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新入社員研修におすすめのアイスブレイクネタ22選!自己紹介・アクティビティを紹介

新入社員の早期離職を防ぐには、同期入社や先輩の社員との関係性を良好に築き、よい職場づくりを行うことでエンゲージメントを高めることが重要です。ただ業績の観点から教育していくだけではなく、精神面でも健全に会社に馴染めるよう、工夫することが必要です。

新人研修や社内研修で親睦を深める際は、アイスブレイクの実施がおすすめです。アイスブレイクとは、初対面の相手と会った際の緊張を和らげるための活動やゲームのことです。このアイスブレイクによって、初対面の際の緊張感が薄れ、コミュニケーションを円滑にすることができます。

本記事では、新人社員研修でアイスブレイクを行うメリット、新人社員研修に適したアイスブレイクネタを自己紹介編、アクティビティ編に分け22選紹介します

 

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新入社員研修でアイスブレイクを行うメリット

新人社員研修でアイスブレイクを行うメリットは以下の4つです。

  1. 緊張がほぐれ打ち解けやすくなる
  2. 研修のクオリティが上がる
  3. 懇親会での話のネタになる
  4. 離職率の低下に繋がる

それぞれ解説していきます。

1.緊張がほぐれ打ち解けやすくなる

新人研修では企業理念や基礎的なビジネスマナーについて学びますが、それ以上に同期社員や先輩と友好的な関係を築くことも非常に重要です。

初対面の相手を前にすると緊張してうまく話せなくなる人であっても、アイスブレイクに参加することで打ち解けやすくなり、良好な関係構築に繋がるでしょう。

2.研修のクオリティが上がる

アイスブレイクには、その後に行われる研修の質を高める効果も期待できます。アイスブレイクで緊張がほぐれると研修に集中して取り組めるようになるためです。
初対面同士で感じる特有の緊張感から解放され、講義の内容に集中できます。

特に、ワークショップやグループワークなどの参加型の研修では、参加者がどれだけ積極的に議論できるかが成功のカギです。アイスブレイク後はチームのメンバー間の距離が近づき自らの意見を伝えやすくなるため、参加型研修の前にアイスブレイクを実施すると良いでしょう。

活発な議論が促されることで、参加型研修の目的である「チームワークの向上」の実現に近づきます。

3.懇親会での話のネタになる

アイスブレイクで活動したことで、その後に懇親会を行った場合、盛り上がりが期待できます。「あの時の~が面白かったよね」「まさか、君が~と回答するとは思わなかったよ」などの会話が発生し、親密度が高まります。

話すことに苦手意識を抱いている人も、共通点であるアイスブレイク時の話をすれば会話を続けやすくなります。懇親会で親睦を深めることで、仕事だけでなくプライベートな付き合いや、困った時に相談できるような友人を見つけられるきっかけにもなるでしょう。

4.離職率の低下に繋がる

アイスブレイクによって、間接的ではありますが離職率の低下を実現できるといえます。現代では入社3年未満の若手社員が離職する確率は30%にものぼります。
この高い離職率が生まれる代表的な原因といえるのは、人間関係です。上司や同僚との人間関係がうまくいかずに、会社を辞めてしまう人が多いのが現状です。

先程も申し上げた通り、アイスブレイクには親睦を深める効果があります。慣れない環境で戸惑っている新入社員も研修で仲間を見つけることができれば、同じ会社で長期的に働き続けられるでしょう。
アイスブレイクで親睦を深めることができれば、会社の大切なリソースである「人」を手放さずに済む可能性が高まります。

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新入社員研修向けアイスブレイク7選-自己紹介編-

新人社員研修では、コミュニケーションが生まれるような「自己紹介系のアイスブレイク」を行うことが多いです。

ここからは、新人研修におすすめの自己紹介系のアイスブレイク7選を紹介します。

  1. 積木式自己紹介
  2. 自己紹介ビンゴ
  3. 共通点探し
  4. Good&New
  5. ネガティブ自己紹介
  6. 他己紹介
  7. サイコロ自己紹介

1.積木式自己紹介

「積木式自己紹介」は、今までメンバーが行った自己紹介を含めながら、自分の自己紹介を行うアイスブレイクです。たとえば田中さんが自己紹介をした後、次の人は「田中さんの隣の〇〇です」と自分の紹介を始めます。
積木のように自己紹介を積んでいくため、順番が後になればなるほど紹介する人数が増えていきます。

