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オンライン研修の種類とおすすめサービス11選
目次
さまざまな企業で導入が進められているオンライン研修。オンライン研修の導入を検討しているのではないでしょうか。しかし、一方でどんな研修を選べばいいのか悩んでいる方もいることでしょう。
そこで今回は、オンライン研修の種類やおすすめのサービスなどを紹介します。
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オンライン研修の種類とは?
オンライン研修は、ライブ配信型と録画型の2種類に分かれます。それぞれどのような研修なのでしょうか。
リアルタイムで学べる「ライブ配信型」
ライブ配信型は、リアルタイムで実施するオンライン研修を受講するというスタイルです。受講中に質疑応答ができ、研修最後まで疑問が残ってしまうことを防げます。すぐに疑問が解決できれば、受講者の理解度向上にもつながるでしょう。
ただし、ライブ配信型はネット回線のトラブルの影響を受けやすいのが難点です。リアルタイムでの受講であるため、トラブルが起きたから受講を中止するという選択はできません。また、研修が実施される日時に合わせて、受講者がスケジュールを調整しなければならない点もライブ配信型の欠点です。
eラーニングとも呼ばれる「録画型」
録画型は、すでに録画されてある研修の動画を視聴して学びます。eラーニングとも呼ばれており、定額制の見放題サービスを展開している企業もあります。録画型の場合は、受講者の好きなタイミングで視聴できるため、ネット回線のトラブルがあれば受講者の判断で試聴を中止できます。その上、動画の視聴は時間も場所も問いません。受講者が各自のスケジュールに合わせて受講できます。そのため、主催者側は受講者全員のスケジュールを調整する必要がありません。
録画型の欠点は、リアルタイムで質問できないことです。気になることがあっても、受講中に解決できません。そのため、動画内容を深く理解できない可能性があります。また、単純に視聴するだけ(受け身姿勢)になってしまうことから、受講者が意欲的に取り組みににくいという問題も挙げられます。
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参加方法も2種類に分かれる
オンライン研修は受講するタイプで種類が異なるだけではなく、研修への参加方法でも分かれます。こちらもメリット・デメリットがあるため、受講者の人数や参加方法の特徴などに応じて選んでみましょう。
どこでも参加できる「個人参加型」
個人参加型は、受講者の自宅や会社のデスクなどさまざまなところから参加できるオンライン研修です。参加する場所が指定されていないため、地方に住んでいる方や海外勤務の方でも研修に参加できます。その上、受講者が集中して受講できる場所を自ら選べるというメリットもあります。
一方で、各々バラバラな場所から参加していることから受講者同士の交流がしにくく、グループワークではやや不便です。また、受講者の間でネット環境の差が生じる可能性も。ネット環境の悪い受講者がいる場合、その人に注意しながら研修を進めていくことになるでしょう。結果的に、予定していた以上に時間がかかってしまう恐れがあります。
会場に集まって受講「集合型」
集合型は、一つの会場に受講者が集まってオンライン研修を受講するというもの。同じモニターを視聴して学ぶことから、個人参加型よりも受講者同士の交流がしやすく、グループワークも問題なく行うことができます。
ただし、会場探しやモニターの設置といったさまざまな準備が必要になってしまう上に、会場費といったコストもかかってしまいます。つまり、集合型は時間と予算において、ある程度の余裕がなければ実施が難しいのです。
また、近年では新型コロナウイルスの影響で一箇所に集まることが厳しくなっているのも事実。現在は、集合型よりも個人参加型のほうが選ばれやすくなっています。
オンライン研修サービスを探す前にチェックしておくべきこと
オンライン研修サービスはさまざまな種類があることから、どれがいいのか悩む方もいるでしょう。もしそうであるならば、以下のことを確認しておきましょう。そうすることで理想的なオンライン研修サービスを見つけやすくなります。
研修目的
まずは、研修の目的を改めて明確にしましょう。
例えば、新入社員への教育を目的としているならば、ビジネスマナーや英語の仕方といったビジネスの初歩的な部分が学べる新入社員研修が適していると考えられます。一方でテレワークによる社員同士の交流が不足していることを心配している場合には、コミュニケーション研修やチームビルディング関連の研修がおすすめです。
