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マーダーミステリーとは?選ぶ際のポイント・注意点・シナリオ5選

体験型のエンターテインメント「マーダーミステリー」。一生に一度しかプレイできない推理ゲームです。

本記事では、マーダーミステリーを選ぶポイントや初心者におすすめのシナリオ5選、注意点を紹介します。

 

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マーダーミステリーとは

マーダーミステリーとは、中国で話題になっている体験型のエンターテインメント、いわゆる推理ゲームです。参加者全員が殺人事件の登場人物となり、事件の犯人が誰かを推理したり、情報を得るために駆け引きしたりと、まさに自分自身が推理小説の世界に入ったような体験ができることが特徴です。

マーダーミステリーでは、殺人などの事件が起きた物語が用意され、参加者は物語の登場人物となって犯人を探し出す(犯人役の人は逃げ切る)ことを目的として行動します。それぞれの役柄の生い立ちや、事件当日の行動などがすべて物語の中に組み込まれており、物語は一度体験するとすべての謎が解けてしまいます。そのため、一生に一度しかプレイできません。

 

初心者がマーダーミステリーを選ぶときのポイント

先程もお伝えした通り、マーダーミステリーはすべてのシナリオが一生に一度しか体験できません。人生初!のマーダーミステリーを心から楽しむためにも、マーダーミステリーを選ぶときのポイントをお伝えいたします。

 

ポイント1. 人数

4~5人くらいのプレイヤーで遊べるシナリオがおすすめです。人数が多いシナリオを否定しているわけではありませんが、人数が多いシナリオだとその分多くの情報を整理する必要が出てくるため、難易度が上がります。マーダーミステリーの経験が浅いうちは、2時間程度のシンプルなシナリオをおすすめします。

 

ポイント2. GM不要のもの

GM=ゲームマスターのことで、ゲームには参加せずに全体の進行を行う人のことを指します。シナリオの中には「GM不要」といって「GMがいなくても遊ぶことができる」というシナリオがあります。

GMをできる人はいないけど仲間内で遊んでみたい!」という場合は、GM不要のシナリオがおすすめです。

 

おすすめのシナリオ5

ここからは50回以上マーダーミステリーをプレイし、GM経験のあるあだちが経験の浅い方向けのシナリオを紹介いたします!

選んだポイントは2点です。

 

  • 入り込みやすい設定やストーリーかどうか
  • 犯人の動機や手法に納得できるかどうか

 

主観ではありますが、すべて私おすすめのシナリオです。興味が出たシナリオがあればすぐにこの場で予約or購入!

それでは早速紹介していきましょう。

 

探偵シド・アップダイク case.01 スローターズパレス

引用:探偵シド・アップダイク Case.01 スローターズパレス – RAMCLEAR – BOOTH

GM                      不要

プレイ人数          6

所要時間              2時間

仮面舞踏会度      ☆☆☆☆☆

【ストーリー】

90年代、アメリカ。
片田舎の森林地帯に立つ豪邸、通称『スローターズ パレス』。そこではアニマルマスクを被った若者たちが集まり、毎晩どんちゃん騒ぎが繰り広げられていた。
しかし、大雨のクリスマス、何かが窓ガラスを突き破って飛び込んでくる。
割れた窓ガラスに塗れていたのは、椅子でも楽器でもなく、ロバート・L・サリンジャー、館の主だった……
――容疑者、全員、悪人!?アニマルマスクに隠された真相を暴け!

 

私が初めてプレイしたのはこのシナリオでした。2時間程度でプレイできるので、情報量も程よく、満足度は高かったです。動物のお面をつけながらプレイすると、より一層没入感があるかもしれません。

また、このシナリオの前日譚が無料で楽しめます!60分、しかもGM不要でお手軽に楽しめますので、興味のある方は前日譚からプレイしましょう。

前日譚:探偵シド・アップダイク Case.00 超能力研究所 | RAMCLEAR

 

九頭竜館の殺人

引用:Amazon | グループSNE 九頭竜館の殺人 (7-9人用 120分 15才以上向け) ボードゲーム | ボードゲーム | おもちゃ

GM                      不要

プレイ人数          7~9(9人推奨)