このゲームは、他の人の話した内容を覚えていないと自分の自己紹介ができません。必然的に周囲の人の名前を覚えるようになるので、アイスブレイクのネタにはおすすめです。

10人以上の規模になると、高確率で最後の方の人は自己紹介の内容を覚えきれなくなります。人数は4~6人程度を基準にしましょう。

【積木式自己紹介のやり方】

  1. 最初に自己紹介する人を決める
  2. 次の人は、前の人の自己紹介を含めて自己紹介をする
  3. 全員が終わるまで続ける 

2.自己紹介ビンゴ

「自己紹介ビンゴ」は、ビンゴゲームをしながら自己紹介をしていくアイスブレイクです。

ビンゴ用の紙を用意し「好きな食べ物」や「好きな教科」「行ってみたい国」など、お題をいくつか設定し、ビンゴゲームをおこないます。

お題は自己アピールしやすいものがおすすめです。なお、ビンゴ用紙の残りが最後の1つになった時、自分でその単語を言うのは反則です。自分以外の人が発言しなければ、最後の1個は開けられない仕様になっています。ビンゴゲームなので景品があると、より盛り上がること間違いなし。

お題の数が多すぎると難易度が上がりゲームの時間も長引いてしまうため、3~4個程度にとどめましょう。

【自己紹介ビンゴのやり方】

  1. ビンゴ用の紙を用意する(マスの数は3×3か4×4がおすすめ)
  2. 「好きな食べ物」や「好きな教科」などのお題を決める
  3. 参加者は各自お題に沿ったものを用紙に記入する
  4. 順番に一人ずつ自己紹介をし、お題の答えを発表する
  5. 発表者と同じものがあったら〇をつける
  6. リーチになったら宣言する
  7. ビンゴになったら勝ち

3.共通点探し

「共通点探し」は、チーム全員の共通点をできるだけ多く見つけることを目指すアイスブレイクです。共通点が見つかったら、それをホワイトボードや紙に書いていきます。チームで親睦を深めたい時におすすめのアイスブレイクです。

共通点探しで他のチームに勝利するポイントは、ざっくりとした共通点を見出すことです。たとえば出身地の話では都道府県が一致しなくても「みんな地方の出身であった」「島単位であれば同じ」という風に共通点を見つけられます。

共通点を探す過程では、自然とコミュニケーションが促進されます。質問が活発に行われるため、単なる自己紹介と比べ、相互理解が進むでしょう。

【共通点探しのやり方】

  1. チームに分かれる
  2. 制限時間内にチーム内でできる限り多くの共通点を見つける
  3. 共通点はホワイトボードや紙に書いていく
  4. 最も共通点が多いチームが勝ち

4.Good&New

「Good&New」は、24時間以内に起きた良いことや、新しい発見を1人ずつ発表していくアイスブレイクです。各自の発表に対し、他の参加者は拍手や笑顔で聞くのがおすすめです。自分の話を肯定的に聞いてくれるので場の雰囲気が良くなり、良い関係性を構築することに繋がります。
また、Good&Newを定期的に取り入れれば、普段の生活からポジティブなことを探そうと努めるので、物事への捉え方が前向きに変化する可能性が高いです。実際、Good&Newを朝礼に取り入れている企業も少なくありません。

ネガティブな発言が生まれないため、組織やチームの雰囲気を良くします。話すネタは業務以外のことでも構わないため、趣味や価値観、性格などを把握する機会にもなります。
お互いのことをあまりよく知らない新人研修での導入を、自信を持っておすすめできるゲームです。

【Good&Newのやり方】

  1. 24時間以内に起きた良いことや新しい発見を1人ずつ発表する
  2. 他の参加者は拍手して反応する

5.ネガティブ自己紹介

「ネガティブ自己紹介」は、失敗談や短所などネガティブな部分を中心に自己紹介を行うアイスブレイクです。「大切な第一印象が決まる場で、ネガティブなことを話すと良くないのでは?」と思う人もいるでしょう。しかし、失敗談や弱点は共感を得やすいため、親しみを持つきっかけとなります。

ネガティブ自己紹介では、話し方や聞き方も重要です。姿勢を正して前を向き、笑顔で話せば、失敗談や弱点も明るい話に聞こえます。周りの参加者も、「私もあるある!」「次からはこうするといいね」といった具合に、ポジティブに聞くとよいでしょう。

本来なら隠したい失敗談を人前で打ち明けるのは勇気のいることです。ネガティブ自己紹介を通して、自己開示の重要性や難しさを実感できるでしょう。

【ネガティブ自己紹介のやり方】

  1. 通常の自己紹介に失敗談を盛り込んで話す
  2. 姿勢は正して笑顔で話す

6.他己紹介

「他己紹介」は、ペアとなった相手の自己紹介をみんなの前で発表するゲームです。まず2人組となり、お互いに相手に対してインタビューをします。インタビュー時間が長すぎるとだらけ、短すぎると情報が聞き出せません。インタビューに取る時間は7分程度の長さが適していると考えられます。