研修目的があいまいでは効果的な研修を実施できません。そのため、オンライン研修サービスを選ぶ前に目的の明確化から始めましょう。
具体的に何のために研修を行い、最終的にどうなってもらいたいのか決めなければ、理想的なオンライン研修サービスを見つけることができません。
ネット環境
ネット環境も重要なポイントです。ネット環境が悪い場合、上記で触れたように音ズレや映像の乱れなどのトラブルを引き起こします。最悪の場合は接続が切断されてしまうかもしれません。そうなると、円滑にオンライン研修を進めることができなくなってしまいます。
だからこそ、オンライン研修を行う前にネット環境をチェックしましょう。特に個人参加型のオンライン研修では、受講者ごとで環境が異なることから、より注意が必要です。だからこそ、早い段階からネット環境の再チェックを行うよう受講者に伝えましょう。
受講人数
受講人数もオンライン研修サービスを探す上でチェックしておくべきポイントです。なぜなら、人数制限が設けられている可能性があるためです。極端に少人数だったり大人数だったりすると、適した研修会社が見つからず、研修を実施できない恐れがあります。
そのことを踏まえると、オンライン研修サービスを決めた上で受講希望者を集めるという方法もいいでしょう。スケジュールに余裕を持って人数を集めておくことで、受講人数不足で実施できない可能性を回避できます。
予算
オンライン研修サービスの費用はバラバラであり、リーズナブルなものもあれば高額なものもあります。そのため、予算に見合ったオンライン研修サービスを選びましょう。
ここでの注意点は、高額なものほど十分な効果が得られるとは限らないということです。仮に高額なオンライン研修を選んでも、研修を開催する目的が明確でなければ思ったような結果が得られないかもしれません。もし「本当に効果があるサービスなのだろうか…」という不安があるならば、気になるオンライン研修サービスの事例を見てみましょう。事例を見ることで、開催の流れや評判などがチェックできます。
ライブ配信型の主な研修サービス
ここからは、オンライン研修でおすすめのサービスをいくつかピックアップして紹介します。まずはライブ配信型の主な研修サービスから見ていきましょう。
リモ研
「リモ研」は、株式会社IKUSAが行っているオンライン研修サービス。リモートワークの基本情報やオンライン上でのコミュニケーション方法、代表的なWEB会議ツールの活用方法などが学べます。そのため、これからテレワークを導入しようと思っている企業におすすめです。
「リモ研」の所要時間は3.5時間から5時間であり、研修後半は「リモ謎」というグループワークを実施します。「リモ謎」とはオンライン上で謎を解いてクリアを目指すゲームのこと。「リモ研」で学んだことのアウトプットができます。
なお、「リモ謎」はリモ研とセットではなく、単体での利用も可能です。ちなみに、ストーリーは、「終わらないリモート会議からの脱出」や「燃え盛る本能寺からの脱出」など複数種類のストーリーから選べます。ゲームの難易度調整もできるため、謎解き未経験者でも気軽に楽しめます。
やり方
- オンラインのビデオチャットツールを用意する
- チームで協力をしながら物語にそった謎を時間制限内に解く
- 危機的状況からの脱出を目指す
ビジトレ
ビジトレは、入社5年目以内の方に向けた、オンラインチームビルディング型のビジネス研修です。ゲーム性が高く、楽しみながら研修できることが特徴です。また、身につけたい能力に応じた、様々なプログラムがあります。例えば「ナニコレサーチバトル」では、依頼されたことを検索することで主体性、検索力を身につけることができます。
GLOBIS オンライン企業内研修
「GLOBIS オンライン企業内研修」では、2014年からグロービス経営大学院で行われてきたオンラインMBAプログラムを法人向けに調整した研修を受講できます。豊富な経験を持つ講師がアウトプット中心の講義を行ってくれるため、受講者の集中力低下が不安な場合にもおすすめです。
「GLOBIS オンライン企業内研修」は、「個人学習パート」「研修パート」「振り返り・定着パート」の三つに分かれています。パートで分けることで個人の理解度を高めやすくしており、すべてオンラインでできるようにしています。
研修内容は思考領域やテクノベート領域といったプログラムに分かれており、それぞれでさまざまな研修テーマを用意。例として思考領域の場合は、クリティカル・シンキングやビジネス定量分析などが学べます。また、企業ごとで内容を決めるテーラーメイド型もあります。