所要時間              2時間

冒涜的かつ背徳的度          ☆☆☆☆☆

【ストーリー】

古い館で開かれた降霊会の翌日。地下室の奥で「魔女の血を引く」と自称する霊能者の死体が発見された。
容疑者は降霊会に参加した記者、大学教授、画家、運転手、館の当主などそれぞれ背景の異なる9名。
この地に残る「太古に人々を支配した化け物」の伝説は、事件にどう関わってくるのか……

 

私は9人かつ、GM有りでプレイしました。参加人数が9人になると情報の複雑さが増し、GMがいたほうが良いだろうなあという印象です。また、少しルールが複雑な部分が出てきますので、参加者の中にマーダーミステリー経験者が1人でもいたほうがスムーズに進行できるかと思います。

エンディングの詳細はもちろん言えませんが、自身の言動に気を付けてプレイすべきだと感じた、思い出深い作品です。

 

消えたパンツと空飛ぶサカナ

引用:消えたパンツと空飛ぶサカナ | ArclightGames Official

GM                      不要

プレイ人数          5

所要時間              1時間

まさか!?!?度             ☆☆☆☆☆

【ストーリー】

ある朝、シェアハウスで暮らす春魚サワラはお気に入りの下着がなくなっていることに気付く。
もしかしたら誰かが盗んだのかもしれない!?
住人を呼び出し下着の行方を追いますが、無事に下着は見つかるのか……!?
物語は意外な方向に進んでいき……

 

プレイ時間も短くGMも不要なので、サクッとプレイすることができます。パッケージが本のような装飾になっており、手元に置いておくだけでおしゃれな気分になります。

物語が進むにつれて、下着泥棒どころじゃない事件に発展していくのですが……ぜひプレイしてご確認ください!泥棒捜しをするだけで終わらない、というところが最大の特徴です。

 

鬼哭館の殺人事件

引用:大正浪漫マーダーミステリー「鬼哭館の殺人事件」 – グループSGR – BOOTH

GM                      不要

プレイ人数          6~7

所要時間              4時間

大正ロマン度      ☆☆☆☆☆

【ストーリー】

時は大正。帝都の外れに、死人の藝術を揃えた奇妙な館が噂される。
その名は『鬼哭館』。ここでは、時折、客人を招き奇妙な展示会が開かれる。
此度の祭典に現れたのは、六人。そうして一夜明けたのちに、現れるは、一つの死体。

不可解な死体は、まさに死人の館を飾るにふさわしい「鬼の祟り」。
奇妙な事件に現れたるは『自称名探偵』。
さぁ、不可解な殺人現場に、いかなる秘密と物語が隠されているのか。

 

4時間という長時間のシナリオになりますが、難易度としてはそこまで難しくありません。キャラクターの設定が細やかに作りこまれており、エンディングを迎える頃には、自身が演じたキャラクターを好きになっていること間違いなしです笑

また、犯人捜しをする以外の推理要素が含まれており、満足度が非常に高い作品となっております。

 

死者の供述

引用:死者の供述 | Coubic

GM                      不要

プレイ人数          5

所要時間              1.5~2時間

君も霊媒師度      ☆☆☆☆☆

【ストーリー】

とある温泉ツアーに参加した6名の男女。温泉は最高で、そこから見える景色は格別だった。
しかし翌日の朝、ツアー客のひとり「霧降叫」が死体で発見される。
崖からの転落死だ。
死人に口なし。事故死か殺人か?真相は謎に包まれる……はずだった。

だが、このツアー客の中に、偶然にも死者の声を話せる人物「イタコ」がいた。
それもひとりじゃない、全員がイタコ!?そんなことあるのだろうか?
死者の声を聞き、真実を暴け!

 

トリックがはちゃめちゃに面白かった記憶があります。またエンディングの種類が豊富だったので、より唯一性のある経験ができるのではないでしょうか。

こちらはGM有りでプレイしたのですが、プレイヤーが5人と少数なので、マーダーミステリー経験者がいればGMは不要かと思われます。

 

マーダーミステリー研修

マーダーミステリー研修は、マーダーミステリーを社内イベントや体験型研修用に再定義して開発されたものです。参加者同士でコミュニケーションを取り、推理を進めていく中で、経済産業省が定義する「社会人基礎力」や「交渉力」を養えます。

