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伝言ゲームの面白いお題160選!メリットや実施形式も紹介

目次
伝言ゲームは、コミュニケーション手法に関する何らかの障がい(ヘッドホンで耳をふさぐ・言語コミュニケーションの禁止など)を設けて、順番にお題を伝えていくゲームです。さまざまな実施形式があり、子どもから大人まで楽しくコミュニケーションを取りながらおこなうことができ、コミュニケーション促進や関係構築などの効果が期待できます。
本記事では、伝言ゲームの概要、実施するメリット、さまざまな実施形式・実施方法、面白いお題160選を紹介します。
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伝言ゲームとは
伝言ゲームとは、コミュニケーションに関する障がいを設けたうえで、順番にお題を伝えていくコミュニケーションゲームです。「雪のなかを走り回るキツネ」というお題で、「音楽を再生しているヘッドホンで耳をふさぐ」という障がいを設ける場合には、口の動きを見てお題の言葉を順番に伝えていきます。
伝言ゲームのコミュニケーションに関する障がいには、上記で紹介した聴覚を妨げる形式の他に、コミュニケーション手法(言語コミュニケーションの禁止、絵を描いて伝えるなど)に制限がある形式、言語(日本語の禁止など)に制限がある形式などもあります。それぞれの形式に特徴があり、実施する目的や対象者に合わせて適切な実施形式にすることが大切です。
伝言ゲームの特徴は「楽しくコミュニケーションを取れること」で、コミュニケーション促進や、人間関係の構築などにつながります。そのため、キックオフや懇親会などの「関係構築がまだの段階」で実施するのがおすすめです。伝言ゲームを実施することで、参加者同士のコミュニケーションを促進させ、関係構築を促すことができます。
伝言ゲームを実施するメリット
ここからは、伝言ゲームを実施するメリットを紹介します。
コミュニケーション促進・関係構築
伝言ゲームはコミュニケーションゲームの1種であり、楽しく前向きなコミュニケーションを促進させられることが特徴です。初対面の人や、あまり関わったことのない人とも楽しく取り組めるため、これから関係構築をしていく必要のある入社・入学直後の方々や、交流会に参加する方々などが対象であっても、コミュニケーションを促進させることができます。
短時間で楽しく実施可能
伝言ゲームは、形式を問わず簡単なルール・短時間で実施することができます。小学生の子どもでも簡単に理解して取り組める場合もあり、幅広い世代を対象として実施可能です。また、実施形式を工夫することで、大人も楽しく取り組めることも特徴です。
伝言ゲームの実施形式・実施方法
以下では、伝言ゲームを実施する際の形式・方法を紹介します。
聴覚を妨げる形式(一般的な方法)
聴覚を妨げる方法としては、「ヘッドホンで耳をふさぐ方法」が一般的です。ヘッドホンがない場合には、手で耳をふさぎ、口パクでお題を伝える方法で実施することもできます。
ヘッドホンで耳をふさぐ
音楽を流した状態のヘッドホンを使用することで、口パクによるコミュニケーションに限定させることができます。口の動きから言葉を考える必要があり、論理的思考力(ロジカルシンキング)が求められ、考えながら楽しく取り組めることが特徴です。
ヘッドホンの音量が大きすぎると耳を傷めてしまう可能性があるので注意が必要です。4~5人程度のリレー形式で伝言ゲームを実施する場合には、長時間に渡って音楽を聴き続けることになる可能性があるため、音量には十分に注意しましょう。
【ヘッドホンで耳をふさぐ場合の実施方法】
- お題を用意する
- スマホなどで音楽を流す
- ヘッドホンを耳にあてる
- 口パクだけでお題を伝える
- 最後の人の解答がお題と同じであれば成功
コミュニケーション手法に制限がある形式
コミュニケーション手法に制限を設ける方法としては、「ジェスチャー」、「お絵描き」が一般的です。いずれも論理的思考力(ロジカルシンキング)の他に想像力や発想力などが求められます。どちらも意外な一面や人となりが見えやすく、相互理解を促進させる効果が高いことが特徴です。
ジェスチャーで伝える
ジェスチャーとは、ボディランゲージ(身振り手振りや表情など)で伝えるコミュニケーション手法です。お題が「犬」であればお座りや伏せのポーズなどをして、相手に伝えることができます。子どもでも感覚的に実施しやすく、ユニークな動きを伴うため大人も楽しく取り組みやすいことが特徴です。
【ジェスチャーで伝える場合の実施方法】
- お題を用意する
- 順番にジェスチャーだけでお題を伝える
- 最後の人の解答がお題と同じであれば成功
お絵描きで伝える
絵を描いて伝える方法は、ジェスチャーよりも難易度が高いため、幼児や小学校低学年の子どもには難しい場合がありますが、大人は楽しく取り組みやすいことが特徴です。ユニークな絵や上手な絵など、その人のパーソナルな特徴が垣間見え、コミュニケーション促進や関係構築につながります。
【お絵描きで伝える場合の実施方法】
- 紙とペンまたはお絵描きアプリを用意する
- お題を用意する
- 順番に絵を描いてお題を伝える
- 最後の人の解答がお題と同じであれば成功
言語に制限がある形式
言語に制限を設ける方法としては、「英語」に限定するのが一般的です。大学生の第2外国語など、その他の言語を学んでいる人が多い場合には英語以外にしてもよいでしょう。
英語で伝える
英語で伝言する際に、口パクで実施する方法もありますが、日本語に比べて読み取りづらいため、耳をふさがずに実施するのがおすすめです。制限がないと簡単になりすぎてしまう場合があるため、なるべくネイティブな発音で伝言するルールを設けるとよいでしょう。
【英語で伝える場合の実施方法】
- お題を用意する
- 日本語以外の言語でお題を伝える
- 最後の人の解答がお題と同じであれば成功
伝言ゲームの面白いお題160選
ここからは、伝言ゲームのお題の例160選を紹介します。
絵やジェスチャーでお題を説明するお題100選
以下では、絵やジェスチャーなどで説明することに適したお題100選を紹介します。
生き物(動物・虫など)のお題40選
- 犬(イヌ)
- 猫(ネコ)
- 馬(ウマ)
- 牛(ウシ)
- ブタ
- ウサギ
- ハムスター
- リス
- モモンガ
- ペンギン
- シロクマ
- アザラシ
- ゾウ
- キリン
- ライオン