参照: オンライン研修なら、グロービス – グロービスの人材育成・企業・社員研修サービス
Biz CAMPUS Live
定額制のオンライン研修サービスと聞くとeラーニングを思い浮かべるかもしれませんが、「Biz CAMPUS Live」は異なります。「Biz CAMPUS Live」はライブ配信型の定額制オンライン研修サービスであり、受講者一人ひとりの能力や課題に応じた研修が受講できます。
そのこともあって、「Biz CAMPUS Live」はさまざまな企業に導入されています。主な企業としては、株式会社日立製作所やヤマサ醤油株式会社、株式会社NTTドコモなど。満足度は97%以上で、高評価の声も挙がっています。
参照:Biz CAMPUS Live(定額制オンライン集合研修 ライブ配信型)|人材育成・社員研修|ラーニングエージェンシー
Marketing Town the Team
楽しみながら学べるオンライン研修サービスを探しているのであれば、「Marketing Town the Team」はどうでしょうか。「Marketing Town the Team」は、マーケティング思考や財務感覚といった経営視点を体感しながら学べます。
「Marketing Town the Team」のオンライン研修は、ビジネスゲームをプレイしながら学んでいくというもの。ただ聞くだけの研修ではないことから、受講者のモチベーションや集中力の低下を防げます。コミュニケーションも欠かせない存在になるため、テレワークで社員同士の交流が減っている企業にもおすすめです。
参照:Marketing Town the Team | Marketing Town(マーケティングタウン)
録画型の主な研修サービス
次にeラーニングとも呼ばれる録画型の研修サービスを紹介します。「GLOBIS学び放題」や「Biz CAMPUS Online」、「Schoo」などをピックアップしたためチェックしてみてください。
GLOBIS学び放題
「GLOBIS学び放題」は、2900本以上の動画が見放題のサービスです。3分ほどの動画もあることから、通勤時間や休憩時間といったスキマ時間で視聴することが可能。初級レベルから実践レベルまでの動画が揃っているため、どんな社員でもビジネスについて勉強できます。
主なカテゴリとしては、思考や会計、テクノベートなど。動画の冒頭だけ会員登録しなくても視聴できることから、視聴した上で「GLOBIS学び放題」を利用するかどうか決めてみるのもおすすめです。
また実績も優れており、「GLOBIS学び放題」は第15回日本e-Learning大賞の特別部門賞や第4回HRテクノロジー大賞のラーニングサービス部門における優秀賞といった表彰履歴を持っています。会員数は14万人以上で、十分な実績を持つオンライン研修サービスといえるでしょう。
参照:ビジネスを学べるオンライン動画サービス | グロービス学び放題
Biz CAMPUS Online
「Biz CAMPUS Online」では、150種類上のテーマが用意されているオンライン研修サービスです。各研修の平均所要時間は2時間とボリュームが大きく、会場で受講している感覚で質の高い動画を視聴できます。
また、「Biz CAMPUS Online」の場合は受講後のテストも用意。これにより研修内容の理解度・定着率を高め、仕事で実際に活用できるよう促します。その他、受講管理システムや担当コンサルタントによるサポートなども用意されています。
参照:定額制オンライン研修 動画配信型:Biz CAMPUS Online|人材育成・社員教育|ラーニングエージェンシー
Schoo
「Schoo」は、社員研修と自己啓発学習を掛け合わせたオンライン研修サービスを実施。社員研修では、ヤフー株式会社や日本マイクロソフト株式会社などの大手企業に所属する講師がすぐ活用できる内容を教えてくれます。
もう一つの自己啓発学習は、プログラミングやOAスキル、マネジメントといったさまざまなカテゴリの動画を用意。5800本以上もあることから、どの動画も魅力的に思えるかもしれません。また、生放送での授業も行われています。
「Schoo」自体は1700社以上に導入されており、実名登録者は57万人以上。株式会社ショッパーズアイによる調査では、オンライン学習サービス調査において4部門でナンバーワンを獲得しています。「Schoo」はオンライン研修としての中身だけではなく、実績も優れているサービスといえるでしょう。
