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若手社員が社会人基礎力を身につけると得られる効果とは?社員研修におすすめの企画5選もご紹介

若手社員が「社会人基礎力」をしっかり身につけて活躍することは、社員だけでなく、会社にとっても大きなプラスとなります。

とはいえ、社会人基礎力は一朝一夕で鍛えられるものではありません。できるだけ若いうちに身につけさせるためには、社員研修をとおして集中的に学ばせた後、仕事のなかで実践させるのが効率的です。

この記事では、社会人基礎力がどのような力であるか、また社員が身につけると得られる効果を解説するとともに、社員研修で使えるおすすめの企画5選をご紹介します。

 

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社会人基礎力とは何か?

社会人基礎力とは、3つの能力と12の能力要素、3つの視点で構成される、働く上で欠かせないスキルの総称です。これらはバランス良く身につける必要がありますが、どの項目を優先して鍛えるべきなのかは、業種や職種により異なります。自社で優先すべき項目を事前に把握し、効率的な人材育成を目指しましょう。

3つの能力前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力
12の能力要素主体性、働きかけ力、実行力、課題発見力、創造力、計画力、発信力、傾聴力、柔軟性、状況把握力、規律性、ストレスコントロール力
3つの視点何を学ぶか(学び)、どのように学ぶか(統合)、どう活躍するか(目的)

 

こちらの記事では、社会人基礎力とは、どういったものなのかをさらに詳しく解説しています。社会人基礎力について知りたい方はこちらの記事もせひご覧ください。

仕事で必要な「社会人基礎力」とは?診断方法やおすすめのサービス5選をご紹介します!

社員研修で社会人基礎力の向上が求められている2つの背景

近年、企業において社員の「社会人基礎力」を向上させる意識が高まっています。その背景として挙げられるのは、社会情勢の急激な変化や、世代間の認識のズレです。

1.終身雇用制度や年功序列型賃金制度が当たり前だった時代の終焉

かつての終身雇用や年功序列型賃金制度が当たり前だった時代では、「入社した企業に長く勤め続ける」ことを美徳とする価値観が浸透していました。しかし近年では、こうした制度や価値観に変化が生じています

失業率の高まり、非正規雇用の増大、昇給・昇進の格差などに対する不安から、より良い労働環境を求めて転職・独立する方が増えている現状です。今いる会社で長く勤め続けるにしても、スキルや知識といった「専門性」がなければ早々に頭打ちになるでしょう。

どのような働き方を選んでも対応できるよう、ベースとして社会人基礎力を高めておくことは必須なのです。

2.企業と若手社員の社会人基礎力に対する認識のズレ

社員研修で社会人基礎力を扱うのは、企業側と若手社員の間にある、社会人基礎力に対する認識のズレを矯正するためでもあります。

若手社員としては、就職活動をとおしてある程度は社会人基礎力について学び、身につけている自負があります。そのため、「基礎は身についているから、専門的なスキルを学びたい」と考えがちです。しかし実際は、企業側が求めるレベルには達していない場合がほとんどです。

そこで社内研修で社会人基礎力を扱うことによって、若手社員は社会人基礎力を軽く考えることをやめ、その重要性を認識するようになるでしょう。

研修プログラムで社会人基礎力を高めるための目標の定め方

では、社内研修で社会人基礎力の向上を図ることになった場合、どのような行動が取れるようになれば良いのでしょうか。ここからは、社会人基礎力における3つの能力ごとに、具体的な目標を解説します。

「前に踏み出す力」の目標

前に踏み出す力については、以下のような行動が取れるようになることを目指しましょう。

  • 主体性:受け身で指示を待つのではなく、やるべきことを自身で見つけて取り組む
  • 働きかけ力:自ら呼びかけて周囲の人々を動かす
  • 実行力:仕事における目標や優先順位を設定し、失敗を恐れずに行動する

「考え抜く力」の目標

考え抜く力については、以下のような行動が取れるようになることを目指しましょう。

  • 課題発見力:課題を発見し、改善内容を提案する
  • 計画力:発見した課題を解決するためのプロセスを明確にし、改善に向けた準備をする
  • 創造力:「当たり前」に縛られず、これまでにない新たな解決手段を考える

「チームで働く力」の目標

チームで働く力については、以下のような行動が取れるようになることを目指しましょう。

  • 発信力:自分の意見をわかりやすく相手に伝える
  • 傾聴力:相手の意見を引き出し、否定せずに受け入れる
  • 柔軟性:自分のやり方を押しつけずに、相手の考え方や立場を尊重して違いを理解する
  • 状況把握力:チーム内における自分の役割を考える
  • 規律性:社会のルールと自身の考えを照らし合わせ、必要に応じて行動にストップをかける
  • ストレスコントロール力:ネガティブな事態が起こっても、見方を切り替えてストレスを溜め込まない

社員研修におすすめの社会人基礎力が高まる企画5選

社会人基礎力を身につけるためには、講義やセミナーだけでなく、実践を含んだゲームを取り入れるのが効果的です。ここでは、社会人基礎力を鍛えるのにおすすめの企画5選をご紹介します。

こちらの記事では社会人基礎力を鍛えるのにおすすめの企画を10選紹介しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。

社会人基礎力の鍛え方は?鍛える際のコツや身につくスキル、おすすめの企画10選を解説!