マーダーミステリー研修では、「赤いトランク」「鬼哭館の殺人事件」「何度だって青い月に火を灯した」の3つのプランを選べます。なかでも「赤いトランク」はIKUSAオリジナルの人が死なないミステリー。親しみやすい内容でマーダーミステリーを楽しみたいという場合におすすめです。

プロのGMや演者、演出によって、マーダーミステリーの面白さを倍増させる没入感のある体験ができます。社内イベントでマーダーミステリーを取り入れたい場合は、ぜひご相談ください。

マーダーミステリー研修の流れ

  1. マーダーミステリーについてGM(ゲームマスター)が説明する
  2. 自分がどのキャラクターになるかを選択する
  3. 各々が好きなように行動し、推理を進める
  4. 最後に各プレイヤーは自分の推理を発表していき、犯人だと思うプレイヤーに投票する
  5. GMより誰が犯人だったのか、真相を発表してもらい、ゲームは終了
  6. プレイヤー同士で感想を話し合ったり、振り返りを行う

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マーダーミステリーの注意点

最後にマーダーミステリーを行う上での注意点をお伝えいたします。初めてのマーダーミステリーがよりよい体験になるよう、以下のことに注意して臨んでいただければ幸いです。

 

ネタバレ厳禁

マーダーミステリーは一度真相を知ってしまうとプレイすることができなくなってしまう、という特徴がある以上、誰が犯人なのかを言うだけでなく、場合によっては犯人がいるという事実を告げることすらネタバレになってしまう可能性もあります。もちろん、犯人役が「犯人だ!」と名乗るような行為もやめてください。

特にSNSでの発信は不特定多数の方が見ていますので注意が必要です。

じゃあ発信しないほうが良いのか、というわけでもございません。やはりシナリオの作者様からすると、プレイしてくださるのは嬉しいことのようです。

どんな風にSNSで発信すればOKかなど調べてみると、さまざまな記事が出てくるので参考にしてければと思います。不安だという場合はGM「どこまでなら書いても良いですか?」と確認してみましょう。

 

時間厳守

マーダーミステリーは、最低人数のプレイヤーがそろっていないと遊ぶことができません。5人のシナリオで参加者が4人しかいないという場合には遊ぶことができないのです。

つまり、1人でも欠けたら全員がその時間に遊ぶことができないゲームです。お店などで予約してプレイする場合は、集合時間に必ず到着しておくようにしましょう。

 

言葉遣い

マーダーミステリーにおいて最も大事なのが思いやりの心です。

マーダーミステリーはひとりで楽しむものではなく、参加プレイヤー全員で物語を作り上げるものです。特に以下のような行為にはならないよう、注意しましょう。

 

  • 自分ばかり発言する(他の人が発言できない)
  • ひとりを執拗に質問攻めにする
  • カードの内容や何かを隠しているようなので公開を強要する
  • ロールプレイの度合いを超えて強い言葉を発する

 

全員が心地よくプレイできるよう、心がけていただければと思います。

 

まとめ

ここまで初心者の方に向けておすすめのシナリオや、注意事項についてお伝えいたしました。しかし、マーダーミステリーの面白さはシナリオだけでは決まりません!店舗ごとの演出、その場のメンバーやGMによって大きく変化します。私のおすすめが皆さんに刺さるかはわかりませんが、少しでも気になるシナリオがあれば幸いです。

事前評価が当てにならないマーダーミステリーは、一生に一度の物語が展開されるからこそ面白いものです。私たちは、その場限りの奇跡的な展開を楽しむために、マーダーミステリーを遊びます。ぜひ皆さんも、まずは片足だけでも突っ込んでいただければと思います!

 

そして、株式会社IKUSAも研修コンテンツとして「マーダーミステリー研修」を提供しております。経済産業省が定めた「社会人基礎力」を実践的に学び、身に付けられる点が特徴です。

「赤いトランク」「鬼哭館の殺人事件」「何度だって青い月に火を灯した」の3つのシナリオを準備してお待ちしております。

 

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マーダーミステリー、推理小説、妖怪を愛してやまない眼鏡。
好きな小説は京極夏彦先生「姑獲鳥の夏」、道尾秀介先生「向日葵の咲かない夏」。好きなマーダーミステリーは「鬼哭館の殺人事件」「何度だって青い月に火を灯した」。

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