- チーター
- ハイエナ
- クマ
- サル
- チンパンジー
- ゴリラ
- カンガルー
- イノシシ
- シカ
- ヤギ
- 羊(ヒツジ)
- クジラ
- イルカ
- シャチ
- フラミンゴ
- フクロウ
- アリクイ
- 蝶(チョウ)
- 蝉(セミ)
- バッタ
- カマキリ
- クワガタ
- カブトムシ
- トンボ
- クモ
乗り物のお題20選
- 一輪車
- 自転車
- 自動車
- トラック
- バス
- 船
- 電車
- モノレール
- 新幹線
- パトカー
- 消防車
- 救急車
- 観覧車
- ジェットコースター
- エスカレーター
- エレベーター
- ベビーカー
- 馬車
- 人力車
- 気球
スポーツ・運動のお題30選
- 野球
- サッカー
- テニス
- バドミントン
- バスケットボール
- バレーボール
- ゴルフ
- ラグビー
- アメリカンフットボール
- アイスホッケー
- カーリング
- フィギュアスケート
- 柔道
- 剣道
- 空手
- テコンドー
- レスリング
- フェンシング
- キックボクシング
- マラソン
- リレー
- ハードル走
- 走り高跳び
- 走り幅跳び
- 三段跳び
- ハンマー投げ
- やり投げ
- 砲丸投げ
- 円盤投げ
- シンクロナイズドスイミング
楽器10選
- リコーダー
- ハーモニカ
- 鍵盤ハーモニカ
- ピアノ
- エレクトーン
- ギター
- ウクレレ
- ベース
- ドラム
- 太鼓
やや長い言葉をそのまま伝えるお題60選
以下では、言葉をそのまま伝言することに適したお題60選を紹介します。
ことわざ系50選
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 口は災いのもと(くちはわざわいのもと)
- 果報は寝て待て(かほうはねてまて)
- 急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる)
- 三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
- 聞いて極楽見て地獄(きいてごくらくみてじごく)
- 人の振り見て我が振り直せ(ひとのふりみてわがふりなおせ)
- 棚から牡丹餅(たなからぼたもち)
- 二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)
- 飛ぶ鳥を落とす勢い(とぶとりをおとすいきおい)
- 寝耳に水(ねみみにみず)
- 転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)
- 花より団子(はなよりだんご)
- 乗り掛かった舟(のりかかったふね)
- 暖簾に腕押し(のれんにうでおし)
- 長い物には巻かれろ(ながいものにはまかれろ)
- 毒を食らわば皿まで(どくをくらわばさらまで)
- 竹馬の友(ちくばのとも)
- 立て板に水(たていたにみず)
- 高みの見物(たかみのけんぶつ)
- 猫に小判(ねこにこばん)
- ぬかに釘(ぬかにくぎ)
- 七転び八起き(ななころびやおき)
- 待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)
- 時は金なり(ときはかねなり)
- 出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)
- 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)
- 三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)
- 良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)
- 灯台下暗し(とうだいもとくらし)
- 安物買いの銭失い(やすものかいのぜにうしない)
- 憎まれっ子世に憚る(にくまれっこよにはびこる)
- 弘法も筆の誤り(こうぼうもふでのあやまり)
- 溺れる者は藁をも掴む(おぼれるものはわらをもつかむ)
- 窮鼠猫を嚙む(きゅうそねこをかむ)
- 触らぬ神に祟りなし(さわらぬかみにたたりなし)
- 頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)
- 喉元過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる)
- 知らぬが仏(しらぬがほとけ)
- 備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
- 猿も木から落ちる(さるも木から落ちる)
- 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)
- 飛んで火にいる夏の虫(とんでひにいるなつのむし)
- 藪をつついて蛇を出す(やぶをつついてへびをだす)
- 渡る世間に鬼はなし(わたるせけんにおにはなし)
- 痒い所に手が届く(かゆいところにてがとどく)
- 光陰矢の如し(こういんやのごとし)
- 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)
サプライズ系10選
- 来月に結婚します
- 今年の社員旅行の行先はグアムです
- ボーナス3カ月分確定です
- これが終わったら重大発表があります
- 明日の飲み会は部長のおごりです
- これを成功できたら美味しいお菓子をプレゼント
- 冷蔵庫に手作りケーキが入っています
- 社員総会のゲストはあの芸能人
- 今年のMVP賞はハワイ旅行です
- 今日の飲み会ではみんなでシャンパン飲みましょう
まとめ
本記事では、伝言ゲームを実施するメリットや実施形式・方法、具体的なお題について紹介しました。
伝言ゲームを実施することで参加者が楽しくコミュニケーションを取り、相互理解を深めることで、関係構築を促すことができます。ビジネスシーンにおいても、伝言ゲームを有効に活用することで社員同士のコミュニケーションを促進させ、人間関係を改善させることができるでしょう。
ゲーム形式のワークをお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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