こちらの記事では、社会人基礎力が鍛えられるゲームを紹介しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。

社会人基礎力が鍛えられるゲーム20選!測定方法と必要な理由も紹介

マーダーミステリー研修

株式会社IKUSAの提供する「マーダーミステリー研修」は、体験型の推理ゲームを題材とした研修プログラム。「刑事」や「犯人」などの役割が参加者に与えられ、各自その役を演じつつ、犯人が誰であるかを推理します。

やり方

  1. 台本に従って物語を進める
  2. 犯人は犯人であること、それ以外は自分の秘密を隠しながら情報交換していく
  3. 事件解決を目指し推理する

犯人役でない参加者は状況証拠を積み上げる必要があり、犯人役の参加者は自分の正体がバレないよう偽りとおさなければならないため、巧妙な駆け引きが楽しめます。

ゲーム内で現状説明や情報収集、状況分析を行うため、社会人基礎力の3つの能力が満遍なく鍛えられます。

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チャンバラ合戦-戦 IKUSA-

「チャンバラ合戦 IKUSA-」は、株式会社IKUSAが提供する大人数向け対戦型ゲームイベントです。参加者を複数のチームに分け、トーナメント方式で行うとより盛り上がります。

やり方

  1. 参加者の肩に命(ボール)を付ける
  2. スポンジの刀を使って相手の命を切り落とす
  3. 最終的に生き残った人数をチームで競い合う

スポンジの刀を使って互いの腕についたボールを落とし合うシンプルなルールで、思い切り体を動かすため、参加者の満足度も得られやすいでしょう。勝利するためには、戦略やチームワーク、チームで考えた戦略を実践する行動力が鍵。必然的に社会人基礎力の3つの能力をバランス良く鍛えられます。

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サバ研

「サバ研」は、「OODA LOOP」を活用したサバイバルゲームです。OODA LOOPとは、「観察(Observe)」「仮説構築(Orient)」「意思決定(Decide)」「実行(Act)」の4つのサイクルを回すことを指します。ジャングルでは「迅速な意思決定」が必要とされるため、一刻も早く社会人基礎力の3つの能力を向上させたい場合におすすめの研修プログラムです。

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合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE

チーム内の合意形成を図る「合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE」は、議論を重ねて確実にチームの意思を決定するのが狙い。

やり方

  1. 予期せぬ問題が発生する
  2. 対処法をまずは個人で考える
  3. 次にチームで対処法を考える
  4. 専門家の結論と比べ、自分のチームの対処法の妥当性を確認する

チームとして意見をまとめる必要があるため、各メンバーの意見を整理し、異なる価値観や考え方から結論を導き出す過程で、社会人基礎力の向上を図れます。

オンラインだけではなくリアルでも実施可能です。

お気軽にお問合せください。

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部課長ゲーム

「部課長ゲーム」とは、管理職と部下の間における報・連・相や、リーダーシップなどについて考えさせる研修プログラムです。

やり方

  1. メンバーに部長、課長、平社員のいずれかの役割を与える(クリア条件は部長役のみが知っています)
  2. クリア条件またはルールの書かれた指示書、役職の書かれたカード、メモ用紙を配布する
  3. 口頭ではなく、配布されたメモ用紙のみでコミュニケーションを取る
  4. ルールに従ってカードを交換していく
  5. 制限時間到達または部長の判断で全員のカードを確認し、条件を満たしているか判断する

部長1名・課長1名・残りは平社員とチーム内で役割分担をします。口頭でのコミュニケーションは厳禁の状態で、メモとカードの交換を繰り返します。チーム内で唯一クリア条件を知る部長が、メモとカードのみで状況を動かしていけるかが勝敗を分かちます。

制限つきの特殊な環境では、社会人基礎力の応用力が試されるでしょう。

まとめ

若手社員が社会人基礎力を鍛えると、どのような社会でも生き残っていける力が身につくとともに、自身が持っていた社会人基礎力に対する甘い認識を修正できます。企業側にとっても、若手社員を業績アップに繋がる優秀な人材へと育てるための重要なステップです。

社会人基礎力を全て身につけるためには時間もかかりますが、自社で必要な能力を優先し、企画を取り入れるなどの工夫を凝らせば、効率的に鍛えることができるでしょう。

今回ご紹介した企画は、社会人基礎力を鍛えるのにおすすめできるものばかりなので、ぜひお試しください。

 

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