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内定者研修におすすめのアイスブレイクゲーム20選
目次
内定者研修では、仕事や人間関係に対する不安などから内定者が緊張している場合が多くあります。また、初対面の人と接するので、きっかけがないと話す機会を得られない場合もあります。内定者研修ではアイスブレイクを取り入れ、内定者の緊張をほぐし、コミュニケーションの機会をつくりましょう。
本記事では、アイスブレイクの概要、メリット、選び方、内定者研修におすすめのアイスブレイク20選を紹介します。
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アイスブレイクとは
アイスブレイクは、初対面の人と話す際などの緊張をほぐすための手法です。コミュニケーション頻度が高かったり遊びの要素があったりするゲームやアクティビティなどがあります。
内定者研修は、内定者同士が顔を合わせる最初の機会。入社後の人間関係がうまくいくか、仕事で成果を上げられるか、希望する部署に配属されるかなどの不安を内定者が抱いている場合もあり、緊張しやすい空間と言えます。
内定者研修の主な目的は、ビジネスマナーを教えたり、内定者同士の関係構築につなげたりして内定者が働くための基礎をつくることです。そのためリラックスした雰囲気で内定者同士のコミュニケーションを促進する必要があり、アイスブレイクは有効です。
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内定者研修でアイスブレイクを行うメリット
内定者研修でアイスブレイクを行う主なメリットは、以下の2つです。
- 内定者の緊張をほぐせる
- 内定者のモチベーションを向上させる
以下では、内定者研修でアイスブレイクを行うメリットをくわしく紹介します。
内定者の緊張をほぐせる
アイスブレイクの手法はさまざまですが、どの手法も緊張をほぐす効果があることとコミュニケーション頻度が高い点で共通しています。内定者研修で内定者が緊張しやすいのは、初対面の人が多くいることが要因の一つです。そのため、ゲームをきっかけにコミュニケーションを取って互いの人となりを知ることで、緊張をほぐせます。
内定者のモチベーションを向上させる
厚生労働省の資料「新規学卒就職者の離職状況(平成31年3月卒業者の状況)を公表します」によると、入社後3年以内に退職する人が3割を超えていることがわかります。企業の生え抜きとして教育した新卒の内定者に会社を去られてしまうと、会社としては大きな打撃です。
それを防ぐ意味でも、内定者にとって働きやすい環境を整えることは重要です。仲間同士で打ち解けあい、社員が心理的安全性を感じられることで、企業に留まり力を尽くしたいと考える一助となるはずです。
まずは内定者研修の場づくりから不安を取り除き緊張がほぐれた雰囲気を意識することで、企業やほかの内定者に対して好感をもち、頑張って働いていこうという気持ちを持ってもらえるように努めましょう。
新規学卒就職者の離職状況(平成31年3月卒業者)を公表します|厚生労働省
内定者研修で行うアイスブレイクを選ぶ際のポイント
アイスブレイクの手法はさまざまです。アイスブレイクを取り入れる目的に応じて、高い効果を期待できるものを選びましょう。アイスブレイクを選ぶ主なポイントを以下にまとめます。
- コミュニケーションを促進させられる
- グループワークの序盤に行える
- スキルを養える
アイスブレイクには緊張をほぐす効果があるため、早めに行うことが重要です。また、緊張をほぐすためにはコミュニケーションを取ることも重要なポイントになります。その上で、スキルの向上に役立つものを選びましょう。
以下では、アイスブレイクを選ぶ際のポイントについて紹介します。
コミュニケーションが促進されるアイスブレイクを選ぶ
緊張をほぐして内定者同士の関係構築をすることも重要なポイントになるため、コミュニケーションを取れるアイスブレイクを優先することが重要です。
コミュニケーションを取れるアイスブレイクには、企業理解を深められるものや、企業がどのように経営されているのかを学べるもの、PDCAサイクルを回せるものなど、知識が増えたりスキルアップになったりするものもあります。
コミュニケーションを取れることを前提に、内定者に学んでほしい知識や向上してほしいスキルなどを考慮してアイスブレイクを選びましょう。
グループワークの序盤に行うことに適したアイスブレイクを選ぶ
緊張したままでいると、コミュニケーションを取ることに対して消極的になったり、自分の意見を言えなくなったりしてしまう場合があります。グループワークを意味あるものにするためにも、アイスブレイクは序盤に行うようにしましょう。