他己紹介は相手のことをよく知ることができます。質問スキルや要点をまとめて伝える力なども伸ばせるでしょう。
ただし、このゲームはペアの相手を不快にさせてしまう恐れもあります。聞かれたくないことを聞いたり、事実とは異なるよう解釈したりといったことがないよう、細心の注意を払いましょう。

【他己紹介のやり方】

  1. 2人1組のペアになる
  2. 相手に対してインタビューをする(7分程度)
  3. 他の参加者の前でペアの人の自己紹介をする

7.サイコロ自己紹介

「サイコロ自己紹介」は、サイコロを振って出た目に書かれたお題を話す自己紹介アイスブレイクです。

あらかじめサイコロの面にお題を書いた紙を貼って、サイコロを振ります。自己紹介をする人は、出た目のお題の内容を話すだけです。サイコロと紙が用意できれば簡単にできるアイスブレイクなので、ぜひ導入してみましょう。

【サイコロ自己紹介のやり方】

  1. サイコロの面にお題を書いた紙を貼る
  2. 自己紹介をする人はサイコロを振って出た目のお題を話す

新入社員研修向けアイスブレイク15選-アクティビティ編-

新入社員研修におすすめの「体験型」のアイスブレイク15選をご紹介します。

体を動かすアクティビティや感情がゆさぶられるアクティビティなど、ユニークで効果的なアイスブレイクを厳選してご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. チャンバラ合戦
  2. 謎パ
  3. リモ謎
  4. 合意形成研修 コンセンサスゲーム
  5. リモ研
  6. ロケットPDCAチャレンジ
  7. オンリーワンゲーム
  8. ジェスチャーゲーム
  9. ブレストカード
  10. ヒューマンチェア
  11. タブーワード
  12. 流れ星
  13. たけのこニョッキ
  14. 心理テスト
  15. 二番はなに?

1.チャンバラ合戦

チャンバラ合戦

チャンバラ合戦」は、大きく体を動かすアクティビティです。スポンジの刀で、敵の腕にあるボールを落とします。誰でも楽しめる新感覚ゲームのため、初対面同士でも盛り上がること間違いなしです。

ゲームに勝つには、戦略を考えた上で力を合わせて戦う必要が必要があります。自然とコミュニケーションが取れるため、新入社員が打ち解けるにも効果的であるだけでなく、勝つための戦略や役割分担を行うなど、仕事をする上で必要な戦略的思考や主体的行動を身に付けることができます。

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2.謎パ

謎パ

謎パ」は、オンラインでもリアルでも楽しめる、謎解きとパズルを組み合わせたパーティーゲームです。全員が協力して謎を解くミッションに挑戦します。

他のメンバーとお互いの情報を共有しながら謎をといていくため、一体感と達成感が生まれます。

「参加者全員が交流できるイベントにしたい」「オンラインかオフラインでイベントをしたいが、どちらになるか分からない」といった企業様にとてもおすすめのアイスブレイクゲームです。

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3.リモ謎

リモ謎」は、世界観にこだわった本格的な演出や、スタッフによる手厚いサポートが特徴のオンライン謎解きチームビルディングです。

最大6名ほどのチームに分かれ、制限時間内に協力して謎解きを行います。閉ざされた空間からの脱出できたらゲームクリアとなります。チームメンバーとのコミュニケーションを深めるだけでなく、協力して謎をとくうちにチームビルディングを行うこともできます。

60分間で謎解きを行うゲームですが、30分で謎解きを実施する短縮版「リモ謎SHORT」を選ぶことも可能です。研修のタイムテーブルにあわせて、最適なプランを選択しましょう。

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4.合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE

合意形成研修 コンセンサスゲーム 」は、多数決ではなく話し合いで物事を決める「コンセンサス」の過程を体感する研修型のゲームです。あるシチュエーションのもと話し合いによってアイテムの優先順位を決め、模範解答に近かったチームの勝ちとなります。リアルの研修でも、オンライン研修でも実施可能です。

初めに個人で回答を考えた後にグループで話し合う時間が設けられていて、論理的思考力やコミュニケーション能力が鍛えられるアクティビティとなっています。

ストーリーは、ジャングルをテーマにした「ジャングルサバイバル」と、防災を学べる「帰宅困難サバイバル」、知識の差にとらわれないゾンビからの逃亡を考える「ZONBIパニック」の3種類があり、用途に合わせて選ぶことが可能です。

また、「合意形成・アサーティブコミュニケーション研修」は、コンセンサスゲームと講義を組み合わせ、お互いを尊重するコミュニケーションスキルや合意形成(グループの意見を一致させる)の方法を学び、翌日から業務で活用できる研修プログラムです

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コンセンサスゲームの実際の流れや、体験された企業様のご感想を以下の記事にまとめました。ご興味のある方はぜひご覧ください。

三和化学研究所労働組合様で【合意形成ゲーム】コンセンサスゲームを実施させて頂きました!

