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研修費用の相場や内訳・おすすめの研修サービス会社を紹介

研修担当者になった場合、研修計画の作成や効果測定の実施などタスクは山ほどあります。ですが、まずやるべきは予算の確保です。予算がなければ、どれだけ立派な研修計画を作っても実行できません。

そこで今回は、予算要求に役立つ研修費用の相場や内訳を紹介します。研修業務を外注する際に、会社選びで失敗しないコツやおすすめの研修会社なども紹介するので、ぜひご参考にしてください。

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研修費用の相場はいくら?費用の内訳も紹介

まずは研修費用の相場や費用の内訳を紹介します。

企業が拠出する1人あたりの教育研修費は約35,000

産労総合研究所が行った「2020年度教育研修費用の実態調査」によると、従業員1人あたりの研修費用(実績)は35,628円との結果が出ました。実績額を企業規模ごとに比較すると、従業員数1,000人以上の大企業が31,397円、従業員数300999人の中堅企業が41,278円、299人以下の中小企業が40,588円です。

昨年の調査と比較すると、大企業は同じ水準を維持しましたが、中堅・中小企業で増加したため全体的に上昇しています。単純計算で従業員が100人いる企業は、研修だけで年間3,500万円の支出が強いられる状況です。

項目①研修費

講義を実施するために不可欠な費用が研修費です。ほとんどの場合アウトソーシングすることになるでしょう。依頼先には経営コンサルタントといった個人(研修講師)と法人(研修会社)の2つが考えられます。

一般的には法人の方が費用は高くなります。もちろん高いぶん研修内容は充実するでしょう。コンサルティングファームや人事領域のアウトソーシング会社であれば、業種ごとの研修を展開しているため、競合の動向や市場の状況といった情報も入手可能です。

また法人の場合、OJTやロールプレイングなどさまざまな研修スタイルにも対応しているので、専門的な知識や技術も学べます。顧問コンサルタント契約を締結すれば長期的サポートを受けることも可能です。予算面に余裕がある場合は検討するといいでしょう。

一方、個人に依頼する場合、比較的リーズナブルな予算で柔軟に対応してくれます。資料を自社で準備するなど、講師側の負担を減らせば料金の減額に対応してくれることもあります。

項目②会場費

自社内に適当な研修会場を有していない場合、会場をレンタルする必要があります。利用料金は施設の広さや立地面などに左右されます。宿泊研修であれば食事や宿の手配も必要です。100名規模の人員を収容できる規模の施設を宿・食事つきで確保するなら、12日でも数十万円以上は必要です。

項目③設備費

プロジェクタやスクリーン、DVDプレーヤー、マイク、ビデオカメラなど、研修を実施するための設備も準備しなければいけません。自社でストックがあるならば費用はかかりませんが、なければレンタル費がかかります。当日になって必要な設備が足りず慌てることがないよう、事前に研修施設でレンタル可能なものを確認しておきましょう。

項目④Eラーニング

Eラーニングはスマホやパソコンを保有していれば、いつでもどこでも受講可能です。テストもWEB上で行えますし、運営側で参加者の受講状況を一元的に管理することも可能です。コロナ禍においても一定の質を担保した研修を実施できるため、多くの企業がEラーニングを研修に導入しています。

ただしこれから導入する企業は、Eラーニングの導入には多額の初期費用が発生するというデメリットに耐えなければなりません。また利用人数に応じて、月額数万円の維持費も支払う必要があります。

別途かかる可能性がある費用

そのほか見落としがちな費用にも注意が必要です。例えば研修会場までの交通費は基本的に発注者側が負担しなければいけません。遠方から講師を呼ぶ際や研修会場が僻地にある場合などは、想定外の高額コストが生じる可能性があります。

ほかにも、研修で何かしらのツールを利用する場合、ツールの利用料金を支払わなければなりません。たとえば職種への適性をチェックするために、性格診断や自己分析ツールを使用するケースなどが考えられます。

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研修サービスにかかる費用を抑えるにはどうすればいい?