アイスブレイクには、自己紹介で行うものもあります。内定者研修に参加する内定者全員の前や、グループ内で自己紹介を行う場合には、アイスブレイクを取り入れましょう。序盤にコミュニケーションを通じて緊張をほぐせれば、内定者が良いパフォーマンスを発揮しやすくなり、関係構築にも役立ちます。
実際の業務で活用できるスキルが向上するアイスブレイクを選ぶ
アイスブレイクでは、企業で働く上で役立つ可能性のあるスキルが求められるものがあります。
- コミュニケーションスキル
- 論理的思考力
- 問題解決スキル
- 想像力
- リーダーシップ
選択するアイスブレイクによっては、上記のようなスキルが求められ、内定者研修での体験を通してスキルアップになる場合もあります。
また、企業で働く上では、上記のスキルのほか、他者の業務に負担をかけないために思いやることや、組織として成果を上げるために人の嫌がる仕事も行うことが求められることもあります。入社後の仕事内容に関連するスキルの向上を期待できるアイスブレイクを選ぶことも検討してみましょう。
オンラインでも実施できるアイスブレイク15選
以下では、オンラインでも実施できるアイスブレイクを15選を紹介します。
1.コンセンサスゲーム
「コンセンサスゲーム」は、ある危機的な状況を想定し、それに対処するための優先順位を決めるゲームです。
コンセンサスとは、「意見の一致」を指します。「ジャングルで遭難した(危機的な状況)」という危機的な状況において、必要なものの優先順位をまず個人ワークで考えたあとに、グループワークで話し合います。多数決や誰かの意見を優先せずに、全員が意見をだし、話し合いで全員が納得できる解答にたどり着くことがポイントです。
また、コンセンサスゲームで大切になってくることは、人の意見を否定しないこと、そして一人ひとりがしっかりと発言してそれらの発言をまとめることの2点です。そうしていくプロセスのなかで、コミュニケーションが促進され、コンセンサスを取る具体的な方法や重要性を学べます。
株式会社IKUSAが提供するコンセンサスゲームは、ジャングルで遭難する状況を想定した「ジャングル・サバイバル」、大地震が発生する状況を想定した「帰宅困難サバイバル」、パンデミックが発生する状況を想定した「ゾンビパンデミック」の3種類です。
コンセンサスゲームのやり方
- 個人ワークで考えたあとにグループワークで話し合います。
- グループ内でよく話し合い、最終的にはグループとしての解答を出します。
※コンセンサスゲームはオンライン研修・集合研修のどちらでも実施することができます。
2.リモ謎SHORT
株式会社IKUSAが提供する「リモ謎」は、Web会議ツールを利用し、オンライン上でできる脱出ゲームです。「リモ謎SHORT」は、このリモ謎を短時間で行えるようつくられており、1時間以内で完結するためアイスブレイクにも適しています。
リモ謎の特徴は以下のようになっています。
- フルリモートでの実施が可能
- リモートでも没入感のある演出
- シンプルな操作性で、世代や状況に左右されずゲームを進められる
グループで協力しあってコミュニケーションを取る必要があり、一人の力では脱出できません。また、円滑に謎解きを進めるには、グループ内の誰かがリーダーシップを取ったり、ほかのメンバーが補佐的な役割をしたりして、効率化する必要があります。
リモ謎を行うと、組織として仕事をするときのようにチームで一つの目標に向かっていくことを体験できるため、入社後の仕事のイメージ作りにも役立ちます。
リモ謎のやり方
- ビデオチャット通話を使い、ストーリーにて出題される謎を解き、ステージを進んでいきます。
- 謎を解き明かし、ストーリーの世界からの脱出を目指します。
3.じつは○○なんですゲーム
「じつは○○なんですゲーム」は、自分自身にまつわる意外性のある物事を自己紹介で発表するアイスブレイクです。
じつは○○なんですゲームでは、すごいことを発表することが重要なのではなく、会話のきっかけになる意外性のあるパーソナルな部分を内定者同士で知れることが大切です。小さなことでよいので、意外な物事を発表するように促しましょう。話題づくりになるアイスブレイクです。
じつは○○なんですゲームのやり方
- 大人数の場合は、話しやすい人数のチームに分かれます。
- たとえば、「インターハイで優勝したことがある」、「7カ国語で会話ができる」などの思わず「すごい」と唸ってしまうようなことや、「けん玉検定1級を持っている」「Y字バランスなら誰にも負けない」などちょっとした特技を発表し合います。
4.共通点探しゲーム
「共通点探しゲーム」は、他者と自分の共通点を探すゲームです。
自己紹介カードの項目は、趣味や特技などのオーソドックスな内容から、初めて買ったCDや学生時代のアルバイト経験など、その人のパーソナルな部分が垣間見える質問を用意できるとよいでしょう。
