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本家NASAゲームで合意形成のプロセスを学ぼう!
目次
合意形成の難しさと、そのプロセスを学べる「NASAゲーム」。有名なコンセンサスゲームの一つです。ゲームキットやワークシートを提供している企業も多くありますので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。今回は、NASAの公式ホームページで公開されている、円形の図を用いたNASAゲーム「Survival on the Moon (月でのサバイバル)」のやり方や、NASAゲームの目的を解説いたします。
併せて、そもそも合意形成とは何か、メリットと基本のステップ、スムーズに進めるためのポイント、おすすめのコンセンサスゲームも紹介しておりますので、ぜひ最後までお読みください。
「合意形成・アサーティブコミュニケーション研修」は、コンセンサスゲームと講義を組み合わせ、お互いを尊重するコミュニケーションスキルや合意形成(グループの意見を一致させる)の方法を学び、翌日から業務で活用できる研修プログラムです。
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NASAゲームとは?
NASAゲームとは、有名なコンセンサスゲームの一つです。コンセンサスゲームとは、チームで協力して、全員が納得できる答えを導き出すゲームのことをいいます。多数決ではなく、話し合いにより合意形成を図ることが大切です。合意形成やコンセンサスゲームについて、詳しくは後述します。
NASAゲームは、「宇宙」をテーマにしたコンセンサスゲームです。ゲームキットやワークシートを提供している企業も多く、広く知られているゲームですが、このNASAゲームの図形を用いたやり方をご存じでしょうか。今回は、NASA公式ホームページで公開されているコンセンサスゲームのうち、「Survival on the Moon (月でのサバイバル)」というシナリオのやり方を紹介します。
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問題
【ストーリー】
時は2025年。あなたは宇宙飛行士です。宇宙船が故障して、月面で待つ母船から50マイル(約80km)離れたところに不時着してしまいました。手元には以下の15のアイテムがあります。無事に母船にたどり着くために、生存に必要なものから順に1から15まで優先順位を付けましょう。また、それぞれをどのように使うのか、その順位を付けた理由も説明してください。
【15のアイテム一覧】
- 救命いかだ(救命ボート)
- 酸素ボンベ(45.5kg)×2本
- スペースブランケット
- ソーラー充電ライト
- シグナルミラー
- 水(38リットル)
- 救急箱
- 宇宙食
- 方位磁石
- ソーラー発電式ラジオ
- 月面の地図
- ナイロン製ロープ(15m)
- パラシュート(綿製の大きな布)
- 宇宙服修理キット
- マッチ箱
実際にNASAゲームをやってみよう!
では実際に、NASAゲームの「Survival on the Moon (月でのサバイバル)」をやってみましょう!
- 対象人数:1チーム4人推奨
- 実施時間:約50分~2時間
- 用意するもの:ワークシート
ワークシートは、アイテムの順位とその理由を書き込むものと、答え合わせで使用するものの2枚を用意します。
【ワークシート1:アイテムの順位とその理由を書き込むワークシートの例】
トリミング画像
【ワークシート2:答え合わせで使うワークシートの例】
トリミング画像
NASAゲームのやり方
実施のゲームの流れを紹介していきます。
- ルール説明(約5分)
まずはルールの説明です。大人数で実施する場合はプロジェクターがあると説明しやすいでしょう。 - 個人ワーク(約10~15分)
いきなりチーム全員で考えるのではなく、まずは個人で各アイテムの優先順位を考えます。直観で決めるのではなく、一つひとつ理由を説明できるようにしましょう。 - グループワーク(約15~30分)
全員の考えを持ち寄って、ワークシート1に各アイテムの順位とその理由を書き込んでいきます。多数決ではなく、話し合いにより納得できる答えを導き出すことが大切です。 - 答え合わせ(約10分)
