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アイスブレイクがコミュニケーションを活発化する理由をわかりやすく解説!

目次
「コミュニケーションをとるのが苦手」「初対面の人とうまく話せない」という悩みを抱えている人は多くいます。外国人から見れば日本人はシャイで、内向的な性格であると思われているのもうなずけますよね。日本人同士で会話をしてみたら、実はお互いに話すことが苦手だったというケースもよくあります。
しかしながら、コミュニケーション能力は磨けば光ります。その方法の1つとしてアイスブレイクが有効なのです。アイスブレイクがいかにコミュニケーションを活性化させるのか。それを理解できれば、アイスブレイクは心強いお守りになります。
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アイスブレイクがコミュニケーションを活発化させる理由
はじめに、アイスブレイクがコミュニケーションを活発化させる理由を見てみましょう。
緊張感がとける
アイスブレイクでは、声を出したり体を動かしたりする内容が多いです。そのため緊張感がとけやすいのです。アイスブレイクをせずに緊張したまま本題に入ってしまうと、さまざまな弊害が生まれます。
主な弊害は、以下のような内容が挙げられるでしょう。
- 本題に集中できない
- ポテンシャルが発揮できない
- モチベーションの低下
- 視野が狭くなる
逆にアイスブレイクによってリラックスできれば自分の意見を発言しやすくなるので、ポジティブなコミュニケーションを可能にする仕組みとして有効と言えます。
人と話さざるを得ない
人と話さなければいけないアイスブレイクもあるので、必然的にコミュニケーションを活発化させることになります。ゲームを行うにしても、コミュニケーションが必要なものがほとんどです。しかしながら、コミュニケーションが苦手な人でも参加しやすいよう工夫されているので、安心して身をゆだねられます。
「初対面の人と何を話せばよいのかわからない」「大勢の人の中にいると発言できない」というフラストレーションを抱える心配もありません。発言すること自体にポジティブになれるようなアイスブレイクもあるので、コミュニケーションを楽しく感じるきっかけとしても期待できます。
仕事以外の話題で盛り上がれる
プライベートについても気軽に話題にできます。アイスブレイクを通して意外な一面を発見することもできます。職場で見せる顔とプライベートの顔は多少なりと違うものです。一見、亭主関白そうに見えても家では奥さんに頭が上がらず、家事に奮闘しているかもしれません。犬を飼っているという情報1つとっても、職場ではなかなかできない会話です。
職場では見せないその人の素を垣間見えるのもアイスブレイクのメリットです。プライベートな話題をして、人となりがわかると、これまでよりもコミュニケーションがとりやすくなるはずです。
共通点が見つかりやすい
コミュニケーションが多いアイスブレイクであれば、会話の中で共通点が見つかりやすくなります。苦手だと思っていた人に親近感を抱いて急に仲良くなれた、ということも起こりうるのです。6人の知り合いをたどれば世界中の人と繋がれるという「六次の隔たり」理論があるように、共通点は必ず見つかります。もしかしたら誕生日が同じかもしれません。もしくは、奥さんの名前が同じかもしれません。
アイスブレイクには、共通点を見つけるゲームもあります。日常会話で、あれこれ質問を受ければ詮索されていると感じるものです。アイスブレイクゲームだと思えば自然に受け答えができるかもしれません。アイスブレイクは共通点を見つけて繋がりを深める意味でも、コミュニケーション向上に役立ちます。
身構えなくなる
緊張感がとけて、相手に対して身構えなくなるメリットもあります。初対面同士の場合、何を話せばよいのか、相手の失礼にならない話題を出さなければならないのでは?など、さまざまな考えが巡ってなかなか言葉にできないことも多いものです。
お互いが考えを巡らせてけん制している状態では、ピリピリした空気が流れてしまいます。そんな時にアイスブレイクを行うことで、安心感というワンクッションが生まれるのです。また、仕事ではなかなか自分の意見が言えない立場にあっても、アイスブレイクによって発言する勇気を得られることもあります。
こちらの記事では、アイスブレイクの概要を解説しています。アイスブレイクについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
アイスブレイクの概要を解説!ジャンル別に使えるゲームも紹介!
