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企業研修に取り入れたい!ゲームネタ20選

目次
スキルアップのために開催する企業研修。参加している社員たちは、積極的に参加してくれているでしょうか。義務感から「何となく」参加するだけの企業研修では、なかなか知識やスキルが身につかないものです。そこで今回は、楽しみながらスキルを身につけられる、ゲーム性のある企業研修をご紹介します。
研修にゲームを取り入れてみよう
堅苦しい講義スタイルの研修ばかりでは、参加する社員も何となく億劫になってしまうもの。マンネリ化も否めないでしょう。そこでおすすめなのが、ゲームを研修に取り入れることです。まずは、企業研修にゲームを取り入れるメリットやポイントを押さえておきましょう。
研修にゲームを取り入れるメリット
娯楽であるゲームを企業研修に取り入れることによる最大のメリットは、社員が楽しみながら参加できる点です。「勝ちたい!」と自然と意欲が湧くため、積極性も増すはず。従来の「ビジネスのため」といった真面目な研修ではどうしても受け身になってしまっていた社員にも、主体性を持って取り組んでもらえる可能性が高まるでしょう。積極的に取り組むことで、身につけてほしいスキルがおのずと身についていくのです。
研修ゲームのネタを決めるときのポイント
企業研修に向いたゲームの種類は多種多様。ゲームを取り入れる際は、「コミュニケーションを活性化させたい」「PDCAサイクルを回すトレーニングをしてもらいたい」など、まず企業研修の目的を明確化しましょう。その上で、その目的を達成できるゲームを選びます。ゲームを選ぶ際は、人数、ルールの簡単さ、事前準備の手間といったことを踏まえて比較判断することも大切です。
研修にゲームを取り入れよう!おすすめのネタ20選
企業研修に適したゲームには、手軽なものから外部サービスを利用して取り組めるものまで、さまざまなものがあります。そのゲームにより社員が向上できるスキルも多種多様。ここでは、そんなゲームネタを以下の20種類ご紹介します。ゲームごとに期待できる効果も記載しているため、判断の材料にしてくださいね。
- 【コミュニケーション活性化】共通点探しゲーム
- 【コミュニケーション活性化】図形伝達ゲーム
- 【チームビルディング】リモ謎
- 【チームビルディング】ウォーキング研修
- 【コミュニケーション活性化】ワークスタイルトランプ
- 【コミュニケーション活性化】ヒアリングチャレンジ
- 【合意形成】ジャングルサバイバル
- 【合意形成】NASAゲーム
- 【PDCAサイクル】マシュマロチャレンジ
- 【PDCAサイクル】チャンバラ合戦
- 【OODA LOOP(ウーダループ)】サバ研
- 【論理的思考力】野球のポジション当てゲーム
- 【コミュニケーション力】バースデーライン
- 【コミュニケーション力】ドラマジック
- 【度胸作り】漫才研修
- 【ビジネスマナー】マナーファイト
- 【ビジネスマナー】マナーストーリー
- 【経営シミュレーション】ペーパータワーforビジネス
- 【チームビルディング】KAPLA®
- 【チームビルディング】LEGOブロック
1.【コミュニケーション活性化】共通点探しゲーム
名前のとおり、互いの共通点を探すシンプルなルールのゲームです。事前準備は何もいらないため、手軽に導入できます。初対面時のアイスブレイクにも最適。2人以上の偶数であれば何人でも対応できる点も取り入れやすいでしょう。
<進め方>
- 参加者を2人1組に分け、制限時間内に共通点を少しでも多く見つける
- いくつ共通点を見つけられたか発表。1番多く見つけたペアが勝ちとする
- 対象人数:2人1組、偶数人数
- 実施時間:5分~
2.【コミュニケーション活性化】図形伝達ゲーム
伝言ゲームのように、図形を口頭で伝達していくゲームです。用意するのは、出題用の複雑な図形と最後の人が書く用紙、筆記用具だけ。こちらも対象人数にある程度幅があり、事前準備もさほど手間がかからないため、企業研修にゲームを取り入れてみたい企業におすすめです。
<進め方>
- 1番目の人が図形を見る