ワークシート2を用いて答え合わせをしていきましょう。NASAが公表している2人の専門家によるランキングとチームのランキングを比較し、各アイテムを円の中に配置していきます。例えば、マッチ箱は、一人目の専門家は15位、2人目の専門家は14位にランク付けしています。チームの回答が15位なら、「Expert 1 Ranking」の円と「Group Ranking」の円が重なる部分に「マッチ箱」と記入します。2人の専門家による順位とその理由は、次項で詳しく紹介しています。 - 振り返り(約10~15分)
答え合わせが終了したら、振り返りの時間を設けます。このゲームには、勝ち負けはありません。成績よりも、「一人ひとりが意見を言えたか」「全員が納得できる答えを出せたか」といった点を重視しながら、ゲームを振り返ってみましょう。
【NASA公式】2人の専門家によるランキング
先にも述べたように、「Survival on the Moon (月でのサバイバル)」には勝ち負けはありませんので、2人の専門家によるランキングは「模範解答」ではありません。実際に、2人の専門家の間でも意見が分かれています。
1人目の専門家によるランキング
- 酸素ボンベ(45.5kg)×2本
大気のない月で生きるためには酸素が必要。 - 水(38リットル)
生きるためには水が必要。月には氷の形をした水が存在すると考えられてはいるが、液体の水は存在しない。 - 宇宙食
エネルギーを効率よく補充できる。 - ソーラー発電式ラジオ
上手くいけば母船と連絡が取れるかもしれない。 - 救急箱
どこにいても救急箱があれば安心(痛み止めに効く薬、感染症に効く薬など)。 - 月面の地図
自分たちの位置を確認するために必要。 - 宇宙服修理キット
月の土(レゴリス)は鋭利で大変危険。宇宙服に付着すると穴が空いてしまい、命が危険に晒される。 - ナイロン製ロープ(15m)
崖やクレーターを越えるときに便利。歩けなくなった時に他の人とつなぐこともできる。 - スペースブランケット
身体の熱を放出させないために必要。太陽光の吸収も防ぐ。 - シグナルミラー
月の日中は地球より明るい。月にはオゾン層もない。光を散乱させるために必要。 - ソーラー充電ライト
夜間の移動に使える。月には地球のように雲や海がないので、夜は地球よりも明るい。 - 救命いかだ(救命ボート)
重いものを運ぶのには使えるかもしれないが、月の土(レゴリス)ですぐに穴が開いてしまうだろう。ほとんど役に立たない。 - パラシュート(綿製の大きな布)
他のアイテムに比べてほとんど使い道がない。 - 方位磁石
月には地球磁場がないので使えない。 - マッチ箱
月には酸素がないので役に立たない。
2人目の専門家によるランキング
- 酸素ボンベ(45.5kg)×2本
生存するために最も必要。 - 水(38リットル)
月には液体の水が存在しない。生きていくために必要。 - 宇宙食
水が必要だが軽量で持ち運びも便利。生きるための基本的な第三のニーズを満たすもの。 - ソーラー発電式ラジオ
母船と連絡を取るために通信を維持することは重要。 - 救急箱
ほとんど場所を取らないので、備えておくと良い。 - 月面の地図
他に方向を示すツールがないので、母船までの道を見つけるために重要。 - 宇宙服修理キット
宇宙服は月の過酷な環境から身を守るもの。月面の鋭利な土で穴が開いてしまえば、宇宙服の効果が損なわれる。 - 救命いかだ(救命ボート)
酸素や水を運ぶソリになる。 - スペースブランケット
月は、夜は寒いが日中はかなり高温になる。日中の暑さから酸素と水を守るために使う。 - ナイロン製ロープ(15m)
救命いかだの引き回しを容易にしたり、困難な地形を渡ったりするときに便利。 - ソーラー充電ライト
暗い場所を移動するときに便利。月は、一部の極地では常に暗い場所もある。 - シグナルミラー
無線が使えないときの通信手段として使える。 - パラシュート(綿製の大きな布)
救命いかだに代わる予備のソリとして、もしくは日よけとして使える。 - マッチ箱
月には酸素がないので役に立たない。 - 方位磁石
月全域の磁場がないので使えない。
NASAゲームの目的とは?