グループワークで行う場合には、グループ全体の共通点を探します。同じような考え方をしたり、好きなものが同じだったりすると相手に親近感が持てるので、関係構築に役立ちます。
共通点探しゲームのやり方
- 事前に内定者全員の自己紹介カードを用意しておきます。
- カードを参考にそれぞれの共通点を探しながら交流を図ります。
5.はぁって言うゲーム
「はぁって言うゲーム」は声や表情だけで感情を伝え、どんな状況を演じているのか当て合うゲームです。
お題は「はあ」に留まらず、「ぷう」と言ったり、不気味な「笑い声」、好きな人を見つめる「顔」をお題にしても盛り上がります。
かしこまった雰囲気の中では見られないくだけた表情を、お互いに垣間見ることができ、参加者同士の距離はぐっと縮まります。
はぁって言うゲームのやり方
- 例えば、「はぁ」というワードの場合、「感心の『はぁ』」「怒りの『はぁ』」などのお題が与えられます。
- 全員でそのお題をチェックしたら、参加者1名がそのうちの1つのお題を演じます。
- 他のメンバーはその人がどのお題を演じたのかを当てます。当てた人はポイントをゲット。演じた人も正解した人の数に応じ!ポイントが入ります。
- 最終的に一番ポイントが多かった参加者の勝ちです。
以下の動画ではゲームの様子をご紹介しています。
6.ペアインタビューゲーム
「ペアインタビューゲーム」は2人1組になってお互いをインタビューし合います。
それぞれが自己紹介し合うよりも、相手から話を引き出しながら聞くため能動的な姿勢で相手と関わることができます。最後の他己紹介では聞いた話をまとめてアウトプットする力も養えます。
インタビューし合うと不思議と相手のことを深く知ったような気持ちになるので、これからの関係性づくりにおいてもプラスの効果が期待できます。
ペアインタビューのやり方
- 参加者は2人1組になります。
- インタビューを開始します。出身地や誕生日、休日の過ごし方などあらかじめインタビュー項目を用意しておくと、話を膨らませやすくなります。
- インタビュー終了後は、インタビュー相手のことを紹介する他己紹介を行います。
7.ジェスチャーゲーム
「ジェスチャーゲーム」は、Web会議ツールのビデオをオンにした状態で、身振り手振りで何を表しているのかを伝えるアイスブレイクです。
事前にお題を伝えると、じっくり考える時間を与えてしまうので、直前に伝えることがおすすめです。それぞれのくだけた一面が見えることで、研修の雰囲気を和やかなものにできます。
ジェスチャーゲームのやり方
- 参加者の一人にお題が出されます。
- 参加者は身振り手振りで出されたお題を他の参加者に伝えます。お題の内容が分かった人から答えていきます。
- より多くの正解を出せた参加者の勝ちです。
ジェスチャーゲームの実施方法については、以下の動画で詳しく紹介しています。
8.十人十色ゲーム
「十人十色ゲーム」は、お題に対する相手の回答を予測して正解を目指すアイスブレイクです。
このゲームでは相手の好みを知るのはもちろん、他者の視点で物事を考えるきっかけにもできます。自分の感じたイメージと違うことに気づくと、先入観を持たず相手に対して柔軟な関係を築く助けにもなるでしょう。
十人十色ゲームのやり方
- 参加者はお題を確認し、用意された回答の中から一つ選んでおきます。たとえば、「パスタの味の好み」がお題であれば、「トマトベース」、「ホワイトソース」、「ペペロンチーノ」などの回答を用意しておきます。
- 他の参加者は相手がどれを選ぶかを予想します。
9.オンラインクイズゲーム
「オンラインクイズゲーム」は、自分に関するクイズを作って出し合うアイスブレイクです。
クイズのテーマをあらかじめ用意しておくのもよいですが、切り口は参加者それぞれに任せるとそこに個性が出て盛り上がります。オーソドックスながらもそれぞれのパーソナリティが表れるゲームです。
オンラインクイズゲームのやり方
- 自分自身に関するクイズを、参加者それぞれ考えます。
- 準備ができたらそれらを出し合い、交流を図ります。
10.好きなものしりとり
「好きなものしりとり」は、自分が好きなものだけでしりとりをするアイスブレイクです。
シンプルにしりとりをするだけで相手の好みを知れ、短時間のうちに簡単に実施できます。自分の好きなものについてじっくり考えた経験のない人は、自己理解を深めることにつながり、他者から共感を得られたり理解されたりすることで関係構築にも役立ちます。
好きなものしりとりのやり方
- 一般的なしりとりと同じく、「しりとり」の言葉からはじめ、お尻の言葉で始まる言葉をつないでいきます。
- ただしつなげる言葉は「自分の好きなもの」だけです。「好きな食べ物」「読んだことのある本」などに限定しても盛り上がります。
11.ノーカタカナヒントクイズ