- 2番目、3番目と口頭で図形について伝言していく
- 最後の人は聞いたとおりの形を紙に書く
- いくつかのチームで行う場合は、一番正確に伝えられたチームが勝ち
- 対象人数:1チーム2名~
- 実施時間:15分~
3.【チームビルディング】リモ謎
リモ謎は、株式会社IKUSAが提供している、オンラインチームビルティングゲームです。
コロナ禍を受け、全社員がリモートという企業であっても、リモートコンテンツのため導入可能。大人数に対応している点もポイントです。所要時間は1時間~1時間半程度。「閉ざされた電脳都市からの脱出」「燃え盛る本能寺からの脱出」「終わらないリモート会議からの脱出」と3種類のオンライン脱出ゲームが用意されています。
また、オンラインビデオツールに不慣れな社員がいる企業には、リモ謎の前段階としてリモートワークの基礎を学べる「リモ研」の導入もおすすめ。こちらには体験版の「リモ謎」もついてきます。
<進め方>
- 申し込む
- 当日利用するビデオチャットツールを選定する
- 1チーム4~6名でチーム分け
- 参加者のビデオチャット環境を確認する(前日まで)
- 当日
当日の運営はスタッフが担当してくれるため、幹事も参加者と一緒に楽しめます。
- 対象人数:10人~、300人以上といった大人数も対応可能
- 実施時間:1時間半~2時間
- 費用:リモ謎シリーズ 30名30万円~ いずれも以降1名あたり追加費用
4.【チームビルディング】ウォーキング研修
名前のとおり、ウォーキングを行う研修です。新入社員など、これから人間関係を構築していく社員に適しています。人数・時間の調整がしやすい点がポイントです。グループでルートを決めたり、チェックポイントやミッションを追加したりするなど、アレンジを加えてもよいでしょう。
<進め方>
- 行き先を決める
- 社員をグループに分ける
- ミッションなど、アレンジを検討する
- 当日
- 対象人数:2人~
- 実施時間:コースによる
5.【コミュニケーション活性化】ワークスタイルトランプ
専用のトランプを使い、価値観を相互理解するためのコミュニケーションゲームです。トランプに書かれている価値観のうち、自分に合うものを10枚選び、その10枚の内容からその人の働き方の指向性を分析。相互理解に役立つゲームです。
<進め方>
- トランプから重要な価値観が記されているもの10枚を選ぶ
- 働き方の指向性を分析
- 参加者同士で話し合い、互いの価値観をヒアリングする
- 対象人数:2人~
- 実施時間:人数により変動
6.【コミュニケーション活性化】ヒアリングチャレンジ
傾聴力やヒアリング力が身につくのが、ヒアリングチャレンジです。用意するのは9種類の車種のみ。特徴がバラついている車種を用意するとよいでしょう。顧客に適切な提案ができるかどうかがゲームのポイント。営業力向上にも役立ちます。
<進め方>
- 車の販売員、客のいずれかを担当する
- 販売員は客に10回質問をし、9種類の車種から客が求めているものを提案する
- 対象人数:2人~
- 実施時間:30分程度
7.【合意形成】ジャングルサバイバル
ジャングルサバイバルは、株式会社IKUSAが提供する、オンライン合意形成コンセンサスゲームです。
コンセンサスゲームとは、物語を通して、複数人で合意形成をする過程や要点を学べる実践型研修。「リモ謎」同様、オンラインで行えるコンテンツのため、リモートワーク環境でも実施できます。
コミュニケーション能力やチームビルディング、ロジカルシンキングなど、多様なスキルアップが期待できるでしょう。
<進め方>
- 参加者を5~8人ごとのチームに分ける
- ゲーム上で予期せぬ問題が発生、まずは個人で対処法を考える
- 続いてチームで対処法を検討する
- 専門家の結論と見比べ、妥当性を判定
- 合意形成を得るための要点の解説を受ける
- 各チームで振り返りを行う
- 対象人数:10~200人
- 実施時間:1~1時間半
- 費用:要問い合わせ
8.【合意形成】NASAゲーム
こちらもコンセンサスゲーム。不時着陸した宇宙船の中で、無傷のまま残った15アイテムから生存に必要なアイテムの優先順位をつけていきます。NASA側が用意している答えが用意されている点もユニークなゲームです。
