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自分史ワークとは?やり方・用意する物・効果を紹介

この記事の監修者
株式会社IKUSA
あそぶ社員研修事業部 責任者
友水 一喜

これまでの人生を振り返り、モチベーションの変化を可視化することで、自分が何に対して心が動くのか、自分が期待していることは何のかなどの自己理解を深めることができます。また、自分史を発表し合うことで、相互理解が深まり、チームビルディングにつなげることも可能です。

本記事では、自分史ワークの概要、実施することで得られる効果、やり方・用意する物、研修での活用方法について紹介します

 

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自分史ワークとは

自分史ワークとは、小学校低・中・高学年、中学校123年生のように年代ごとに分け、大きな出来事(エピソード)、モチベーションの状態、得られた学びなどを記載するワークです。振り返ることで自己理解を深めることができます。また、自分史ワークをグループワークとして実施することで、他者との相互理解を深めることにもつながります。

自分史ワークは、自己分析を行うためのフレームワークとしてさまざまなシーンで活用されています。たとえば、進路選択について検討する中高生や、就職活動を行う前の学生、会社における選考・ワーク、研修や懇親会のワークなどが挙げられます。

自分史ワークは短時間かつ簡単に実施できるうえに、自己理解を深めるためのフレームワークとして効果的です。目的に応じて自分史ワークを効果的に活用しましょう。

自分史ワークを実施して得られるメリット・効果

ここからは、自分史ワークを行うことで得られるメリットや効果について紹介します。

自己理解が深まる

自分史ワークは、自己理解を深めるためのフレームワークです。実施することで、自分にとって印象深い出来事(エピソード)や、そのときのモチベーション、得られた学びなどを振り返り、自分自身の意思決定をするためのヒントを得ることができます。

自己理解が深まれば、自分自身の価値観や意思決定の基準などを知ることができます。また、自分史ワークを行うことで自分自身の意思決定に納得感を持つことにつながり、モチベーションの向上にもつながります。

相互理解が深まる(チームビルディング)

自分史ワークをグループで実施することで、互いの価値観を知り、相互理解を深めることができます。自分史ワークでは、各々が具体的なエピソードに基づいて、価値観や判断基準など視覚化します。自分史ワークで書き出した内容を他者に共有することで、お互いを知り、相互理解を深めることにつながります。

自分史ワークをグループで実施する際には、まずは各々が過去を振り返り、エピソードや得られた学びなどを書き出していきます。全員が書き終えたら、一人ずつ順番に発表します。発表する際には、幼い年代から順に読み上げていくことが一般的ですが、自分自身にとって特に重要な出来事(エピソード)がある場合には、周囲のメンバーにそれを伝えることで、より深く理解することにつながります。

採用シーンでミスマッチを避ける

自分史ワークは、採用シーンにおけるワークとしても効果的に活用することができます。自分史ワークは、その人の価値観や判断基準を可視化できるフレームワークであるため、会社側が求める人物像であるか、社内風土に合うか、経営理念に賛同してもらえるかなどを見るための判断材料になります。そのため、自分史ワークを活用することで、会社と人材のミスマッチを防ぐことにつながります。

自分史ワークのやり方・用意する物

自分史ワークを行う際には、まず自分史ワークを書くためのシート(自分史ワークシート)を用意する必要があります。自分史ワークシートには、行に年代(小学校低・中・高学年、中学校123年生、高校生123年生など)、列に出来事(エピソード)、モチベーション、得られた学びなどの項目を書いておきます。自分史ワークを行う人がそれぞれの項目を書き進めることで、自分自身を振り返ることができます。

自分史ワークを実施する際には、自分史ワークシートを参加者に配布します。参加者は年代ごとの出来事(エピソード)を振り返りながら、自分史ワークシートの空欄に記入していきます。出来事(エピソード)を具体的に書くことで、どのような体験を通じて自分自身がどのように成長したのか、どのような価値観を持っているのかなどを知ることができます。

自分自身を振り返れたら、グループ内で発表していきます。質疑応答を行うことで、相互理解をさらに深めることにつながります。最後に、自分史ワークシートへの記入や発表を通じて知ることができた自分自身の価値観・判断基準を書き出して終了となります。