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アイスブレイクがコミュニケーションの面で役立つ場面
アイスブレイクがコミュニケーションの面で役立つ場面は次の通りです。
会議の前
沈黙となっている会議の前は、緊張感に包まれているためアイスブレイクが役に立ちます。会議室に入った時の重苦しい空気、想像しただけでテンションが下がってきますよね。いつもへらへらしているはずの人さえ神妙な面持ちになるもの。 咳払い1つできないような張り詰めた空気は耐えられません。実力も発揮しづらくなって当然です。
だからこそ、会議の前のアイスブレイクは有効と言えます。少し和やかな雰囲気になれば、頭も柔らかくなってアイデアも生まれやすくなります。発言しやすい環境を作るという意味でも、会議前のアイスブレイクは必要です。ただ、リラックスしすぎて眠気を引き起こしてしまっては本末転倒です。会議前にはトーク系や頭を使うアイスブレイクを選ぶと良いでしょう。
商談の前
会話をしながら取引の話をする商談の前も役に立つでしょう。商談となるとダイレクトにお金の交渉する場面も出てきます。人間関係をあまり築けていない状態のまま商談をするとなると、まずは警戒されて当然です。
本題に入る前にアイスブレイクをするのは相手のためでもありますが、自分の緊張をほぐす意味でもメリットになります。
また、アイスブレイクで相手の意外な一面や商談のヒントをゲットできるかもしれません。一見、商談に関係のないような会話でも、お互いの気持ちをリラックスさせることに繋がれば、商談がうまくいく可能性も高まるのです。できれば笑顔で会話ができるアイスブレイクがいいですね。
研修の前
知らない人同士が集まっている研修の前も、緊張感に包まれているためアイスブレイクが役に立つでしょう。よほどハートが強いか、野心に溢れている人でない限り、初めて訪れる会場で知らない人ばかりの環境では萎縮してしまいがちです。緊張のせいで研修内容が頭に入らなかったのでは意味がありませんよね。
実りある研修にするためにも、アイスブレイクは必要です。研修は大人数で年齢も立場も違う人が集うこともあるため、できるだけ簡単で気軽に参加しやすいものがベストです。アイスブレイクではじめましての軽いジャブが入ることによって、参加者同士のコミュニケーションが円滑になります。
新規の営業先へ行った時
新規の営業先も、担当の人とやり取りをしたことがなくて会話を進めるのが厳しい場合があります。そんな時もアイスブレイクは役に立ちます。アポなしの飛び込み営業は相手を構えさせてしまうかもしれません。商品自体に興味を持っている場合は別として、初対面の相手にいきなり商品の説明やお金の話をされて、首を縦に振る人はほとんどいないはずです。
人対人で商品を提供する営業だからこそ、まずは自分に興味を持ってもらうことが先です。もちろん、相手に対して興味を持っているというアピールをすることも頭に入れておきましょう。商品説明の前に、アイスブレイクを挟むことで自然と自分についての話ができ、相手のことも聞き出せます。 場を温めるには、まずその場の空気を変える必要があります。営業先の会話の糸口としてもアイスブレイクは有効です。
同僚との会話が進まなくなった時
同僚との会話が進まなくなった時も、アイスブレイクを挟むことで会話がしやすくなるでしょう。上司よりも気の置ける存在である同僚ですが、必ずしも同僚はフランクに話せる相手とは限りませんよね。
同僚といっても、年齢が自分よりも上の場合やその逆も然り。ライバルとして意識しているならなおさらに「何を話せばいいのだろう?」と悩む瞬間が訪れるものです。同僚とは言え、あくまでも仕事を通しての関係であることが一般的です。
ただ、同僚は仕事をするうえで一番立場が近い存在です。会話はスムーズであった方が気が楽になりますよね。会話に困った時にはすかさずアイスブレイクを取り入れてみましょう。
コミュニケーションを円滑にするにはアイスブレイクの取り入れ方が大事
アイスブレイクは取り入れるタイミングが大事です。ここでは、アイスブレイクの効果を最大限発揮するための取り入れ方を紹介します。
相手によってアイスブレイクの種類を変える
アイスブレイクの種類によって、効果の現れ方は異なります。そのため相手によってアイスブレイクの種類を変えることが大事です。アイスブレイクにはゲームもありますが、マンツーマンでゲームを持ちかけるのは逆に警戒されてしまいます。相手を戸惑わせないためにも、アイスブレイクはTPOをわきまえて行うべきです。