<進め方>
- ルール説明
- 個人で各アイテムに優先順位をつける
- グループワークで意見をまとめる
- 答え合わせ
- 対象人数:4~100人以上 1チーム4~6人
- 実施時間:1~1時間半
- 費用:4チーム分のキットレンタル費用:5万円
9.【PDCAサイクル】マシュマロチャレンジ
乾麺のパスタ・テープ・ひも・マシュマロを使い、自立可能なタワーを作るゲームです。チームビルディングとしても活用できるほか、何回戦か設けることで、PDCAサイクルを回す体験も味わえます。
なお、計測中にタワーが倒れてしまった場合は高さが無効に。相談しながらワイワイ楽しめるゲームです。
<進め方>
- チームごとに卓上にある材料でタワーを作っていく
- ルールは「タワーの上にマシュマロを置くこと」「足場をテープで固定するのは禁止」「パスタ、テープ、ひもは切ったり貼ったりしてOK」
- 制限時間(18分)で終了
- 計測
- 一番高くタワーを作れたチームが勝ち
- 対象人数:4~100人以上 1チーム4~6人
- 実施時間:30分~2時間程度(実施時間で調整可能)
10.【PDCAサイクル】チャンバラ合戦
チャンバラ合戦は、株式会社IKUSAが提供する、大人数参加型の合戦アクティビティです。スポンジ製の刀を使い、相手の腕についたボール(命)を落とし合うシンプルなルールのため、子どもでも楽しめます。ゲームは敵軍の大将のボールを落としたら勝ちとなる「大将戦」、勝ち残った数が多い方が勝つ「チーム戦」、全員が敵となる「バトルロイヤル戦」の3種類。大将戦やチーム戦では、チームワークの向上やPDCAサイクルを回せます。
<進め方>
- チームに分ける
- 大将戦の場合は大将を決める
- 戦略を練る
- ゲーム開始
- 対象人数:大人数向け
- 実施時間:1時間半~2時間
- 費用:50~80万円 人数などにより変動
11.【OODA LOOP(ウーダループ)】サバ研
サバ研は、株式会社IKUSAが提供するサバイバルゲーム。日本で初めてフレームワーク「OODA LOOP」を取り入れた本格的な内容です。
「見る」「わかる」「決める」「動く」の4つのプロセスを高速で回すことで、最適な判断を下す力が身につきます。リーダーシップ研修、チームビルディング研修、幹部・役員研修におすすめです。なお、プランは4時間程度で終わる標準プラン、8~10時間かかる移動つきプラン、宿泊がセットになったプランの3プランから選べます。
サバイバルグッズの貸し出しも対応しているため、より気持ちが盛り上がるはず。また、万一の際も安心の保険完備、サバイバルゲーム初心者も安心のプロによる講習も用意されています。
<進め方>
- 申し込む
- 隊長・通信兵・衛生兵等、役割を決める
- 説明を受けた後、ミッション開始
- ミッションの合間にブリーフィングを2度挟む
- 振り返りミーティング、結果発表
- 対象人数:10人~
- 実施時間:3~7時間
- 費用:40万円~
12.【論理的思考力】野球のポジション当てゲーム
与えられた情報から、論理的に説明を行い、誰がどのポジションなのかを当てるゲームです。社会人として必須な報告・連絡・相談スキルには論理的思考力と伝達力が必要。自然と伝えるべき重要ポイントが導き出せるようになるでしょう。
<進め方>
- チームに分ける
- 一人ひとりにバラバラの情報が書かれたカードが配られる
- 口頭で他のメンバーにカードの内容を説明、時間内に9人のメンバーとポジションを導き出す
- 対象人数:3~100人以上 1チーム4~6人
- 実施時間:30~1時間半
13.【コミュニケーション力】バースデーライン
身振り手振りだけを使い、誕生日順に並ぶシンプルなゲームです。互いの誕生日を知らない新入社員研修に適しています。相手を見なければ伝達ができないため、視線を上げることが苦手な人にとって、他の人と目を合わせるいい機会にもなるでしょう。
<進め方>
- 声を出さずに誕生日順に並んでいく
- 制限時間後、誕生日を発表、正しく並べていたら成功
- 対象人数:10人~
- 実施時間:5分~
14.【コミュニケーション力】ドラマジック
