゲームです。日常ネタや時事ネタを活用しても盛り上がりますが、せっかくの研修旅行ですから、会社や社員に関わるクイズも取り上げてみましょう。会社の創業エピソードや社内の面白い事件、社員が秘密にしている趣味・特技など、参加者に不公平のない問題をベースに出題するのがおすすめです。
社員の普段とは違った一面を知れ、コミュニケーションの促進や距離を縮めることにもつながるでしょう。
あそぶ社員研修(研修テーマ例・内容)
「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
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■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
研修旅行を成功させるには、研修の目的を明確にすることが重要です。研修旅行には、社員同士の親睦を深めたり、自社施設への見学をしたりとさまざまな目的があります。チームビルディングの醸成や帰属意識の向上といった効果が期待できるので、ぜひ積極的に活用してはいかがでしょうか。
「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
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