たとえば、大人数であれば簡単に参加しやすいゲーム系が盛り上がります。少人数であれば1人ずつに時間を避ける自己紹介系のアイスブレイクを行うのがおすすめです。1対1の場合は、天気や健康の話など当たり障りない話題を投げかけてみると良いでしょう。
アイスブレイクを何種類も盛り込まない
アイスブレイクを盛り込みすぎると、本題に入る前に疲れてしまう恐れがあるので控えましょう。アイスブレイクには自己紹介を行うものであったり、ゲームをしながらお互いを知れたりするものもあります。このため、まずは自己紹介をして、その後にゲームを行って交流を深めるという組み合わせを取り入れがちです。こういった流れはレクリエーションとしてはあり得ます。
しかしながら、アイスブレイクは本題があってこその前座です。よって、アイスブレイクを何種類も取り入れて、収拾がつかなくなっては意味がありません。アイスブレイクはできるだけ1種類に絞って行いましょう。
アイスブレイクの時間配分を考える
アイスブレイクは長ければいいというものではありません。長時間行うと疲れるものもありますので、時間配分をしっかりと考えましょう。アイスブレイクは、本題に入る前に軽く行って、心と体のウォーミングアップをするようなものです。
アイスブレイクで完全燃焼してしまわないように、人数や内容に対して適切な制限時間を設けましょう。たとえば、大人数なら長くても30分以内に、少人数ならば10分もあれば充分です。アイスブレイク後の雑談タイムに入ってしまわないように、本題に入る時間も決めておくとグダグダを回避できます。
相手が嫌に感じてしまう話をしない
相手が嫌だと感じる話をしないことも大事です。プライベートに関することやお金絡み・宗教などさまざまです。自分にとっては当たり前でも、相手にとっては不愉快に感じることもあります。
- 応援している野球チームについて
- 子どもの話題
- 恋愛について
- 外見に関すること
- ファッションについて
- 住まいについて
上記の内容は要注意です。たとえば応援している野球チームは、対立しているチームをお互いが応援している場合、気まずい空気になってしまい相手を敵視してしまうこともあり得ます。敵を作らないためにも、思い入れが強いチームの話題は避けるべきです。
また、子どもや恋愛についても、場合によっては失礼に当たります。もしかしたら、相手の人は子どもに恵まれずに悩んでいるかもしれません。話題欲しさに子どもの有無をいきなり聞くのは無礼です。
もちろん、「お付き合いしている人はいますか?」「ご結婚は?」といった質問を男性から女性にするのは特に失礼に当たります。
なお、相手が女性の場合、外見やファッションについての話もセクハラになったり、相手を不愉快にさせたりする可能性があるのでやめておきましょう。
無理にアイスブレイクを挟まない
無理にアイスブレイクを挟もうとすると、初めから終わりまで異様な空気感に包まれてしまいます。いい結果を生み出さなくなるので気をつけましょう。
たとえば、営業や商談で相手がすでに聞く姿勢になっているにもかかわらず、アイスブレイクを入れてしまっては集中力を途切れさせることになります。
- 時間がない
- 雑談するのが得意ではない
- 営業マンの話はつまらないという先入観がある
- ビジネスの場で関係ない話はしたくない
上記のようにアイスブレイクが不要だと思っているケースも少なくありません。
コミュニケーションを活発化させたい時に役立つアイスブレイク鉄板トークネタ
最後にアイスブレイクで役立つ鉄板トークネタを紹介します。
こちらの記事では、アイスブレイク用のトークネタとNG話題を紹介しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。
【営業マン必見】商談でのアイスブレイク用のトークネタ15選とNG話題
地域の話題
特定の地域に関する話題です。グルメや政治など、さまざまな視点から話せます。「昨日のニュース見ました?」と目についた地元のニュースをピックアップするのも良いでしょう。グルメ系なら、お気に入りのお店の紹介をしたり、お得な情報をシェアしたりしても良いですね。「あそこのパン屋はカレーパンが美味しい」といった嬉しい情報もゲットできるかもしれません。