ノーカタカナヒントクイズは、物の名称を、カタカナを使わずにヒントを出して当てるゲームです。
普段何気なく使っているカタカナの多さに驚き、そんな発見を共有することでゲームを楽しみながら場の雰囲気を和ませることができます。短時間ででき、特別に用意するものもないため手軽なアイスブレイクとしても最適です。
ノーカタカナヒントクイズのやり方
- 参加者の一人はお題をカタカナ言葉を使わずに他の参加者に伝えます。たとえば「スーパーカー」がお題の場合、「動くもの」「早いもの」「50代の人が喜ぶ」などのカタカナではないヒントを出していきます。
- 順にお題を当てていき、正解数を競います。
12.おうちにあるものしりとり
おうちにあるものしりとりは、家にあるものをもってきてしりとりをつなぐゲームです。
たとえば、しりとりの「り」が最後の文字であれば、「りんご」などの「り」からはじまるものをもってくる必要があります。1人あたり30秒程度の制限時間を設け、時間内に持ってくることができなかった場合は失敗となります。家にあるものをもってくることがその人のパーソナルな情報が得られ、コミュニケーションのきっかけづくりになったり、親近感をもって関係構築につながったりすることが特徴です。
おうちにあるものしりとりを行う際には、部屋のなかのプライバシー情報が意図せずに映らないように、バーチャル背景を設定してもらうことが大切です。
おうちにあるものしりとりのやり方
- まず4~6人程度のグループに分け、最初の文字を決める「お題」を参加者に伝えます。
- 実際にものを持ってきてしりとりをつなげます。
- 制限時間内にしりとりをつなぐことができた数を競います。
13.絵しりとり
絵しりとりは、オンラインで共有可能なブラウザアプリケーションを活用し、絵を描いてしりとりをつなぐゲームです。
4~6人程度のグループに分かれ、順番に絵を描いてしりとりをつなげていきます。制限時間は3分~5分程度とし、終了後に答え合わせをして正しくしりとりをつなげることができた数だけポイントを獲得できます。グループで競う場合は、より多くのポイントを獲得できたグループの勝ちとなります。
絵しりとりのやり方
- 4~6人程度のグループに分かれ、絵を描いてしりとりをつなげていきます。
- 終了後に答え合わせを行い、正しくしりとりをつなげていた数だけポイントを獲得できます。
14.GOOD&NEW
GOOD&NEWは、24時間以内にあった嬉しい出来事や気づきを得られた出来事を発表するゲームです。
参加者が順番にポジティブな出来事を発表し、その他の参加者は拍手をします。ポジティブな体験を全体に共有することで雰囲気が良くなったり、参加者の人となりを知ることで関係構築につながったりすることが特徴です。
GOOD&NEWのやり方
- 参加者の各々が24時間以内にあった嬉しい出来事や気づきを得られた出来事について振り返ります。
- 順番に全体に向けて出来事を発表し、他の参加者は拍手をします。
15.ウソ・ホントゲーム
ウソ・ホントゲームは、エピソードのなかに1つだけウソを含め、他の参加者がウソを当てるクイズゲームです。
お題を事前に用意しておき、それに関するエピソードのなかに1つのウソを含めます。エピソードの発表が終わったら、他の参加者はそのエピソードのどの部分がウソだったのかを予想して紙に書き、正解発表を行います。
ウソ・ホントゲームのやり方
- お題を用意し、それに関するエピソードのなかに1つだけウソを含めます。
- エピソードのどの部分がウソなのかを予想し、正解したらポイントを獲得できます。
- 発表者は、間違えた参加者の人数分のポイントを獲得できます。
集合研修(対面)向けグループワーク系アイスブレイク5選
以下では、集合研修(対面)の形式で内定者研修を実施する際に適したグループワーク系のアイスブレイク5選を紹介します。
16.ワールドリーダーズ
「ワールドリーダーズ」は、SDGs経営を疑似体験できる戦略思考・交渉ゲームです。
4~6人程度のグループに分かれ、事業カードや資金などのアイテムを使用して事業を設立していき、利益の最大化を目指します。SDGsとは持続可能な開発目標の略称で、環境・社会・経済の3つを軸とした世界共通の目標と169のターゲットが示されています。
企業経営においてSDGsを推進するには、環境や社会にいいことばかりをするのではなく、利益も両立することが重要です。逆に、環境や社会にいいことをしないでいると、消費者や投資家などから評価されなくなり、事業の発展が難しくなる可能性が高まります。ワールドリーダーズは、SDGsが求められる社会においてビジネスを行う際の本質を学べるゲームです。
また、グループで戦略を立てたり、他グループと交渉をしたりする際に、戦略的思考力や交渉力が養われることも特徴です。
ワールドリーダーズのやり方