5.リモ研

リモ研

リモ研」は、リモートワークを行う上での基礎知識やコミュニケーション方法、営業方法を学んだあとに、謎解きゲームを体験できる体験型のオンライン研修です。

アイスブレイクの役割だけでなく研修の役割も担っているので、新入社員研修にうってつけです。リモートワークを取り入れている企業様は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

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6.ロケットPDCAチャレンジ

ロケットPDCAチャレンジ」は、チーム戦で行うロケット制作&改善アクティビティとPDCA講義がセットになった研修プログラムです。

資金を使って部品の購入と発射テストを繰り返し、ゲーム終了時に、最小コストで月まで到達するロケットを作れたチームの勝利となります。数千通りあるパターンから成功を導き出すなかで、PDCAの過程を体験できます。

アクティビティ実施後にPDCAに関する講義・ワークを受けることで学びが定着し、明日からの業務で実践することができます。

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7.オンリーワンゲーム

「オンリーワンゲーム」は、チームの中で1人しか該当しないことを、できるだけ多く見つけるゲームです。「世界一周をしたことがある」「3人兄弟の真ん中」など、オンリーワンに該当すると予測する事柄を列挙しましょう。
メンバー1人ひとりがどれだけ主体的・能動的に発言できるかが勝利のポイントとなります。

共通点を探すことよりも、1人だけ該当する事柄を見つけるほうが難易度が高いです。積極的かつ主体的にコミュニケーションを取ることがポイントです。

【オンリーワンゲームのやり方】

  1. チームに分かれる
  2. チームの中で1人しか該当しないことを紙に書いていく
  3. 1人しか該当しないことを多く見つけられたチームが勝ち

8.ジェスチャーゲーム

「ジェスチャーゲーム」は、身振り手振りでお題の対象を他の参加者に伝えるゲームです。お題を当てたら次の人がジェスチャーし、最後の人にいたるまで繰り返します。

ジェスチャーゲームは言葉を使わない意思疎通方法である、「ノンバーバルコミュニケーションスキル」を伸ばせるゲームです。自分が伝える力だけでなく、相手の意図を理解する能力も要求されます。

テーマ以外になにかを準備する必要がないため、準備に時間をかけずにすみます。運営者にとっても嬉しいポイントです。

【ジェスチャーゲームのやり方】

  1. ファシリテーターはお題を用意する
  2. ジェスチャーする順番を決めて、身振り手振りでお題を他の参加者に伝える
  3. お題が当たったら次の人にかわる
  4. 最後の人まで続ける

9.ブレストカード

「ブレストカード」は、あるテーマに対して、複数人で企画やアイディアを出し合うブレインストーミングを取り入れたカードゲームです。

チームになってテーマを決めたら、1人ずつ順番に発想カードを引きます。カードを引いたら、カードのイラストとテーマを掛け合わせ、30秒以内にアイディアを発表していきます。

全部で100枚ある発想カードは、現実ではありえないような奇想天外なイラストばかり。絵を見ただけでは、テーマとの繋がりを見出すのが難しいカードもあります。

しかしブレインストーミングで重要なのは、アイディアの質ではなく量です。こじつけでも構わないので、どんどん発表することが大切。ブレストカードを活用すれば、通常では浮かばないような発想も生まれやすくなります。

【ブレストカードのやり方】

  1. チームに分かれて、テーマを決める
  2. 1人ずつ順番に発想カードを引く
  3. 30秒以内に引いたカードのイラストとテーマを掛け合わせて、アイディアを発表していく

10.ヒューマンチェア

「ヒューマンチェア」は、大人数で新人研修を行う際に適したアイスブレイクです。まず、前の人の背中を見るように一列で並びます。次に、先頭の人は最後尾の人の後ろに移動し、全体で円を形成します。
合図がかかったら、全員が後ろの人の膝へと座ってください。全員が座れれば勝ち、こけた人が出たら負けというゲームです。

