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宿泊研修のメリット・デメリット、実施する際の注意点まとめ

とくに新人研修で活用される機会が多い宿泊研修。研修を運営する側としては準備すべきことが多いため、「宿泊研修は勘弁してほしい……」と感じる人もいるのではないでしょうか?

ただ、宿泊研修にはほかの研修ではなかなか得られないメリットがあるのも事実です。

そこで本記事では、企業の研修担当者に向けて、宿泊研修のメリット・デメリットを紹介します。宿泊研修を実施する際の注意点も説明していますので参考にしてください。

こちらの記事では、体験型研修のメリット・デメリットを紹介しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。

体験型研修は効果ある?おすすめ7選とメリットやデメリットを紹介

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宿泊研修のメリット

宿泊を伴う研修には以下のようなメリットがあります。

準備に手間がかからない

宿泊研修というと「準備が面倒かも……」というイメージがつきまとうかもしれません。しかし実際には、研修に特化したホテルや専門施設を利用すれば、研修計画の立案から研修中の運営にいたるまで一貫してアドバイスやサポートが受けられるので、意外に準備の手間はかからないのです。

また研修特化型の施設には、研修に必要な設備や備品も用意されているため、自社で購入・準備する必要がありません。大抵のことはプロに任せておけばいいので、研修担当者の負担は大きく軽減されます。

研修に集中・没頭できる

宿泊研修は多くの場合、研修の実施を目的とする専門施設の中で行われます。通常の業務から離れ、会社とは別の場所で研修を受けるため、いつもと違う特別感から講義に集中・没頭できるでしょう。

また回を分けずに一度の研修でカリキュラムを効率的に学ぶことができます。日にちが空かないので、前日に学んだ内容は頭に入っているはずです。さらに環境を変えることで、リフレッシュ効果ももたらします。宿泊研修を取り入れれば、高い集中力を保ったまま学びに没頭できます。

社内コミュニケーションの活性化につながる

宿泊研修では寝食を共にして一緒に過ごす時間が長いので、参加者同士のコミュニケーションが活性化します。また夜には懇親会が開催されるケースが多く、日常業務では話すことが少ないフランクな会話を交わせるので、同僚の意外な一面に気づくことも。

また、レクリエーションを導入することで、よりコミュニケーションの活性化を促進することができます。

宿泊研修のレクリエーションとしておすすめなのが、スポンジ製の刀を使って戦う「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」です。

ルールは、「刀を使って相手の腕についたカラーボールを落としあう」というシンプルなもの。チームで戦略を練り、実践し、反省を行なってまた戦略を練り……というPDCAサイクルを回しながら、コミュニケーションを深められます。

やり方

  1. 参加者の肩に命(ボール)を付ける
  2. スポンジの刀を使って相手の命を切り落とす
  3. 最終的に生き残った人数をチームで競い合う

宿泊研修で部署の垣根を超えたつながりを作ることができれば、全社的な観点からも組織活性化・業務能率の向上につながります。チャンバラ合戦の資料ダウンロードはこちら

懇親会のセッティングが楽になる

研修業者に外注するプログラムの内容に懇親会のセッティングも含んでおけば、研修後の懇親会をスムーズに開催できるでしょう。会場確保の手間がなくなり研修担当者の負担が楽になります。

また研修施設によっては施設内に懇親会が可能な空間が用意されている場合も。こうした施設ならば研修後に懇親会の会場まで移動する必要がなくなり、参加者の負担も軽減されます。

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宿泊研修のデメリット

宿泊研修のメリットだけでなく、デメリットも把握しておきましょう。

参加者に敬遠される

よく知らない人と宿泊することや拘束時間の長さから、宿泊研修をいやがる方がいるのも事実です。実施する側には、さまざまな考えをもつ方が不快な思いをしないよう、細やかな配慮が求められます。

たとえば部屋はシングルルームやツインルームを用意して、参加者のプライバシー保護にも気を配ることが挙げられます。また研修プログラムも多くの方が楽しめる内容にする必要があります。面倒だと感じる人でも「参加してみようかな」と思わせるような、魅力的なコンテンツを企画しましょう。

通常業務が滞る危険がある

日帰り研修ならば研修後にデスクに戻り仕事を片付けることができますが、缶詰め状態の宿泊研修では通常業務ができなくなります。参加者は不在時の処理を同僚に頼んだり、事前に仕事を片付けておいたりするなどの準備が必要です。

研修の運営側としても、同じ課の人間を宿泊研修の参加者に選びすぎないなど、通常業務に支障を来たすことがないよう配慮が求められます。

費用がかかる

宿泊研修では宿泊施設も含めた上で会場を押さえる必要があるので、多額の費用がかかります。広大な会議室があるなど設備が充実した施設やアクセスが便利な地域に構える施設を利用する場合、そのぶん費用は高くなるでしょう。また山奥や人里離れた場所を利用する場合、交通費が高額になりがちです。

宿泊研修実施の注意点

デメリットを考慮しても宿泊研修を実施したいと考えている方は、研修実施の準備を整えていきましょう。会場の選定や業者の手配など研修担当者が考えるべきことはたくさんあります。

宿泊研修実施のポイントを解説するので、これから紹介する注意点はすべて押さえた上で研修に臨みましょう。

研修に必要な設備が整っているか確認する

利用を検討する施設には研修に必要な設備がそろっているか、必ず確認しましょう。机や椅子はもちろん、マイクやホワイトボード、プロジェクタ、WiFi環境などがあるかチェックしてください。

また、座席のレイアウトは自由に変更可能かどうかも確認しておきましょう。研修で使用の予定がなくても、不測の事態にうまく対処できるよう備えつけの備品やレンタル可能なものにはなにがあるかもあわせて確認してください。

参加者の食事の手配が必要か確認する

参加者が熱心に研修に取り組むためには、美味しくて栄養価の高い食事が欠かせません。研修(宿泊)施設内で食事は可能か、近くに食事できるお店はあるか、確認は必須です。

もしどちらもなければ、ケータリングや弁当の手配が別途必要です。研修特化型の施設であれば、アレルギーの方にも配慮した料理をふるまってくれるので、安心して任せられます。

ブラック研修に陥らないよう注意する

宿泊研修は過酷で人権を侵害するようなブラック研修に陥りがちなので、運営側としてはそうならないよう配慮が必要です。とくに1ヵ月以上の長期拘束が珍しくない新人研修において、ブラック研修が起きやすいといわれています。

新人研修の目的は業務で必要な最低限の知識やビジネスマナーを学ぶことです。ところが一部の企業では、肉体的・精神的に追い込む度を超えた研修を実施して問題になっています。たとえば「無意味に大声を強要された」「40キロ以上も歩かされた」などの口コミがツイッターで寄せられています。外界との連絡を遮断したり、睡眠時間を削ったりする暴挙に出ることもあるようです。

新人研修では、企業理念や経営者の考えを新入社員に伝えることも目的の一つですが、過酷な研修で正常な思考回路を奪い去り洗脳教育のようなことをするのは絶対に避けなければなりません。精神論に頼ったきつい研修にならないよう、研修内容を吟味しましょう。

まとめ

宿泊研修では研修の内容に集中できたり社内コミュニケーションの活性化につながったりといくつものメリットがあります。しかし一方で、費用がかかる、参加者に敬遠されやすいなどデメリットがあるのも事実です。

宿泊研修を取り入れたいのなら、本記事で紹介したメリットやデメリット、注意点などを比較検討し、失敗のないよう注意してください。

 

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