- グループ内で戦略を立て、他グループと交渉しながらターンを進めていきます。
- 最終的にもっとも多くの利益を獲得したグループの勝ちとなります。
17.メカナゾ
「メカナゾ」は、アタッシュケースや謎が表示されるディスプレイなどのリアリティのある物品を活用して行う謎解き脱出ゲームです。
リアリティのある物品を活用することで没入感をもって謎解きに取り組むことができます。また、役者が演じることで、世界観を演出します。謎解きを行う際にはグループでの協力が必須となり、コミュニケーション促進や関係構築につながります。
メカナゾのやり方
- オープニング・ルール説明を行い、リアリティのある実際に体験可能な謎解き脱出ゲームにグループで協力して取り組みます。
- 終了には表彰や解説・振り返りを行います。
18.チャンバラ合戦
「チャンバラ合戦」は、スポンジの刀で、肩につけたボールを落とし合う合戦アクティビティです。
軍議(作戦タイム)と実践(合戦タイム)を繰り返すことでPDCAサイクルを回せます。戦略性が高く、圧倒的に楽しいことが特徴で、戦略次第で運動能力や身長などに関わらず好結果を生むことができます。また、アクティビティを通じてコミュニケーションが促進され、共通目標に向かうことでチームビルディングを図ることができるため、研修や社内レクリエーションで人気があります。
チャンバラ合戦のやり方
- オープニング・ルール説明を行い、軍議と実践を繰り返します。
- 最後には全員で記念撮影を行います。
19.マシュマロチャレンジ
「マシュマロチャレンジ」は、ひもやマスキングテープなどを使ってパスタの乾麺でタワーをつくり、より高いところにマシュマロを置くことを競うアイスブレイクです。コミュニケーションを取りながらPDCAサイクルを回し、制限時間内にグループで協力してより高いタワーをつくれるように取り組む必要があります。
マシュマロチャレンジで勝つには、グループのメンバーに対して自主的に意見を伝えることも重要ですが、他者の意見を受け入れることも大切です。他者と協力し、効率よく成果を上げることを目指すため、コミュニケーションスキルや論理的思考力なども育めます。
マシュマロチャレンジのやり方
- 4人1チームに分かれます。
- どのようにパスタでタワーを作るか、チーム内で話し合います。
- 使える道具は紐、マスキングテープ、ハサミです。制限時間内にタワーを組み、マシュマロを固定します。
- 制限時間後に計測し、より高い位置にマシュマロを置くことができたチームの勝ちです。
マシュマロチャレンジの実施方法は以下の動画で詳しく紹介しています。
20.ペーパータワー
「ペーパータワー」は、紙だけを使ってより高いタワーをつくることを目指すアイスブレイクです。
やり方はシンプルですが、紙でつくったタワーを安定させることは難しく、論理的思考力や想像力などが求められます。短時間で手軽に行えるため、アイスブレイクに適しています。
ペーパータワーのやり方
- 4〜5人1チームに分かれます。
- まず組み立て開始の前に5分間、作戦タイムを行います。この時は1チーム1枚のみ紙に触れることができます。
- チームで相談して決めた組み立て方で5分間ペーパータワーを組み立てていきます。全員がタワーから手を離して10秒かぞえ、10秒後に計測タイムへ移行します。
ペーパータワーの実施方法は以下の動画で詳しく紹介しています。
あそぶ社員研修(研修テーマ例・内容)
「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
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■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
内定者研修におすすめのアイスブレイクについて紹介しました。
内定者研修にアイスブレイクを取り入れることで、内定者の緊張をほぐせます。緊張感のある研修を時には必要ですが、初対面の場で不安を抱きやすい内定者研修では、アイスブレイクでリラックスして取り組めるように配慮することも検討してみてください。
「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
研修やチームビルディングイベントの企画にお悩みの方必見!「ビジネスゲーム研修 総合資料」では、謎解き、推理ゲーム、サバイバルゲームなどを活用したユニークな研修を事例とともにご紹介しています。
目次
コンテンツ制作ディレクター/IKUSA編集部ディレクター。「気持ちよく前向きに仕事ができる環境づくり」を意識し、細かな調整をすることを大切にしている。人間関係を良好な状態に保つため、アイスブレイクやチームビルディングになる交流会の企画や幹事も積極的に行う。