簡単そうに思えるかもしれませんが、ゲームを成功させるには全員で呼吸を合わせる必要があります。
また、ヒューマンチェアは人数が多くなるほど、難易度が上がります。連帯意識を持たせるために、大人数で実施するのも良いでしょう。

【ヒューマンチェアのやり方】

  1. 前の人の背中を見るように、円を作る
  2. 合図がかかったら、全員後ろの人の膝に座る
  3. 全員が座れたら勝ち

11.タブーワード

「タブーワード」は、話してはいけないワードを設定し、会話をするゲームです。

研修参加者は、額にタブーワードが書かれた紙を貼って会話を始めます。タブーワードは自分以外が知っていて、自分が何のタブーワードなのかは分からない状態です。

この状態で会話を進め、自分の額に貼ったタブーワードを言ってしまったら負けになります。他の参加者はタブーワードを言わせるように誘導するので、自分のタブーワードを予測しながら会話を進めましょう。

【タブーワードのやり方】

  1. 参加者ごとにタブーワードを設定する
  2. タブーワードは設定された参加者以外が見えるよう額に貼る
  3. 日常会話をして、タブーワードを言ってしまったら負け

12.流れ星

「流れ星」とは、1分以内に「流れ星」「月」「木」の3 つの絵を描くだけのシンプルなゲームです。

メンバー同士で完成した絵を見比べると、出来栄えの違いに驚くことでしょう。流れ星一つとっても、右上から左下に流れるのか、左下から右上に流れるのかは人によって異なります。

イラストの違いから、言葉に対するイメージの仕方が人それぞれであることを実感できるはず。また何かを説明する際は、より具体的に解説したほうが良いことにも気付けるでしょう。伝えることの難しさを実感できるゲームです。

【流れ星のやり方】

  1. 1分以内に、流れ星と月と木の絵を描く
  2. 参加者同士で描いた絵を見比べる

13.たけのこニョッキ

「たけのこニョッキ」は、子どもの頃に多くの人がやった有名なゲームです。参加者で円になり、全員で「たけのこたけのこニョッキッキ」と呼びかけたらゲームスタート。
順番に「1ニョッキ」「2ニョッキ」と叫び、最後まで発言できなかった人が負けになるというルールです。また、「ニョッキ」を言うタイミングは他の人と被ってはいけません。

順番やタイミングは決まっていないので、いかに他の人と被らないようにするかが重要です。他の人の表情やかすかな動きを観察し、感情を見透かす洞察力が求められます。
ちょっぴり恥ずかしい言葉を言う必要があるので、心の壁を取り払う際にも役立ちます。

【たけのこニョッキのやり方】

  1. 参加者で円になる
  2. 「たけのこたけのこニョッキッキ」と合図をしたらスタート
  3. 順番に「1ニョッキ」「2ニョッキ」と言っていく
  4. 掛け声を言うタイミングが被ったら負け
  5. 最後に残ったら負け

14.心理テスト

深層心理が分かる「心理テスト」をアイスブレイクに取り入れるのも一つの手です。

「今の気分に一番近い色は何ですか?」などのお題を出し、赤や青などの選択肢を用意します。参加者は自分が選択した色ごとにチームを作ります。その色を選んだ理由を何人かに喋ってもらい、最後にテスト結果を発表するという流れです。

アイスブレイクで心理テストを取り入れるポイントは、ネガティブな結果が含まれるお題は使わないことです。場の雰囲気を暗くしないよう、ポジティブな回答になる心理テストかどうかをチェックしましょう。

15.二番はなに?

多くの人が1番は知っているけど、2番は分からない質問を出し、回答をチームで考えてもらうゲームです。
たとえば、オリンピックで金メダルを取った人は覚えていますが、銀メダルを取った選手は知らないという方が多いでしょう。

多くの人が知らない2番のことをさっと答えられれば、周囲はその人のことを知識人・専門家と認識します。知識量を他のメンバーにアピールできるアイスブレイクです。

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あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです

例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。

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■研修テーマ・アクティビティの例

  • コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
  • ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
  • クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
  • PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
  • 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)

まとめ

新入社員研修で、新人同士が打ち解けることを目指すならば、アイスブレイクの導入が効果的です。初対面特有の緊張も、楽しいアイスブレイクネタが吹き飛ばしてくれます。

本記事で紹介した新入社員におすすめのアイスブレイクネタは、どれも気軽なものから本格的なものもあります。新人研修・社内研修で使えるネタをお探しなら、ぜひアイスブレイクの導入を検討しましょう。

 

あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。

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