自分史ワークを実施する際の流れ

  1. 自分史ワークシートを作成する
  2. 自分史ワークシートを参加者に配布する
  3. 参加者が自分史ワークシートに記入する
  4. 自分史ワークシートで可視化された内容を読んで参加者が自分自身を振り返る
  5. 自分史ワークシートの内容をグループ内で発表する
  6. グループの他のメンバーが質問を行う
  7. 振り返りで知ることができた自分自身の価値観や判断基準を書き出す

自分史ワークを行う際に用意する物

  • 自分史ワークシート
  • ペン

自分史ワークを行う際のポイント・注意点

以下では、自分史ワークを実施する際に押さえておきたいポイント・注意点を紹介します。

自分史ワークシートの記入欄を広めに設ける

自分史ワークで自己理解を深めるためには、5W1hを明確にして、出来事(エピソード)やモチベーション、得られた学びなどを記載することが重要です。自分史ワークシートの記入欄が狭いと簡潔にしか記載できず、5W1hがわかりにくくなってしまう可能性があるため注意しましょう。

モチベーションが高い時期と低い時期を分けて考えることを促す

自分史ワークでは、モチベーションが高い時期に限らず、低い時期も明確にすることが大切です。自分史ワークを実施する際には、参加者にモチベーションの高い時期と低い時期を中心に記載するように促し、自分自身の価値観や判断基準がわかりやすくなるようにしましょう。

得られた学びを整理するための記入欄を設ける

得られた学びは、自分史ワークにおける出来事ごとの結論となります。具体的な出来事(エピソード)があったときに、モチベーションがどのように変化し、どのような学びが得られたか(結論)まで記載できるように項目を用意しておきましょう。

グループのメンバーに対してモチベーションが高い時期と低い時期を説明する

自分史ワークでは、モチベーションの高い時期と低い時期が要点となります。自分史ワークで行った自己分析について発表する際には、その要点にあたるモチベーションが高い時期と低い時期を中心に説明するように促すことで、他のメンバーが理解しやすくなり、相互理解を深めることにつながります。

最後に各々が得た発見をまとめて書き出す

自分史ワークを行う際には、振り返ることで得られる学びと、発表(アウトプット)をすることで得られる学びがあります。振り返りの内容を発表して終わりではなく、発表(アウトプット)の際に思考が整理され、新たな学び・発見を得られたことも踏まえて、最後にまとめて書き出す時間を設けることが大切です。また、研修などで講師がいる場合には、自分史ワークで得られた学びを今後にどのようにして活かすのかを解説することも重要となります。

自分史ワークを研修で活用する効果・方法

自分史ワークは、自己分析を行って自己理解を深めるためのフレークワークであり、互いに発表し合うことで相互理解も深めることができるため、アイスブレイクに適しています。アイスブレイクとは、参加者の緊張をほぐしてリラックスさせるためのゲームやワークを指します。アイスブレイクを実施することでコミュニケーションが促進され、研修で行うグループワークなどの効果を高めることにつながります。

また、自分史ワークは出来事(エピソード)に基づいて、モチベーションの変化や得られた学びをロジカルにつなぎ合わせて自己理解を深めていくフレームワークであるため、ロジカルシンキング研修やクリティカルシンキング研修の理解を深めるための簡易的なワークとしても適しています。思考に関する研修を実施する際には、自分史ワークの実施を検討すると良いでしょう。

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あそぶ社員研修は、参加者が没入できるゲーム学習を通じて主体性を高め、座学やワークでの学びを深められる研修プログラムです。ロジカルシンキング研修、クリティカルシンキング研修、リーダーシップ研修などのさまざまな研修テーマごとに最適なプログラムをご提案させていただきます。

また、研修ではゲーム体験、講義、振り返り・解説をブリッジさせることで、理解できずに置いてけぼりになる受講者をつくらないこともあそぶ社員研修の特徴です。研修の実施をご検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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まとめ

自分史ワークを実施するころで、自己理解を深めると同時に、グループワークを一緒に行うメンバーとの相互理解を深めてチームビルディングにもつなげることができます。自分史ワークは短時間で簡単に実施可能で、相互理解を深められるため新入社員研修や内定者懇親会などの若手社員や新入社員を対象とした研修に最適です。

IKUSAでは、ゲームで主体性を高め、学びを深められる「あそぶ社員研修」のサービスを提供しています。研修の実施をご検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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