NASAゲームの「Survival on the Moon (月でのサバイバル)」は、どの程度専門家のランキングに近い答えを導き出すことができたかを競うものではありません。合意形成の難しさとそのプロセスを学ぶことが、このゲームの目的です。
先に述べたように、専門家2人によるランキングは模範解答ではありません。NASAゲームには、用意されている模範解答との差を競うやり方もありますが、いずれにしても重要なのは、成績ではなく合意を形成するプロセスです。成績が良くても、自分の意見を押し通そうとしたり、明確な理由もなく直感で順位を決めてしまったりしては、ゲームを行う意味がありません。「自分の意見をしっか伝えられたか」「他のメンバーの意見を受け入れることができたか」「全員が納得できる答えを導き出せたか」という点を重視します。
ゲームを実施する前に、まずは社員にこのゲームを実施することの目的を伝え、共有することも大切です。
そもそも合意形成とは?
合意形成とは、異なる考えを持つ人と意見の一致を図るプロセスを指す言葉です。ビジネスにおいては、同じ業務やプロジェクトにかかわるメンバーや関係者の合意を得ることをいいます。多数決ではなく、話し合いによって納得度の高い合意を得ることが大切です。
一つの企業、一つのチームには、年齢や性別、経歴などもさまざまなメンバーが集まっています。当然、一人ひとり考え方や価値観も異なるでしょう。特に近年は、ダイバーシティの推進や働き方改革により、より多様性が求められる時代となっています。認識のズレやトラブルの要素をなくし、業務を円滑に進めていくために、合意形成はビジネスパーソンに必須のスキルであるといえるでしょう。
合意形成のメリット
合意形成を行うことで得られる4つのメリットを紹介します。
話し合いが有意義なものとなる
会議やミーティングを開いたものの、「意見が多すぎてまとまらず時間オーバーになってしまった」「対立が解消できないまま結論が次回に持ち越しになってしまった」「自分の意見をしっかり伝えられなかった」などという経験はありませんか? このような状態になってしまうと、話し合いにかけた時間や労力が無駄になってしまいます。
合意形成を行うことで、時間内に納得のいく結論が得られ、会議やミーティングが有意義なものとなるでしょう。
納得度が高まる
意見を十分に出し合わないまま話を進めると、反対の意見を持つ人には不満が溜まっていきます。そこからミスや軋轢が生じることもあるかもしれません。
合意形成を行うことで、自分の意見と違う結論となったとしても、「自分の意見が反映された上でこの結果になった」という納得感が得られます。メンバー全員が同じ認識で、同じ熱量で業務に取り組めるようになるでしょう。
多様な意見・アイデアを集められる
時間内に結論を出す方法として、多数決があります。多数決が有効な場面も確かにありますが、少数派の意見が見逃されてしまうことも少なくありません。
合意形成は、メンバー全員から意見やアイデアを引き出した上で結論を出します。多様な意見・アイデアを集めることで、より良い結論にたどり着くことができるでしょう。
人間関係が良好になる
意見が対立したまま結論を出してしまうと、その後の人間関係にも影響が出る可能性があります。ミスやトラブルが生じて、業務が滞ってしまうこともあるかもしれません。
合意形成では、まず相手の意見を受け入れることが重要です。お互いの考えや価値観を理解した上で納得度の高い結論を出すので、人間関係を良好に保つことができます。
合意形成のための4ステップ
では、実際にどのように合意を形成していけば良いのでしょうか。ここからは、合意形成の基本の4ステップを紹介します。
1.場の目的を共有する
まずは、「何について話し合うのか」「なぜ話し合うのか」という目的を、メンバー全員で共有します。これが不十分だと、会議やミーティングの途中で疑問が生じ、話し合いがストップしてしまう恐れがあります。例えば「社内制度の変更」について話し合う場合、「現制度はこのような問題がある」という「なぜ話し合うのか」の部分を全員がきちんと理解できていないと、「そもそも現制度を変更する必要があるのか」と、話が脱線してしまうかもしれません。まずは、場の目的をしっかりと共有し、合意を得ることが大切です。
ステップ1をNASAゲームでいうと、「無事に母船にたどり着くために、生存に必要なものから順位をつける」ことが目的となります。
2.アクションの理由を共有する
次に、課題を解決するためにどのようなアクションが必要か、およびその理由を共有します。例えば、「現制度の対象者は〇〇歳以上の社員だが、△△歳まで引き下げてはどうか。なぜなら××だから。」というような具合です。理由をしっかりと述べることで、最終的に納得度の高い結論を出すことができるでしょう。全員が自分の意見を述べ、異なる意見が出ても批判せずに、お互いに受け止めあうことが大切です。