また、相手の話し方にも耳を傾けると、地域の話題が出しやすくなります。「関西っぽいイントネーションですが、出身はどちらですか?」というように。相手のイントネーションを話題に会話を展開してみるのも1つの方法です。
業界の話題
相手の業界に関する話題を話すのもいいでしょう。業界のニュースや市場の状況などを伝えれば、あなたに対して関心を持ってくれるかもしれません。「私はこの業界に10年いますが」と具体的な数字を出したうえで、有益な情報を伝えると説得力があります。ただし、相手の方が詳しい場合も考えられるので、知ったかぶりはやめましょう。
相手との共通点に関する話題
取引先との共通点があれば、それについて話すのもアリです。出身地など、何か共通点がないか事前に調べておきましょう。会う相手があらかじめわかっている場合は、アイスブレイクにはかなり有利です。リサーチ力が話題作りの後押しになります。
また「御社の近くにある喫茶店、いい雰囲気でした。行ったことあります?」という会社周辺のお店を話題にしてみるのもおすすめです。
学生時代の話題
学生時代の話をしても、盛り上がるかもしれません。たとえば学生時代にしていたスポーツや部活については、男性同士なら話題に出しやすいのではないでしょうか。「ガタイがいいですね!学生時代何かスポーツされてました?」というように、自然な流れが作れます。
学生時代にスポーツをしていた人は、社会人になっても体を動かすことが好きな場合が多いです。現在、自分もスポーツをしている場合は、自分の状況と結びつけながら話すとより盛り上がるでしょう。
プライベートの話題
休日の過ごし方に関する話をしてもいいでしょう。ここで趣味を聞いて、仕事以外の話で盛り上がるのもアイスブレイクとして効果的です。長期連休の前ならば、おでかけの予定を質問するのもいいでしょう。なお話を濁された場合は、触れてほしくない話題である場合があるので、それ以上追求するのは避けてください。
意外な一面を語る
ほとんどの人に知られていない、意外な一面を語るのも良いでしょう。誰が見ても瘦せ型ならば「実は私、こう見えて大食いなんです」と言えば興味を抱いてくれるかもしれません。「学生時代は県大会で優勝したことがあります」という意外な過去を語るのも良いですが、この場合は自慢話にならないように配慮しましょう。
相手のことを褒める
相手が嬉しいと感じることを褒めるのも効果的です。オフィスの立地やデザイン、従業員の対応に関することなどさまざまです。「駅から近くていいですね」「笑顔が素敵な方が多いですね」など、ささいなことでも良いのでポジティブ要素を拾ってみましょう。
良いところを見つけるには、日頃から観察力を高めておくことが大切です。褒められて気分を害する人は滅多にいません。
笑いが出る話題
身の回りで起こった面白い話をするのも、場が盛り上がるきっかけになるのでおすすめです。友人に話している鉄板ネタなど、たいていの人が笑ってくれる話をしてみましょう。笑うと自然と緊張がほぐれてリラックスできます。ただし、鉄板ネタだからといって内輪すぎるネタや下ネタを投下するのはNGです。
天気や気候に関する話題
「今日は寒いですね~」など、天気や気候に関する話もいいでしょう。当たり障りのない話をしたい場合は、活用するといいでしょう。良い例として「花粉症は大丈夫ですか?」というフレーズは気遣いも含まれるので好印象です。
スポーツに関する話題
相手がスポーツに関心のある人でしたら話題にしてみてもいいでしょう。野球やサッカーなどさまざまです。ただし、応援しているチームを聞くのは険悪なムードになる可能性があるのでおすすめしません。それよりも、スポーツ経験や、現在しているスポーツについて聞くと盛り上がります。
観光に関する話題
新型コロナウイルスの影響で観光しづらい状況が起こりました。それを逆手に、「新型コロナウイルスの感染が落ち着いたら旅行に行きたくて……」と、おすすめの観光地を聞いてみるのもいいでしょう。地元の人しか知らないお店やご当地グルメといった食べ物ネタを絡めてみるとより盛り上がるはずです。
まとめ
コミュニケーション活性化させるためにアイスブレイクを使うのは効果的です。役立つゲームはたくさんあります。状況によって適切なものをチョイスしましょう。オススメはトークネタです。ビジネスの場や日常会話など、場所を選ばず有効でしょう。コミュニケーションを円滑にするために、アイスブレイクを頭に入れておくと便利です。
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