前述のとおり、従業員1人あたりの研修費用は約35,000円と決して安くありません。コロナ禍で売上減少に直面するなか、研修にかけるコストを削減したいと感じる企業は多いでしょう。

研修のグレードを落とさずにコスト削減するには、業務の一部を自社で担当し、サービス提供者側の負担を減らす方法があります。会場設営や資料準備など、自社でできる部分は自分たちで行いましょう。

また非正規社員向けの研修を実施する場合、厚生労働省のキャリアアップ助成金を活用しましょう。キャリアアップ助成金は、非正規労働者に対してキャリアアップなどの活動を行った企業が受けられる助成金です。「正社員化コース」「賃金規定等改定コース」「人材育成コース」などさまざまな種類があります。

たとえば人材育成コースを利用すれば、有期実習型訓練後に正規雇用へ転換された場合に、訓練時間数に応じて100時間未満で15万円、100時間以上200時間未満で30万円、200時間以上で50万円が支給されます。

研修サービス選びで失敗しないコツ

研修サービスを受けた後に後悔しないために、研修サービスを選ぶ上で失敗しないポイントを紹介します。

各社のサービス内容を把握する

もっとも重要なのは各社のサービス内容をきちんと把握することです。研修会社によって業務の守備範囲やサービスの特色などは異なります。ホームページを閲覧し、事業概要や研修プランの内容を隅々まで確認しましょう。

研修の目的に沿った会社を選ぶ

各研修会社には得意分野があります。研修の目的とマッチする分野を得意とする会社を選んだ方が、より満足のいく研修を実現できるでしょう。

おすすめの研修サービス会社

研修サービス会社の種類は多く、自社にマッチする企業を見つけるのは簡単ではありません。ここでは研修会社を探している方に向けて、おすすめの研修サービス会社をいくつか紹介します。特徴や強み、料金、プランなどをチェックしてください。

ネオキャリア

ネオキャリアは「楽しい研修」をモットーにサービスを展開する研修会社です。楽しい研修とは参加型グループワークに代表される、自らの意見を発信したり他者の意見を聴いたりできる能動型の研修です。能動型の研修は、インプットするだけの受け身の研修と比べると、記憶が定着しやすく研修効果が高いと言われています。

ネオキャリアの研修スタイルはパッケージ型ではなく、顧客の希望に応じたフルカスタマイズ型です。企業によって異なる多様なニーズに応えることが可能です。またネオキャリアの研修では、国が支援する助成金を活用できるため、研修コストもある程度抑制できます。

助成金制度の豊富な知識をもつ担当者が、予算内に抑えられるよう適したプランを案内してくれるので、予算面で不安がある方でも安心です。費用はカリキュラム内容や期間・人数などによって異なるので、気になる方は気軽に相談してみてください。

Schoo

Schooは職種別・階層別など多様なパッケージを提供している点が特徴です。たとえば新卒者向け研修であれば、ビジネスマナーやロジカルシンキングといったビジネス基礎力が身につく講座に加えて、WordExcelPowerPointなどを用いた資料作成方法も合わせて学べます。

新入社員や中堅社員、管理職などの階層ごとに必要なコンテンツがまとめられているため、プラン選定の手間が省けるのもメリットです。

またビジネスプランでは動画配信型の授業もあります。業界の第一人者や有名な専門家が登壇するので、目から鱗の体験談や耳よりな情報を入手できます。オンライン研修サービスの充実度は国内有数といえるでしょう。

オンラインといえどもSchooの研修はリアルタイムでチャットによる質問が可能で、対面と相違ないほどのライブ感が得られます。一つの動画は1,500円からとリーズナブルな料金体系な点もおすすめポイントです。

IKUSA

イベント制作会社KUSAは、オリジナルコンテンツによる体験型の「楽しい」研修を提供する点が特徴です。楽しい研修の例として、オンライン研修「リモ研」について紹介しましょう。

リモ研では前半にオンライン商談のポイントやリモートツールの活用方法など、これからのビジネスシーンで求められる力を講義で学びます。そしてその後、実践編としてオンライン謎解き「リモ謎」を行います。

リモ研のほかにも、在宅で防災知識を楽しく学べる「おうち防災運動会」などバラエティ豊かなイベントがたくさんあります。実践的な能力をアクティビティを通じて楽しく学べるのがIKUSAの強みだといえるでしょう。

料金は参加人数やプランによって変動します。無料で見積もりが可能なので、お気軽にお問合せください。リモ研の資料ダウンロードはこちら

インソース

インソースは年間49万人もの受講者がいる、東京都千代田区拠点の研修会社です。研修に対する理解度や講師満足度が90%を超える講座が多く、利用者からの評価の高い会社だといえます。