NASAゲームでいうと、個人ワークの後に全員で意見を出し合う段階がステップ2にあたります。
3.アクションの選択と合意を得る
次に、多様な意見・アイデアの中からどのアクションを選択するのかを決めます。多数決ではなく、話し合いによって合意のもと決定することが大切です。多くの場合、この段階で対立が起こります。相手の意見を否定し合うのではなく、改めて話し合いの目的を共有し、達成するにはどうすれば良いかを全員で考えましょう。
NASAゲームでいうと、最後にチームとしての結論を出す段階がステップ3にあたります。
4.プラン実行のための具体的な流れを共有する
NASAゲームなどのコンセンサスゲームで行うのはステップ3までですが、実際の会議やミーティングでは、結論が出たら最後に実行プランを立てます。「誰が」「いつまでに」「何をするのか」など、具体的な流れを話し合いましょう。
以上が、合意形成の基本ステップです。ステップ1から4まで順に進めていくのが基本ですが、途中までメンバー全員の合意が取れているなら、ステップを省略することができます。また、「来年度の事業計画」などの大きなテーマについて議論する場合、1回の会議やミーティングで最終的な結論までたどり着くことは難しいでしょう。その場合は、ステップ1から4を数回に分けて行います。
合意形成のポイント
意見の対立が起こった場合でも、合意形成をスムーズに進めるためにはどうすれば良いのでしょうか。ここからは、合意形成の3つのポイントを紹介します。
批判や否定をしない
自分と違う意見が出ても、批判や否定をせずに、相手の話に真摯に耳を傾けて受け止めます。まずはお互いに尊重し合い、相互理解を深めることが大切です。相手の話をしっかり聞くことで、異なる意見の中にも共通する部分が見つかることもあります。お互いが納得できるポイントを探しながら、意見をすり合わせていきましょう。
多様な意見が出るのは、意見交換が活発に行えている証拠です。対立が起こっても、「意見は食い違って当たり前」「最初から満場一致はあり得ない」と捉え、落ち着いて論点を整理していきましょう。
意見や疑問点をすべて引き出す
異なる意見に対して批判や否定をしてはいけませんが、疑問に思う部分や懸念されることがあれば、正直に述べましょう。これらが残ったままだと、後々トラブルになったり、責任を押し付けあう事態となったりすることもあります。
合意形成においては、リーダーやファシリテーターの役割がとても重要です。時には適切な質問を投げかけるなどして、メンバーから意見や疑問点をすべて引き出しましょう。発言しやすい雰囲気をつくることも大切です。
理由をしっかりと説明する
合意形成では、直感で物事を決めてはいけません。なぜこのアクションを提案するのか、なぜそう思うのか、一つひとつ理由を明確に説明しましょう。理由を説明することで、反対意見を持つ人からも納得感を得ることができます。
メンバーが多ければ多いほど、全員の意見を反映するのはどうしても難しくなります。最終的な決定を下したリーダーやファシリテーターは、採用できなかった意見に対しても、その理由をきちんと説明しましょう。意見を聞いた上でこの結論になったということが伝わるように説明することが大切です。また、次のモチベーションにつなげるために、併せて意見・アイデアを出してくれたことへの感謝も伝えましょう。
コンセンサスゲームとは
合意形成の難しさやプロセスを学べるゲームを、コンセンサスゲームといいます。本記事で紹介したNASAゲームも、コンセンサスゲームの一つです。さまざまなコンセンサスゲームがありますが、一般的には4~6人のチームに分かれて行われ、「個人ワーク」→「グループワーク」→「チームごとに意見を発表」→「振り返り」というのが基本の流れです。
模範解答や正解があるゲームとないゲームがありますが、いずれにしても重要なのは成績ではなく、合意形成のプロセスです。「自分の意見を伝えられたか」「他のメンバーの意見を受け入れることができたか」「全員が納得できる答えを導き出せたか」といった点を重視しましょう。
NASAゲームは、アイテムの「優先順位を決定する」ゲームでしたが、他にも「危機的状況から脱出する」ゲームや、「他者の価値観を理解する」ゲームなどがあります。コンセンサスゲームの種類や特徴については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
「合意形成・アサーティブコミュニケーション研修」は、コンセンサスゲームと講義を組み合わせ、お互いを尊重するコミュニケーションスキルや合意形成(グループの意見を一致させる)の方法を学び、翌日から業務で活用できる研修プログラムです。