参照:オンライン社員研修・eラーニング研修 – Schoo(スクー)法人・企業向けサービス
LearnO
「LearnO」は、PC以外にスマホやタブレットでも学べるeラーニングサービス。初期費用がかからない上に最短1ヶ月からできるため、気軽に始めやすいサービスともいえるでしょう。導入している企業や団体も多く、N高等学校や日本証券金融株式会社、水巻町商工会などが含まれています。
「LearnO」では三つのプランを用意。各プランによって含まれているコンテンツや料金が異なるため、研修目的や予算に合わせて選ぶようにしましょう。また、アンケートの集計やCSVデータによる一括管理、IPアドレスの制限といった機能も備わっています。
参照:スマホ/タブレット/PCでできるeラーニングシステム LearnO
録画型なら無料サービスもあり
録画型に関しては、無料で受講できるものもあります。できる限りコストを抑えたいのであれば、以下で紹介しているサービスもチェックしてみるとよいでしょう。
JMOOC
「JMOOC」は、一般社団法人の日本オープンオンライン教育推進協議会が行う日本最大のオンライン大学講座です。北海道大学や京都大学、立命館大学といった大学の講義を無料で受講できます。ビジネスに特化したeラーニングではないものの、社会人としての知識や教養を身につけられます。
「JIMOOC」の場合、1週間を基本的な授業の単位とし、その間に5〜10本の動画を視聴します。視聴後には小テストを受けるため、どのくらい講義内容が理解できたのか把握できます。また、オプションとして対面学習も用意されています。
参照:JMOOC -無料で学べる日本最大のオンライン大学講座(MOOC)
Googleデジタルワークショップ
「Googleデジタルワークショップ」は、名前から分かるようにGoogleによる無料のサービスです。WEBサイトの仕組みや長期的なソーシャルメディア戦略といったデジタルならではのスキルを身につけることができ、受講者のペースで学んでいきます。
参照:オンライン マーケティングを学びましょう – Google 提供の無料トレーニング コース – Google Digital Workshop (デジタルワークショップ)
ベネ・ステ フリーeラーニング
最後に紹介する「ベネ・ステ フリーeラーニング」は、福利厚生サービスでもあるベネフィット・ステーションが提供するeラーニングサービスです。130種類以上の講座が用意されており、すべて無料で受講できます。
ただ、「ベネ・ステ フリーeラーニング」を使うためには会員になる必要があります。ベネフィット会員は誰でも登録できるというわけではなく、ベネフィット・ステーションと契約している企業・団体に所属していないと登録できません。誰でも気軽に利用できるわけではないため、その点に注意しましょう。
参照:学ぶステーション – Benefit Station.
あそぶ社員研修(研修テーマ例・内容)
「あそぶ社員研修」は、アクティビティと専門講師による講義、ワーク、振り返り・解説を一体化させることで、座学・実践を通じて研修の内容を深く理解し、翌日から業務で活用する具体的な方法まで学べる研修プログラムです。
例えば、PDCA研修ではロケットの制作・打ち上げに関するシミュレーションを行うアクティビティ「ロケットPDCA」を実施し、短時間のうちにPDCAサイクルを回すことを体験することで、講義・ワーク・振り返りなどによる学びを最大化させます。
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■研修テーマ・アクティビティの例
- コミュニケーション研修(謎解き脱出ゲーム)
- ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング)
- クリティカルシンキング研修(混乱する捜査会議からの脱出)
- PDCA研修(ロケットPDCAチャレンジ)
- 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修(コンセンサスゲーム)
まとめ
今回は、オンライン研修の種類やおすすめのサービスなどを紹介しました。オンライン研修サービスは種類ごとでさまざまあります。だからこそ、目的に応じたものを選ぶようにしましょう。そうすることで理想的な結果が得られやすくなります。
「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
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