コストパフォーマンスが良い点もインソースの特徴です。たとえば「新人8大スキルアセスメント付き研修」では、ビジネス基礎力研修に加えて、新人が備えておくべき8大スキルの評価も可能です。充実した内容でありながら、料金は2日間1人あたり46,000円と、研修期間も考慮すると非常にリーズナブル。予算が限られているなか、クオリティの高い新人研修を行いたい企業におすすめです。

また研修は全国で展開しているので、事業所の所在地にかかわらず利用できます。公開講座を活用すれば必要なメンバーだけに研修を受けさせることも可能です。

リクルートマネージメントソリューションズ

リクルートマネジメントソリューションズは、多様な研修プランを取り揃え、業種や事業規模ごとに豊富な実績をもつ会社です。顧客の状況に即した最適なソリューションを提案してくれるので、高い満足度を得られます。

とくに魅力的なプランが、論理的思考力のノウハウ・ドゥハウが学べるロジカルシンキング研修です。ロジカルシンキング研修では、問題解決に求められる思考法やツールを詳しく教えてくれます。また実践を通じて、分かりやすく論理的な説明をするために作成すべきシナリオの作り方が学べるのもポイント。論理的思考能力が必須なコンサルタントの育成におすすめです。

ロジカルシンキング研修のほかにも、企画・プレゼンテーション研修や段取り・プロジェクトマネジメント研修など実践的なスキルが獲得できる研修プランが多数用意されています。3時間の短時間コースならば1人あたり15,000円で利用できるので、料金的にもリーズナブルです。

グロービス

グロービスは年間国内1,200社、海外70社に対して社員研修を提供する実績豊富な研修会社です。研修形態は企業型集合研修、通学型、オンライン型の3つから選択。クオリティに納得いかなければ返金の可能性もあるクオリティ・ギャランティ制度を導入しており、研修の質には自信を持っています。

プログラムは、MBA学位の授与が受けられるグロービス・エグゼクティブ・スクールや、1科目だけでも利用できるグロービス・マネジメント・スクールといったプランがあります。これらは通学型プログラムであるため手間はかかりますが、そのデメリットを補って余りあるほどの効果をもたらしてくれるでしょう。

研修の内容はケースごとに細分化され、1日かけて幅広く知識を取り入れられる構成となっています。例えばクリティカルシンキング研修では、基本編・コミュニケーション編・質問編にわかれています。クオリティを第一に考えるならば、グロービスはぜひ選択肢の候補に入れておきたいところです。

ヒューマンホールディングス

ヒューマンホールディングスが運営する研修サービスが、ヒューマンアカデミービジネススクール(HABS)です。HABSのモットーは、単に研修を行うのではなく、研修を通じて企業課題を解決に導くこと。ウェールズ大学の経営大学院プログラムのノウハウを活かし、人材開発・組織開発における最適なソリューションを提供しています。

過去のソリューション事例をもとに、エンジニアの視野狭窄を打破するためのモチベーション向上・キャリアデザイン研修、組織マネジメントの目標設定・評価力標準化と向上研修といった専門性の高い研修が魅力です。日本にいながら世界標準の実践的な内容が学べるので、グローバル人材の育成を進めたい企業にはとくにおすすめです。

少し敷居が高いと感じるかもしれませんが、まずは1科目だけ受験して本科コースを受けるか決定するお試し利用も可能なので、気軽に問合せしてみてください。

ラーニングエージェンシー

ラーニングエージェンシーの特徴は、定額制のビジネス研修を業界ではじめて導入した点にあります。研修テーマは300以上も用意されており、階層や能力に応じて好きなプランを自由に選べます。料金は正社員数によって変わり、最安で80,000円から利用可能です。定額制の研修は期間内であればいつでもなんどでも学べるため、コストを気にせず学習環境を準備できます。

また人材育成の専門家が社員教育をサポートしてくれるサービスも提供しています。研修計画をどう作成すべきか悩んでいる方には、プロの見地から最適なプランを提案してくれるはずです。

さらに豊富な人材育成ノウハウを詰め込んだ自社ツールも導入しており、顧客の幅広いニーズをワンストップで対応できる会社だといえるでしょう。計画の立案からすべてを任せたい方におすすめの企業です。

まとめ

本文でも紹介したとおり、研修費用の1人あたりの相場は約35,000円ですので、少なく見積もっても1回の研修で数十万円以上かかります。費用を安く抑えるためには「自分たちでできる部分は外注しない」「研修会社が提供するサービス範囲を確認する」といった対応が効果的です。

リーズナブルでクオリティも高いと評判の研修会社を活用しながら、ぜひ自社に適した研修を実践しましょう。

 

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