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コンセンサスゲームとは?メリット、実施内容、具体例8選
コンセンサスゲーム
「コンセンサスゲーム」は、ある危機的な状況におけるアイテムの優先順位を、チーム全員で話し合いながら決めていくコンセンサスゲームです。
- 実施時間:1時間~1.5時間(入場時間除く)
- 人数:1チーム5~8人(全体で10~200人)
- 必要なもの:パソコン、ビデオチャットツール、Wi-Fi環境or有線接続
40分~60分かけて、個人ワークとグループワークを行います。この中で、お互いの考えや価値観の違い、コミュニケーションの重要性を学びます。また、多様な意見をまとめて論理的に考える力が鍛えられるので、リーダーシップ研修やファシリテーション研修にもおすすめです。
また、オンラインには独特な間や空気感があります。「対面時より上手くコミュニケーションが取れない」と感じている方も多いのではないでしょうか。このゲームは、互いが協力せざるを得ない構造となっているので、自然とコミュニケーションが活発になります。プロのMCによる進行、世界観にこだわった演出で盛り上げ、全員が没入して取り組めます。
プログラムは、「ジャングルサバイバル」と「帰宅困難サバイバル」の2種類。企業独自の課題に応じてカスタマイズも可能です。
また、集合研修(対面)とオンライン研修(オンライン)のどちらでも実施できます。
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ジャングルサバイバル
「ジャングルサバイバル」は、チームビルディング向けのベーシックなプログラムです。
【ストーリー】
ジャングルをクルージング中に船が大破してしまいました。生き延びるためには近くの村まで歩いていかなければならないのですが、船に積まれているアイテムをすべて持っていくことはできません。ジャングルの中で生き残るための最善策を話し合い、各アイテムに優先順位をつけましょう。
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帰宅困難サバイバル
「帰宅困難サバイバル」は、防災知識も学べるプログラムです。災害時のリスクマネジメントやサバイバル能力が試されます。「楽しかった」だけで終わらせない役立つ内容のゲームを探している方におすすめです。
【ストーリー】
都市で災害が発生。自身の身と周囲の安全を守りながら無事に帰宅するためにはどんな物資が必要なのかを考え、各アイテムに優先順位をつけましょう。
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あそぶ社員研修(研修テーマ例・内容)
「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
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■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
有名なコンセンサスゲームの一つ、NASAゲームや、合意形成の基本ステップ、ポイントなどについて解説しました。今回はNASA公式ホームページで公開されている「Survival on the Moon (月でのサバイバル)」のやり方を紹介しましたが、チーム対抗で、用意されている模範解答との差を競うやり方もあります。いずれにしても、成績ではなく「自分の意見を伝えられたか」「他のメンバーの意見を受け入れることができたか」「全員が納得できる答えを導き出せたか」という点が重要です。
合意形成は、さまざまなビジネスシーンで求められるスキルです。コンセンサスゲームでは、このスキルを楽しく学び、習得することができます。研修のプログラムとして、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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研修やチームビルディングイベントの企画にお悩みの方必見!「ビジネスゲーム研修 総合資料」では、謎解き、推理ゲーム、サバイバルゲームなどを活用したユニークな研修を事例とともにご紹介しています。
目次
雪国生まれ、関西在住のライター・ラジオパーソナリティ・イベントMC。 不動産・建設会社の事務職を長年務めたのち、フリーに転身。ラジオパーソナリティーとしては情報番組や洋楽番組を担当。 猫と音楽(特にSOUL/FUNK)をこよなく愛し、人生の生きがいとしている。好きな食べ物はトウモロコシ。