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オンライン(遠隔)研修のメリット・デメリット!成功のための5つの秘訣
目次
2020年はコロナ禍の影響でオンライン研修を導入する企業が増えた年でもありました。感染対策に効果を示す反面、オンライン特有の課題が見出されつつあります。
本記事では、オンライン研修のメリットやデメリット、成功のためのポイントを紹介します。
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遠隔でできる研修(オンライン研修)のメリット
まずはオンライン研修のメリットを見ていきましょう。遠隔での研修にはどのような効果があるのでしょうか。
録画して後で視聴できる
講義動画を一度見てそのときは理解したつもりでも、家に帰って復習しようとすると細かな部分を忘れている場合があります。オンライン研修はライブ配信と同時に録画も可能なので、聞き漏らした部分を後で視聴できます。
また当日急病で出席できなかった方でも、後で録画を見ればまったく同じ質の研修を受けられる点も強みです。資料を目に通すだけの場合と比べると、研修の理解度や定着度は段違いとなるので、録画して視聴できる点はオンライン研修の大きなメリットだといえるでしょう。
質問へのハードルが下がる
オンライン研修は研修中に質問をしやすいのが利点です。大勢の受講者がいる研修では質問したいことがあっても、手を挙げてマイクを貸してもらい質問するのは中々ハードルが高いものです。
この点、オンライン研修であればチャット機能を利用して、リアルタイムで質問できます。講義後に質疑応答の時間を設けて、まとめて回答するようにすれば運営側にとってそこまで負担にはなりません。
移動や宿泊にかかる費用を節約できる
集合型研修では本社や会社が保有する研修施設に出向く必要があります。研修会場への移動に要した交通費は、多くの場合会社が負担しなくてはなりません。また講師を派遣する場合、講師が研修会場に到達するまでの交通費も発注者側が負担します。さらに地方勤務の方だと研修会場に出向くまで半日以上かかるケースもあり、時間的なロスも避けられません。
この点オンライン研修ならパソコンやスマホなどのデバイスがあれば、いつでもどこでも受講可能なので交通費や宿泊費が丸々カットできます。このためオンライン研修の実施は大きなコスト削減につながるのです。
宿泊も伴う研修だと費用相場が一気に上昇することも考えると、オンライン研修による費用削減効果は大です。
運営側の負担が楽になる
オンライン会議システムは進捗管理機能やレポート提出機能を備えており、システム上で受講者の学習状況を管理できます。紙で記録したりレポート用紙を回収したりといった手間が省ける分、運営側の負担は楽です。
また会場設営が不要な点も見逃せません。集合形式の研修は講義室の温度管理やプロジェクターの映像の見やすさなどに配慮する必要があります。オンライン研修ならこういった配慮は不要です。
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遠隔でできる研修(オンライン研修)のデメリット
オンライン研修のデメリットも把握しておきましょう。場合によってはオンライン研修が向いていないケースもあります。
実習タイプの研修に向いていない
研修は、知識のインプットが目的の講座型と、学んだ内容を実践する実習型にわかれます。お互いの状況がつかみにくくコミュニケーションも取りづらいオンライン研修は、基本的に実習型の研修には向いていません。
ただし近年は研修でVRを活用する企業も増えてきました。オンライン研修で実習を行いたければ、VRの導入を検討に入れるのはいかがでしょうか。
受講者同士のコミュニケーションが取りにくい
ディスカッションが伴う研修を取り入れれば、受講生同士がコミュニケーションを取ることは可能です。しかし同じ場所に集まれないため、連帯意識やチームワークが芽生えにくい点は否定できません。
解決策としては、グループワークの前に自己紹介ゲームを取り入れると効果的です。アイスブレイクになり、受講者同士が打ち解けやすくなります。
受講者のモチベーションが保ちにくい
オンライン研修では周囲に人がいないため監視の目が行き届きません。そのためモチベーションが保ちにくく、なかにはサボってしまう方も出てくるでしょう。とくに講義形式の研修では、画面だけ開いておき、手元のスマホでゲームをするなどサボることも可能です。オンライン研修には強制力がないため、なんらかの対策を考えなければなりません。
欠席を防ぐ対策としては、管理画面で受講の有無を確認する方法が有効です。受講していない方に対して個別でフォローしていけば、受講率は上げられるはずです。
また受講中のサボりへの対処法としては、テストの実施が有効です。点数が低い方には再受講を求めれば、受講者もやる気になるでしょう。
講師のサポート役が必要
オンライン研修の実施時は、チャットによる受講者からの質問やシステム障害などに対応するべく、講師の他にサポート役が必要です。