演劇を題材にしたコミュニケーション力を養う研修です。声の出し方や大きさ、視線や表情、動作や台詞の間合いなど、観客をストーリーに引き込む演劇スキルは、コミュニケーション力向上に役立ちます。ただし、自社だけで取り組むのは難しいため、専門家にサポートを依頼することをおすすめします。
- 対象人数:内容により調整可能
- 実施時間:内容により調整可能
15.【度胸作り】漫才研修
漫才ペアを組み、1日でオリジナルの漫才ネタを考案、みんなの前で漫才を披露する研修です。人前でネタを披露することにより度胸がつき、ネタを考案することで話の組み立て方を体感できます。営業職など、臨機応変なコミュニケーション能力が求められる場に適しています。
<進め方>
- 漫才ペアを決定
- ペアでネタを考案(1日~)
- 披露
- 対象人数:2人~
- 実施時間:内容により調整可能
16.【ビジネスマナー】マナーファイト
ビジネスマナーの間違い探しを動画で行うゲーム。ただのマナー講座よりも楽しみながら取り組めます。新入社員におすすめの研修です。
<進め方>
- あえて間違ったものも含め、ビジネスマナー動画を用意する
- チーム対抗で間違い探しを行う
- 対象人数:指定なし
- 実施時間:指定なし
17.【ビジネスマナー】マナーストーリー
2人1組で行うクイズ形式のゲームです。こちらもビジネスマナーを学ぶことが目的。クイズとチップに使うものを用意すればいいだけなので、比較的取り入れやすいでしょう。
<進め方>
- 2人1組になり、進行役と新入社員役に分ける
- ビジネスマナーや敬語について進行役がクイズを出し、新入社員役が回答
- クイズに間違えるたび、新入社員はチップを1枚失う
- 対象人数:2人~
- 実施時間:30分~1時間
18.【経営シミュレーション】ペーパータワーforビジネス
用紙で作ったタワーの高さに応じて発生するチップを用い、仕入れや給与支払い、税金といった入出金を体験するゲームです。タワー1cmにつき10万円の売上に見立て、チップを使うことで新たな紙を仕入れ、さらにタワーを高くできますが、給与や税金の支払いを考慮しなければなりません。
<進め方>
- A4用紙を用意する
- 20枚の用紙を使ってチームごとにより高いタワーを作る
- タワーの高さを売り上げに見立て、チップがもらえる
- チップを使い新しい紙を仕入れたり社員に給与を払ったり税金を払ったりなど、経営シミュレーションをする
- 最終的に個人が得る給与合計が多いチームが勝ち
- 対象人数:12~100人
- 実施時間:1~2時間
こちらの記事では、通常盤のペーパータワーのやり方やルールを解説しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
【実践動画あり】ペーパータワーとは?やり方・ルール・研修やチームビルディングで期待できる効果まで徹底解説!
19.【チームビルディング】KAPLA®
KAPLA®ブロックを使い、チームごとにお題に取り組み形を作ることで、チームワークを高められる取り組みです。KAPLA®とは、薄い木の板でできた全年齢向け玩具。イメージ力や数学的思考力を駆使することで、さまざまな形を作れます。
- 対象人数:調整可能
- 実施時間:内容により調整可能
20.【チームビルディング】LEGOブロック
子どもの玩具でおなじみのLEGOも、ゲーム性のある研修に活用できます。制限時間内に積み上げたり、完成した形を言語だけで伝える伝言ゲームをしたり。アイディア次第でさまざまな取り組みができます。
- 対象人数:調整可能
- 実施時間:内容により調整可能
まとめ
子どもが楽しいことであればぐんぐん吸収して成長していくように、大人のスキルアップにも楽しさは重要です。今回ご紹介したゲームを用い、必要なスキルアップが図れる研修を検討してみてください。
目次

ビジネスゲーム研修.comでは、研修のお役立ち情報や、体験型研修の事例をご紹介しています。オンライン研修やチームビルディング研修をお探しの方は、ビジネスゲーム研修.comにお任せください。
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