少なくとも2名体制で行い、講師が説明に集中できる環境を整えましょう。サポート役にはシステム障害に対応可能なスタッフが適しています。
オンライン研修成功のポイント
オンライン研修を取り入れようと思っても「進め方がわからない」「ITリテラシーを保有していなくては配信が難しいのでは?」などさまざまな不安を感じるのではないでしょうか。とくに日常業務でネットやITをあまり使わない会社では、とまどう方が続出するはずです。
オンライン研修の実施がはじめての方でも成功させるポイントを紹介するので、ぜひご確認ください。
研修開始前にツールの操作方法を説明する
研修受講者にはツールの使い方をあらかじめ説明しておきましょう。マイクやカメラのオン/オフがうまく切り替えられないと、研修が思うように進められません。
事前にマニュアルを整備するなど、受講者がシステムの操作方法で迷わないように配慮しましょう。
また受講する場所のインターネット環境が問題ないか、確認をお忘れなく。通信量や時間帯によって通信が途切れることも考えられます。研修実施前に受講者の自宅のインターネット環境を調べて、オンライン研修の受講が難しい方には別の方法を提案してください。
ゆとりあるスケジュールを作成する
オンライン研修では休憩を多めにとって、ゆとりあるスケジュールを意識しましょう。長時間の講義だと集中力が落ちやすいので、適宜休憩を入れてください。
また研修以外に受講者がリフレッシュできる取り組みもおすすめです。たとえばイベント会社IKUSAが提供する「リモ謎」では、講義の後に謎解きゲームのセクションが設けられていて、適度に息抜きできる仕組みになっています。
慣れない行為にはストレスが生じるもの。受講者の体調や精神状態には細心の注意を払ってください。
カメラは常時オン設定にしておく
研修中は参加者の顔が常に見えるように、カメラをオンにしましょう。カメラオフの状態で研修をすると、緊張感が薄れ眠くなることも。
また運営側も受講者の表情がわからないので、内容をどこまで理解できているか把握しにくくなります。研修を有意義なものとするため、カメラは常時オン設定にしましょう。
双方向のコミュニケーションを心がける
オンライン研修では、講師と受講者が双方向のコミュニケーションを意識することが大切です。オンライン研修では受講者の表情や手元が見えにくく、本当に理解できているか確認しにくいからです。
両者が積極的にコミュニケーションをはかれば、疑問点もその場で解決できます。また受講者の集中力を維持する観点からも、講師が頃合いをはかって話しかけるなどすれば、緊張感を継続できるでしょう。
参加者からフィードバックをもらい次回に活かす
研修終了後は、アンケートやヒアリングを行い、参加者からフィードバックをもらいましょう。「講師の声が聞き取りづらい」「黒板の説明が見づらい」といった受講者の意見を真摯に受け止め、改善してください。
研修後にどのような変化が生じたか、今後学んだことを実務でどのように活かすか、行動目標とあわせて確認しましょう。受講者が設定した行動目標が実現すれば、研修の効果が表れていると判断できます。研修の振り返りによって次の研修のクオリティが上がるので「やれば終わり」だとは考えずに実施後のフォローも重視しましょう。
オンライン研修なら「リモ研」におまかせ
「初めてのオンライン研修、どうしたらいいかわからない……」そんな方におすすめなのが、IKUSAのオンライン研修「リモ研」です。
リモ研は、講義と体験がセットになったオンライン研修です。初めにビデオチャットツールを用いて講義を受けたあと、チームビルディングを醸成するオンライン謎解きゲーム「リモ謎」を行います。講義と体験がセットになっているので、学びを吸収しやすくなる点がポイントです。
研修のスケジュール作成、配信機材の準備、当日の進行などは全てIKUSAにお任せできるので、幹事の方は安心して参加者の様子を見学できます。
あそぶ社員研修(研修テーマ例・内容)
「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
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■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
オンライン研修では「録画が可能」「質問がしやすい」「交通費や宿泊費の節約が可能」といったメリットもあります。ただ一方で、「実習タイプの研修に不向き」「受講者同士のコミュニケーションが取りづらい」「受講者のモチベーションが保ちにくい」といったデメリットがあるのも確かです。
メリットを最大限に生かし、デメリットを小さくするには守るべきポイントがあります。ツールの使い方の説明やゆとりあるスケジュール作成など、受講者が負担を感じないよう細心の注意をはかりましょう。研修後は受講者からフィードバックしてもらい、より充実した研修を目指すこともお忘れなく。
「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
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